>>237さん
『カラマーゾフの兄弟』。深く読み込むと限界状況に於ける人間的実存の根源的な問いが前面にでてきます。

「愛しく可愛い天使アレクセイよ。罪深きおれ(フョードル)を殺めるだけの愛情と勇気を具えているか?」

〈第二の小説〉を視野に入れ……永遠を尺度にカラマーゾフを解釈した場合、原罪の問題まで遡及しなくては。
何故、人間は神から離れている状態「罪」にあるのか、と。

では♪ (-^ ^-)


cf. 自分も初読時には第一部の尊属殺人。
  ワーニカが真犯人、スメルジャコフは実行犯、アリョーシャは殺人を止め得ない立場のひとと浅薄に解釈。