>>463
三島はここで日本文学が鴎外、露伴以外はみな青春の文学だとしている。
だから万延元年が『文学的には成功する』けど日本文学の範囲の外に『絶対に出てない』と語る。
ここの衰亡とは父の文学と対比してだと思う。「個人的な体験」も父の物語だけど結局は青春文学だもの。