現代女性作家総合スレ [無断転載禁止]©2ch.net
西加奈子、村田紗耶香、宮下奈都、柴崎友香、瀬尾まいこ、
森絵都、津村記久子、川上未映子、村山由佳、島本理生、
小川洋子、綿矢りさ、川上弘美、原田マハ、小川糸、
梨木香歩、吉本ばなな、江國香織、椰月美智子、恩田陸、
佐藤多佳子、村山早紀、井上荒野、藤野千夜などなど。
年代を問わずいま活躍している女性作家について語りましょう。
ノンジャンルだと広すぎるので、純文学中心ということでお願いします。 単純というか醜い日本賛美。しかもわざわざ外国人に日本人礼賛させている感じだな。
主人公はロシア人と日本人の間に生まれて差別されて日本を憎悪するに至った。
にも関わらず「本当の日本人=ブシドー」というアイデンティティに目覚めるあたりはどうかと思う。
エンタメにとやかく言うのはどうかと思うけど、ナチスはこんなに蛮行したんです。ポーランド人もこんなに馬鹿だったんです。
でも、日本に難民として保護されたポーランド人たちはブシドーを心に刻んで勇敢にナチスに命を惜しまず美しく抵抗したんです。純血の日本人じゃなくて「軽く」差別された主人公だって大和魂に目覚めてポーランドのために死にました。
主人公が拷問を受けて死んださまをロシア人の父親は「完璧な日本語で」美しい死に様と讃えて小説が終わります。
イロイロとツッコミどころはある小説。 >>138
これを読んであなたは「須賀しのぶはナチスが好き」って解釈しちゃったの? インタビューで本人がナチスが好きと言っているからね。
ナチスと聞けば何でも読む。周りからはナチスが好きだと評判で本を進められている。
「ドイツ文学からナチスへ」
――そういえば、須賀さんは軍隊や戦争の話もよくお書きになっていますが、軍隊などは興味があったのでしょうか。
シャイラーと同じ時期に読んだこともあって、私は今までなんて一元的に歴史を見ていたのだろうとショックを受けました。だからといって小説を読まなくなるというのがなんだかな、なんですが、私はドキュメンタリーを読むわって思って。
いわゆるドキュメンタリーをしかも引用を辿って読んでいくタイプの、どこかで聞いたような読書する人。
日本は唯一人種差別反対を唱えた国なのです、とかまるで冥府から抜け出たイザナギのような気持ち、とかの表現もあったな。
人類愛を隠れ蓑にしているけど、説得力がなくてエゴイスティックでロマンティックな「本当の日本人らしさ」としてレジスタンスになる所とかは妄想の世界でしかない。 それ全部WEB本の雑誌の「作家の読書道」から都合のいいところだけ
抜き出したものだよね。でも最初から最後まで読んでもどこにも
「自分はナチスが好き」って書いてないよ。
ここに書き込んでるっていうことはすぐ個人情報特定されるっていうことだよ。
それを覚悟で言ってるの? それから、肝心の史実考証についても「ネットで真実」系の陰謀論が多く使われていることも指摘しておく。
強制収容所については告発してもアメリカやイギリスが握り潰した、ことを前提にしている。
架空の登場人物(ポーランドからの日本への難民で家出して主人公に会い、アメリカ人に養子にされてポーランドでナチスに取り入ってスパイする)に再三微に入り細に入り告発させたけれどアメリカは見ないふりをする。
どこからどこまでが史実か判断できない人が浮かれて持ち上げるべき小説ではないと思うし、あくまでエンタメとしてとらえるべきだけど、作者の偏見は強く反映した小説だと思う。
面白い、価値がある小説だと思うのは自由。なんで落としたんだと審査委員を馬鹿にしてもいいでしょう。
でも、ダメな小説だと思う。 問題をそらさないでね。
一人の人間に対してナチスの賛美者というレッテルを
貼り付けることの意味を本当に理解できてるのって言ってるんだよ。 ナチスが好きと言われて否定をしない、ナチスについて何でも読みたがる人をナチスが好きということが名誉毀損だと訴えられると考える人が本当にいるのかね。
いわゆる日本上げの本。
この小説で日本すげえと言う人。
白系ロシア人、ドイツ人、ユダヤ人、ポーランド人、トルコ人、ブルガリア人。
登場する殆どの人間が日本人に敬意を払う。
純血日本人はまるでラテン系のように女性にお世辞を雨あられと降り注ぐプレイボーイ。
あるいは異国人にブシドーの真髄を植え付ける。
ジャップ差別の描写はほとんどない。
こういうのが、ダメな小説だと思う。 もう最後にするけど、研究対象として興味があることを
「ナチスが好き」と歪曲して喧伝することは名誉棄損以外の何物でもない。
それと、作品中ではナチスドイツにすり寄っていく軍部の姿もきっちり描いている。
偏見に満ちた読み方しかできない人間は本当に可哀そうだと思う。 >>81
「光抱く友よ」を再読してみたが、特に「荒い」とは感じなかったが。
よかったら具体的にどのあたりが「荒い」のか教えて欲しい。 >>147
たくさん書ける文章だな、と思いました
小川洋子には紋切りのフレーズを避ける細やかさがあるけど
この人は太い、敢えて悪く言うと、荒いと感じます
削ってほしい形容詞句が目に付く
まあ、頭より手が先に動く感じですかね
作文を読ますんじゃねーよ、と
文体がこれじゃ全体も通俗を出ないでしょう
私は「光抱く――」でこの作家はパス
そんなわけで手許にありません
ためしに5〜6行(主人公の内面描写とか)抜いてみてください。 「荒い」というか70年代少女漫画(池田理代子とかね)のような
センスだなあとは思うけどね >>148
早速答えてくれてありがとう。
確かにおっしゃっていることは分からないでもないけど、「荒い」というよりは「硬い」という風に思った。
(同じことを言っているのかもしれないが)。まだいい意味でこなれていないというか。小川洋子の「妊娠カレンダー」も(大好きな小説です)も再読してみたが、
細かく繊細な文章だと思う。比較でしか言えないが、二人の差は「荒い」、「荒くない」というより文体の差ではないか。「光抱く友よ」の文体は、かなり好みが
分かれるように思う。
例えば>>1があげた作家の中で、「荒く」ない人はいますか? 西加奈子、村山由佳、恩田陸など、相当「荒い」と思うのだが。 西加奈子(1977年5月7日 - )
直木三十五賞(2015年)
村山由佳(1964年7月10日 - )
小説すばる新人賞(1993年)
直木三十五賞(2003年)
中央公論文芸賞(2009年)
島清恋愛文学賞(2009年)
柴田錬三郎賞(2009年)
恩田陸(1964年10月25日 - )
吉川英治文学新人賞(2004年)
本屋大賞(2005年)
日本推理作家協会賞(2006年)
山本周五郎賞(2007年)
直木三十五賞(2017年)
本屋大賞(2017年)
高樹のぶ子(1946年4月9日 - )
芥川龍之介賞(1984年)
島清恋愛文学賞(1994年)
女流文学賞(1995年)
谷崎潤一郎賞(1999年)
芸術選奨(2006年)
紫綬褒章(2009年)
川端康成文学賞(2010年)
日本芸術院賞(2017年)
旭日小綬章(2017年)
文化功労者(2018年) くり返しになりますが、「荒い」というのは
敢えて悪く言うと、です
安心して読める、という人もいるでしょう
流麗すぎて、一つ一つの表現に手垢がついてる感じしません?
既成表現にもたれかかる度合いが強いと、いささか興ざめです
些細ですが、山田詠美の初期作には
トラッシュ箱、なる独自な名詞が現れます
その作者ならではの表現に必然性があると
文体の中に泳ぐことができます >>流麗すぎて、一つ一つの表現に手垢がついてる
「流麗すぎて」というのはよく分からなかったな。むしろ読みにくい、つっかかる文体かと思う。私には決して読みやすいものではない。
一方「表現に手垢がついている」については分かるような気がする。既視感のある比喩とかは散見される。
だが内容的には決してきらいな作家ではない。
「流麗すぎて」ということだと、むしろ最近の山田詠美にそれを感じる(小説新潮で新連載開始したし)。初期の彼女の作品は、小説を読む喜びに溢れていた。 「荒い」ではなく「粗い」文章なら吉本ばなななんかそうだと思う。
彼女の文章はいわば一筆書き。推敲なんか全然してないように
感じさせる(実際はそんなことないだろうけど)。
そのときどきの感覚だけで表現を選んでいるというか。 >>154
確かにそうだね。でもこの「粗さ」はきらいじゃないな(初期作品に限るけど)
自分が「荒い」と感じるのは、>>1で挙がっている作家だと、前に>>150で挙げた作家かな。
特に森絵都の文章は、「荒く」て「薄く」て「粗い」(繰り返しになるが、「風に舞い上がるビニールシート」以降は読んでません)。
他にも童話から出発した人(江國香織や村山由佳)には似たようなものを感じる。 小川洋子は一見ただの端正で癖のない文章のようだけど、
読めば読むほど独特だと感じるようになる。
非常に密度の高い文章。自分の目や感覚で捉えた被写体の全体像を
少しも漏らさず描写しようとするような饒舌さがある。
饒舌といえば、姫野カオルコの饒舌さは癖になるというか中毒性がある。 文体、作品内容含めて、結局現代女流作家で読むべき5人は誰なのよ? 物語の構想力とテーマの現代性からいうと
梨木香歩、多和田葉子、小川洋子、西加奈子、村田紗耶香かな
亡くなったけど津島佑子も入れたいところだけどね。次点は小手毬るい。
今後期待できる作家でいうと、
伊吹有喜、中脇初枝、古谷田奈月、瀧羽麻子、藤岡陽子 純粋に読んでおもしろくて読書の喜びを感じさせてくれるのは
瀬尾まいこ、朝比奈あすか、高田郁、ほしおさなえ、辻村深月
作品の平均的レベルが高く安心して読めるのが
村山由佳、谷村志穂、唯川恵、高樹のぶ子、朝井まかて
もう少し頑張ってメジャーになってほしいのが
千早茜、山内マリコ、寺地はるな、安達千夏、魚住直子 >>158
西加奈子だけはどうにも違和感がある。内容の薄いエンタメ小説を読んでいるよう。
松浦理英子とか村田喜代子はだめか? >>160
その西加奈子に対する評価は、「サラバ!」「i」も読まれたうえでのものですか。
未読であればぜひ読んでほしいと思います。
もう読まれたのであれば、捉え方の違いということで仕方ないですね。 >>160
読んだのは、「あおい」、「きいろいゾウ」、「円卓」と「サラバ!」。「i」は未読。これだけの冊数で決めつけるのは早計だとは思うが、どうも合わない。小説感の違いかもしれない。
でも好み、嗜好はそれぞれだから、違っているのが楽しいのかおしれない。
逆に松浦理英子とか村田喜代子はどうです? あまりピンとこないのであれば、やはり小説感が違うのでは? >>162
済みません、そのお二人の作品はまだ1冊も読んでいません。
ぜひ読んでみたいと思います。それと西加奈子にこだわるようで恐縮ですが
彼女の作風はけっこう幅広いので、案外「漁港の肉子ちゃん」か「白いしるし」を
読まれると印象が変わるかも知れません。 女性作家という使い方はあっても男性作家とは余り言わない。
これだけでも文学とは男が作り上げた芸術表現。
マックなどで女子高生が誰彼と付き合っているとか、誰が格好いいとかいう
おしゃべりの延長線にある物とは違うな。又はこういう話に入れなかったオンナ
の写真集というのが女性作家の限界で、読む価値はない。
女性作家の物は時間とカネの無駄だ。 >>1は特に邦人女流作家と限定してはいないが、海外の作家はどうなのか。例えば超有名どころでは、マーガレット・アトウッドとか。 >>165
あいにく私自身は国内の作家を読むだけで精いっぱいですが
ぜひ海外の現代女性作家についてもご紹介いただけたらと思います。 1さんは日本の現代女流作家しか読まないんですか? それには何か理由がありますか? 日本の近世の女流作家はどうでしょう。
これからもいろいろと教えて下さい。 >>167
こちらこそいろいろ教えていただきたいです。
私は国内外の古典的名作と呼ばれる作品も一通り読みつつあるし、
中上健次、開高健、大江健三郎、村上春樹も好きだし
荻原浩や吉田修一など現代男性作家も読みます。
ただ現代女性作家のスレを作ったのは、あまりにも過小評価されているからです。
>>164のような信じられないほどの無知と偏見が今でもまかり通っているからです。
いわば現代文学版ポジティブアクションのようなものです。 川上未映子『夏物語』を読みました。
とても美しい小説だというのが第一の感想です。
自らの心と身体が発する声に真摯に耳を傾け
それを丁寧に言葉に掬い取っている感じがします。 森瑤子も現代作家に分類されるのかな。
「風物語」読んだけど、タイトルのイメージとは正反対の
どろどろした人間模様が描かれてて、読むのが苦しくなった。 山尾悠子はデビュー直後に安部公房の紹介で文芸誌に書いたら、没で掲載されなかったんだってさ。
掲載されてたら女性作家の歴史が変わっていたかもな。 >>170
森瑤子は結構早く亡くなったんだよね。すばる文学賞を受賞の「情事」が掲載された本は確かまだ本棚のどこかにある。
>>173
なるほど「新潮」か。ありえそうな話だ。でもそのおかげで「奇想天外」とか「SFマガジン」に作品発表してくれたから、それはそれでよかったのかも。 >>175
もちろんです。角田光代のおすすめ作品教えてください。
私は「対岸の彼女」しか読んでおらず、あまり印象に残っていません。 『対岸の彼女』は今と過去を交互に語る構成が、冗長さを生み出し、小説としての凝縮感を薄めたように思う。内容的にも純文学からは離れている。 >>177
ベタで申し訳ないけど、『八日目の蝉』『紙の月』はいかがでしょう
どちらも映画化されてるくらいだから、面白いと思うのですが >>179
ありがとうございます。
とりあえずその2作品読んでみます。
ところで僕の最近のおすすめは瀧羽麻子です。
京大卒の才女なのに、エリート臭さがないというか
すごくケレン味のない素直な文体が好感を持てます。 『対岸の彼女』がピンとこなかった>>178ですが、次は彼女2000年までの作品を読んでみようと思っています。その次に>>179さんのおすすめに取りかかります。 『タイプライターズ』(芸人の又吉とアイドルの加藤がパーソナリティをつとめるTV番組)の再放送を見ていたら、西加奈子が中村と羽田と一緒に出ていたが、彼女意外と出たがりなのかな? ちなみに話の内容はあまり面白くなかった。 次に日本人がノーベル文学賞を取るとしたら、多和田葉子ではあるまいか
日本語とドイツ語で、日独異なる小説を発表している
ドイツでは文学賞を複数受賞しているが、
日本でも芥川賞、谷崎賞、読売文学賞、野間文芸賞と
四冠(グランドスラム)を達成している 来月発表になる芥川賞には今回三人の女性が候補として挙がっているが、このスレ的にはどういう評価なの?
石原燃『赤い砂を蹴る』
高山羽根子『首里の馬』
三木三奈『アキちゃん』 女が小説を書き始めたのは男の後!邪道!
紫式部「は?」 河ア秋子の作品がすごくいい。
これだけ骨太の物語を描ける作家は男性にもそういない。 >>187
エンタメ寄りの人? とりあえず『小説トリッパー』家にあるから、短編読んでみる。 三島賞の候補になっているよ。
骨太な感じなのは酪農経験が影響してるのかも? めずらしい経歴の人だね。
久しぶりにおもしろそうな作家。 珍しい経歴といえば、藤岡陽子も面白い。
はじめ報知新聞のスポーツ記者になって、やめてから
タンザニアに留学し、帰国後は看護学校に通いながら
小説を書いて、作家デビュー後も看護師を続けてる。
そういうキャリアが全部、小説に生きるんだね。 綿矢りさ「生のみ生のままで」と三浦しをん「ののはな通信」を続けて読んだ。
去年と一昨年の島清恋愛文学賞受賞作品で、偶然どちらも
基本は異性愛の女の子同士がそれ以上の関係になる話。
とはいってもどろどろした恋愛小説じゃなく、どっちも普遍的な人間のあり方を追究してる。 綿矢りさって恋愛ラノベ小説みたいなのしか書いてないの?
こじらせ女の話はもういいや。 >>193
だから恋愛ラノベ小説じゃないって言ってるのに…
最近の作品だと「手のひらの京」も「私をくいとめて」も恋愛が主要テーマじゃないよ。
本人も、これからはもっと生活に根づいた作品を書きたいみたいなことを言ってた。 子供産んでちょっとは変わったのかな。
キッズ向け小説はいいから、もう少し大人でも読める作品頼むわ。 綿矢さんの作品はすらすら読めて共感もできてそれなりに面白いんだけど
スケールの小さな身辺雑記みたいなのが多い印象ある >>196
それって、「インストール」と「蹴りたい背中」と「かわいそうだね?」と
「勝手にふるえてろ」しか読んでないからじゃないの? それらと、手のひらの京と意識のリボン(だっけ。すばるに載ってたやつ)
あと群像に載ってたストーカーのやつも読んだ。
あとなんか読んだかな。 「ウォーク・イン・クローゼット」所収の「いなか・の・すとーかー」だね。
おすすめは「ひらいて」「大地のゲーム」「夢を与える」。 >>201
三島賞は21才の宇佐見りんに決まったね。この人はどうなの?(まだ読んだことがありません) >>1
いまどき作家を「女性」で別立てにすることが男根的とは言われなかった? >>205
今でも女性作家というだけで軽視するような人が
残念ながら少なくないので、こんなに素晴らしい作家が
女性にもたくさんいるということを訴えたかったのです。
いわばポジティブ・アクションの一環です。 3年前に>>1立てたヤツが日曜の早朝から即レスってキモすぎない?
どんだけ5chに張り付いて生きてるの 出版関係者じゃない?
今はフェミがウケる時代だし、あくまで「女性」を売りにしたほうが金になるから。 >>1 >>206
>>今でも女性作家というだけで軽視するような人が
残念ながら少なくない
体感として、タンジブルにそう感じていますか?
私も出版(文芸誌の編集と単行本の編集)をなりわいとしてますが
営業部のブイブイした統計アングルから言われることもあるのかもしれないけど
日本の女性作家は期待こそされ、「軽視」という不条理や暴力に実際に瀕しているのかな。
知人の作家たちは、そうは見ていないから。 >>207
張り付いているわけではありませんが、1〜2日に一度は自分の立てたスレをチェックしています。
>>209
タンジブルという言葉初めて知りました。業界では流行っているのでしょうか。
もちろん、直木賞候補が全員女性だったりすることもあるわけですから
業界として女性作家を軽視しているということはないと思います。
私が言っているのは、特に男性の読者で「食わず嫌い」の人が多いように感じるということです。
たとえば身近な日常を描いた作品に対して、「女だから半径1キロのことしか書けない」とか。 吉田知子挙げてる人がいて感動した
無明長夜に収録されている「終りのない夜」は凄まじいの一言に尽きる短編。
長編なら「日本難民」もいい >>209
変な質問になるかもしれませんが、編集者として「美しい顔」問題、アレどう思います?
業界ではどういう噂が流れてるのかとか、その辺気になるんですよね。。文芸誌の編集という
立場の人であるのならば是非知りたいです
群像編集部に勤めているというのなら無理には聞けませんが(笑) >>212
S曾野綾子
A山田詠美
A綿矢りさ
A川上未映子
B小池真理子
B桐野夏生
B朝吹真理子
C樋口一葉
C向田邦子
C金原ひとみ
C本谷有希子
C桃谷優希
D柳美里
D本谷有希子
E角田光代
■ 残念賞
笙野頼子
よしもとばなな
大島真寿美
篠原一 群像って編集長変わってリニューアルしたでしょ。
前の編集長どこ飛ばされたんだろ。 >>216
言えない事が多いんだろうな(適当
文芸編集者も大変だね 本谷有希子がCかDかは?
実際会ってみないと綿矢がマジ美人か謎だし
川上はゴーストがおんのか?て椎名林檎みたいだし
笙野頼子、吉本、篠原、大島らへんはまあデフォとわかる
角田が美のほうに上げられるなら小川洋子や荻野アンナだって入れてあげなきゃ
樋口一葉、入れるなら、幸田文はどうなんだ
言われてみるとすぐに浮かぶ
萩原朔太郎、太宰治、織田作之助、吉行淳之介、石原慎太郎、五木寛之、北方謙三、
島田雅彦、中沢新一、伊集院静、辻仁成、中村航……
て男系に比べると、女流では簡単に羅列できないものね 作品から覗くと、檀一雄がえらくいい♂なんだよね
ルックスはメガネとかでわからんようになってるけど
沢木耕太郎が書いた『檀』のヨソ子の発言からしても
見た目以上に、男は、いい♂かどうか
事実上の一夫多妻制日本らしい
まだ文学がメディアの華だった頃の男作家たちのステータスは
今じゃ想像できないほどよね 連投ですいません。
『持続可能な魂の利用』(中央公論新社)を読んだけど
かなりタイプ、面白かった。
筆者の触角はやや偏向的だけど、作家は偏向することで時代の同質性の圧力に、
個体の感性で抗い、切実に自分のフラジャイルなものの在処と、行方を模索する彷徨者なのだと思います。
その意味で、松田青子の『持続可能な魂の利用』は、偏っているが、
今、絶対的に出現してほしい切迫したメッセージを、普遍的な眼差しも交えて、
独特で巧妙な構成で描ききった、今年出版された小説としてはあざといほど衝撃の作品でした。 松田青子はいいね。
こないだ読んだ派遣の試験の話面白かったわ。スタッキング可能あたりから
ちょこちょこ読んでるけど。 ウォータープルーフ嘘ばっかり!ウォータープルーフ嘘ばっかり! 松田青子って、てちと親交とかあるの?
なんかやけにリアルだったけど
そして予言的だった…… >>213
ここで話題になってたからネットで調べたけど
松田青子、アラフォーだけどけっこう美人じゃん
Aランクじゃない? 美人なだけで売れてなくてもいいなら
片瀬チヲルとかチェシルとか北条裕子とか入れてあげたら 森まゆみさん、川上弘美さん、平松洋子さん好きです
見た目の話に意味がありますか? 絲山秋子の『ばかもの』途中まで読。初読みの作者さんだけどなかなか面白い
舞台は群馬、ヒデっていううだつのあがらない大学生が年上の女性とただれた関係に
あったが結婚相手がいると言われ無残にフラれ。
次いでデイトレードで稼いでる引きこもりの同級生ネユキの話に移る。その子とは恋人同士になりそうでならず、
彼女が東京に引っ越す記念に寿司屋で飲んで別れる。で、そのあと、こんなくだりがあるのです
その後ほんの一時、ヒデはもてた。どうしてだか全くわからなかったが、実にもてた。
合コンで出会った子もいたし、焼鳥屋のバイトの子もいた。携帯を買いに行っただけで店員が
メールアドレスを教えてきた。そこそこの美人もいたし、眼鏡が似合う子もいた。ただ、一度寝た
だけでまるで前人未踏の地の領有権を主張するかのごとくヒデを拘束し、メールや電話で今現在
どこで何をしているのかと詰問し、逃げれば逃げるほどしつこくなる女というものが怖くて、
ヒデは次第に消極的になった。もちろん、そんなヒデから女達は次の狩りへと去って行き、彼はまた一人に戻った。
あらかたを把握していた友人の加藤が嗤った。
後半の、女性のしつこさについて語っている部分は嫉妬ってことでわかるんだけど、「ほんの一時」とはいえ、
少なくとも5人の女性からもてるということが実際にありえるのか!?たぶん、ありえるのだろうけれど、
女性に関わりがないせいで自分にはファンタジーっぽく思えてしまった
もてる人にも悩みがあるんだなあ。。長文失礼 >>203
読んだけど面白かったよ。地下アイドルオタクの女子高生の話。「推し」が人気投票で最下位に
なったのを境に高校やバイトそっちのけでどんどん趣味にのめり込んで悲惨な状況になってく
そんな主人公の姿が痛々しいんだけど切実。
ヤフコメとかつべのコメント欄取り入れてるのが新鮮だったな 西加奈子だけはマジで無理。
サラバ読み終えた後、こんなに内容の無いことをこんなに長く書けた事に逆にビックリした。
後日、なんかのインタビューで「長い小説を書こうと思った」って言ってるの聞いて、あぁそういう事かと思った。書いていたら長くなったのならいいけど、最初から長い小説を書くのが目標だったのなら、そりゃあんなに無駄な文章だらけになるよな。 宇佐見りん良いよ。
かかはイマイチだったけど推しはよかった。