アラン・ロブ=グリエ『嫉妬』
最高の小説じゃないか
言葉の官能性をスタイリッシュに磨き上げている
19世紀のフローベールが20世紀にはこのように進化したともいえる
小説という文芸ジャンルは先行作品を受け継ぎながら新たな作品を生み出している
これがわからない人は結局物語にしか興味がないんだろう
言葉自体に興味が持てる人にしか、この官能性はわからない