★★★大江健三郎スレ★★★ [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
大江自身は精神的なバイセクシュアルよりも、敢えて形質的な両性具有にこだわってるように見える。
『燃え上がる緑の木』とか。 竿、玉、穴の全部では?
元々が男だったのが手術で膣を穿って女性器を追加したんじゃないか? アナロジーに過ぎないことを断った上で言うと、最近の金子薫の『双子は驢馬に跨がって』でも、驢馬や双子は西洋では両性具有のアナロジーなんだな。
コジツケめくけど、圏論の?「双対」のアナロジーにもなる?
なんて言うと、丸山善宏さんに叱られそうだがw 金子薫の、双驢馬に跨がっての終わり方も中途半端なところが、やはり示唆的だ。 >>9
ロバというのは英語ではdonkeyだけれども、assという別名もある
学名もasinusなのだけれども当然悪口にも使われる
それとは別に、両性具有というのはローマ神話の世界でロバの頭と人間の体を持った神様がいることによる
これをパレース神(PALES)と言うのだけれど、4/21にパレリア祭りと言う形でヨーロッパでは息づいている
またローマのパラティヌス丘の名もパレースよりとったものである。
この丘では古代のパリーリアの祭が毎年行われ、パレース、あるいはパッラス(Palladium.)の儀式が祝われた。
パレースの性別については、いくつか異説がある。一説には彼はセト、あるいは牧神パーンのような、男根に似た形のロバの頭を持つ豊穣の精であるという。
他の説では、パレースは女性で、ディヴァ・パラトゥア(パラティヌスの女神)の名のもとに、ウェスタの乙女が偽装した姿であるという。
この両性具有の神の神殿が、「宮殿」palaceという語の起源となった。
彼(彼女)の祭は、ロバの頭の仮面をかぶった祭司たちによって、キリスト教時代になってからも数世紀の間、定期的に行われた。
ロバの特性の頑固、ということ、救世主がロバに乗ってやってくるというユダヤの神話、同時にけがれた動物としてのイスラムとユダヤの伝承なんかもある
アナロジーとしては非常によく利用される動物だな 更にいうならば、パラス・アテナなどもパラスを介して両性具有のイメージは感染していく
このアナロジーが伝染して広がり、類似と同一化の欲望が駆動するのがロマン主義であり世紀末ゴシック
彼らは一様に手弱女であるべきファム・ファタールを筋肉質で肩幅の広い男性的な女性として描き始めるのだった
そこではまるでdonkeyな、つまりstubbornな眉間にしわを寄せた女性が追及された
大江健三郎がその時代に没頭していたウィリアム・ブレイクの異形の頭と男性的な骨格を持った裸の「神秘的な結婚」はその先駆けだったか
宮殿は牧羊神パンであってディオニソスであって酩酊であって両性具有、pales蒼白でもあって赤々とした髪の毛を持った女性たち
燃え上がるかのような髪の毛を持った悪魔を書いた画家がいて、女性像を刷新しようとしてた
これはプルーストの「スワンの恋」にも描かれている >>12
男性的な女性は、女性的な男性と区別が殆どつきませんね。 まあ、俺はシリアのアタルガティスとハダドの神話に心惹かれるんですが。
アタルガティスにはハダドという夫がありながら、時に両性具有としてえがかれる。
その点、キベレも似ている。
12にヒントを得て調べたアポロ・パラティヌスは女性的だ。
若干、胸も膨らんでいるように見える。 大江は何年か前の大江健三郎賞に安藤礼二の折口信夫論を選んだが、その作品では主に折口信夫の人物としての両性具有性が論じられていた。
折口と言えば、俺は彼のオリジナル概念「マレビト」を直ぐに思い浮かべるんだが、マレビトは両性具有なのかもしれないなと思う。
日本の民俗には両性具有の概念は大体は無いと思われている? ゲイ関連の話題が出たが、大江は若い頃、銀座のバーで美人ホステスを巡って遠藤周作と殴り合い寸前か、或いは取っ組み合いになったというんだが。
ゲイの要素が少しでもあれば、こんなことするかね? アタルガティスやキベレなどの両性具有の神話が生まれる背景には、日本書紀に割と登場する庶母という存在があると思う。
義母であり、かつ現在の妻であるということ。
折口信夫には、母の下の妹である叔母は父の子を不倫で生んでおり、仮に折口がこの叔母に恋心を抱いたことがあるとすれば、庶母に近い関係になる。 卑弥呼は崇神天皇の姑という説もあるが、崇神天皇自身が、書紀では、かなり注目されるそんざいであり、妻は庶母だ。
俺は卑弥呼が両性具有者だったのではないかと推測する。
そして、両性具有こそは日本古代史最大のタブーだったのではないかと思う。
大江はそこに注目し続けてきたのではないか? 正直
われら時代
日常生活の冒険
遅れてきた青年
後回しで良いかと
作家も黒歴史にしているし 大江さんの子供てプーちゃんの下に妹と弟がいるけど、どちらも高学歴なんだな 俺の家の近所の古本屋で何故に大江健三郎の本が俵万智の流行り廃りの流行歌人の本以下の評価で、
大江健三郎の古本が10円で売っているのか?店主に尋ねたら、
大江の本は大衆や知識人が理解できない一般人でも知識人でも理解できることを書いてないからだと店主は答えた
大江自身でも後から振り返って理解できないその場限りの狂気で本を書いているからだと店主は答えた
要するに大江の本は難しそうで中身がカラッポということだ。訳の分からなくして高尚ぶっているだけなんだよ その古本屋の店主が実在するのかわからないけど、何もわかってないならやめちまえよと思うな。 これはひどい
275 : 可愛い奥様@無断転載は禁止2017/03/02(木) 18:11:17.90 ID:JtWeg3jQ0
さらにほかにもちょっとひどいツイート発見
百田尚樹 @hyakutanaoki 23:10 - 2017年2月24日
ちなみにノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏は、中国の核実験を映した
フィルムをテレビで観て、
「中国のある砂漠の一角にキノコ雲がおこった時、それを見守る中国の若い
研究者たち、労働者たちを揺り動かした喜びの表情は、客観的にいって
いかにも美しく感動的であった」と書いている。
百田は、中国の核実験を大江が賛美したと言いたいわけですが、事実は全く
違います。大江の書いた文章全体を読めばわかるのですが、上記の文章に続く
部分に「核兵器のもたらす人間的悲惨については、ほとんど知識がないのでは
ないか、と僕は疑った」と大江は書いており、中国を賛美する意図は毛頭ない
ことがわかります。このことは、
http://d.hatena.ne.jp/himadoki/20131215/1387083292
に、くわしく検証されています。百田のツイート見てからこのページに
いきつくまで私は1分もかからなかったのに、事実をちゃんと調べようとも
せず、相も変わらず平気でデマを垂れ流す百田に呆れかえります。
ほんとネトウヨといっしょ。 一応は作家なんだろ
作家の肩書きで発信、しかも他人を批判するなら
ウィキペディアとかコピペでなく原典確認して欲しいよな 『死者の奢り』1958
『芽むしり仔撃ち』1958
『見るまえに跳べ』1958
『われらの時代』1959
『夜よゆるやかに歩め』1959
『孤独な青年の休暇』1960
『青年の汚名』1960
『遅れてきた青年』1962
『叫び声』1963
『性的人間』1963
『日常生活の冒険』1964
『個人的な体験』1964
『万延元年のフットボール』1967
『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』1969
『空の怪物アグイー』1972
『みずから我が涙をぬぐいたまう日』1972
『洪水はわが魂に及び』1973
『ピンチランナー調書』1976
『同時代ゲーム』1979
『現代伝奇集』1980
『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』1982
『新しい人よ眼ざめよ』1983 『いかに木を殺すか』1984
『河馬に噛まれる』1985
『M/Tと森のフシギの物語』1986
『懐かしい年への手紙』1987
『キルプの軍団』1988
『人生の親戚』1989
『治療塔』1990
『静かな生活』1990
『治療塔惑星』1991
『僕が本当に若かった頃』1992
『「救い主」が殴られるまで・燃えあがる緑の木』1993
『揺れ動く(ヴァシレーション)・燃えあがる緑の木』1994
『大いなる日に・燃えあがる緑の木』1995
『宙返り』1999
『取り替え子(チェンジリング)』2000
『憂い顔の童子』2002
『二百年の子供』2003
『さようなら、私の本よ!』2005
『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』2007
『水死』2009
『晩年様式集 イン・レイト・スタイル』2013 2017/5/24 17:57
画像
「大江健三郎全小説」
講談社(東京都文京区)は24日、来年7月から大江健三郎さん(82)の全集
「大江健三郎全小説」全15巻の刊行を始めると発表した。1961年に文芸誌に
掲載された後、右翼団体からの抗議を受け、事実上“禁断の作品”となっていた
「政治少年死す」が初めて書籍化されるほか、入手困難な約10編の中短編も
収録する。
57年、東京大在学中の22歳でデビューしてから60年。日本の現代文学の最前線を
走り続けてきたノーベル文学賞作家のほとんど全ての小説が収められ、
その全貌を知ることができる。
「政治少年死す」は、文芸誌「文学界」(文芸春秋)の61年2月号に掲載された。 エッセイと講演もあつめてほしかった
それは大江の死後にでるかな エッセイはばらつきあるもんなあ
「人生の習慣」とか好きだけど
選集とか出たらいいね やっぱり『夜よゆるやかに歩め』は入ってないな。
大江はあの通俗小説だけは認めたくないんだ。
かくて古本の価格は高騰したままか。 『青年の汚名』も入ってないな。やれやれとても全集とはいえん。 日常生活の冒険とかは黒歴史として本人もたまに話題に出すけど、夜よ緩やかに歩めは完全に消し去りたいって感じかな。
エッセイや書評はさすがに書き散らしてる感じがあるよね。全対談集とかはあっても面白い。というかぜひ読みたい 死んでから出る全集こそ公平なものだ
生きてる間はあれだめこれだめとはじまるからな
価値なし 包み隠さず読者に誠意を示せない全集は読む価値もないね 【収録作品】
河馬に噛まれる
懐かしい年への手紙
キルプの軍団
──学生運動・過激派
懐かしい年への手紙がここに入る若干の違和感
仏訳の発表年と受賞年からみる にこれこそ
──ノーベル賞受賞をもたらした作品
だと思っていたんだが ノーベル賞は英訳の『個人的な体験』と『万延元年のフットボール』によってもたらされた。 >>48
ノーベル賞に決まった当時、そういう情報が出た。お前、まだ生まれてなかったの? >>49
情報ってか
選考理由の文章みたいのが公開されてて
そこにその二つが上がってたんだったかな
まあ全業績の代表的なものとして挙げて使ったのだろうけど ノーベル賞の選考は委員が5人の候補の代表作2つを読んでから合議して決める。
大江の大半の作品が読まれて決まったわけではない。そうしないと選考が大変過ぎる。 日本の戦後文学で一番の天才だからな。
三島、中上より当然才能は上。 緑の木と宙返りは未読な俺
宙返りの方が面白そうだけどやっぱ緑の木からだよな >>52
自分は大江より埴谷雄高の方が戦後文学では上だと思う。
代表作『死霊』は難解すぎて海外に翻訳されていないので、ノーベル賞はとても無理だったが。 >>53
石牟礼道子 こっちが一番かも
>>54
ふたつともそんなだよ
それより後期三部作の方が良いと思う >>56
ありがとう後期三部作は好きだ
でも緑の木あたりだけぽっかり未読なんで読む
僕が本当に若かった頃も好きだし 緑も宙も話が回転しだす前の前振りが長くてそこは辛抱がいる
緑は後半俄然面白くなっていくが
宙は前振りのまま、え、終わっちゃうの?
という感じだった >>47
「M/T」も授賞理由のひとつって大江さん言ってなかった? おそらく
北のミサイルを喜んでいる大江。
北を賛美し、北に憧れている大江。大江の随筆本読め!馬鹿ども! >>61
大江がどう思うかは知らないが、科学技術の発達という意味で、北朝鮮の発展を示すことではあるな。
アメリカを中心とした大量破壊兵器の開発は拡大の一途だが、だからといって対立している国や地域が大量破壊兵器を開発し続けるというのも残念なことだ。
知識人であれば、北朝鮮を非難することはアメリカを非難することだという認識は持っているだろう。
アメリカは正義、という「馬鹿ども」は、自分で自分の墓穴を掘り続けていることに、自分が墓に入るまでは気が付かないのだろう。 >>64
北朝鮮で暮らしている人もいるし、イスラム主義の元で暮らしている人もいるし、新自由主義の国家で暮らしてる人もいる。
そういうことに思いが至らない人間を、馬鹿というんだよ。 >そういうことに思いが至らない人間を、馬鹿というんだよ
・・・お前が馬鹿だ。主義に基づいて移動できる時代だぞ。
先進国在で金あるなら移住しろ! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています