リチャード・パワーズ [無断転載禁止]©2ch.net
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オーバーストーリー絶賛の嵐ですね
ですが自分は後半主人公たちの多くが保護活動に参加する辺りで
すっかり冷めてしまいました
焼死とか一筋縄では行かないのかなと期待したのですが
残念ながら盛り返す事なく終わってしまいました ガラテイア2.2今読んでるんだけどこの本翻訳ひどすぎない?
原書からしてこれなの?多分そんなことはないと思うんだが…
「その小説で、天才ドイツ人が、発言以外のあらゆる探究に盲目になるあまり、彼の世界を破滅へと導いてしまう」(166p下段)
これはマンの『ファウスト博士』について言及している一節だけど、「発言以外のあらゆる探究」って何?
「記号的グラウンディング」のような半端な直訳(?)はまだよしとしても(シンボルグラウンディングでええわな)、文意が汲み取れない箇所が多々ある
これみんなすらすら読めるの?そりゃ飛ばし読みすりゃなんとなくで読めるけどさ 出たね
分厚い本が書店にあった
600ページ以上で5000円以上した Problem Paradise
@propara
パワーズさんのこぼれ話をひとつ。『三人の農夫』を読むと、Hugh KennerのUlysses論がネタだったんだなあとわかる
(どこにも言及はありませんが、わりと自明)。
ずっと前にパワーズさんが来日したとき、京都で会う機会があり、百万遍の近所でビールを飲みながら、「ところであれって、
Hugh Kennerがネタなんでしょ?」とたずねてみました。そしたらパワーズさんは、「そうだよ」と素直な返事。煙に巻かれるかと思ってたんで、
驚きました。
パワーズさんによれば、Hugh KennerのUlysses論は院生のときに読んだそうです。
Kennerさんの家にも行ったことがあり、当時最新のメカが揃っていることに驚いたとか。なにしろ、KennerさんはMcLuhanの弟子だもんな。 「三人の農夫」読んだ後の「ガラティア」の期待外れ感
全て翻訳の所為でも無いだろう この人の小説いくつか読んだけどハズレばかり
どれが傑作なの?
ハズレばっか引いてるんで長めの黄金虫とわれらが歌う時に手を出せないでいる
農夫は家にあるけど未読
ガラテイアでは恋人を喜ばせるために本人も楽しんで書いていたというエピソードがあったし、気楽に読めそうだけど、いかにもポストモダンなテーマにどうも惹かれない たぶん専門用語が散りばめられた言語の洪水の様な文体が、英語の読者とは感じ方が違うんだと思う いま、農夫を読んでいて、あと少しで読み終わる
メルヴィル、フォークナー、ピンチョンを認める俺からは
この作家は知性が勝ちすぎて野蛮さがないから、つまらないと見る
他の作品を読むことはもうないたろう >>179
めっちゃ分かる
この作家の知性ってのはミステリ的な知性をズラしたものだわな
思考実験風の浅さがつきまとう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています