現代女性作家総合スレ [無断転載禁止]©2ch.net
>>87
もうずっと忘れていて完全に死語だと思っていたけど、言われてみればじつにしっくりくる言葉だと思う。 >>88
そう?中間という言葉に意味があるのは
両側がはっきりとしていればこそだよね。
その両側がどちらもアメーバのように広がっていたら
どこに中間があるのかもわからないんじゃない? >>90
いや、純文学とエンタメの境界が曖昧になってきている今日だからこそ、中間と言う言葉がしっくりくるのだが。 >>92
よくわからないなあ。境界があいまいになってるんだったら、
その中間に何があるかなんてそんなに重要じゃないのでは、と言ってるんだけど。
中間じゃなくて両者を包含した新しい概念であれば意味はあると思うよ。 >>94
いや、言っていることは二人とも差はないと思うよ。境界が曖昧になったそのゾーンを指すのに適当な言葉が見当たらないため、ゴミ箱から使い古された「中間小説」を拾ってきて使おうとしただけ。 じゃあ言い方を変えるけど、>>81さんは中間小説について
「悪ずれ」「多作流行型」というふうに否定的な意味でしか使ってないよね。
「境界が曖昧になったそのゾーン」を否定するためだけに定義された概念に
いったいどういう意義があるの? 224 名前:ぼく◆X7TgvypwyY [sage] :2019/12/08(日) 13:05:57
はあ、、またキモいって聞こえた。。
もう嫌になる
226 名前:名無しさん [sage] :2019/12/08(日) 13:11:11
>>224
ぼくの幻聴は一日中なの?
わい一日中聞こえるよ(*'ω'*)
228 名前:ぼく◆X7TgvypwyY [sage] :2019/12/08(日) 13:22:12
>>226
スーパーとか外出するとハッキリとキモいとかダサいって聞こえるよ
幻聴とは分かってても凹むわー
>この人統失スレの統失のぼく爺って人なんだけど
スーパー行ったときにハッキリと
キモいダサいって言われてんなら
幻聴じゃなくて。本当に店員に言われてんじゃね
だってこいつ風呂1週間平気で入らないみたいだし >>98
うーん、他に良い言葉がおもいつかないんでね。 吉行淳之介の定義では「中間小説とは、その原稿料が新聞小説と文芸雑誌の小説との中間のものである」by Wik
これほどわかりやすく、正確無比な定義はない。 朝吹真理子初めて読み始めてるけど
文章がひどくね? 山崎マキコ面白いのにここ10年くらい全然小説書いてないな。
湯本香樹実も外れ作品が1つもないがあまりにも寡作すぎる。 >>106
俺はすごく評価するけどね。
白玉という食べ物に死と生の間(あわい)を
象徴させたところなど、すごくうまいと思った。
あれで全体が1つにまとまったような気がした。 >>107
心情や情景を「物」を用いて象徴するのは作家がよく使う手法なので、特に上手いとは感じなかったが。
この本は題名の通り、彼岸と此岸、過去と現在、現実と幻というふたつの岸辺を主人公が亡き夫と旅する物語であり、
最終的に主人公が夫の「死」と自分の「生」を受け入れるまでに過程がふたりでの旅を通じて淡々と描かれているが、
「死」と何か「生」とは何かという問題への向き合い方において、小説としての不満が残った。
(私の理解不足でもし彼女も死んでいるのであれば前言全て撤回するが)
同じ作者の「夏の庭―The Friends」は文句なしの傑作だと思うけど。 >>108
なんかすげー偉そうなわりに中身のない文章だなー 女の読み物 女の書きもの の出版バランスが作家文学者を孤立させる。 >>109
しょうがねえじゃん、もともとの小説の中身が薄いから。 >>112
逆に教えて欲しいです。昔の本読むことが多いです。 昨年出版された作品だと赤坂真理「箱の中の天皇」、
古谷田奈月「神前酔狂宴」あたりはすごくいいよ。
こういう作品が本屋大賞にノミネートされない現実が
今の書店員のレベルを象徴している気がする。 >>114
おお、ありがとう。実は二人とも読んだことがないんで、楽しみだ。
本屋大賞はエンタメ寄りの作品が多いね。売りたい本と読みたい本は違うのかも。
(いややっぱりレベルの問題か)
2019年本屋大賞候補作家
三浦しをん、平野啓一郎、木皿泉、瀬尾まいこ、森見登美彦、小野寺史宜、知念実希人、芦沢央、伊坂幸太郎、深緑野分。 女流文学者にまだ生きにくい時代だ。男性の書いた本を九割倉庫になおしておけば? >>115
売りたいから上下巻ある本を選んでるんでしょ。
ノミネートももう売れてる作家の本ばかりだしね。 今年(2020)の本屋大賞のノミネート作品に川上未映子の夏物語が
入っているね。 女性の購買力本選びも尊敬してるけど。男性が紅一点につづるのはよくない。
男女同比参画のほうが女性い負担ない。男性は首席だけの出版も究極トラブルにいい。
男も嫁や母娘がいて読書好きは肩身が狭い。男性が読書の義務があると、女性作家も蓄財になる。層が厚くね。本も厚いのがいいだろう。 女性の一人個人の購買者に比して男性が集団輪姦の様に種を漏らすのは検閲上の犯罪出版業界では?女性の意見も聞きたいが。今の乱数に根拠や理由が見当たらない。計算で固めた組織犯罪にも見える。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=-ygzcVeMKDE&feature=emb_title
これは女性のクルーやスタッフ足りてるけどある意味問題化されるべき作品と思うだろ?男性の重なりが。 いつも思うけど、何なのこの学術っていう馬鹿は。
ただの思い付きで頓珍漢なわけのわからないこと書きなぐって
スレの流れをじゃまするだけの存在なくせに偉そうにして。 僕は奇形児だから読みにくいかもしれないけど書くことも正義であって偽善を働くつもりはない。女の人が産み落とされたり落としぬかれた世界にいることを自覚もしないで
若い男性女性が助けられるか君に? この世もあの世も男余り地獄だと冷徹に認識して人を処刑処罰しなければならない。 男の文句のいえない言論暴力ロリコン集団輪姦犯罪に低層を奪われた気分でもな。
という少女や女性のことを考えてほしい。 男の文句のいえない言論暴力ロリコン集団輪姦犯罪に貞操を奪われた気分現実でもな。
という少女や女性のことを考えてほしい。 須賀しのぶはもっと評価されるべき作家だと思う。
「また、桜の国で」に対する直木賞選考委員の批評は
ことごとく的外れで、きちんと読み込めていないのが明らか。
あんな低レベルの人たちに選考されなきゃいけないのかと暗澹たる気持ちになった。 >>129
ごめん、タイプミス。
「どのへんが過少評価で、的外れなの?」 が正しい。 >>131が>>128に対するレスだとするなら、
たとえば浅田次郎の「史実と虚構の均衡を保つことが難しい」についても
宮城谷昌光の「歴史が重く、人物は軽い」についても、
圧倒的なストーリーを追うことだけに精一杯で、
棚倉慎たちの想いができごと1つひとつの狭間で丁寧に刻まれていることに
気づいていない気がする。 また北方健三の「特権をふり捨てての実戦への参加は、ロマンティシズムであり、
そのあたりから、小説の迫真力はさらに薄くなった」という批評は
ワルシャワ蜂起を当事者の立場から、そして日本人の立場から描くことの
画期的な意味、重要性をあまりに軽視してると思う。 連投で悪いけど、井上ひさし、五木寛之、平岩弓枝たちが
選考委員に入ってた時代と今の落差が大きすぎる。 「また、桜の国で」
当事者という言葉は使えない。次に、ポーランド人と武士道が共通するとかトンデモが多い。
愛国心とは武士として死ぬことなのか。
僕は日本人として、彼らとともに戦う。彼らは、日本人が決して膝を屈しないと信じている。ならば僕は、そうありたい。
こういう表現に自己相対化の視点があるかと思って読んだけれども、結局大和魂、ブシドーを持った主人公のヒロイズムは、相対化されない。
ナチスが好きでナチスと聞けばどんな本でも読みたくなるという作家らしい(卒論も武装SSについて)
戦闘で死んだ。それは幸せなことなのだ。
「ひとりにつきドイツ人ひとり」を合言葉に、一人必殺が命じられた。
カミカゼ精神の堂々たる肯定。
日本とは全く無関係のはずのユダヤの女性が、ありがとうと頭を下げてくれている。
ポーランド人はみんな「日本人を手本にしています」とか日本ageにあふれまくっている。最後には拷問を受けて死んでも「理想的な日本人として」死んだ、と父親が褒めたたえる。
うーん。。。。 >>136
「ナチスが好き」って、根拠があって言ってるの?
もしなかったら重大な名誉棄損で起訴されても当然の大罪だよ。
そしてそれ以前に、この本を読んであなたは単純な日本賛美しか感じられなかったの? 須賀:戦争映画をよく観ていた影響もあるんですが、ニーチェたちを読んでいると、だいたいナチスにいくんですよ。彼らの思想ってだいたいナチスに利用されていますから。
トーマス・マンも反ナチでいろいろありましたし。じゃあ何か読んでみようかと思って高校生の時にウィリアム・L・シャイラーというアメリカのジャーナリストが書いた『第三帝国の興亡』を読んだんです。
これがべらぼうに面白くて。中高の歴史では当然ナチスは悪だと習うし、シャイラーもアメリカ人なのでナチスに対して批判的な立場で書いている。にもかかわらず、ヒトラーはめちゃくちゃなのに妙に魅力的に思えてくるんです。
第一次世界大戦の後、なぜナチが支持されていくのかについても、やっていることはアホだと シャイラーは罵っているけれど、そりゃこういう状況ならとびつく人がいて当然だろう、と思う。
そこで、歴史ってそういう見方をしなくちゃいけないなと思ったんです。『三国志』なんかはそれぞれの国の事情が書かれているけれど、リアルな
須賀:ドキュメンタリーを読むと巻末に参考文献が載っているので、そこからあたっていきました。やっぱりナチスだと『わが闘争』は読んでおかないといけないし......と、読むべき本が見つかっていく。
図書館にも本がそろっていたし、学校の先生が面白がって「ナチスが好きならこの本もありますよ」と教えてくださったりしました。
ところで卒業論文は何だったのですか。
須賀:ナチスの武装SSについてです。その時に教授に「君の卒論は小説みたいだね」って言われました。たしかに妙に臨場感にあふれていましたね。戦争が始まった後の記述とかは、自分で読んでいてもテンションが上がっているのが分かりました(笑)。
須賀: 小説を読まなくなった時期でも、ナチス絡みと聞けば、とりあえず買ってました(笑) 単純というか醜い日本賛美。しかもわざわざ外国人に日本人礼賛させている感じだな。
主人公はロシア人と日本人の間に生まれて差別されて日本を憎悪するに至った。
にも関わらず「本当の日本人=ブシドー」というアイデンティティに目覚めるあたりはどうかと思う。
エンタメにとやかく言うのはどうかと思うけど、ナチスはこんなに蛮行したんです。ポーランド人もこんなに馬鹿だったんです。
でも、日本に難民として保護されたポーランド人たちはブシドーを心に刻んで勇敢にナチスに命を惜しまず美しく抵抗したんです。純血の日本人じゃなくて「軽く」差別された主人公だって大和魂に目覚めてポーランドのために死にました。
主人公が拷問を受けて死んださまをロシア人の父親は「完璧な日本語で」美しい死に様と讃えて小説が終わります。
イロイロとツッコミどころはある小説。 >>138
これを読んであなたは「須賀しのぶはナチスが好き」って解釈しちゃったの? インタビューで本人がナチスが好きと言っているからね。
ナチスと聞けば何でも読む。周りからはナチスが好きだと評判で本を進められている。
「ドイツ文学からナチスへ」
――そういえば、須賀さんは軍隊や戦争の話もよくお書きになっていますが、軍隊などは興味があったのでしょうか。
シャイラーと同じ時期に読んだこともあって、私は今までなんて一元的に歴史を見ていたのだろうとショックを受けました。だからといって小説を読まなくなるというのがなんだかな、なんですが、私はドキュメンタリーを読むわって思って。
いわゆるドキュメンタリーをしかも引用を辿って読んでいくタイプの、どこかで聞いたような読書する人。
日本は唯一人種差別反対を唱えた国なのです、とかまるで冥府から抜け出たイザナギのような気持ち、とかの表現もあったな。
人類愛を隠れ蓑にしているけど、説得力がなくてエゴイスティックでロマンティックな「本当の日本人らしさ」としてレジスタンスになる所とかは妄想の世界でしかない。 それ全部WEB本の雑誌の「作家の読書道」から都合のいいところだけ
抜き出したものだよね。でも最初から最後まで読んでもどこにも
「自分はナチスが好き」って書いてないよ。
ここに書き込んでるっていうことはすぐ個人情報特定されるっていうことだよ。
それを覚悟で言ってるの? それから、肝心の史実考証についても「ネットで真実」系の陰謀論が多く使われていることも指摘しておく。
強制収容所については告発してもアメリカやイギリスが握り潰した、ことを前提にしている。
架空の登場人物(ポーランドからの日本への難民で家出して主人公に会い、アメリカ人に養子にされてポーランドでナチスに取り入ってスパイする)に再三微に入り細に入り告発させたけれどアメリカは見ないふりをする。
どこからどこまでが史実か判断できない人が浮かれて持ち上げるべき小説ではないと思うし、あくまでエンタメとしてとらえるべきだけど、作者の偏見は強く反映した小説だと思う。
面白い、価値がある小説だと思うのは自由。なんで落としたんだと審査委員を馬鹿にしてもいいでしょう。
でも、ダメな小説だと思う。 問題をそらさないでね。
一人の人間に対してナチスの賛美者というレッテルを
貼り付けることの意味を本当に理解できてるのって言ってるんだよ。 ナチスが好きと言われて否定をしない、ナチスについて何でも読みたがる人をナチスが好きということが名誉毀損だと訴えられると考える人が本当にいるのかね。
いわゆる日本上げの本。
この小説で日本すげえと言う人。
白系ロシア人、ドイツ人、ユダヤ人、ポーランド人、トルコ人、ブルガリア人。
登場する殆どの人間が日本人に敬意を払う。
純血日本人はまるでラテン系のように女性にお世辞を雨あられと降り注ぐプレイボーイ。
あるいは異国人にブシドーの真髄を植え付ける。
ジャップ差別の描写はほとんどない。
こういうのが、ダメな小説だと思う。 もう最後にするけど、研究対象として興味があることを
「ナチスが好き」と歪曲して喧伝することは名誉棄損以外の何物でもない。
それと、作品中ではナチスドイツにすり寄っていく軍部の姿もきっちり描いている。
偏見に満ちた読み方しかできない人間は本当に可哀そうだと思う。 >>81
「光抱く友よ」を再読してみたが、特に「荒い」とは感じなかったが。
よかったら具体的にどのあたりが「荒い」のか教えて欲しい。 >>147
たくさん書ける文章だな、と思いました
小川洋子には紋切りのフレーズを避ける細やかさがあるけど
この人は太い、敢えて悪く言うと、荒いと感じます
削ってほしい形容詞句が目に付く
まあ、頭より手が先に動く感じですかね
作文を読ますんじゃねーよ、と
文体がこれじゃ全体も通俗を出ないでしょう
私は「光抱く――」でこの作家はパス
そんなわけで手許にありません
ためしに5〜6行(主人公の内面描写とか)抜いてみてください。 「荒い」というか70年代少女漫画(池田理代子とかね)のような
センスだなあとは思うけどね >>148
早速答えてくれてありがとう。
確かにおっしゃっていることは分からないでもないけど、「荒い」というよりは「硬い」という風に思った。
(同じことを言っているのかもしれないが)。まだいい意味でこなれていないというか。小川洋子の「妊娠カレンダー」も(大好きな小説です)も再読してみたが、
細かく繊細な文章だと思う。比較でしか言えないが、二人の差は「荒い」、「荒くない」というより文体の差ではないか。「光抱く友よ」の文体は、かなり好みが
分かれるように思う。
例えば>>1があげた作家の中で、「荒く」ない人はいますか? 西加奈子、村山由佳、恩田陸など、相当「荒い」と思うのだが。 西加奈子(1977年5月7日 - )
直木三十五賞(2015年)
村山由佳(1964年7月10日 - )
小説すばる新人賞(1993年)
直木三十五賞(2003年)
中央公論文芸賞(2009年)
島清恋愛文学賞(2009年)
柴田錬三郎賞(2009年)
恩田陸(1964年10月25日 - )
吉川英治文学新人賞(2004年)
本屋大賞(2005年)
日本推理作家協会賞(2006年)
山本周五郎賞(2007年)
直木三十五賞(2017年)
本屋大賞(2017年)
高樹のぶ子(1946年4月9日 - )
芥川龍之介賞(1984年)
島清恋愛文学賞(1994年)
女流文学賞(1995年)
谷崎潤一郎賞(1999年)
芸術選奨(2006年)
紫綬褒章(2009年)
川端康成文学賞(2010年)
日本芸術院賞(2017年)
旭日小綬章(2017年)
文化功労者(2018年) くり返しになりますが、「荒い」というのは
敢えて悪く言うと、です
安心して読める、という人もいるでしょう
流麗すぎて、一つ一つの表現に手垢がついてる感じしません?
既成表現にもたれかかる度合いが強いと、いささか興ざめです
些細ですが、山田詠美の初期作には
トラッシュ箱、なる独自な名詞が現れます
その作者ならではの表現に必然性があると
文体の中に泳ぐことができます >>流麗すぎて、一つ一つの表現に手垢がついてる
「流麗すぎて」というのはよく分からなかったな。むしろ読みにくい、つっかかる文体かと思う。私には決して読みやすいものではない。
一方「表現に手垢がついている」については分かるような気がする。既視感のある比喩とかは散見される。
だが内容的には決してきらいな作家ではない。
「流麗すぎて」ということだと、むしろ最近の山田詠美にそれを感じる(小説新潮で新連載開始したし)。初期の彼女の作品は、小説を読む喜びに溢れていた。 「荒い」ではなく「粗い」文章なら吉本ばなななんかそうだと思う。
彼女の文章はいわば一筆書き。推敲なんか全然してないように
感じさせる(実際はそんなことないだろうけど)。
そのときどきの感覚だけで表現を選んでいるというか。 >>154
確かにそうだね。でもこの「粗さ」はきらいじゃないな(初期作品に限るけど)
自分が「荒い」と感じるのは、>>1で挙がっている作家だと、前に>>150で挙げた作家かな。
特に森絵都の文章は、「荒く」て「薄く」て「粗い」(繰り返しになるが、「風に舞い上がるビニールシート」以降は読んでません)。
他にも童話から出発した人(江國香織や村山由佳)には似たようなものを感じる。 小川洋子は一見ただの端正で癖のない文章のようだけど、
読めば読むほど独特だと感じるようになる。
非常に密度の高い文章。自分の目や感覚で捉えた被写体の全体像を
少しも漏らさず描写しようとするような饒舌さがある。
饒舌といえば、姫野カオルコの饒舌さは癖になるというか中毒性がある。 文体、作品内容含めて、結局現代女流作家で読むべき5人は誰なのよ? 物語の構想力とテーマの現代性からいうと
梨木香歩、多和田葉子、小川洋子、西加奈子、村田紗耶香かな
亡くなったけど津島佑子も入れたいところだけどね。次点は小手毬るい。
今後期待できる作家でいうと、
伊吹有喜、中脇初枝、古谷田奈月、瀧羽麻子、藤岡陽子 純粋に読んでおもしろくて読書の喜びを感じさせてくれるのは
瀬尾まいこ、朝比奈あすか、高田郁、ほしおさなえ、辻村深月
作品の平均的レベルが高く安心して読めるのが
村山由佳、谷村志穂、唯川恵、高樹のぶ子、朝井まかて
もう少し頑張ってメジャーになってほしいのが
千早茜、山内マリコ、寺地はるな、安達千夏、魚住直子 >>158
西加奈子だけはどうにも違和感がある。内容の薄いエンタメ小説を読んでいるよう。
松浦理英子とか村田喜代子はだめか? >>160
その西加奈子に対する評価は、「サラバ!」「i」も読まれたうえでのものですか。
未読であればぜひ読んでほしいと思います。
もう読まれたのであれば、捉え方の違いということで仕方ないですね。 >>160
読んだのは、「あおい」、「きいろいゾウ」、「円卓」と「サラバ!」。「i」は未読。これだけの冊数で決めつけるのは早計だとは思うが、どうも合わない。小説感の違いかもしれない。
でも好み、嗜好はそれぞれだから、違っているのが楽しいのかおしれない。
逆に松浦理英子とか村田喜代子はどうです? あまりピンとこないのであれば、やはり小説感が違うのでは? >>162
済みません、そのお二人の作品はまだ1冊も読んでいません。
ぜひ読んでみたいと思います。それと西加奈子にこだわるようで恐縮ですが
彼女の作風はけっこう幅広いので、案外「漁港の肉子ちゃん」か「白いしるし」を
読まれると印象が変わるかも知れません。 女性作家という使い方はあっても男性作家とは余り言わない。
これだけでも文学とは男が作り上げた芸術表現。
マックなどで女子高生が誰彼と付き合っているとか、誰が格好いいとかいう
おしゃべりの延長線にある物とは違うな。又はこういう話に入れなかったオンナ
の写真集というのが女性作家の限界で、読む価値はない。
女性作家の物は時間とカネの無駄だ。 >>1は特に邦人女流作家と限定してはいないが、海外の作家はどうなのか。例えば超有名どころでは、マーガレット・アトウッドとか。 >>165
あいにく私自身は国内の作家を読むだけで精いっぱいですが
ぜひ海外の現代女性作家についてもご紹介いただけたらと思います。 1さんは日本の現代女流作家しか読まないんですか? それには何か理由がありますか? 日本の近世の女流作家はどうでしょう。
これからもいろいろと教えて下さい。 >>167
こちらこそいろいろ教えていただきたいです。
私は国内外の古典的名作と呼ばれる作品も一通り読みつつあるし、
中上健次、開高健、大江健三郎、村上春樹も好きだし
荻原浩や吉田修一など現代男性作家も読みます。
ただ現代女性作家のスレを作ったのは、あまりにも過小評価されているからです。
>>164のような信じられないほどの無知と偏見が今でもまかり通っているからです。
いわば現代文学版ポジティブアクションのようなものです。 川上未映子『夏物語』を読みました。
とても美しい小説だというのが第一の感想です。
自らの心と身体が発する声に真摯に耳を傾け
それを丁寧に言葉に掬い取っている感じがします。 森瑤子も現代作家に分類されるのかな。
「風物語」読んだけど、タイトルのイメージとは正反対の
どろどろした人間模様が描かれてて、読むのが苦しくなった。 山尾悠子はデビュー直後に安部公房の紹介で文芸誌に書いたら、没で掲載されなかったんだってさ。
掲載されてたら女性作家の歴史が変わっていたかもな。 >>170
森瑤子は結構早く亡くなったんだよね。すばる文学賞を受賞の「情事」が掲載された本は確かまだ本棚のどこかにある。
>>173
なるほど「新潮」か。ありえそうな話だ。でもそのおかげで「奇想天外」とか「SFマガジン」に作品発表してくれたから、それはそれでよかったのかも。 >>175
もちろんです。角田光代のおすすめ作品教えてください。
私は「対岸の彼女」しか読んでおらず、あまり印象に残っていません。 『対岸の彼女』は今と過去を交互に語る構成が、冗長さを生み出し、小説としての凝縮感を薄めたように思う。内容的にも純文学からは離れている。 >>177
ベタで申し訳ないけど、『八日目の蝉』『紙の月』はいかがでしょう
どちらも映画化されてるくらいだから、面白いと思うのですが >>179
ありがとうございます。
とりあえずその2作品読んでみます。
ところで僕の最近のおすすめは瀧羽麻子です。
京大卒の才女なのに、エリート臭さがないというか
すごくケレン味のない素直な文体が好感を持てます。 『対岸の彼女』がピンとこなかった>>178ですが、次は彼女2000年までの作品を読んでみようと思っています。その次に>>179さんのおすすめに取りかかります。 『タイプライターズ』(芸人の又吉とアイドルの加藤がパーソナリティをつとめるTV番組)の再放送を見ていたら、西加奈子が中村と羽田と一緒に出ていたが、彼女意外と出たがりなのかな? ちなみに話の内容はあまり面白くなかった。 次に日本人がノーベル文学賞を取るとしたら、多和田葉子ではあるまいか
日本語とドイツ語で、日独異なる小説を発表している
ドイツでは文学賞を複数受賞しているが、
日本でも芥川賞、谷崎賞、読売文学賞、野間文芸賞と
四冠(グランドスラム)を達成している 来月発表になる芥川賞には今回三人の女性が候補として挙がっているが、このスレ的にはどういう評価なの?
石原燃『赤い砂を蹴る』
高山羽根子『首里の馬』
三木三奈『アキちゃん』 女が小説を書き始めたのは男の後!邪道!
紫式部「は?」 河ア秋子の作品がすごくいい。
これだけ骨太の物語を描ける作家は男性にもそういない。 >>187
エンタメ寄りの人? とりあえず『小説トリッパー』家にあるから、短編読んでみる。 三島賞の候補になっているよ。
骨太な感じなのは酪農経験が影響してるのかも? めずらしい経歴の人だね。
久しぶりにおもしろそうな作家。 珍しい経歴といえば、藤岡陽子も面白い。
はじめ報知新聞のスポーツ記者になって、やめてから
タンザニアに留学し、帰国後は看護学校に通いながら
小説を書いて、作家デビュー後も看護師を続けてる。
そういうキャリアが全部、小説に生きるんだね。 綿矢りさ「生のみ生のままで」と三浦しをん「ののはな通信」を続けて読んだ。
去年と一昨年の島清恋愛文学賞受賞作品で、偶然どちらも
基本は異性愛の女の子同士がそれ以上の関係になる話。
とはいってもどろどろした恋愛小説じゃなく、どっちも普遍的な人間のあり方を追究してる。 綿矢りさって恋愛ラノベ小説みたいなのしか書いてないの?
こじらせ女の話はもういいや。 >>193
だから恋愛ラノベ小説じゃないって言ってるのに…
最近の作品だと「手のひらの京」も「私をくいとめて」も恋愛が主要テーマじゃないよ。
本人も、これからはもっと生活に根づいた作品を書きたいみたいなことを言ってた。 子供産んでちょっとは変わったのかな。
キッズ向け小説はいいから、もう少し大人でも読める作品頼むわ。 綿矢さんの作品はすらすら読めて共感もできてそれなりに面白いんだけど
スケールの小さな身辺雑記みたいなのが多い印象ある >>196
それって、「インストール」と「蹴りたい背中」と「かわいそうだね?」と
「勝手にふるえてろ」しか読んでないからじゃないの? それらと、手のひらの京と意識のリボン(だっけ。すばるに載ってたやつ)
あと群像に載ってたストーカーのやつも読んだ。
あとなんか読んだかな。 「ウォーク・イン・クローゼット」所収の「いなか・の・すとーかー」だね。
おすすめは「ひらいて」「大地のゲーム」「夢を与える」。 >>201
三島賞は21才の宇佐見りんに決まったね。この人はどうなの?(まだ読んだことがありません) >>1
いまどき作家を「女性」で別立てにすることが男根的とは言われなかった? >>205
今でも女性作家というだけで軽視するような人が
残念ながら少なくないので、こんなに素晴らしい作家が
女性にもたくさんいるということを訴えたかったのです。
いわばポジティブ・アクションの一環です。 3年前に>>1立てたヤツが日曜の早朝から即レスってキモすぎない?
どんだけ5chに張り付いて生きてるの 出版関係者じゃない?
今はフェミがウケる時代だし、あくまで「女性」を売りにしたほうが金になるから。 >>1 >>206
>>今でも女性作家というだけで軽視するような人が
残念ながら少なくない
体感として、タンジブルにそう感じていますか?
私も出版(文芸誌の編集と単行本の編集)をなりわいとしてますが
営業部のブイブイした統計アングルから言われることもあるのかもしれないけど
日本の女性作家は期待こそされ、「軽視」という不条理や暴力に実際に瀕しているのかな。
知人の作家たちは、そうは見ていないから。 >>207
張り付いているわけではありませんが、1〜2日に一度は自分の立てたスレをチェックしています。
>>209
タンジブルという言葉初めて知りました。業界では流行っているのでしょうか。
もちろん、直木賞候補が全員女性だったりすることもあるわけですから
業界として女性作家を軽視しているということはないと思います。
私が言っているのは、特に男性の読者で「食わず嫌い」の人が多いように感じるということです。
たとえば身近な日常を描いた作品に対して、「女だから半径1キロのことしか書けない」とか。 吉田知子挙げてる人がいて感動した
無明長夜に収録されている「終りのない夜」は凄まじいの一言に尽きる短編。
長編なら「日本難民」もいい >>209
変な質問になるかもしれませんが、編集者として「美しい顔」問題、アレどう思います?
業界ではどういう噂が流れてるのかとか、その辺気になるんですよね。。文芸誌の編集という
立場の人であるのならば是非知りたいです
群像編集部に勤めているというのなら無理には聞けませんが(笑) >>212
S曾野綾子
A山田詠美
A綿矢りさ
A川上未映子
B小池真理子
B桐野夏生
B朝吹真理子
C樋口一葉
C向田邦子
C金原ひとみ
C本谷有希子
C桃谷優希
D柳美里
D本谷有希子
E角田光代
■ 残念賞
笙野頼子
よしもとばなな
大島真寿美
篠原一 群像って編集長変わってリニューアルしたでしょ。
前の編集長どこ飛ばされたんだろ。 >>216
言えない事が多いんだろうな(適当
文芸編集者も大変だね 本谷有希子がCかDかは?
実際会ってみないと綿矢がマジ美人か謎だし
川上はゴーストがおんのか?て椎名林檎みたいだし
笙野頼子、吉本、篠原、大島らへんはまあデフォとわかる
角田が美のほうに上げられるなら小川洋子や荻野アンナだって入れてあげなきゃ
樋口一葉、入れるなら、幸田文はどうなんだ
言われてみるとすぐに浮かぶ
萩原朔太郎、太宰治、織田作之助、吉行淳之介、石原慎太郎、五木寛之、北方謙三、
島田雅彦、中沢新一、伊集院静、辻仁成、中村航……
て男系に比べると、女流では簡単に羅列できないものね 作品から覗くと、檀一雄がえらくいい♂なんだよね
ルックスはメガネとかでわからんようになってるけど
沢木耕太郎が書いた『檀』のヨソ子の発言からしても
見た目以上に、男は、いい♂かどうか
事実上の一夫多妻制日本らしい
まだ文学がメディアの華だった頃の男作家たちのステータスは
今じゃ想像できないほどよね 連投ですいません。
『持続可能な魂の利用』(中央公論新社)を読んだけど
かなりタイプ、面白かった。
筆者の触角はやや偏向的だけど、作家は偏向することで時代の同質性の圧力に、
個体の感性で抗い、切実に自分のフラジャイルなものの在処と、行方を模索する彷徨者なのだと思います。
その意味で、松田青子の『持続可能な魂の利用』は、偏っているが、
今、絶対的に出現してほしい切迫したメッセージを、普遍的な眼差しも交えて、
独特で巧妙な構成で描ききった、今年出版された小説としてはあざといほど衝撃の作品でした。 松田青子はいいね。
こないだ読んだ派遣の試験の話面白かったわ。スタッキング可能あたりから
ちょこちょこ読んでるけど。 ウォータープルーフ嘘ばっかり!ウォータープルーフ嘘ばっかり! 松田青子って、てちと親交とかあるの?
なんかやけにリアルだったけど
そして予言的だった…… >>213
ここで話題になってたからネットで調べたけど
松田青子、アラフォーだけどけっこう美人じゃん
Aランクじゃない? 美人なだけで売れてなくてもいいなら
片瀬チヲルとかチェシルとか北条裕子とか入れてあげたら 森まゆみさん、川上弘美さん、平松洋子さん好きです
見た目の話に意味がありますか? 絲山秋子の『ばかもの』途中まで読。初読みの作者さんだけどなかなか面白い
舞台は群馬、ヒデっていううだつのあがらない大学生が年上の女性とただれた関係に
あったが結婚相手がいると言われ無残にフラれ。
次いでデイトレードで稼いでる引きこもりの同級生ネユキの話に移る。その子とは恋人同士になりそうでならず、
彼女が東京に引っ越す記念に寿司屋で飲んで別れる。で、そのあと、こんなくだりがあるのです
その後ほんの一時、ヒデはもてた。どうしてだか全くわからなかったが、実にもてた。
合コンで出会った子もいたし、焼鳥屋のバイトの子もいた。携帯を買いに行っただけで店員が
メールアドレスを教えてきた。そこそこの美人もいたし、眼鏡が似合う子もいた。ただ、一度寝た
だけでまるで前人未踏の地の領有権を主張するかのごとくヒデを拘束し、メールや電話で今現在
どこで何をしているのかと詰問し、逃げれば逃げるほどしつこくなる女というものが怖くて、
ヒデは次第に消極的になった。もちろん、そんなヒデから女達は次の狩りへと去って行き、彼はまた一人に戻った。
あらかたを把握していた友人の加藤が嗤った。
後半の、女性のしつこさについて語っている部分は嫉妬ってことでわかるんだけど、「ほんの一時」とはいえ、
少なくとも5人の女性からもてるということが実際にありえるのか!?たぶん、ありえるのだろうけれど、
女性に関わりがないせいで自分にはファンタジーっぽく思えてしまった
もてる人にも悩みがあるんだなあ。。長文失礼 >>203
読んだけど面白かったよ。地下アイドルオタクの女子高生の話。「推し」が人気投票で最下位に
なったのを境に高校やバイトそっちのけでどんどん趣味にのめり込んで悲惨な状況になってく
そんな主人公の姿が痛々しいんだけど切実。
ヤフコメとかつべのコメント欄取り入れてるのが新鮮だったな 西加奈子だけはマジで無理。
サラバ読み終えた後、こんなに内容の無いことをこんなに長く書けた事に逆にビックリした。
後日、なんかのインタビューで「長い小説を書こうと思った」って言ってるの聞いて、あぁそういう事かと思った。書いていたら長くなったのならいいけど、最初から長い小説を書くのが目標だったのなら、そりゃあんなに無駄な文章だらけになるよな。 宇佐見りん良いよ。
かかはイマイチだったけど推しはよかった。 >>237
「10年目に長いものを書きたかった」とインタビューで答えてるのは
あなたが思ってるような単純な意味じゃないと思うよ。 弓なりの入り江の果てに、年若い頃の国
木田独歩が訪れた丘があった。まだ、
春浅いその丘は、所々霜の降りた気配がある。去年
奈良で目にしたのと同じ、可憐な名も無い花が目
の先で、そよ風に揺らぐ。淡い色の星屑の様な花々は
前に出会った、独逸人の女が私に抱いて見せた、
生まれたての混血の赤子の手のように揺らぐ。
はっきりと見て取れる、この光景は幻影か?
魔界の夜を思わせる海の蒼とは裏腹に、嫋やかな
女の如き空の蒼! >>239
俺は「長いものを書きたかった」発言であの駄文がなんだったのか完全に理解できたつもりだった。
あぁ文量を増す為だったのか、目標達成おめでとう、と。 日本人女性作家2人の著作が海外で高評価 英BBCが「2020年ここまでの最高作品」特集で紹介
10/28(水) 21:30配信
ENCOUNT
英公共放送「BBC」が「2020年の年間最高書籍」を特集。日本人女性作家2人の著作が見事に選出されている。
BBCでは「2020年ここまでの最高作品」と特集し、2020年に英語で出版された45冊の作品を推薦。日本人女流作家2人が登場している。
「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香氏の「地球星人」が選出された。英語版タイトルは「Earthling」。主人公の小学生・奈月の織りなすストーリーを紹介している。特集では英国でも出版された「コンビニ人間」についても「ベストセラーでクリティカルヒット」と改めて称賛。村田氏は特集のメイン写真にも起用されるなど、注目の高さを示している。
一方、松田青子氏の短編集「おばちゃんたちのいるところ」も選出された。英語版タイトルは「Where the Wild Ladies are」。日本の怪談に登場するキャラクターをモチーフにしながら、「現代的で、女性的視野からつづられている」と評価。地元紙「ガーディアン」の書評で、「愉快で美しい。超現実的で優しい。これは並外れた一冊だ」と絶賛されたことも紹介されている。 フェミニズムに肯定的な作風の女性作家がここ最近目立つけど
逆にフェミニズムに批判的な女性作家ってこれからでないのかな >>241
同じものを読んでも全然感じ方が違うから面白いね。
私は「サラバ!」を、100年後も読み継がれる名作だと確信してる。
ちなみにあなたは、誰のどんな作品を高く評価してるの? 自分を支えてくれる尊い「推し」が大炎上… 「推せなくなる日」をファンはどう受け止めたのか
10/27(火) 11:01配信 文春オンライン
文藝賞を受賞したデビュー作『 かか 』で三島由紀夫賞を史上最年少受賞、さらに野間文芸新人賞にもノミネートされ、今もっとも熱い視線を浴びている作家、宇佐見りんさん。2作目となる新刊『推し、燃ゆ』は、雑誌掲載時、まずそのタイトルが話題をさらった。
「もともと執筆中の仮題、愛称として使っていたタイトルだったんですけど、結果的にこれにしてよかった。ピンと来てしまう人が一定数いるタイトルになったと思います」
「推し」という言葉、概念をまったく知らない、または聞いたことがあってもよくわからないという人もいるかもしれない。その意味は、一言で説明できるものではない。しかしこの作品を読むことで、確実に理解することができる。
主人公のあかりは男女混合アイドルグループのメンバー、上野真幸(まさき)を推している。彼が関わるCDやDVDは複数枚(ときには何十枚も)購入し、出演した番組は録画して何度も観返す。ラジオ、テレビでの発言はすべて書き取って、それらをもとにした解釈をブログに書く。「推し」である真幸に関わることを最優先に生きているあかりだが、それ以外の部分では多くの問題を抱えている。高校の授業はまったく頭に入らず保健室で休まざるを得ないし、バイト先の定食屋でもうまく動けず怒られてばかりだ。
あかりは「あたしには、みんなが難なくこなせる何気ない生活もままならなくて、その皺寄せにぐちゃぐちゃ苦しんでばかりいる」という。そんな彼女にとって「推し」は必要だったと宇佐見さんは言う。 「私は、自分の力では歩けない時期っていうのはあると思っていて。生活にはいろいろなタスクがあって、勉強でも仕事でも、締め切りがあるものに食らいついていかなきゃいけない。しんどいけどなんとかやっていかなきゃ、っていうとき、推しに触れたことによってぼっとエネルギーが生まれて、その勢いで進める。推しが推進力になる感覚です」
重い体を引きずってあえいでいるあかりが、しかし真幸を推している間だけは、動ける。体に芯が通ったようになる。その反応は単純に芸能人の「ファンである」ということからは大きな隔たりがあるように思える。
「芸能人を推していることに対して『そんなに好きになったって結婚できるわけじゃないんだから』という冷笑めいた視線がありますよね。結婚したいとか、彼女になりたいとか、そういう風に思っている人ももちろんいるとは思いつつ、それだけじゃないんだよ、ということは誤解のないように描きたかった。ただの趣味より、もっと切実なものがあるんじゃないかというのが実感としてありました」
タイトルからも分かるように、あかりの推しである真幸は炎上する。ファンを殴ったことで批判され、大量の悪意にさらされる。そして、あかりが「推しを推せなくなる」状況が訪れる。
「永遠には推せないということは、あかりもどこかで分かっていると思うんです。推しを失うことは、アイデンティティを剥ぎ取られるということで、凄まじい痛みを伴います。でも、それは彼女にとって、どこかで経験しなくてはならないことだった。推し活動に関しても、自分の生活に関しても、解き放たれた瞬間が生まれて、そこに、なにかしらの強さが見えたらいいなと思いました」
すべてを捧げて推し、その対象を失うことによって彼女は確かに前進する。その先の未来がどのようなものになるにせよ、ただ応援したい。痛いほどにそう願ってしまう小説だ。 現代女流作家ては、小川洋子と多和田葉子の二人のYOKOが、頭二つくらい抜けているのではないか。 野間文芸賞に小川洋子さん、同出版文化賞には「鬼滅の刃」作者も
11/2(月) 18:41配信
産経新聞
第73回野間文芸賞(野間文化財団主催)が2日発表され、小川洋子さん(58)の「小箱」(朝日新聞出版)が選ばれた。第42回同新人賞は李龍徳(イ・ヨンドク)さん(43)の「あなたが私を竹槍で突き殺す前に」(河出書房新社)、第58回同児童文芸賞は、いとうみくさん(50)の「朔(さく)と新(あき)」(講談社)にそれぞれ決まった。
また、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を顕彰する第2回野間出版文化賞には、アニメや映画版も大ヒットしている漫画「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の作者、吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さん▽「半沢直樹」シリーズで知られる直木賞作家の池井戸潤さん▽人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」が選ばれた。 『小箱』はいかにも小川洋子さんらしい作品ですね。
すごく文章の密度が濃いというか。
それとあの独特な静謐さは、1950〜60年代のフランス映画を見ているようです。 村上春樹を唸らせた川上未映子「他人をつくるという行為には、善さと暴力がある」
11/17(火) 11:30配信
クーリエ・ジャポン
現代女性の姿を鮮烈な文体で描いた『夏物語』の英訳『Breasts and Eggs』が8月20日にイギリスで刊行され、世界から注目が集まる川上未映子。
日本における女性の立場から、親になるということ、日本の現代文学、さらには村上春樹についてまで、英「ガーディアン」紙に語った。 小川洋子、これで国内4冠(芥川、谷崎、読売、野間文芸賞)達成か >>252
『Breasts and Eggs』って「乳と卵」じゃないの? summer storyじゃ売れそうにないからBreasts and Eggsにしたのだろう 主人公の名前が夏なんだからsummer storyは違うんじゃないの? Masayuki Hatta
NYTブックレビューの「2020年の100冊」が出ましたか。日本人作家のが4冊入っているね 100 Notable Books of 2020
もちろん英訳だが、邦題は
「JR上野駅公園口」(柳美里)
「地球星人」(村田沙耶香)
「乳と卵」(川上未映子)
「ユージニア」(恩田陸)
かな。全員女性作家やね。というか日本語で出版されてから結構経ってるような…。
まあ「82年生まれ、キム・ジヨン」が入ってるくらいだからやはり原著と英訳には相当タイムラグがあるな
2020年11月20日 原田マハと聞くと、「マッハ78」という水曜ロードショーで昔放送された映画を思い出すのだが こんな面白くもなんともない独り言書きつけるようになったら末期だね★ 死ぬほど使い古されたフレーズを返すのが精一杯!さすが末期☆ 『現代』と限定すると、なかなかいないのかもしれませんな。 >>268
ならここに来なければいいのに
馬鹿なのか ファンの作家の名前は出さないが
それ以外の女性作家の話をすればいい。
と思う。
ただ、この板に読んでる人がいなさそう…名前出てこないもん。 >>266
今村夏子とか村田沙耶香はおもしろいんじゃないの。 綿矢りさあたりも映画化とかしていてそれなりに一般のファンいそうだけど。 いつか、自分の好きな作家の訃報を聞く日が来るのかと思うと怖くてたまらない。 小説「伊藤くん A to E」(柚木麻子著)で、矢崎莉桜という登場人物が帰り道のトンネルに住んでいるホームレスに組み敷かれて犯される想像でオナニーするという話が出てくる。(実際に犯されるわけではないが、ホームレスのいるこのトンネルを通ることにスリルを感じている。)
服を乱暴にむしり取られ、頬を強く打たれ、内腿を押さえつけられ、肩を噛まれ、手首を折られ、裸にされ、最後はトンネルに放り出される…
という男でも書けないような生々しい描写。
女の人って本当に犯される想像してオナニーしたりするのか?信じがたいんだけど… 村田沙耶香のコンビニ人間を読んだ。
googleで5chでの作者名を検索したらここが出てきたから初めてこの板に来た。
男が書いた実話をよく読むので、女が書いた小説は好きじゃなかったけど
何の下準備も知識も無しで読んだらおもろかったわ。短いからすぐ読めるし。
サイコパスの処女マンコと口だけのネガティブ側の発達障害ちゅう
モロお前らみたいな底辺のつーちゃんねらーの話とは思わんかった。
ワシが二人の考え方を何となく理解できる「あちら側の人間」だから合ったんだろうか。
「普通の人間」が本当に普通なのか段々と分からなくなるんだよな。 最近は興味ある本、面白そうな本をランダムに買って読んでいるが、結果として女流作家が入ってこない。本当、たまたまだとは思うが。 過疎っているのは、これといった女流作家がいないのか、語るべき新作がないからなのか。 男の方が女流作家に興味あるかと思っていたが、逆か。 わたしは女だけど?
んもう、男しかいないなんて失礼しちゃうワ! 男は女性作家評価しないからね~
女性作家のほうが世界で活躍してるのに
多和田葉子、小川洋子、柳美里、川上未映子などなど。世界的な有名文学賞を受賞・ノミネートされてるしね その分、つまらない女流作家も多いからね。誰とは言わないが。まあそれは男の作家にも言えるけど。 柚木麻子にはがっかりだ
美味しそうな作品が書ける稀有な作家と思っていたのに左翼になってしまって
さようなら 村田沙耶香は早稲田の後輩をゴーストライターにしているらしいと古書店で聞いた 村田は性欲婆文学ではなくゲイ後輩のルサンチマン文学だったのかと納得 >>301
そもそも村田は早稲田じゃない
匿名も余裕で訴えられる時代
この板は誰も見てないからキチガイには居心地がいいんだろうけど 時代遅れの法律を振りかざして受信料を取るのは止めろよ 09/19 19時55壺 スレ伸びないな。もう語り尽くされたのか、それとも語ることがないのか。 語ることがあっても
もはやここに書く気にはなれないというのが真実じゃないだろうか
理由はよくわからないが、霊感がそう告げている。 朝日新聞関西スクエアでの、西加奈子と津村記久子の対談は面白かった。二人共全然気取ってなくて、
文壇のコネづくりとか、エエカッコシイとかのいやらしい要素が無くて好感持てた。女性器の話とか
ぶっちゃけてて良い。 直木賞候補になった女性作家の3作品読みました。
どれも主人公が魅力的ですごく良かった。個人的に受賞してほしい順番は
「しろがねの葉」>「光のとこにいてね」>「汝、星のごとく」かな。
「しろがねの葉」は主人公ウメの強さがまぶしいほど。
人間の業の不条理についても深く考えさせられます。
「光のとこにいてね」は誰かの歌じゃないけど切なさと愛しさにあふれた作品。
「汝、星のごとく」は暁海が「自由」を得るまでの長い旅路に強く共感します。 コンビニ人間だけで10年は食っていけそうな村田沙耶香は無敵。 質問スレも見当たらないし本人のスレもなさそうだから(一応検索した)ここに書く
柳美里の過去にあった裁判、判例読んでそんな酷い内容とは知らなかった。障害者の人の話をそのまま使ってネタに小説、よく書いて問題がないと思えたな。さすが在日だわ。パクリ精神っていう感じ?
Wikipediaによると中卒らしいが、もっと人の心や常識持たないと。まともな小説と同類にしたくない。
原告勝利当然の判決だわ。ぞっとする 村田紗耶香は盗作人間
生命式は天野愛文の創作メモから盗んだ小説 #村田紗耶香盗作人間#Muratasayaka-plagianist
#la-cerimonia-alel-vita#生命式#盗作#村田紗耶香 また村上春樹にでも庇って貰えばよいよ早稲田文学村は盗作だらけなの? 2020.06.14
阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待
文=円堂都司昭
また、『’90年代J文学マップ』に寄稿した斎藤美奈子編で2002年に
『L文学完全読本』(マガジンハウス)と題した小説ガイドが出た。
J文学をもじって命名したと思われるL文学について斎藤は、
女性を主人公にした女性作家の作品としつつ従来の女流文学とは異なると説いた。
男性が権力を握る文壇に適応した女流文学ではなく、
女性の価値観に基づく小説という意味だろう。
また、1980年代にL文学の萌芽があったとして、
少女マンガ、コバルト文庫とともに例にあげたのが山田詠美や林真理子の作品である。
男女雇用機会均等法が成立した1980年代は、フェミニズムへの関心が高まった時代でもあった。
『L文学完全読本』は、文芸誌『鳩よ!』最終号(2002年5月号)の特集を書籍化したものだった。
同号の斎藤との対談で編集長だった喜入冬子は、1999年の同誌リニューアルをふり返り、
「女の子向けということでは当時J文学というのがあったけれど、あれは痛くて。
もう少し大らかに楽しくできないかと思いました」と明かした。
赤坂真理、角田光代、川上弘美、多和田葉子など
J文学にもマッピングされた作家たちが『L文学完全読本』にも多く登場したが、
ここではさらに別の形の文学史を見出そうとしたのだ。
村田沙耶香や古谷田奈月など近年目立つ女性作家の活躍を、現在のL文学と見立てることもできる。 >>1
いわゆる純文学系とエンタメ系が混在しているな 村田さんを盗作呼ばわりしているひと。開示請求されても知らないよw
つーかもう遅いねwww 川上未映子がちょっと前に書き込みに対してコテンパンにやってたからね。 飯田祐子、小平麻衣子、大串尚代、木村朗子、内藤千珠子、米村みゆき他 著、
飯田祐子、小平麻衣子 編
『ジェンダー×小説 ガイドブック 日本近現代文学の読み方』ひつじ書房、2023年5月。 川上未映子には非常に狡い人という評価が付いて回る。これを拭い去ることは出来ないし、させない。 石田夏穂がガスタンクの建設や溶接をモチフにするなら、建設関係で屋台骨といえるクレーンやコンパウンド・プーリーの発明に関わった
アルキメデスの思想から逃げられんと思うが。彼によって、ギリシャ世界のインテリが工学への卑賎視を改めた。
石田が「我が手の太陽」で描く溶接工だが、たぶんギリシャ神話のイカルスやタロスから材料を得てる。彼ら二人
は従兄弟同士であり、ダイダロスの息子と甥だ。そして、古代ギリシャの溶接技術を代表するのが彼等に関わる神
話だろう。高所から落ちる危険が切迫感を高める場面が「我が手の太陽」にあったが、それはタロスとイカルスの
羽でも示唆されている。
現代のクレーンはパワーを高めるだけでなく、超人的な目と精確な操作を手にした。その職場に若い女の子たちが進出しつつある。 津村記久子『水車小屋のネネ』
本年度谷崎潤一郎賞に決定
これで同賞は3年連続女性が受賞することに そういやコロナ前だけど建築現場で若い女の子が働いてたことあったな。
結構可愛らしい子でこんな子が建築現場で働くんだ!とびっくりしたことはある。
大きなトラック運転しているママとかいたり、
今やいろんな業界で女性が活躍してるよな。
男は毎日毎日犯罪で捕まってたり、引きこもりが多かったりするのに。 村田なんていうのは、ただ日本弱体少子化プロパガンダのために、男女分断を煽ろうと、非モテ男をボロクソに叩くだけの小説で、クズ底辺女と、屑ヤリチン男に媚びてただけだから、その後の小説で、あまりに少子化工作が露骨すぎて、流石にお前らみたいなアホでも引いたな。 最近の女性作家って皆んなよく似てるんだよね
わかってくれる人いるかな >>355
分からん。解説してくれ。まさか髪型ね話ではあるまい 男嫌いの女がいるように
女嫌いの男もいるんだよね。
それだけはよくわかる。 文学に対して保守的な考えがあるからなのかもしれないが、現代の女性作家は大体やらかい語り掛けるような文章が多い気がする
語彙の点でもそうだけど、吉本ばななとか川上未映子などを読むと「読みやすい」と思うけど文学的なレトリックがないように思う
あと、女性という性で注目されるのは仕方ないにしても、容姿に注目が集まるのは不憫に思う。誰も作家の容姿なんて興味ないでしょ >>359
十把一絡げではあるが言わんとする事は分からないでもない。ただ小川洋子や高村薫みてもそれから外れている女流作家はいるとは思うが
容姿の点は綿矢と金原が芥川賞を同時受賞した時から地方ないところがあるだろう。特に金原のミニスカ 文学的なレトリックなんてもんを駆使する作家を有難がるのって自称文学好きくらいでしょう
そもそもレトリックが持ち込まれるには政治的な企図があったわけよな、いまじゃあその残滓を地に足つかない連中が拝んでいる始末
多くの小説読みはもはやそういうの特に必要としていないんじゃないでしょうか >>361
レトリックが政治的な意図から持ち込まれると言うところを具体例をもって説明してくれると助かるのだが >>359
西村賢太とか島田雅彦とか容姿も芸のうちみたいな人はたくさんいるよ
大江健三郎もわざとあの眼鏡なんだしね
でも注目してるのは男がほとんどじゃ? 高瀬隼子さんの、うるさいこの音の全部、という本を読んでます
この作家さんの作品を初めて読んでるんですけど
だいたいこういう作品を書く人なんですかね?
他の作品もこんな感じなのかな
芥川賞を取った人だし、純文学だからこういう作風だよな
という印象ですね 四国のクソど田舎者のビッチクズM浦R氏、
「昔はおおらかだった」と放言したり、
某児童殺害事件に関して加害者のほうに異常に感情移入wしていたりと無責任クソビッチのカス野郎にしか見えないな
「昔はおおらかだった」等と古い穢いチンカスジジイどもを肯定するなら貴様がジャニーや松本みたいな穢い血のレイプジジイどもにに永久に犯され続けてろよ卑屈な名誉ジジイのクソビッチ野郎M浦 懐かしい名前だね
既刊はだいたい読んでるよ
早くに亡くなって惜しい作家だった >>369
入手困難なので、佐藤泰志のように復刊されるといいんだけど 才能ある人だったのに、
なんで死んじゃったのかなあ… >>372
小説家にとっては職業病のようなものでしょうね
特に私小説純文学作家にとっては
目をそらしたくなるような自分の暗黒面に
対峙しなければならない
そりゃあ病みますよね どこか小さな出版社が『清水博子全小説』を刊行してくれないかな
2段組4000円くらいでどうだろう それで思い出すのは、佐藤泰志が1990年に自殺して、単行本が
入手困難になっていた2007年に、クレインという社長一人の
出版社が『佐藤泰志作品集』を刊行したら、映画化と文庫化が
相次いで今も読まれ続けていることだね >>374
レアな本を出版する国書刊行会を思い出したけど、
あそこは幻想小説や海外小説が多いからなあ… 数年前、多田尋子さん(このかたはご存命ですが)の短編集が復刻されて話題になったよね。
売上も良かったらしい。
御本人も「もうほとんど忘れられている作家なのに、自分でも驚いている」と語っていた。
清水博子もそうなるといいね。 復刻しろとは言わないから多田尋子と増田みず子は電子化してほしい 電子化は手間と人件費がかかるから、出版社もそう簡単にはやらない いま刊行中の五木寛之セレクションの4で桐野夏生が五木と対談するね 今村夏子のむらさきのスカートの女おもしろかった
評価どうなん >>382
俺は普通だった。あっ俺の感想は聞いていない。失礼しました 今村夏子はデビュー作が最高傑作。それ以外もそれなりに面白いのだが、
だんだんと書くたびに質は落ちて来ているような気がする。
むらさきのスカートのときも前作で芥川賞をとるべきだったという声もあった。 >>383
いやうれしいよありがとう
>>384
そうなのか
4作くらいよんだがむらさきが一番好き 星の子が結構よかった。あの家出てった姉ちゃんを主人公にして続編を書いてほしい。 あみ子と星の子は映画になっているのに、むらさきは芥川賞も取ったのに映画化はされてないのよね。 >>387
内容的にも映画化が難しそうな。監督、主役の女性ともに思いつかない 星の子の芦田まなはよかったな。あんま話題にならなかったけど。 あれでよく芥川賞獲れたよな
とてもよく出来た中篇小説とはいえほとんどエンタメだろあれ コンビニ人間も世界中で売れてるけど映像化されないもんな。
主役誰やるかとか設定が難しい。 >>394
そうなんだよな。案外浜辺美波あたりが合うかも すまんがこちらあみ子の三編読んだが意味わからんかった
俺は読解力?ないんだな 川上未映子の黄色い家って何万部売れたのだろう。
刷り部数じゃなくて。
4,5万部くらいかな。
10万部とかいってたらちゃんと10万部って書きそうだけど。 >>1
純文学中心と縛りを入れておきながら純文学じゃない作家も混じっているな。まあ純文学の定義は曖昧だし区別する必要もないんだが、何が純文学の方が上みたいに言っているような感じがする 成瀬は天下を取りにいくはおもしろいのかね。
なんでばかうれしてるんだろ。 今村夏子って最近また書いてないような。
気が乗ったら書くって感じなのかな。 木崎みつ子(1990年 - )
『コンジュジ』(2021年1月 集英社)
「対談 第44回すばる文学賞 木崎みつ子『コンジュジ』ラストシーンの破格の美しさ。これは二〇二〇年の「ライ麦畑」で「フューリー
ロード」」(川上未映子との対談) - 『青春と読書』2021年3月号 桐野夏生「オパールの火」
もっと多くの味方だった関係者に話を聞いて、内容を増量して
もっと関係者の話を聞きたい、引退後の普段の生活を知りたい
友人のお婆さんにもっと話を聞くとかして
お墓は無いの?無縁仏で、遺骨はどこにあるの?
生活品は全て捨てて、消えてしまったの?
せめて遺骨を納めたお墓だけでも、どこかに作って欲しい 榎の運動の当時の活動内容でも良いし、彼女の当時の立ち位置でも良いし
もっと深く追求して、続編でも良いので、「オパールの火」
もっと色々と読みたい 早くしないと関係者が歳で亡くなっていく
友人だったお婆さんの、小説風の手記でも良いから
「オパールの火」関係の話が読みたい