>>126
>大江とか両村上は日本文学の金字塔じゃない?

そうでもないよ
戦後冷戦構造や消費社会の枠組にすっぽりと収まる物語に過ぎない
だからそういう設定から外れた場所で読まれたら
欧米市民社会との落差かファンタジー的要素がエンタメ的に評価される

中上の「路地」や説話空間も言語共同体を国家・国民とする
フィクションの補完物に過ぎない
つまり作られた外部であり神話に過ぎない
その部分を差し引くと自我の問題しか見るべき点は無い
それだって「岬」から「枯木灘」でほぼ終わっている
その後の作品群は自己模倣の繰り返しだね
おまけに文章もどんどん劣化していく