>>263
それならば、心情的に親子の縁を切っていると捉えられる
ちなみに、その戸籍に関するテクニカルな部分はあまり問題にならないと思う。
なぜなら、最後の場面で父親は「息子なら死んでいませんよ」と話していて
どこか息子への愛情も残っているように感じられるから。
父親が本当に戸籍の上で縁を切っているのか、
息子をもう親類だと思っていないのかよくわからない。
父親が嘘をついている可能性もある。息子がろくでもないやつだったように。
誰かの批評にもあったけど、この作品のいいところは、こうして境界線を曖昧にして、答えを確定させないところ。