トマス・ピンチョン13
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トマス・ピンチョン全小説|新潮社
http://www.shinchosha.co.jp/zenshu/thomaspynchon/collection/
2010/06『メイスン&ディクスン』(上・下)
2010/09『逆光』(上・下)
2010/12『スロー・ラーナー』
2011/03『V.』(上・下)
2011/07『競売ナンバー49の叫び』
2011/10『ヴァインランド』
2012/04『LAヴァイス』
2014/09『重力の虹』(上・下)
20XX/??『ブリーディング・エッジ』※栩木+佐藤で翻訳決定
※前スレ
トマス・ピンチョン12 [転載禁止]©2ch.net・
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/book/1460900511/ 大量の未発表作品があるかもしれないとか、昔どっかのサイトで見た覚えがあるが、はたして ピンチョンの未発表原稿を巡る怪奇ミステリー小説誰か書いておねがい 篤胤の「仙境異聞」を読み始めた
ボルヘスもびっくり
ピンチョンを超えてるw 重力の虹を読んでグノーシスとかカバラとかの神秘思想に興味を持ったのですがその辺りの本を漁った方いますか?
どの本がオススメか教えていただけないでしょうか? ネット時代に重力の虹を読むと重すぎますね。
ミッテンバウ=ドーラ強制収容所や終戦直後のベルリンをYOUTUBEで見てかなりディープな気分になりました。 ヘビーだわな
俺もV.を読んでピンチョンにハマった口だがGRの重さ、暗さ、辛さは予想外だった 重力の虹、初読ではまったくわからなかったからまたチャレンジしたい
ところどころはっとさせられる部分はあったけど、どうしてもうまく全体が繋がらないのだ
もう一度読み込めばVや49では読後に覚えたあの壮大なヴィジョンが立ち上がってくる感覚が得られると思ってる 重力の虹の手法は過激だけど内容は凄く古典的だからね
読み返す前に白鯨を読んどくと理解が捗るかも
安かったんで買ったスローラーナーを読んでるが、付属の小雑誌が高橋源一郎で正直不愉快
これなら高くても新潮買った方がよかった >>196
そうそれは強く感じたことだ
ふざけまくってるんだけどめっちゃ真剣で
壊しまくってるんだけどすごく優しいんだよな ピンチョン先生
あと一つ最後の作品お願いします
あっと驚くヤツ書いてくださいw ブワッ(´;ω;`)
ぶりえぢまだなの。゚(゚´ω`゚)゚。 みんなピンチョンと村上春樹だったらどっちが凄いと思う?
俺は接戦でピンチョンだけど 春樹は小説家としては間違いなく天才だと思うけどなんというか、その、ピンチョンと比べてしまうとどうしても普通の人感が隠しきれないというか
それが悪いというつもりはないものの、ピンチョンみたいなバケモノじみた博識と想像力に惹かれる俺としては一段劣ると見えてしまう >>209
同感
作品評価とは別の話だが、村上春樹って割とバカにされる傾向が強いけど、
それは春樹の作品が「(ストーリーを追うだけなら)誰にでも平易に読める」ってところにあると思う 「LAヴァイス」を読むウエルベック、「素粒子」を読むピンチョン・・・興味がある めっちゃ相性悪そうだな
思想的に正反対だし
でも共通する部分もなんとなく感じる 世代的にウエルベックはセックスピストルズのメンバーと同世代なんだよな。方向性は違うと思うけどアンチ・ヒッピーな感覚を共有してる。
ピンチョンは「68年世代」よりは年上だけどあの時代に解放感を感じててノスタルジーもある。 そういやソーンダーズのブッカー賞受賞作品の邦訳でたけど、珍しくピンチョン絶賛だったな
実際かなりすごい本だったよ
オススメ
ふざけてる度はピンチョン程じゃないけど
割とさくっと読めるからこのスレ民は是非 >>217
こういう事かな? とぼんやり気付くまで
訳分かんなかった 素粒子は二人の主人公の母親がヒッピーにかぶれて二人を捨ててカリフォルニアのコミューンに行っちゃうんだよな。まさにLAヴァイスのカリフォルニア。 素粒子を読んだピンチョンがウエルベックに向けてLAヴァイスを書いたのかもしれない ここのスレ民はちゃんとウエルベックと書いてて偉いな
前に「ウェルベック」「ウェルベック」とあまりにみんなが書くので「ウエルベックだよ」と書いたら、
「ウェルベックでも正しい!」と逆ギレされた。しかしフランス語の発音を知ってたら絶対にそうは書けない カタカナ表記なんてなんでも良いだろ
根にもちすぎな
ドストエフスキーをダスタイェーフスキーって書いてるやつなんていないし くそどうでもいいな
そんな気になるならいちいちアルファベット表記しろよ ずっとチンチンと同じイントネーションだと思ってたよ 世界文学は村上春樹とウエルベックの時代なんだろうな どっちも女子受け悪そうなのに何故か村上春樹の方は女性人気あるよね
一方ウエルベックは服従とか女性読者激おこだったw ハルキはオサレ感でオブラートに包んでるけどウエルは俺の傷を見てくれ!って叫んでくるタイプだからな日本で言えば小谷野敦みたいなタイプ クーヴァーのpublic burningどなたか翻訳してくださいお願いします 小谷野って鴻巣の訳が酷い酷いとしつこいストーカーみたいな人でしょ 実際かなり酷いけどなw
風と共に〜かなんかは読めたもんじゃなかった
小谷野はマジで性格悪いから大嫌いだけど ポスト68年、高度消費社会の世界を象徴的に描いてるのが村上春樹とウエルベックってことなんでしょうな。他にいないのかな? >>235
そう?
荒このみよりは読みやすいと思ってそっちにしたけど
小谷野の批判はわかるけど >>236
消費社会を象徴的に、ならせめて龍やデリーロあたりだろ
ピンチョンスレでポストなんちゃらとか、なんでしょうなとかふんぞり返って他探そうとする前にやることあるだろw 鴻巣はゲンロン批評再生塾の講師を自分が勤めた回で課題を出したが、それは古典新訳におけるLe plagiat par anticipation(tthe plagiarism by anticipation先取の剽窃)について考察しろ、というものだった。
例に出したのが大友克洋の漫画を若い読者に見せたところ、「既視感のあるパクリ」とされたことなんだが。
これは先行作品が書かれた時代を知らされてなかったことから来る現象に過ぎないではないか。
歴史的パースペクティヴを無くした若い人が増えてる時代なのかもしれないが。
以前はそうではなかったように思うが、欧米人でも記事を書いた日時を記入しない人が気のせいか?増えたように感じる。 まあ、小谷野は形式論理に囚われる一種の精神病に罹ってるのかも。
暇な人は精神分析やれば良い。
小谷野はデリダの「of grammatology」でも読めば治るだろう。
デリダのanti perspectiveなレトリックは面白い。 > 歴史的パースペクティヴを無くした若い人
と言うけど、知識としては理解出来ても
それ以上にはならないでしょ
重力の虹が出た当時の状況から想像出来るのみ ウエルベックは男からしても気持ち悪いわ
服従なんかは小説として納得できるけど
プラットフォームまでいくと(書いちゃうと)作者自体の思想がやべーじゃないのって。 先月末にでたウエルベックも認めたローラン・オベルトーヌの『ゲリラ』なかなかえげつなかったわ
最近のイスラムディストピアものでは一番過激
ぶっちゃけゾンビものと大差ない黙示小説 あの人たちはイスラムフォビアで稼いでるからしゃーないわな
日本で流行ってるニッポンスゲー番組とか百田尚樹みたいなもんですわ 俺はプラットフォームが面白かったんだけどなあw
浅田彰がウエルベックのニヒリズムに興味はあるけどあざといスキャンダル狙いの部分はいただけないみたいな感じだけど読んでみるとそういう印象でもないと思うんだよなあ。 ウエルベックはおれも好きだけどねー
百田なんかと比べるのは失礼でしょ 舌ったらずですまん
作家としての実力や価値が百田レベルって言いたいんじゃなくて、話題のさらい方の話ね
俺もウエルベック小説家としては好きよ
人間としては大嫌いだけど 行き過ぎた恋愛や女性の解放に違和感を感じてるウエルベックがイスラムに改宗していく男を描いた『服従』は皮肉なのか半分本気なのか判断つきかねるところが面白い そりゃ、イスラムがキリスト教その他に改宗していく話なら、イスラムのテロに会う危険があるからかqもなw ピンチョン関係ないならそろそろ向こうでやってほしいわ 重力の虹むずすぎて挫折しかかってる俺に優しい言葉を >>254
ピンチョン様が私目に返事を……!
ありがたやー! 昨夜こんな夢を見た
ピンチョンの肉声による「文学講義」
第一夜「ロリータを読む」
第ニ夜「白鯨の解剖学」
第三夜「38階段の物語論」 >>262
やたら高い声だったら嫌だな
面白いのかな
Penguin Modern Classics の「1984」で
解説を書いてたけど結構真面目で普通だったよな 数字が明かす小説の秘密とかいう本、立ち読みしてたら
反復表現の項でヴォネガットとピンチョンの比較が出てた
ま、答えは言うまでも無いけど、ピンチョンを超える多様性を
持っているのはジョイスぐらいなんだってさ 陰謀くだらねーと思いつつ
物語上の人物からすれば霧の中だし
それを読んでる読者は何かあるんじゃないかと断片を勝手に繋ぎ合わせて憶測してしまう
陰謀論に至る体験としては面白かった。競売 ピンチョンがジョイスをどう評価しているか気になる
相当に学び取ってるように見えるんだけどなジェイムズから ピンチョンとジョイスだけはもう他の作家とは頭の構造からして違ってるんじゃないかとすら思う ボルヘスってそんなに凄い作家なのかねえ
ナボコフは馬鹿にしてたみたいだけど じゃあジョイス、ボルヘス、ナボコフ、ピンチョンで四天王()か
アインシュタイン、チューリング、ノイマン、シャノンみたいなもんで 20世紀の小説四天王って意味ならピンチョンやボルヘスはアウトでしょ
脱構築ならピンチョンよりバースだ、それでも四天王とかそういう領域じゃないし こういう時バースって名前がよく出てくるけど
普段は忘れられた存在だよね、特に最近 そもそもナボコフもやたら高く評価する人いるけどぶっちゃけそこまでか?
全作読んだわけじゃないからよく分からんけど >>281
ナボコフは普通にものすごい作家
再読・再々読しないと分からない小説に興味のない読者は相手にしていないけれど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています