ロシア文学 часть2 [無断転載禁止]©2ch.net
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2017年5月25日発行予定
トレブリンカの地獄
ワシーリー・グロスマン前期作品集
[著者] ワシーリー・グロスマン [訳者] 赤尾光春 [訳者] 中村唯史
独ソ戦時、赤軍記者としてホロコーストを報じた世界初の記事である表題作等、
『人生と運命』の作家が描くスターリニズム社会と人間。
四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/392頁 定価 (本体4,600円+税)
ISBN 978-4-622-08585-0 C0097 ロシア文学にはやたら女にもてるが、女につれない女たらしがよく登場する。
なぜだろう? 誰か解析してくれ。 ロシアって国も伝統的に見て集団優先の社会だから
あまり個人主義というものが発達していないから
ゴーゴリやドストエフスキーの作品なんて独身者が多い
ロシア文学には愛情というものがあまり感じられない
どちらかというと暗い重厚な作品がめだつ
ドイツ文学のほうが明るくて雄大な印象を受ける プーシキン「オネーギン」
レールモントフ「現代の英雄」
ツルゲーネフ「アーシャ」
美女が惚れた男に振られる悲恋もの 前スレ最後で流れたから再度すまん
巨匠とマルガリータは誰の訳がおすすめですか >>10
参考にならないかもしれないが、水野忠夫訳の岩波文庫のしか読んでいない。
不満はなかったよ。
「私につづけ、読者よ」
パステルナークは新潮文庫の『ドクトル・ジバゴ』を欲しかったが見つからず、
とうとう図書館で時事通信社のやつを借りてきた。
ついでに未知谷の『リュヴェルスの少女時代』『物語』も借りた。 >>14
時事通信社版は原子訳と江川訳があるが、どっち? ツルゲーネフの『初恋』『アーシャ』『その前夜』は恋愛の妖しい魅力を描いた秀作。 >>15
江川訳だった。
原子林二郎という人がいたんだね、知らなかった。
『ドクトル・ジバゴ』は映画化以外にも、2002年に英独米合作のTVシリーズや、
2005年にロシアでドラマ化されているのね。
どれか見た人いる?
去年、BSNHKでやっていたBBC製作の『戦争と平和』は面白かったから、
出来が良いのなら見てみたい。 >>17
江川訳なら新潮文庫版と同じだから問題ないね。美しくリーダブルな訳だ。 『ドクトル・ジバゴ』、良かった。
『ドクトル・ジバゴ』以外でも、トルストイ『戦争と平和』みたいな。
時代(主に戦争に)に翻弄される人たちを描いた小説って他にないかな? 俺は未知谷の『ドクトルジヴァゴ』を読んだんだけどね。
これはとても立派な本だ。ジャケットも綺麗。
訳文はダメだな。校正も悪い。
読みながらノートを作ったから、2回目は割と楽かもね。 ドクトルジバゴは単行本と文庫のふたつ持ってる
ジバゴ詩集が好きだな 望月哲男訳の『アンナカレーニナ』『白痴』は
木村浩訳に較べてどうですか?
読まれた方、ご意見をお願いします! ツルゲーネフの「煙」をゲットしたから読む気満々だったのであるが、ここに来てジバゴが読みたくなってきた。革命当時のロシアものってあんまり読んでないし、ちょっと興味あるんだよね。 『ドクトルジヴァゴ』
ネット上に読後感想が結構あるけど、
それを読んでみると、本当に読んだのって感じるんだよね。
速読ではなく、ゆっくりと時間をかけて読むと、
読了直後よりも1年とか2年経過してからの方が感動が甦ってくる。 新刊本でパステルナークやソルジェーニツィンがほぼ入手不可能なのはどうかと思う
岩波書店や筑摩書房が頑張らないと ここは岩波文庫が頑張るしかないだろう。
ナボコフ『青白い炎』の旧訳だって出したのだから、
『ドクトル・ジバゴ』江川訳を出してもいい。
『ガン病棟』小笠原訳も名訳なんだから、埋もれさせては勿体ない。 リョサの「密林の語り部」が結構版重ねてて案外いるもんだなと思った >>33
人口の3乗根らしいから500人くらい
ちなみに自称は二乗根だから10000人と少し 小学館の「新編日本古典文学全集」が出たとき、
大学生協の書籍部に定期購読の予約をしたのは俺を含めて2人。
この大学は旧帝で文学部もある。俺は文学部ではない。
「新編」は2期に分かれて刊行された。前後期とも2人。
岩波の「漱石全集」ならもっと多いかもね。
「漱石全集」を購入するのは文学趣味でない人もいると思う。 俺のもっている未知谷の『ドクトルジヴァゴ』は第2刷。
第3刷まで出たかどうか。
翻訳者がリックに本を何部か入れて売って歩いているみたい。
1刷1000部はいかないと思う。500位かな。
合計1000部で、何冊売れたか。
買って、何人が読了したか。 スノッブねぇw
古本は気持ち悪いから手に取るのもイヤ。
好い本は買っておかないと入手困難になる。
平凡社の「中国古典文学全集」は欲しかったけれど、
手許不如意で諦めた。
明治書院の「大系」は20冊くらいもっているけど、
完結したら全巻揃えるつもり。 >>39
本のテキストでなくて周辺情報しか語れない無能
君の読書は価値がない
きちんとテキストについて文学的に語れる人間だったらごめんなさいね
テキストよりも物語に欲情する醜い人間だとしか思えない
馬鹿にされている理由が理解できていないよね・・・ 敵意を抱かれるようなことを言ったかなw
本ぐらい買えよ!
2ちゃんでムキになって笑われるぜ。
読もうと思う時に手許にないと読めない。
自分が貧困だからといって他人を誹謗するとは教養がないね。 蔵書にはカネがかかる。
書架は場所をとる。
要するに維持費がかかる。
本来、読書とはカネと時間がある人間の趣味で、
僻みっぽい底辺の人間の趣味ではないw
読書より労働をすべきじゃないのか? >>41
>読もうと思う時に手許にないと読めない。
頭悪いし、図書館で申請するほどの時間を待てないだけの価値があるかね
「今読みたい」という刹那の快楽を満たすだけの低脳でしかない
君は自分が教養のある、テキストについてきちんと語れる人間だと思っているの?
君は教養もないし、テキストについても語れるレベルの人間ではないよね
君が自覚しているとおりに、さ 図書館w
古本屋w
カネがなくて終いには万引きw
女も他人のお古で我慢するタイプの人間だなw
図書館通いのネクラで女にもてず、
欲情を抑えきれずにブサイク年増をレイプw
刑務所で年金暮らしの親が差し入れてくれた
ドストエフスキーを読む姿が目に浮かぶぜw >>44
君はそういうレベルの人間だよ
明日、自分のレスを読み直してごらん
一月後自分のレスを読み直してごらん
一年後に自分のレスを読み直してごらん
>女も他人のお古で我慢するタイプの人間だなw
こういう、精神の腐りきった人間、であることに恥ずかしさを覚えない人間殻脱却していることを願うよ
少しでもまともな人間に君が一年後なっていますように 僻みっぽい貧乏人クンはエロ本も古本屋で調達するのか?
廃品回収のゴミから盗んでくるのか?
手も洗わずにシコシコして性病になるタイプの人間だなw
こういう人間が手にするから図書館の本は触る気が起きないw >>46
こういう人が、文学板で「おれはスノッブじゃない」「全集買ったよ」とか自慢しているわけだ
文学を読んでも人間性はまったく向上していない
人間的に低レベルのまま、他人を攻撃することだけを目的に生きているようだ
性差別者でこれからもありつづけるならコテをつけてくれ
数少ない文学板のメンバーがこういう人間だと、悲しくなる 「茶器スレッド」で
《開化堂》の茶筒を4つもっているといったら、
執拗に因縁をつけてきたヤツがいたな。
貧乏人は僻みっぽくていかんw
《清課堂》の錫の茶壷ももっているんだけれど、
それを言ったら殺されたかもなw
図書館で本を借りて読むような底辺が多いから、
本が刊行されないの!
現在の日本はこれ程までに貧困者が多いのか?
嘆かわしい状況だな! 筑摩の「世界古典文学全集」が完結したとき、全巻新刷り刊行した。
大学生協書籍部で全部じゃないけど20冊ほど取り寄せてもらった。
俺のほかに購入したのはいなかったみたい。
ギリシャ喜劇を岩波文庫で揃えるのは面倒だから助かった。
小汚い古本を買うくらいなら読まないほうがまし!
自分の本だと書き込みもできるしね。 >>32
>文学趣味のひと以外誰も買わないから刷らない
筑摩、岩波、河出あたりは「文学趣味のひと」向けだし
ちくま文庫はシュティフターの「晩夏」を出すような所だから
パステルナークやソルジェーニツィンの作品を出してもおかしくはないよ
まあ、文庫本ではなくハードカバーで継続的に出版するのが正しいのかもしれない
しかし未知谷版が売れないのは値段のせいなのかな?
たとえばボラーニョの「2666」も高額だけどそれなりに売れていると思うので
売り込み方の問題もあるんじゃないの >>20
ありがとう。
グロスマンの『人生と運命』を読み始めた。
まだ1巻の半分くらいだけれど、独ソ戦という暗い世情の中での
様々な人の生きる姿が描かれていて、先が楽しみ。
偶然か、先日映画『スターリングラード』がTV放送されていて、
映画館で見た以来15年ぶりくらいに見た。
今日『人生と運命』を読んでいたら、
『スターリングラード』の主人公ザイツェフが出てきてびっくりした。
>>21
ありがとう。
ショーロホフの『静かなドン』をずっと探しているけれど見つからず。
カバーが付いたできるだけ美品が良いという考えがいけないのか。
グロスマン読み終わったらショーロホフを挑戦してみるよ。
図書館に『静かなドン(河出 横田瑞穂訳)』があったし。 >>44
若い美人が側にいるんだな。うらやましいよ。 >>53
人生と運命、多分1巻目は登場人物やストーリーの把握だけで結構難渋すると思います
彼は従軍中トルストイ「戦争と平和」読んでたそうですが、それに倣った?のかわかりませんが
合間にある彼の歴史観とか述べる部分はこの大著のいい意味でのワンポイントになってると思います
2巻目以降は徐々に慣れて3巻目は一気に読み進められると思います
個人的には3巻目の職場追われて失墜してるヴィクトルにかかってきた
「スターリンからの電話」の部分が印象深く、いろいろ考えさせられました
この小説読んだ後に「万物は流転する」(遺著だったかな)を読むと
彼の共産主義やスターリニズムへの考えがよくわかるかもしれません
(主人公が出会った元女性活動家のウクライナ飢饉の部分は・・・) >>55
書き忘れました
この「人生と運命」、邦訳が出てまだ数年だしあの大著な上、
書籍の値段も値段なんでまだまだ読者は多くないでしょうが
将来岩波とかで文庫化されて読まれやすくなれば
この作品の評価も今以上に上がると思います
あの時代でよくここまで共産党や
スターリンのこと書けたものだと思います
(スターリン存命中なら彼はタダでは済まなかったでしょう) てかわりとクチコミでいい評判広がってる方だよね
気になってるけどなにせ大著なんで(^_^;) たかが「新編」もっていると言っただけで、
狂犬のように咬みついてくるって、どんだけ貧困なのよ?
図書館は貸本屋じゃないw
本を買わないから、出版されなくなるんだ。
貧すりゃ貪するの典型例だなw
普通の家庭なら、それなりの蔵書があるはずだろ。
辞書、百科事典、文学全集、美術全集。
並み以下の家庭だなw >>58
他人を見下すのもいい加減にしとけよ。
何様のつもりだ。お前は。 本を買う資力がないのなら肉体労働でもして稼げよ乞食w
親が無能だから資力がないw
資力がないから、子供にまともな教育を施せないw
教育がないから稼げないw
稼げないから本を買えないw
買えても古本w
出版業界に何らの貢献もせず、その果実のみを貪るただの乞食w
社会の底辺w ゴミw 図書館から借りてきて読書。
それで「文学趣味」?
そういうのを「乞食趣味」といいますw
普通は手を洗ってから本を読むよね。
図書館の本や古本なら、読んだ後に手を洗わなくちゃw
ベッドで読むことも憚れる不潔な本をよく読めるものだw
衛生観念が浮浪者並みw 図書館の本なんて不潔で鞄に入れることできないだろw
どうやって運ぶの? >>59
普通の家庭に生まれましたw
欲しい本を買うくらいの資力はありますw
書架はいくつもありますが、
入りきらなくて段ボール箱に詰めて納戸に積んでいますw
書架はガラス扉つきなので50年前の本でもとても綺麗です。
雑誌類も専用ファイルに綴じ込み保存しています。
専用の書架を楢材で特注して収納しています。
一応、読書が趣味だから出費は厭いません!
彼我の差を痛感して歯軋りでもしながら興奮してください!
日本は資本主義国です!
個人の能力の差は所得に反映します。
一生、図書館の本で我慢するのも人生ですw
そのうち、除籍本がタダで放出される場合もあります。
それを貰って古本屋に売って小金稼ぎでもしてくださいw 読書が趣味なのに、性格が悪いにもほどがあるな。
本から何にも学んでいないようだ。気の毒にな。 >>66
精々読書に励んで立派な人間になり、
本を好きなだけ買えるようになってください!
期待しています!wwwww >>55
アドバイスありがとう。
登場人物が多いですが巻頭に登場人物の一覧と簡単な説明があるので、
本文を読みながら「これ誰だっけ?」と確認しながら進めています。
ストーリーも独ソ戦という背景は、ある程度分かるのでなんとかなっています。
1巻18章のヴィクトルの母からの手紙。
ここはグロスマンの母をモデルにしたのかと、印象深く残りました。
『人生と運命』の後に『万物は流転する』を読んでみます。 >>67
東京に出店しているのですね。試してみようと思います。 『ジヴァゴ』
意味不明なので原書にあたろうと思ったのね。
《ナウカ》のHPを覗いたけどなかった。2年前。
現在はある。
自分のもっている岩波の露和辞典では心もとない。
研究社のを買わないとね。 未知谷のは訳注があまりない。
割注での訳注。
その言葉の初出のときではなく、あとに出てきたりする。
ロシア以外の固有名詞もロシア語読みで表記している。
だから調べようがない。 ゆっくりと、ことばの意味を探るように読んでいる。
『カラマーゾフ』に出てきた言い回しが『ジヴァゴ』に出ていた。
翻訳に進化はみられない。
ロシア語をただ和訳しただけ。
ロシア人ならその意味するところが解るらしいんだけれど、
日本人には表面上の意味しか捉えようがない。
ロシア人による英訳でもロシア語を英語に置き換えただけ。
外国人に理解できると思っているのだろうか? >>73
>その言葉の初出のときではなく、あとに出てきたりする。
それでは訳注としてかなり問題がある
新潮文庫版の人気があるのはそういう部分なのかな いや、新潮文庫の訳の方が抜群に読みやすい日本語であること、
文庫の方がバッグに入れて出先で読めること、未知谷版は高すぎること。 江川訳は日本語としての読みやすさを重視し、
未知谷版の翻訳者である工藤正廣は原書に忠実に訳すことに留意したと聞いている
であるのなら多少の読みにくさは仕方ないのかもしれない
しかし英訳本で500ページほど(しかも訳注や訳者覚え書きも含めて)の作品が
日本語になるとあれほど長大になるのはどういう事なんだろうか
また、英語圏ではRichard Pevear & Larissa Volokhonsky による新訳の評価が高く
日本の研究者も参照しているくらいだ
実際、従来の訳本と比べると初っ端から違う
しかし>>75によると英語版ですら「ロシア語を英語に置き換えただけ」となる
原書に忠実であることを心がけ、索引も充実している未知谷版や世評の高い英語新訳版ですら
原書で展開されている世界観に達してはいない、と言うことになる
たしかにドクトル(医者)ジヴァゴ(生命)なんて
ロシア語の微妙なニュアンスが分からないと理解できないし
パステルナークはそういう微妙なニュアンスを駆使する作家だと理解されている
この場合の「生命」も例えばトルストイが「人生論」などで展開している
生命論を継承した上でのものだろうから
そういうことが分からないと単なるスペクタルロマンでおわるし
世間の受け止め方もそういうものだったと思う