英文学総合 3 [無断転載禁止]©2ch.net
>>110 素晴らしいですね 代名詞を動詞として使った英語初めての用例だったはずです 雇い主を名前を避けて「彼」と呼び捨てにする無礼さを表現しています 他にもたくさん初出の言葉があって、OEDでも相当初出例が多かったはず 読者を飽きさせないような、新しい英語をつくり始めている作家です 小説史において数々の発明を達成している作家で、「モラルばっかり」という評判をうのみにしちゃいけません 坪内逍遥が八犬伝を「道徳の塊」と罵倒したように、教訓ばっかり書いているということが文学的非難だった時代であり、同時に教訓話が必要とされた時代です 彼の繰り出す多彩な英語は非常に素晴らしいと思いますけれども >>107 アタマの悪い馬鹿に金言をくれてやろう お前が尊敬する人間が絶賛するものは信頼すればいい お前が尊敬する人間が罵倒するものは無視するがいい 好きな人間が好きなものは面白いことが多い 好きな人間が嫌いなものはつまらないとは限らない 誰かが嫌いなものを嫌いになることよりも誰かが好きなものを好きになるほうがはるかに労力はかかるが人生は楽しい まともな人間は好きなものについて説得力のある議論をする 馬鹿は他人の罵倒を自分のものにしたがるが、そんな口真似よりも他人の賞賛を口真似するほうがどれほど自分の知識を豊かにすることか 好きな人間が好きな理由を考えて、嫌いな理由を考えることだ おまえがその理由を共有しなくてはならない理由なんてない 自分の人生を豊かにする方向に、共有する内容を選べ 否定する方向にだけ同一化して人生を矮小化している人間は、向上心のない馬鹿だと思う >>115 お前もいつも否定から入るパターンだよね 〇〇は駄目だからって定型文になってる 努力の節約したがるコンプレックスの塊 駄目出汁もだいじじゃない?コンプレックスも才能になるけど帝大コンプはないな。 クラリッサは20世紀後半から世界中で再評価されている 二組の友人同士の間に交わされる書簡の嵐はあの時代のロンドンにしかありえないスピード感を持っている 1年間で570通の手紙が、ときには丸一日かけて書かれ、投函され、読まれる 手紙は時には盗み読みされ、文体をまねて捏造されたりもする 誘惑者は本当に魅力的な人物造詣がなされていて、手紙の中で平気でうそもつくし、シェイクスピアばりの表現を使う 書く登場人物の文体はそれぞれ違って、主人公が親友に書く文章は偽りがなく、心情を書き連ねることのできる英語で書かれている 誘惑者の英語には貴族階級の言葉、特に外来語由来の硬質な言葉を使いながらも、主人公やその友人を呪う言葉に溢れている 閉じ込められて、秘密の通信をする主人公は「偽りなく、公表することをまったく恐れない」書簡を書く 陰謀をめぐらす誘惑者は伊達者の友人相手に「人前では口に出せないような」罵倒を書き、この伊達者が主人公に感化されるようになると公表を恐れ始めたりする 売春宿に閉じ込めているにもかかわらず、誘惑者はこっけいなほど主人公に下手に出る 朝食を一緒にとりませんか、ランチは一緒に、お茶を一緒にしませんか、劇場に一緒に出かけませんか、と懇願し冷淡に扱われた!といって友人に愚痴をこぼす かと思えば、「昨日わたしは食事に誘ったけれどもしつこくすることはなく、紳士的に振舞った、だから明日は彼女は親切に振舞うだろう」などといっている (私が紳士的に振舞ったのに、朝食の時間に一階に降りてこないとは何事だ!と翌日怒っている、が主人公の前では押し殺している) パミラにおける現在形のスピード感を生かしつつも、手紙を出す主体がメインは主人公と誘惑者であるとしても、さらに主人公の言葉を解釈する誘惑者や友人などが錯綜し、はるかに複雑な実験小説を書いている サスペンスとしても、いきなり閉じ込められたり、秘密の文通だったり、脱走があり、かと思えば売春宿に隠したり、更にそこから脱走したり、有名な強姦があり、さらにそこから1っか月以上主人公の手紙による状況描写がある 読書サークルにあらかじめゲラ刷りが数か月前から出回り、それに合わせて校正をし続けられた小説はとにかく細やかな機微に飛んでいて面白い あまりにも、変幻自在な文体を駆使して社交界に適したふるまいをする誘惑者と主人公を最終的に結婚させなかったことですさまじい批判を受けた理由がよくわかる 手紙を盗み読む誘惑者は、たまたま盗み読むことができなかった主人公への手紙に対して 「A line, a line for the kingdom!」とか(友人への手紙で)漏らす お前はリチャード三世か、と思いつつも、なんだか余裕あるなあ、と思ってしまう 「なんという冷酷なあの忌まわしきcreature!」と書いてある同じ手紙に、(数時間後に書き足されている場面で)「ああ、なんと甘い淑女よ!」と出てくる (監禁している女が一緒にご飯を食べることに同意しただけなのに・・・) この一年で500通以上も飛び交う「手書きの手紙」、さらにそれを盗み見て「複写して」友人の手紙に添えるようなアクロバティックな小説はほかの時代には早々生まれない 影響を受けたルソーの「新エロイーズ」には13年間で200通くらい、こっちは一日1-2通、月に50通近くが飛び交う これはロンドンの一日最大12回郵便配達されるようになった時代にしかありえないし、電信が出現する時代でもない 目と鼻の先の人にひたすら手紙を書き続ける人たちと言うのは確実にそれまで存在しなかった世界を小説に作り出している リチャードソンはロンドンの印刷業者の元締めにまでのし上がった人で、法律の半分を印刷していたような実務にたけた人だった ナポレオンやバルザックも、パミラをパロディ化したフィールディングも絶賛した小説を漱石が楽しめなかったとかはどうでもよくて、様々な観点から読み直されている作家と言える エクリチュールと事実の関係を書いた小説、小説におけるメディア論として、作者と協力する複数のauthorによって作られた小説 誤字だらけから、英語に元からあった言葉を駆使する文体、貴族の使う外来語主体の文体に口語・俗語の混じる文体を縦横無尽に使い分けるさま 細部のおもしろみ、ドイツ・ロマン派やフランス・リアリズムに至るまでの影響といい、素晴らしい傑作と言っていいと思う ネットで論文読めるようになって 大して調べても読んでも論じてもいない 論文が多いことに驚いた 秀才が何十年も勉強してコレかよって びっくりする 英文科の行方とか論文書かなくなるやつの 気持ちがよく分かったわ 書いてもしょうがない >>121 そういう論文をここで晒し上げてメッタ斬りにしてください! >>121 まず、きちんと査読付きの論文とそうでない論文は完成度が全く違うことを理解しよう 手当たり次第に探してもいい論文は見つからない 自分が興味のある範囲を集中的に探し、信頼できる研究者を探したりすること あくまで雑誌に発表された論文というのはたたき台であって、学会や研究会でブラッシュアップされる 同じインターネットに載っている論文であっても玉石混交なのはその通りだけれど、ならば玉を探さなくては きちんとした研究者だと、成果をまとめて数千円の学術書になっていて、結局それを買ってしまうことが多い 所詮無料で読めるもの、学術書のかわりにはならない でも思いもよらぬ鉱脈に出くわす可能性もたくさんあるから、絶望するのでなく有効に利用するのがいい >>123 一冊でいいから細部もよくて 構想力もある学術書教えてほしいな その言葉の基準がわかるから 自分が気に入ったらよくよく読みたい >>119 >影響を受けたルソーの「新エロイーズ」には13年間で200通くらい、 >こっちは一日1-2通、月に50通近くが飛び交う >これはロンドンの一日最大12回郵便配達されるようになった時代にしかありえないし、>電信が出現する時代でもない 近代小説の草創期に書簡体小説が多いのはそういう事情があるのかも知れない そういえば電話やメールあるいはテレビなどを介しての意思疎通が 日常化してる現代なのにこれを創作技法に取り入れた小説は少なく あったとしても部分的達成にとどまる 19世紀後半以降の小説は個人の内面や心理を掘り下げることに腐心しているものの 複数人物の交流を具体的に描くことに成功しているものは少ないような気がする そう考えると18世紀書簡体小説の方がまだ斬新なのかも知れない 映画の『テス』を見た。 衣装や小道具や美術が良く、19世紀イギリスの田舎の雰囲気がよく出ていた。 光の加減や、鈍色の空模様の使い方など、原作の雰囲気もよく出ていた。 少し長すぎるのが難だけれど、見てみるとよいよ。 ラストが原作通りじゃなかったのは少し残念だけれど、 原作のラストは映像向きじゃないのかも。 Sお おーTLSが現代イギリス・アイルランドを代表する小説家を投票して、アリ・スミスがトップに。 次いでヒラリー・マンテル、カズオ・イシグロ、ゼイディー・スミスら。 マキューアンやジュリアン・バーンズ、ラシュディらはちと古いとしてあえて外したなど。 2018年4月5日 THE BEST OF YOUNG BRITISH NOVELISTS1983 マーティン・エイミス(Martin Louis Amis、1949年8月25日 - ) パット・バーカー(Pat Barker、1943年5月8日 - ) ジュリアン・バーンズ(Julian Barnes, 1946年1月19日 - ) Ursula Bentley(1945 - 2004) ウィリアム・ボイド(William Boyd、CBE、1952年3月7日 - ) ブチ・エメチェタFlorence Onyebuchi "Buchi" Emecheta OBE (21 July 1944 - 25 January 2017) マギー・ギー(Maggie Gee,1948 - ) カズオ・イシグロ(Kazuo Ishiguro OBE, 漢字表記:石黒 一雄、1954年11月8日 - ) アラン・ジャッドAlan Judd(1946 - ) アダム マース-ジョーンズAdam Mars-Jones (born 26 October 1954) イアン・マキューアン, CBE(Ian McEwan、本名:イアン・ラッセル・マキューアン、Ian Russell McEwan、1948年6月21日 - ) シヴァ・ナイポールShiva Naipaul (25 February 1945 - 13 August 1985) フィリップ・ノーマンPhilip Norman (born 13 April 1943) クリストファー・マッケンジー・プリースト(Christopher McKenzie Priest, 1943年7月14日 - ) サー・サルマーン・ルシュディー(Sir Salman Rushdie, 1947年6月19日 - ) リーサ・セイント・オービン・ドゥ・テランLisa St Aubin de Terán (born 2 October 1953) クライヴ・シンクレアClive John Sinclair FRSL (19 February 1948 - 5 March 2018) グレアム・スウィフト(Graham Colin Swift FRSL, 1949年5月4日 - ) ローズ・トレメイン(Rose Tremain, CBE、FRSL、1943年8月2日 - ) A・N・ウィルソンAndrew Norman Wilson (born 1950) Kindleでご質問。Kindleの英米文学のランキング見ると、どう考えても和製文学がランクインしてる。 ちなみに今の1位は自衛隊のことを書いた「自衛隊入隊日記」というやつ。 これ、うちだけかな? なんかおススメ読んでおきたいんだけど。 ラム姉弟の『シェイクスピア物語』(Tales from Shakespeare)は、「テンペスト」に始まり「ペルクリーズ」に終わります。 喜劇は前半に多く、悲劇は後半に多い。 「タイモン」「ロメ/ジュリ」「ハム」「オテ」と悲劇が続いて、最後の「ペルクリ」を迎える。 この順番について論じた論文なり成書って、何かありますかね? ジョージ・エリオットを読んだ方に質問です。 ジョージ・エリオットの『ロモラ』を読んでいるのですが、 どうせなら『ミドルマーチ』『サイラス・マーナー』も読んだ方がいいですか? オレも「サイラスマーナー」は好き 長編なら「フロス河の水車場」かな 「ダニエル・デロンダ」や「ミドル・マーチ」は退屈だった >>135 >>136 ありがとう。 『ロモラ』を読み終わったら『サイラス・マーナー』を読んでみるよ。 『フロス河の水車場』『ダニエル・デロンダ』は知らなかった。 『フロス河の水車場』は図書館に無いから読めない…… ジョージエリオットで盛り上がっているとは!! 英語の授業で読んだ、詐欺師の兄と知恵遅れの弟の話が面白かった・・・・・・・ しかい、題名を忘れてしまったあああぁぁぁあ 『ロモラ』を読んでジョージ・エリオットは大変教養のある作家ということは分かりました。 『ロモラ』を読み終わったので『サイラス・マアナー』を読み始めました。 『サイラス・マアナー』は岩波文庫のですが、漢字が旧字で読みにくいのが残念。 以前も新潮文庫の『ゴールズワージー短編集』も漢字が旧字で読みにくかった。 『フロス河の水車場』はわがイギリス文学ベスト1だ 確か中村真一郎も高く評価していた 旧筑摩世界文学大系にあった工藤好美・淀川郁子訳で読んだ ちくま文庫から出版されれば、もっと読まれるのに惜しいな 『フロス河の水車場』(ジョージ・エリオットの自伝小説) 主人公の少女時代を描いた前半の牧歌的田園生活を描く落ち着いた筆致に あふれる幸福感は比類なく素晴らしいもので、ジプシー村へ行こうとする 少女の心理など見事に描かれている 大人になってから恋に苦しむ後半も緊張感がみなぎっており、マギーと ルーシーの再会シーンには涙がこぼれた 傑作だ 角川文庫は『バリー・リンドン』を復刊してくれないかな 『サイラス・マアナー』と『ミドルマーチ』読み終わった。 好みでいえば『サイラス・マアナー』の様な田園な雰囲気の方が好き。 『ミドルマーチ』は『ロモラ』に似た、何というか教養高い内容。 『フロス河の水車場』も読んでみたい。 お互いにkindle化リクエストするサイトとか作ったら協力してくれる? このスレ的にE・M・フォースターの評価ってどうなの? ali smithって女になった コーマックマッカーシーみたい 人材豊富な文学板だから、サキの読める奴は数多いるだろw 老い サキ― 伸びるほうが。凱旋門で先頭に立ちましたも。日本馬。 サキーらしい嫌味な皮肉が良いw 馬でも騎手でもピッチャーでも,力まないタイプの方がゴール前や手元で伸びるような。 サキじゃなくてお後の方がよろしい様でw カープに続いて ブッカー賞まさかのアメリカ3連覇? 頑張れイギリス! 我が偏愛イギリス小説10作 フロス河の水車場 骨董屋 帰郷 密偵 ガザに盲いて チャタレー夫人の恋人 月と六ペンス 蝿の王 フランス軍中尉の女 日の名残り たくさん読んでいないが、ワシの好きなんは 情事の終わり ブライヅヘッド再訪 息子と恋人 アレキサンドリア四重奏 ある婦人の肖像 などかな 舞台はほとんど(完全に?)ヨーロッパなので、ヨーロッパ小説、 あるいは国際小説かな? ヘンリー・ジェイムズはヨーロッパに憧れたアメリカ人 だからアメリカ文学といえる ヨーロッパを舞台にした日本人が書いた小説も日本文学だ イギリスに定住してから書いた作品だから微妙なところだな それでもアメリカ文学だと言い張らずにいられないところが 島国から出られない日本人に典型的な見解とも言える エリオットもアメリカの詩人 カズオ・イシグロは日本人作家 ヘンリージェイムズ家にある。時代は精神病院から刑務所にベケットから 流れていくでしょう。切り替わって。 https://www.youtube.com/watch?v=phaJXp_zMYM& ;list=PLvuMfxvpAQrkzez9insKS8cGPU74sK1Ss&index=9 beg poppapa 大学者 安 暗 庵 本日の「王様のブランチ」で西加奈子さんが全力で推薦してくださったアリ・スミス『両方になる』(木原善彦訳)、アマゾンではあっという間に品切れになってしまいました…。ぜひお近くの書店におたずねください。 やっぱテレビ凄いね その時代その時代で、当時の人々が夢中になって読んだ英国作品を教えて。 ユードルフォの秘密とかゼンダ城の虜とかみたいな? リチャードソンの『パミラ』に言及している文学作品は多いよね 最近アイヴァンホー(Ivanhoe)が言及されてるのを立て続けにみた オマエラ、ロレンスを忘れてないか? ロレンスの文明批評はもっと読まれるべきた >>180 どのロレンスかな?D.H?アラビアの? アニータブルックナーってマイナーですか? 80〜90年代に出た本なのに正統派イギリス文学ですね >>177 そんなゴミみたいなもん読まずに『シャミラ』読もうぜ! 現代人は愛しうるか〜黙示録論 とかだろ? ちょっと難しすぎて放ったけど >>183 英語で読んだのかな? Virtueという単語をシャメラ・アンドルースは一度も使わないでVartueという言葉を使うのに気が付いたかね 美徳という言葉が乱舞するPamela, or Virtue Rewardedを読んでないと面白みは分からないぞ びとく、びとく、微徳、微徳と繰り返すシャミラは確かに面白いんだけど、怠けずにPamela, or Virtue Rewardedを詠もう Vartueって言葉がおかしいことは手紙の宛先の共犯者たちにしか伝わらないで、騙される人たちにはヴァーチューと正しく聞こえる もちろんその後にはThe History of the Adventures of Joseph Andrews and His Friend Mr Abraham Adamsでシャミラから文学作品に仕上げた手腕を楽しもう 去年の12月にはトム・ジョウンズの名訳がkindleで読めるようになってるからそれも読もう 奇怪な問題作アミーリアにたどり着くのはもうすぐそこだ アンナ・カヴァン『氷』 SFや幻想にカテゴライズされるような小説は どうも上手く付き合えないなぁ 7年以上前に新聞広告かなんかで作者が絶賛評価されてたんで 旧八尾図書館で借りた覚えのある 現代のアメリカ人作家の短編集名と作者名が分からない なかでもお気に入りの話の一つは タイプライターを持っている主人公の青年のところに 女友達がテンション高めで 「私が知っている小説家がタイプを打てる人を探しているの」 とやってきて、青年をその「小説家」のところに連れて行くんだけど そこはトレーラーハウスで その小説家というのが、何の才能もなさそうな腹の出た中年のオッサンで その小説の原本というのがオッサンの頭の中にだけある プロットの定まらない小説案(のほんの出だしのところだけ)で その三人はアーでもないコーでもないと真面目に取り組むんだけど 雨が降るなか、雨音の激しいトレーラーハウスにて 「そのとき私達3人は現代アメリカ文学の門を激しく叩いていた」 というオチの一文で終わる、 なにやらシュールさと知的なウィットさと、無力な者の優しさとが 読後感として残る、そんな作品ばっかりの小説。 他には田舎の村で戦車(作中の文からは多分「装甲車」)を所有している変な人の話とか、 大体は、真面目なのに社会不適格で、無力なのに何やらシュールで好感のあるキャラが 1人語りする、そんな短編集だったはず。 上記戦車の話だったかの一文だかタイトルだかは 「いかれてるよ あのガキは」 というフレーズがあったはず。 突き放した乾いたセリフの周辺で 登場人物たちはシュールで、分析的で、報われず優しい。 『誕生日の手紙』(書肆青樹社)を読み終えた テッド・ヒューズが自殺した妻シルヴィア・プラスとの日々を 88の詩に凝縮して描いた詩集 次は『シルヴィア・プラス詩集』(小沢書店)を読むかな Daniel Defoe "A journal of the plague year" 17世紀のロンドンの話だが、今読んでも無茶苦茶面白い、 この時代を生き抜く知恵が見つかるだろう、 デフォーの「ペスト」はどの翻訳も古本価格が高騰している デフォーに学ぶコロナ対策は、自己隔離(shut up)である、 買い物は宅配サ−ヴィスを利用する、そのときも、配達人との接触は避ける、 17世紀と違いテレヴィもネットもゲームもあり、閉じこもる苦痛は比較にならない、 こういう時こそ読書だろう いま、モーム、ソルジェニーツィン、カミュ、李白、マラマッドを 並行して読んでいる 文学に引用されているものは文学ではなく文学にとっての他者が文学だから 文学はないといえる。 >>198 英文学はモームだけだな、 今や小さな本屋では見かけないラインアップだ、 昭和臭フンプン デフォーは「ペスト」で疫病の本質を的確に見抜いているな、 見えない敵、との闘い、コロナも同じや 「ペスト」が古書市場で高騰しているんは許せん 版元は復刊して無知な大衆を啓蒙してほしい >>202 中公文庫の『ペスト』は現在版元増刷中なので、4月には店頭に並ぶ カミュの『ペスト』は34000部、 デフォーの『ペスト』は5000部増刷とのこと デフォーの本場、イギリスでもコロナが大流行のところを見ると、 デフォー・ワクチンはコロナにはきかないようだなww あれみて とにかく余裕あるうちに食傷は買い溜めようと学びました カミュがたくさん読まれて、なぜデフォーは あまり読まれないのか、ペストをリアルに描いてるのは、 デフォーの方だと思うんだがな、 ジキルとハイドで卒論書こうと思うんですけどなんか面白そうな論点ってありますか?😊 read.cgi ver 07.5.1 2024/04/28 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる