純文学5誌総合スレ第61巻目 [無断転載禁止]©2ch.net
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純文学5誌総合スレ第60巻目
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/book/1484803417/
主に「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」「太宰賞ムック」
「GRANTA JAPAN with 早稲田文学」「たべるのがおそい」掲載作品の話題も可です。
新人賞受賞作 芥川賞受賞作を各論で批評することもOKです。
文芸誌の感想は、書いても書かなくてもOKですが、あるとなお可です。
受賞作決定前の候補作の批評は普通に本人・出版社工作員のステマと見做されますから気をつけてください。
文芸誌の話題にとどまらず、新人賞選考委員の評価・クレームなどもOKです。
さらには文学のありかた、これからの文学は、そもそも文学とは? といった総論や大きなテーマも歓迎です。
応募者の小説のUPや、その感想を書いたり、推奨されていた「まだ見ぬ新人へのエール」は、荒らしが横行しているため基本的にNGとします。
れつだん先生をはじめ、ワナビやKindle作家の話題は禁止です。
多くの人が理解しうる言葉で書き、有益な議論のできる空間にしましょう。 ピース又吉「みんなの期待に応える能力はない」新作「劇場」で思い知らされた苦悩
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6239639
芥川賞作「火花」より先だった
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(36)の小説第2弾「劇場」(新潮社、1404円)の単行本が11日、刊行された。
初版は、2015年に芥川賞を受賞したデビュー作「火花」(文芸春秋)の倍となる異例の30万部。
又吉は、このほどスポーツ報知のインタビューに応じ、「火花」を執筆する前に
「劇場」を原稿用紙60枚ほど書き始めていたが中断した経緯を明かし、芥川賞作家として新作を書く苦悩を語った。
「劇場」は、幻の小説第1号だった。12年頃、最初に新潮社が小説執筆の話を持ちかけた。
又吉は、14年の夏に原稿用紙60枚ほどを書き上げたが、筆が進まず中断。
先に文芸春秋から「火花」を刊行する形となった。
新人作家の最高峰である芥川賞を芸人として初めて受賞した「火花」は累計311万部(10日現在)
を突破する大ベストセラーになった。
同時に新作にかかる重圧は想像を超え、恐ろしいほどだった。
世間の強烈な好奇のまなざし。一度書いた原稿を見返し、「これじゃ難しすぎる」と書き直した。
必要以上に読者におもねりそうになった時、ふと思い出した。
「僕は子供の頃から皆に愛される人間ではなかったなと。
急に『火花』で注目を浴びてみんなの期待に応えようとしすぎている。そんな能力はない。
努力はするけど結局は自分の思うものを作るしかないと、当たり前のことに気付いた」 B&Bって移転するんだな。下北沢限定で物件探しじゃ大変そう。 しんせかいは酷いな
村上龍、宮本輝、島田雅彦は明らかに反対してた
他のくだらない作家が推した
だいたい吉田修一のような食えないからエンタメに行ったような
作家が芥川選考委員になっていることがおかしい
落とされ続けた島田雅彦がなんでこんな作品がと憤慨するのは
当然である >>251
垢作っても本人に許可されないとツイート見れないよ GWに帰省したら永井荷風の四畳半襖の下張りの初版本?が見つかった
限定千部で奥付も記載されてなかったから本物だと思う >>253
神保町の古本屋にもってったら高値がつくのでは? >>254
やっぱり価値ある感じか?
ひいひいじいちゃんが手に入れたものらしいから売るつもりはないけど 東京の人が多いのかな。そうでもない気の方が多いけど。 「影裏」の名前があがっているので、遅ればせながら図書館で
借りて読んだ。
釣描写は良かった。けど、ガチリアル日本の被災地岩手ノリで
来てるのに、ラスト、しれっと親子の縁切りの勘当シーンが
出現。そこだけ突出して絵空ごと100%で違和感マックス。
お江戸かよっ!!(現行法で親子の縁は切ることができない..ハズ)
文學界新人賞の選評で、誰も気にしていないみたいだし、
文芸月評的なものでも、同様。
めくじらたてるのは、ヤボってことですか。読者はつらいっ!! >>258
むしろあれがいい味を出していたと思う
口では勘当したと言っているのに、息子の合格通知を捨てずに持っていたり
どこか息子の無事を祈っている様子の描写
父親の感情の揺らぎが上手く表現されている
それに、被災地だからといって、誰しもが親類の無事を祈っているわけでもないかもしれない
人間はもっと複雑でしょう
被災地や被災者へのある種のステレオタイプをうちやぶってくれたと同じく岩手で被災した私は思いますね
俺もはやくデビューしたいなあ ただ、父親が過去に見たおぞましい風景についてだけは、
選者の川上未映子氏が書いていたように、ピンとこないし、浮いていた気がする。 >>259
岩手県人にそういわれちゃ、もう、納得するしか。
でも、ネットですぐ確認する系のキャラ設定の語り手は、
勘当と認識しているわけだし。
語り手の「戸籍は、どうなります」の問いに、
日浅の親父さんは「戸籍の上でも他人です」とちゃんと答えてるし...
あっ、でもいいです。パラレルワールドの岩手を妄想できない
私の、想像力パワーが不足なんです。 >>263
それならば、心情的に親子の縁を切っていると捉えられる
ちなみに、その戸籍に関するテクニカルな部分はあまり問題にならないと思う。
なぜなら、最後の場面で父親は「息子なら死んでいませんよ」と話していて
どこか息子への愛情も残っているように感じられるから。
父親が本当に戸籍の上で縁を切っているのか、
息子をもう親類だと思っていないのかよくわからない。
父親が嘘をついている可能性もある。息子がろくでもないやつだったように。
誰かの批評にもあったけど、この作品のいいところは、こうして境界線を曖昧にして、答えを確定させないところ。 >>26
もちろん、それも成立する。
「自首」同様に、「勘当」はめっちゃ誤解されてる。
で、めんどうだし、都合がいいし、2時間ドラマとかは誤解そのままで
ストーリー進行させてることが多々。それでも誠実なドラマは、
「子とも思わん」とか、ま、逃げている。
影裏のラストは、結果的に「勘当」に対する誤解によりかかって
ないか、と、気になる >>204
>>202
リバーサイドだけ読んだよ。
微妙だった。何かが足りないような。合評にもあったけど、いじめの話ではないんだよね。
上手く書いてる感じなんだけど、物足りない。
やっぱり上田、高橋、滝口あたりとはこのへんが違うのかな、と思った。
文章が地についてなくてふわふわした感じ。
それが魅力なのだろうか。ファンじゃないからよくわからない。
今月もすばるで書いてるし、早く単行本出してもらえるといいね。 265の
>>26
はまちがい
>>264
が、○ >>265
誤解に寄りかかってもその誤解が一般的な認識なら問題ないと思う。
法律的には誤解と知っている人が果たしてどれだけいるか、という話でもあるし、
厳密な意味で勘当を用いたとしても、
それなら、父親は嘘をついているということになる。
はて、なぜ嘘をついているのかな?と解釈していくことが可能だから。
それにあの場面は、日浅の二面性に焦点が当てられていて、
勘当はその道具に過ぎないので寄りかっているわけではない。
大学に行ったと嘘をついていることや親父自身の行動の方がインパクトがある。 で、自分の書きたいことをついでに書くと、
あの場面で挿入される父親がおぞましいと感じる回想が、どうにも浮いている。
わざと浮かせたとしても、少し強い言葉で書くと陳腐な感じで、もうちょっとなんとかなったのではないかと。
あのビジョンは作者にとっては非常に大切なものだったのかもしれないけど。 作品の底流からまさにキノコのように生え出てきたにビジョンなんだろうとは思うんだけどね。
やっぱりピンとこない。 >>272
感想のスペシャリストがいたけど、追い出したのは君たちでしょ。
何をいまさら。 文学界でまた漫画の連載が始まったようだが絵が完全に水木しげるじゃねーかwwwwwww 感想の達人はいつもここに感想いくつも書いてくれていたプロ作家の人でしょ。 ああ、ビビってツイッターに鍵かけた被り面れつだん先生のことね 明日は三島賞と江戸川乱歩賞の発表ですな。
楽しみです。 >>275
あの方々がスペシャリスト?
悪いけど全然読めてなかったよ >>278
感想を書いていたのは偉い
しかし、あの批評の基本すら知らなそうな感想群がプロ作家のものであるはずがない >>282
ではあなたが批評の基本を知ってそうな感想を書いて見せて下さい。 >>275
追い出したと言われても何が何だかさっぱりなのですが……
文学板に来たの自体ごく最近のことなので >>287
えぇ……
意見交換をしていたのだからレス回数が増えるのは普通のことではないの?
あまり書き込みがない平和なスレだと思っていたのですが変な人もいるみたいですね
れつだんという人でしょうか? >>289
れつだんという人が絡んでいるわけではないのですか
よくわかりませんがレスしたら意味不明な絡み方をされたのでロム専に戻りますね >>290
2ちゃん初心者は死ぬまでROMってろ生ゴミ >>290
気にすんなー
れつだんという元コテハンに粘着している奴がチラホラいるけど、話しは通じないと思っておけばよい >>280
メッタ切りコンビの中継あるのな。
はじめてだけど、見てみようかな。 >>231
白いセーターじゃなくて、星の子が芥川賞候補になる可能性もあるな。
枚数多いけど
マダム・キュリー259枚火花224枚異郷の友人243枚美しい距離227枚なども候補になっている。 >>290
ここで汚い生ゴミ以下のことばを発してるのは、れつだん粘着化した
創作文芸板の万年一次落ちワナビーだ。
感想アンチもそうだろう。
奴は長文に耐えられないので、
一言二言の「おもしろかった」、「らなかった」というだけの感想でないと発狂する根性なし。
そんな奴の言うことは気にするな。 >>280
乱歩賞は受賞作なしだったよ。
今日の会見も中止。
なんかどの賞見てもやばそうな雰囲気だな、講談社。 乱歩賞落ちの(仮)ヴィラ・アーク 設計主旨 VILLA ARC (tentative)拾って
出してるのたべおその出版社じゃん。 まだ分かっていないようだから再度勧告しておく
このスレを徹底的に大畑と中島で潰す >>290
ここで汚い生ゴミ以下のことばを発してるのは、れつだんというコテハンの
創作文芸板の万年一次落ちワナビーだ。
感想アンチもそうだろう。
奴は長文に耐えられないので、
一言二言の「おもしろかった」、「らなかった」というだけの感想でないと発狂する根性なし。
そんな奴の言うことは気にするな。 >>299
れつだんのツイートが見れなくなったからって発狂して他板にまで出てくんなよストーカーさん 三島賞はカブールの園。
青が破れるが結構いいとこまでいったらしい。 単行本収録作品まで影響してくるんだな。
編集者の責任も大きいな、この賞。 三島由紀夫賞に宮内悠介さん 山本賞は佐藤多佳子さん
朝日新聞デジタル 5/16(火) 18:40配信
第30回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会)の選考会が16日、
東京都内のホテルで開かれ、三島賞は宮内悠介さん(38)の「カブールの園」(文芸春秋)、
山本賞は佐藤多佳子さん(54)の「明るい夜に出かけて」(新潮社)に決まった。賞金は各100万円
贈呈式は6月23日にある。
http://www.asahi.com/articles/ASK5J5J6ZK5JUCLV015.html 半地下そんなよかったんだ?
誰か読んだ人いる?
宮内さんはまた文學界で芥川賞狙いで書きそうだな。
高橋さんは候補にはなるけど、受賞できなくてつらいな…。
そこそこうまく書けるってある意味致命傷なのかも。 今日、進行早いな。
芥川賞より三島賞のほうが選考委員の選評も聞けるし、面白い。 >>295
掲載誌が小説トリッパーだし
難しいかもな、星の子は 写真とか同時収録作品も評価に入るのか。
これは編集者の技量が問われるな。 エモ系ってはじめて聞いたよ。
文学業界では使われる単語なのか?w 河出がすごい勢いでスペース金融道の宣伝していてワロタ。
そういうところは早いんだよなー。 平野は選考委員兼任を批判してたが、
恐らく来年から三島賞の選考委員総入れ替えなんだよな(10年区切り)
平野に次の依頼はあるのだろうか 墨谷渉の日が沈む朝読んだ方いますか?
なろう小説みたいな出来だと私は思ったんですけど、これでなぜすばるに載せることが出来たのか教えてもらえませんか? >>313
大畑よりは明らかに上手いんだからいいじゃん >>313
読んでないけど、今のすばるの女編集長がラノベ・少女漫画好きだからじゃないの。 平野さんと未映子さんは芥川賞の選考委員狙ってるんだろうね。
今ですら10人と満杯。
誰かが辞めるか、死ぬまでメンバー変わらないとか、絶対権力者の称号のようだな。 >>315
そうなんですか
まさにラノベと言っていいような小説でしたのですごく納得しました
ありがとうございました 図書館から文学界借りてきて影裏読んだ。
自然や釣りの描写が好きだな。
震災や性同一性障害をからめないで田舎の描写だけやって淡々としてたら良いのに。
そんなに絶賛されるのが分からないので玄人向けなんだね。 純文学スレの住人さんたち大畑勇貴のファンなんだな。 「週刊新潮」が、発売前の同誌の中づり広告を「週刊文春」に不正に入手され、スクープを盗み見されたと報じた問題で、文芸春秋(東京)は18日、「そうした事実は断じてない」とする新谷(しんたに)学・週刊文春編集長の見解を公表した。
不正入手や記事の書き換えを否定し、「情報収集の過程で他メディアの動向をつかむことはしばしばある」と説明したが、出版取次会社「トーハン」(同)が中づり広告を文芸春秋の営業担当者に貸したと認めていることなどには言及しなかった。
一方、週刊新潮編集部は同日、コメントを出し、「潔く非を認めないのは驚きだ」と批判。「(広告の入手は)正当な情報収集に当たらず、アンフェアな編集姿勢を反省しようとしないのは残念だ」とした。 純文学にテーマって必要なのかな?
よく村上龍なんかが選評で書いてるじゃん、テーマがないみたいなこと
石原なんかはメタファーなんていう言い方好んでたけど
なんか最近純文学の傾向としてテーマ至上主義がやけに目立つというか、大衆向けに
なっていってるような気がするんだよね
決定的な事件や因果関係みたいなものを設定しないとそもそも小説でもないみたいな感じでさ
ひとりよがりな文書だったとしても面白ければ良いんじゃないのかなって思うんだよね 当然日本語として成立していることが条件だけど
逆に文書力だけで勝負する作家とかさ 金井美恵子みたいな感じ?
最近で言えば朝吹真理子とか
そういう作家も一定数いるしそれなりに評価されてると思う
まあ朝吹が芥川賞取ったときまさに石原と村上龍がその理由で反対してるけど 新潮:
上田岳弘「塔と重力」
服部文祥「息子と狩猟に」
古川真人「四時過ぎの船」
文學界:沼田真佑「影裏」
群像:水原涼「蹴爪」
すばる、文藝からはノミネートなしと予想 服部文祥「息子と狩猟に」は12月号掲載だから今回の対象ではないよ。 >>331
ご指摘ありがとう
そこは「アフリカの愛人」で置き換えて
くだされば理想形です。 四時過ぎの船を読むか
前作が趣味に合わなかったけど期待の新人っぽいし >>337
モロに狙って書いてるよな。文春と新潮が喧嘩してる今なら、
すばるが候補とかもありえるかもしれない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています