歴史と地域が与件なのはそれは単に当たり前で自明
固有の条件に制約されて作られたはずものが
それにもかかわらず普遍性を帯びる、それが文学の価値で
それは時のスクリーニングによって明かされるんじゃないか

新奇なものは耳目をひいて瞬間的には価値があるようにみられるが
その評価は永続的なものか?
たとえば石原慎太郎なんかはその時代の新しい文学だともてはやされたが
時代を経て今では陳腐なものとなってかえりみられない

>普通は、時代にとってのその作品というのが評価の基準になるから、
>そういう基準であれば、生死も時代の変遷も評価を左右しない。

こういう議論の典型的反証だろう