純文学5誌総合スレ第63巻目
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>>247
文藝賞は受賞後すぐに本出すから(確か受賞発表号発売の一カ月後くらい)
だからいつも受賞作掲載の文藝売れなくなるのに、とか思ってた。
会社の売り上げとしてはどうなんだろうね?
おらおら、本屋で見たら35万部突破とか帯ついてた。
久米ひろしのラジオ出たりして、メディア使った宣伝が効果あったのかもしれない。 「おらおら〜」と「百年泥」さっそくKindleで買ってもーた
リアル本は置く場所がない 川上と小川が否定的だし、欠席した龍が否定派に回っていれば、例年よりやや高評価くらいじゃない?>おらおら
というか最近の影裏としんせかいが低すぎただけ >>268
影裏、情景描写がすごいって選評で絶賛されてたけど
言うほどすごい?突出したものは感じられなかったけどなぁ
それに短すぎ 文章力が抜けてる感じはしたよ影裏
物語が面白いかっつーとそうでもなかったが 栗原裕一郎? @y_kurihara
返信先: @o_thiassosさん
いい線だと思います。「影裏」は読まれました? トレンディーな社会問題を取り入れながらダイナミズムはまったくなく、肝心なことも一切書かないのに文章芸でクリアしてしまっているという、ある意味で究極的な作品です。
https://twitter.com/y_kurihara/status/936657067980439552 【悲報】レッツラさん、片岡義男先生を「古臭い」と酷評!!
【読了断念】 片岡義男/と、彼女は言った
初・片岡義男。なにもかもが古臭い。男女の会話が嘘くさい。酷い。平成30年ですよ、今は。
http://retsudansensei.hatenablog.com/entry/2018/02/24/184946 904 名前:花火 ◆Ix8TLCBlVw :2018/02/24(土) 21:12:18.70 ID:LxDcMtgf
これは海に行った時の水着の写真
http://i.imgur.com/LnJ73El.jpg おらおら45万部突破。
コンビニ人間のときは50万部いって、結構盛り上がってたけど、今回は静かだね。 コンビニ人間はわかりやすかったからね
おらおらは方言主体で読みづらいから買っても挫折した人が多そう れつだんさんの感想文の話題はこちらでよろしいのでしょうか…? あとおらおらは高齢者中心に売れてるからネットで騒がれないんでしょう 若者の死因、日本は自殺が1位…「死にたい」「消えたい」SNSに氾濫
http://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1519796403/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00010000-yomidr-soci&p=1
>自殺者の総数が減る中、自殺する若者がなかなか減らない。若年層の死因のトップが自殺なのは、主要先進国で日本だけだ。
>15〜34歳を対象にした国際比較でも、他の主要先進国の死因の1位は「事故」だが、日本だけは「自殺」がトップだ
SNSには今も「死にたい」「消えたい」と訴える若者の投稿があふれる。
職場での頑張りを上司に評価されず、「仕事ができない」と言われ続けた。いつしか自暴自棄になり、手首を刃物で傷つける自傷行為を重ねたり、
夜に眠れなくて睡眠薬や酒を多く飲んだりした。「ツイッターは自分のはけ口として使っている感じ。他の人に共感されると気持ちが楽になる」
神奈川県の30代男性は、実家で引きこもりを続けながら、1日に何度もツイッターに書き込む。大学卒業時の就職活動に失敗。その後も不採用が続き、就活する気力を失った。
「排除され、差別されて偏見を受ける社会では頑張ろうと思えるはずがない。でも一番の間違いはこの世界に生まれてきたことなのかも」などと社会への不満と自殺願望をつづる。 【産経新聞文芸時評】
3月号 早稲田大学教授・石原千秋 五輪は敗者のためにもある
http://www.sankei.com/life/news/180225/lif1802250010-n1.html
小谷野敦「とちおとめのババロア」(文学界)は、女子大のフランス語教師・福鎌純次がネットお見合いで
皇族の後藤雍子(ようこ)(実は雍子女王)と知り合って結婚する荒唐無稽な話で、よくも書いたりと思う。
彼女は徳田秋聲の熱烈なファンという設定で、小谷野敦のツイッターを見た人なら誰がモデルだかわかる。
文学ネタもちりばめてある。ヒロインが「ようこ」で末尾が「車から降りると、天の川が降るようだった。
純次はそっと雍子の肩に手を回した。」とあれば、大枠は川端康成『雪国』である。結婚後に戸籍謄本に
「福鎌純次・雍子」とあるのを見て、彼女は「やっと人権が手に入った」とつぶやく。
それがこの小説のテーマである。
夫」(すばる)もいい。アイヌの作家・鳩沢佐美夫について
「鳩沢の置かれていたのは、ただの〈人間である〉という単純な事実が、〈アイヌである〉
という形でしか現れ得ない状況の中だった」と言う。これはある意味で理不尽であり、ある意味で当然なのだ。
理不尽なのは「人間」という概念を普遍的なものだと捉えたときであり、当然なのは「人間」
という高度に抽象的な概念はそのまま形にはなり得ず、必ずある具体性を持って現れる以外にはないと
捉えたときである。日本語はそのままでは規範にすぎないのでこれをラングと呼び、現実に話される
個々の具体的な形をパロールと呼ぶ。だから、鳩沢佐美夫はアイヌのユーカラを文学に活(い)かそうとする。
「人間」であり、同時に「アイヌ」たらんとしたのだ。人はたとえば「雍子女王」であり、同時に
「人間」でなければならない。
森田真生「計算と仮説」(新潮)は、「どんな状況でも通用する『汎用(はんよう)』の知性
などあり得ない」と説く。つまり、状況の中にない「記号」などあり得ないということである。
戦後日本における「記号」とは何だったのかと考えた。 (続)
高原到「「日本近代文学」の敗戦−−「夏の花」と『黒い雨』のはざまで」(群像)がいい。
敗戦文学と言っていい原民喜「夏の花」のイロニーは自壊し、井伏鱒二『黒い雨』のユーモアは
蹉跌(さてつ)したと論じ、いま日本文学は「あたかも『敗戦』などなかったかのように(中略)
無数の『内面』と『風景』を手をかえ品をかえ生産しつづけている。だがそれらは文学なのだろうか?」
と問いかける。これを「とちおとめのババロア」と接続すれば、戦後日本は「敗者の振る舞い」
をたった一人に押しつけて来たのではなかったかという問いとなる。
山城むつみ「カイセイエ−−向井豊昭と鳩沢佐美夫」(すばる)もいい。アイヌの作家・鳩沢佐美夫について
「鳩沢の置かれていたのは、ただの〈人間である〉という単純な事実が、〈アイヌである〉
という形でしか現れ得ない状況の中だった」と言う。これはある意味で理不尽であり、ある意味で当然なのだ。
理不尽なのは「人間」という概念を普遍的なものだと捉えたときであり、当然なのは「人間」
という高度に抽象的な概念はそのまま形にはなり得ず、必ずある具体性を持って現れる以外にはないと
捉えたときである。日本語はそのままでは規範にすぎないのでこれをラングと呼び、現実に話される
個々の具体的な形をパロールと呼ぶ。だから、鳩沢佐美夫はアイヌのユーカラを文学に活(い)かそうとする。
「人間」であり、同時に「アイヌ」たらんとしたのだ。人はたとえば「雍子女王」であり、同時に
「人間」でなければならない。
森田真生「計算と仮説」(新潮)は、「どんな状況でも通用する『汎用(はんよう)』の知性
などあり得ない」と説く。つまり、状況の中にない「記号」などあり得ないということである。
戦後日本における「記号」とは何だったのかと考えた。 もう一年くらい文芸誌買ってないや。
掲載者が同じ作家ばかりでつまらない。 文學界2018年4月号 内容紹介 (尼より)
▼特集 死ぬまでに絶対読みたい名著
ニーチェ『ツァラトゥストラ』(中島義道)/フロイト『精神分析入門』(松本卓也)/
アーレント『全体主義の起原』(仲正昌樹)/ルソー『社会契約論』(大澤真幸)/
フーコー『監獄の誕生』(石田英敬)/丸山眞男『忠誠と反逆』(苅部直)/
西田幾多郎『善の研究』(小林敏明)/小林秀雄『無常という事』(若松英輔)
▼創作 深田晃司「海を駆ける」
古市憲寿「彼は本当は優しい」
▼追悼 石牟礼道子 池澤夏樹/伊藤比呂美
▼ノンフィクション 堀川惠子「峠三吉とその時代」 292 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2018/03/02(金) 10:34:58.17
綿矢一人を発掘するためにどれだけ多くの人に多大な迷惑をかけたことか。
文学を復興させるどころかかえって衰退を加速させた。 >>288
こういうの書くのは自分も作家を目指してて全然芽の出ない奴の妬みなんだろうなぁ
みっともねえなぁ 次の芥川賞が発表されるくらいにそろそろコンビニ人間文庫化される? 尼で小谷野さんが百年泥褒めてた。
なんか意外だった。 『野ブタ。をプロデュース』の大ヒットがもたらしたもの 21歳小説家の栄光と苦悩
『野ブタ。をプロデュース』という作品は知っていても、白岩玄という作家を知らない人は多い。
20代のあいだ、ぼくはそれがコンプレックスだった。特に20代の前半は、自分の人気をいつも気にしていて、
ネットで自分の名前や、本の感想を検索しては一喜一憂していた。
なんというか、ちょっとバカみたいな言い方になってしまうが、
ぼくは人気者になりたかったのだ。ちやほやされたかったし、承認欲求を満たしたかった。
(朝日新聞デジタル&[アンド]) 桃子さんの思弁が浅薄でクドいと思ったのは私だけ?
「生きることは寂しい」とか「周造が死んで悲しい」とか深くない凡庸なセンテンスが文字通りに繰り返されるだけで途中で飽きた
50万の読者がどれほど集中力を維持出来たか気になる
小説ではhowとかwhyのほうが断定とか説明よりも面白いと思うの
中途半端な方言も語りの魅力を減じていると感じる
売上は全然及ばないが百年泥の方が読ませたい所で読者にメッセージを発してる あなたの書き込みを見てもわかるけど、そりゃ深いことだけを考えてる人間なんていないからな
哲学者ですら浅薄なことを考えている時間の方が長いと思うぞ 百年泥の人はかつて文學界新人賞の最終にも残った実力ある人だから、
これからも細々と生き残っていく気はする。
次作も読んでみたい。 どうだろうな
基本的に最初から自分史的な作品を書く人は二作目で苦労するからね >>300
様子見て少しずつ刷るほうが在庫リスクが少ない。
高齢者相手なら本屋で注文とかだろうから、2週間待ちとかでも大丈夫なんだろう。
なんだかんだでうまく売っていると思う。 おらおらはファウスト越えたと思ったからね
芥川賞もなっとく
二作目だったら谷崎賞狙えたんじゃなかろうか
素人判断だけど 新潮にドン・デリーロの翻訳短編と川端の発掘小説
これなら他全然興味ない俺でも金だして買う価値あるかな 超えるために読むなよ。他人に面白い文学をつむぐために読むんじゃないの。 文學界の月評がつまらなくなった。
もうやめていいと思う。
群像は水戸黄門とか前立腺とかそんなんばっかになっちゃってなんか下品で残念になったな。 >>303
新潮買った
デリーロの短編はまあまあ面白かった
川端安吾のは短編ではなく掌編
他は読む気しない特に対談はクソ れつだんに賛成だわ
ハセカラの方が面白いから文学にする意味まったくない >>312
酷評感想とメルカリに売ったツイートが作者にリツイートされてて草 10:00〜 Panasonic Melodious Library
小川洋子 藤丸由華
今週の1冊は、芥川賞受賞作、沼田真佑さんの小説「影裏」。
選考委員でもある小川洋子がその謎めいた魅力をズバリ解説します!お聴きのがしなく!
http://www.tfm.co.jp/timetable/ おらおら読んでるけど面白い
中高年作家志望が増えているが、ますます増えるだろう 大畑は鴻池に認知されてるんだな
ここも見てるのか? #鴻池留衣
これで出てくるツイートほとんどリツイートしてるし @retsudan_jp
ゲームは、モニタの前に座って電源入れてロード挟んでゲームどれするか選んでまたロード挟んで……。
本は、音楽流して寝転がって本を開くだけ。
映画は、モニタの前に座ってネトフリ開いてどれ観るか選ぶ。
ネットは、モニタの前に座ってマウスぽちぽちするだけ。
本は楽なんだよなぁ。 たべるのがおそいVOL5 4月発売 http://www.tabeoso.jp/
■巻頭エッセイ
酉島伝法
■特集:ないものへのメール
大前粟生 黒史郎 柴田元幸 蜂飼耳
創作
今村夏子 岸本佐知子 澤西祐典 米澤穂信
■短歌
内山晶太 小原奈実 仲田有里 フラワーしげる
■エッセイ
石井千湖 北原尚彦
■翻訳
ツェワン・ナムジャ
星泉 訳
エリザベス・ボウエン
西崎憲 訳 >>318
以外に面白いよな、おらおら
ぜんぜん期待していなかったが >>327
百年泥は10ページで飽きたけどな。
今回の受賞者二人、今月の文芸春秋の記事に載ってたけど、
横浜の小説教室の同じ先生の生徒らしい。
作家志望者はそういう教室にどんどん通えばいい。 >>328
島田雅彦を担当した編集者ってところがまた皮肉だな。 ググった
その教室いくつかコースがある
ほとんどのコースが満員でキャンセル待ちになってた
何百枚もの長編を提出するコースだけ空きがあった
芥川賞ブレイクで人が殺到してるんだな
その中から、本当に才能のある人が伸びて受賞するんだろう 225 名前:花火 ◆5kuiMAFVxQ [sage] :2018/03/17(土) 16:09:32.28 ID:s5a7T/ML
ねえ
働きもしないで昼間から5ちゃんして
胸が痛くならない?
229 名前:花火 ◆5kuiMAFVxQ [sage] :2018/03/17(土) 16:10:39.15 ID:s5a7T/ML
療養中って言い訳して
昼間から5ちゃんやって虚しくならない?
胸が痛くならない?
楽しいの?ねえ?
療養中の身分で5ちゃんで遊んでばっかでいいわけ? ®先生®(ю:】(ю:}
@retsudan_jp
#騎士団長殺し 、100頁を過ぎたところから面白くなってきた。
主人公が #氣志團万博 で鼻の長い女とセックスして井戸に入ったところ。
ここからどうやって #綾小路翔 を殺すのか楽しみだな。
#DJOZMA とかは出てくるんだろうか。
https://twitter.com/retsudan_jp/status/975297492764913664?s=21 木村紅美も東北の人なんだな。
雪子さんも悪くはなかったけど、ちょっと物足りなかったかな。 雪子さんは存在感あるけど、肝心の主人公が存在感薄かったよな
物足りなさは選評で細かく理由が指摘されててなるほどと
龍は嫌気がさしてサボったんだな
そのうち選考委員辞めそう 11人も選考委員いらないでしょ。
欠席でも100万円の選考委員料はもらえるのかな。
なんだかいい商売だね。 >>335
一番書かなきゃいけない部分を避けてるから、
話も主人公自体もぼんやりしていた。 百年泥は完全に「じゃない方芥川賞」になったな、おらおらに食われて 百年泥はSF要素もあって矢野さん推しで二作目も出そうな気がする。
おらおらはどうかな。テレビドラマ化されるかな。
朝日デジタルで野ブタ。の人がぼやきエッセイみたいなの書いてるの読んで悲しくなった。
おらおらも次なさそうだし。なんかこれ一作に書ききった!って感じが伝わってきて。
二人とも小説教室で書き溜めた作品いっぱいあるだろうけれど。
やっぱり野間新とか三島賞あたりもらってじっくり年数かけて育てたほうが息の長い作家になるかもしれないね。 おらおら読んだ後で百年泥読むときつい
先に百年泥を読むべき SF は未来のことを扱うが Fは過去のことを扱うのだろう。
現在のことは古典が職掌領域としているのでしょうが、セクハラ書は絶版にすべき。 >>342
そうか?おらおら読んでから百年泥読んだけど、面白かったよ。
個人的には百年泥のほうが好き。でも桃子さんはすごく魅力あるね。
老人哲学なんて最初読んだときはよくわからなかったけど(老人世代ではないので) >>330
この講師の小説家のなり方、書き方本が出てたよ。
版元見たら河出だったw
村田沙耶香が受賞したときも担当講師の先生の本が河出から出てたんだよな。
こういうとこ商売うまいな、と思う。 前にPHP新書で出て絶版になってたのを、このタイミングで河出が再版したみたいだね
内容は、この手の本の中でもいまいちの部類だから、期待して買うと肩透かしを食らうんじゃないかな >>347
村田沙耶香のときの講師も再販だったなw
刷り直してうまく売れればいいだろうが、こういう本ってワナビしか手に取らなさそう。 カミュ/異邦人
第1部は頑張って読んだが、あまりにもつまらんのでもう読むのやめた。
てか訳が古すぎてなんのこっちゃさっぱりわからん。
http://retsudansensei.hatenablog.com/entry/2018/03/24/152424 >>350
今回の芥川賞の講師の人のは「[実践]小説教室: 伝える、揺さぶる基本メソッド」っていう本で、
村田沙耶香さんのときのほうは「書く人はここで躓く!」って本だね
「書く人はここで躓く」のほうは、小説を書かない人が読んでも面白い本だと思う 若竹さんあちこちでサイン会やりまくってるな。
おらおら50万部いったらしいけど、コンビニ人間のときの50万部とはまた雰囲気が違うよな。 おらおら、95刷だったけど、それで50万部?
一回につき5千部くらいしか刷らないのか うまく他人や他大を取り上げている誌面もいいように思う。 おらおらの帯は、「老い」がピックアップされてたし、
年配の人たちがけっこう買ってるのかなぁ? >>353
河出のTwitter見てると、増刷は上司の許可が必要でいろいろ
うるさいみたいだよ?
まあ、リスク回避だろうね。
>>355
「老人哲学」が売りだから、高齢者に売れているのでは。 躓くは本屋で見かけたけど、村田沙耶香が帯かいてたな さすがに次は違う路線でしょ。
同じパターンだと飽きられてしまう。
新人で続いたから次はそろそろ功労賞かも?
東北ものは飽きたから違うのこないかね。 2018.04.07発売予定
文藝 2018年夏季号
【小説】長野まゆみ/町屋良平/水原涼/松井周/中原昌也他【初小説】陣野俊史
【若竹千佐子・芥川賞受賞記念】町田康・斎藤美奈子【新連載・文芸季評】山本貴光
水原涼が文藝進出。あちこちで書きまくっているな。
町屋良平は二作目か。 書く人はここで跪くを買いました
いずれ小説を出版したいと考えているなら文学誌も読んどいた方がいいのでしょうか >>361
このスレでは過去に文学誌を読んでここで批評したり議論してるうちに最終候補に残って担当編集者つきになった人が二人はいる。
1人は受賞したがもう1人はどうなったか分からない。
その受賞者とは、>>360でも名前出てる人だよ。 >>362
詳しいですね
自分なりに努力してみます たべるのがおそい Vol.52018年4月刊行
掲載内容(予定)
■巻頭エッセイ 酉島伝法
■特集:ないものへのメール
大前粟生 黒史郎 柴田元幸 蜂飼耳
創作
今村夏子 大田陵史 岸本佐知子 齋藤優 澤西祐典 米澤穂信
■短歌
内山晶太 小原奈実 仲田有里 フラワーしげる
■エッセイ
石井千湖 北原尚彦
■翻訳
ツェワン・ナムジャ
星泉 訳
エリザベス・ボウエン
西崎憲 訳
今村夏子とか岸本佐知子あたり次回芥川賞候補になるのかな。
読んでみないとわからないけど。 よく新人賞の募集要項に同人誌や自費出版で発表したものは応募不可と書いてあるが、
例えば、ブログやなろうで発表してたりとか小説教室で発表したものはかまわないのだろうか。
卒業制作の作品はいい賞とだめな賞があるけど。 発表済みの作品を新人賞に送るのが禁止されてる理由の一つは、
そこらへんの同人誌の小説を書き写して、自分が書いたと偽って応募する人っていうのが一定数いるから
だから、ネットで発表したのは余計にダメだろうね
小説教室での発表が、この場合の発表に含まれるのかはわからないけど 独舞は単行本出るのに天袋は出ない不思議。
営業力の差か。 時評で千秋が添削をしてるんだけど
その添削された文章がものすごくセンスがない
編集者じゃないんだし時評で文章の書き直しとかやめればいいのに ネットで発表したものを送る場合は、削除するんだな。
すでに発表してた証拠を消す。
小説教室で発表した小説は可だろうな。
今回の二人の芥川賞受賞者は、作品を教室で講評してもらって、
推敲し直して各新人賞に送った。
こういう例があるのだから。
文学界新人賞の「きんのじ」の作者も大阪の小説教室の生徒だったな。 大学の授業の創作コースみたいなので書いてる人が受賞できないのは、
編集者に見てもらってるわけじゃないからってことかな?
編集者、それも純文学の編集者に読んで講評もらうのが近道なのかもしれない。
ここにいるワナビには頑張ってもらいたいな。 講評もアドバイスも何もかも自分で考えること以外何の意味もないってことだよ どうしても、書きたいこと(書きたい“もの”じゃなくて)があって、
それは、エッセイ形式で書くよりも、物語形式で書くほうが適しているんだけど、
技術がなくて小説にまとめられないでいる
みたいな人なら、小説スクールに通う価値があるかもしれない
大抵の人は、ないよね、どうしても書きたいことなんて 編集者は講評得意な人と苦手な人に分かれるんだろうな
苦手でも別のことで得意で仕事になってるのだな 百年泥はまだ一刷だったな。
ちょっとなんだかかわいそう。 「おらおらで〜」みんなの評価高いんだね
書こうとしてることはわかるんだけど、俺には合わなかったなぁ
方言がキツかったせいもあるかもしれないが、どうも入り込めなかった 穂積陳重の『続・法窓夜話』(1936.3.10)を現代語に完全改訳
現代法の常識を改めて問う法律エッセイの古典的名著。
短編×100話なので気軽に読めます。
無料のKindle読書アプリを導入頂いたのち「無料サンプル送信」
(右側中段)を選択頂けば冒頭の1/10程度を立ち読み頂けます。
(続)法窓夜話私家版 (初版1936.3.10)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BP9CP5V/
法窓夜話私家版 (初版1926.1.25)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07BT473FB/ もうそろそろ三島賞の候補が発表される時期だっていうのにいつまで芥川賞の話をしてるんだ 三島賞は興味なくはないが芥川賞や新人賞以外ぱっとしないからなあ
芥川賞取れなかったのが来るかな >>379
うん、俺も方言もの苦手だからだめだった。
桃子さんは魅力的だと思ったけどね。
縫わんばとかビニ傘とか方言ものは苦手な感じ。 もうちょっと賞にひっかからない人の佳品でも駄作でも読んで、
その反応があればいいのにとは思ってる。
こういう流れなので合わしている。
エッセイやコラムなら読むのに時間かからないし、こうだったよとか書き込めるはず。
でもやっぱ芥川賞候補になりそうなものや、賞を取ってからの人にしか関心が集まらない。
ま人も少ないので贅沢いってられないので、これでいいんじゃないでしょうか。 >>384
自分の場合は、すごい才能の新人作家が出てくるのを期待して待ってる 賞レースは各出版社が発掘した有象無象の新人群から
前途有望(と思われる)作家の作品を陳列する場で
ここに引っかからないとどうしようもない
ただ、ここ10くらいは受賞の可否に関わらず消えていく人が多い 水原涼や内村薫風、砂川文次なんかはたまに話題になっているじゃないか。 もうすぐ群像新人賞の発表だよ。
今年も芸能人、有名人の応募がたくさんあったのだろうね。
去年は佳作のみだったから、今年は大賞でるかな。 すばるの表紙がTwitterで出てる。今回は早いね。
沼田さん、ここでばかり小説発表してるけど。
文學界ではあまりプッシュしてもらえないのかな。
受賞終わったらポイ捨て?
しかし、すばるは編集長の好みの作家ばかり載っていて偏りすぎじゃな。 文學界は高橋弘希。
芥川賞候補狙いっぽい枚数。
楽しみだな。 群像の最新号には、狭小邸宅の新庄耕が一挙掲載だってよ
すばるは文學界新人賞受賞作家を結構拾ってあげてるよな
賞レースには全然引っかからないけど 文學界2018年5月号内容 尼より
▼創作
高橋弘希「送り火」(160枚)
青来有一「珊瑚礁の外で」(240枚)
松尾スズキ「巡礼」
▼評論 鈴村和成 上田岳弘・考現学――ソラリスよりモノリスへ
▼第123回文學界新人賞発表(選評全文掲載) もう作家生命は終わったと思ってた小山田浩子が新刊出してた。 >>399
お子さん小さかったし、書く時間が限られていたのでは。
ちょこちょこ短編みたいなのは書いていたけどね。 ∧..∧
. (´・ω・`) <大畑一次落ちまであと一日
cく_>ycく__)
(___,,_,,___,,_) ∬
彡※※※※ミ 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ どっ!! / \ ワハハ! /
\ / \ ∞
l|||||||||||||| ∩,,∩ ∩,,∩ ∩,,∩ ミ∩ハ∩彡
(, )(,, ) ,,)( )( ) 純文学初心者ですが質問いいですか?
どうして、純文学作品には最初の冒頭に国内外の詩人や著名人の言葉が掲載されて始まる事が
多いんですか? そんなの多いか?
むしろ長々と改行無しの描写が続いてから、語りの正体を後出しするのが多い気がする。 >>402
佐藤友哉はよくやってるけど
他いるかな エピグラフのことでしょ? よくあるじゃん
その作品のテーマを分かりやすくするために引用してるんじゃないかなー 確かに見ることには見るけど純文学全体の1割未満でしょそんなの
1パーセントもないかもしれん 新潮では、村田沙耶香が380枚描いてる!
今月はどの文芸誌買えばいいんだ! まず群像を買って、大畑が通過したかどうかを確認しろ 文學界新人賞は受賞作なし。
さて、高橋弘希読むか。 村田の新作、あらすじに魔法少女ってあるけど、マジでほんとの魔法少女ってわけではないよな? >>411
送り火、津軽が舞台なのは東北ブームのせい?
それほどおもしろくはなかった。まあまあ。
ラストのほう、死の香りが出てくる頃になると急に文章が生き生きとしてくる。
高橋弘希はこれがないとだめだね。
文章は相変わらずすごくうまいけど。内容的に芥川賞はどうかなって感じ。
まあいつもその作家のつまらない作品で受賞パターンが多いから、これでいくかも? >>411
2593作品も応募があったのは影裏の芥川賞受賞の影響か。
佳作すらないってことはよっぽどひどかったんだろう。選評見てもそんな感じだし。 文藝読むけど辻仁成は読まないつもり
みんなも全部読むわけじゃないでしょ? 本屋でバイトしてるけど、結構な人数いても純文学や文芸誌読んでる人全然いない。
漫画とかの話する人はいるんだけどねー
リアルで文芸誌や純文学の話できる人ほしいわ。 好きなとこ拾い読みするだけさ
エンタメだと読んでる人たまにいるんだけどね
ラノベとか >>416
>2593作品も応募があったのは影裏の芥川賞受賞の影響か。
あの程度なら自分でも…と考えた人が多かったということか >>418
>本屋でバイトしてるけど、結構な人数いても純文学や文芸誌読んでる人全然いない。
>漫画とかの話する人はいるんだけどねー
バイト仲間の店員さんの話? 意識の流れというと、想定の範囲外だが、意識レベルが高いに越したことはないけど
自分の世代は、偏差で個体差があるから、おおまかにいって、
ま、非ー意識寡少ってとこかな 今夜は本屋大賞の発表だぞ
このスレには関係ないか
だが芥川賞と直木賞のライバル賞だ 今村夏子の星の子が本屋大賞候補になってるが最下位の方だろうな 久しぶりに買ったけど連載途中のやつ読む気にならんなー 高橋源一郎
ある新人文学賞の選考が終わり、
ほぼ全員一致で受賞作が決まりました。
話題になると思います。責任を感じますね。 >>429
そこそこの順位だったよ。まあ、打倒じゃない。
>>430
シラケるほどつまんなくなったよね。 妥当か。
変換間違えた。
新年度で新しい部署に来てなんか疲れてる。 >>434
群像でしょ。今月号に最終通過まで載ってる。
今日か明日あたり、講談社のサイトで発表あると思う。
「話題になる」ってまさか去年も最終残ってた有名人枠の人かね。
そういう「話題」はもう飽きたんだけど。
去年は受賞作なしだったから、今年はいい新人が出るといいな。 小説雑誌って無理な出会いなのに、小説家がこそって登竜門とか言って蛆や
ハエけらのようにたかってくるから面白いよね。 芸能人なのにマスコミがどこも記事にしてくれないという悲しさ。 平野啓一郎@hiranok 4月10日
来月発売の『文學界』(6月号)に一挙掲載される長編小説のタイトルは、
『ある男』です!
ただいまゲラの見直し、終了。大分良くなった手応えアリ。乞うご期待!!
単行本化は秋頃の予定ですー。 NHKのBSコンシェルジュに橋本麻里が出ている
やっぱり高橋源一郎にそっくり
口元あたりがまんま高橋源一郎だ ちょっと関係ないかもしれないけど、財務省の職員が自殺した問題で遺族が手記を告白したとでっち上げの文章を掲載して
遺族に「手記なんか発表してない」と怒られたのって文芸春愁?週刊文春? >>448
ググったら、月刊誌「文芸春秋」5月号だってよ
斎藤紳士は知らんな
芸人に興味ないから 講談社のサイトに出てる。今年も女性が受賞者。
第 61 回群像新人文学賞が以下のとおり決定しましたので、お知らせいたします。
*当選作 『美しい顔』
著者 北条裕子(ほうじょう・ゆうこ)
略歴 1985 年 10 月 4 日山梨県生まれ(現在 32 歳) まあ純文学なんてのは冷遇されてるものの文化だからな
今なら充分な教育受けた女か外国人、弱そうな男、芸人は
文学に合致しそうだよ 純粋文学 pure litrature 純粋哲学 とか、まがいとかに気を付けて。
略すのもよくない気が。芥川賞は純文学ではないらしいよ。御大がいうには。 >>451
東大卒作家ばかりだった純文学が冷遇されているものの文化? 東大作家?京大小説家?神戸大文学家? 適当でないカテゴオムライスたべたいな。 大卒という一兵卒になれる首席だけ、でなぜ勝てるんだ。戦争に。
フェーキン ジャーナリスト に 気を付けようね。 まあアートの世界に爪弾きものが多いのは否定しないが冷遇とはまた違うだろ 群像は過去にも似たようなタイトルの受賞作あったな
美しい私の顔 だったか >>454
同姓同名の詩人の方もいるけど。
本名なのかな。
ペンネームなら、変えたほうがよかったかもね。 >>454
同姓同名で生年月日が同じモデルの人が出てくるね
同一人物だろうか綺麗な人だ
書いた小説の題名が「美しい顔」って…興味わくな >>454,461,462
Amazonで北条裕子「花眼」という詩集がヒットするんだが
商品説明に「37年ぶり第3詩集」って書いてある
この人だとしたらモデルさんは別人では
https://www.amazon.co.jp/花眼-北条-裕子/dp/4783733724/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1523994867&sr=8-1&keywords=北条裕子+花眼 受賞者は32歳だってさ。
モデルさん、そうかな?
だったらプロフィールにも書いてありそうだけど。
一般人の同姓同名?
業界人だったらワナビでコネコネ言ってやっかむやつがまた出てきそうw >>463
モデルさんと受賞者の出身地が同じ山梨県なんだけど、この詩人の人も山梨なのかな 詩人の人とは年齢が合わないようだ
詩集は1971年に出版されている 群像新人文学賞受賞作は、震災の話だって
もう震災ネタはお腹いっぱい 山尾悠子の新刊は結局雑誌発表をすっ飛ばして、書き下ろし分を単行本で追加の形で出版になったな
連載開始から5年だ。流石は遅筆の女王、文學界相手でも遅筆にブレがなかった
これで山尾悠子は文学誌業界の仲間入りをするのかね >>469
連載1回目だけ読んだが良かった印象がある あらすじ聞いて面白そうだと思ったけど、冒頭見て読む気なくした
タイトルと冒頭に力入れてない小説はゴミ 村田の場合、コンビニ人間以外は一般的でないだろうな
名物編集者とのダッグの賜物 コンビニ人間、地球星人、ときて次はなんだろう
宇宙野良猫とかかな 第31回 三島由紀夫賞候補作
「息子と狩猟に」服部文祥
「四時過ぎの船」古川真人
「日曜日の人々(サンデー・ピープル)」高橋弘希
「彼の娘」飴屋法水
「無限の玄」古谷田奈月 高橋が受賞したら同一作品で野間新との二冠達成か。
そんなサンデーピーポーを候補にしなかった芥川賞とは?
塔と重力も芸術選奨新人賞だったし……。
日本文学振興会の候補作選びは謎だが、あの回は特に謎だった。 割と真面目に芥川賞って既存の純文学賞の中で一番質が低いよね
知名度があるから必要以上に叩かれてるとかそういうレベルではないと思う そうか?
最新受賞作のおらおらで〜は室が高いし、おまけに売れまくっているが 問題は三島や野間新の知名度がなさすぎることだろう
芥川賞並に報道してもらえるように演出したほうがいいと思う サンデーピーポーはつまらなくて印象にも残らない話だった
他に候補になる面白い作品が少ないのも問題だ
高橋は指の骨で芥川取り損ねた残念な人 四時過ぎは芥川賞にノミネートされたんだし三島賞はナイスエイジで良かったのに
あと加藤秀行もノミネートして欲しかった ナイスエイジはダメ
何度も書くけどハセカラ騒動のパクりだしハセカラの方が面白いから 三島は色物
野間新は芥川賞を避けて芥川賞が取り上げなかった業界人気が高い作家にあげてるだけ
役所が選ぶ芸術選奨も野間新と同様
結局は芥川賞中心で回ってる >>478
サンデーピープルは一般ウケしないだろ。おらおらなんかは普通の年寄りでも手に取りやすい。
村田沙耶香だってコンビニ人間以外では芥川賞の候補にもなっていない。
芥川賞は普段小説を読まない層にどれだけ関心を持ってもらって買ってもらえるかが大事だから。 >>485
芸術選奨新人賞は、純文三賞より上でしょう。
最近でも、平野、川上、あと津村記久子が芥川受賞後にとってる。 百田尚樹氏、沖縄で講演 「団塊の世代は野党支持が多いそいつらが死ねば日本はかなり良くなる」
作家の百田尚樹氏が22日、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで講演した。
中国の脅威を強調する中で「中国人は歴史的に残虐な民族」と発言。「沖縄の活動家ははっきり中国と手を結んでいる。
日本から独立させようとしている」と語った。情勢調査で「オール沖縄」候補に投票する人に60代以上が多いことを挙げ、「団塊の世代が死ねば日本はかなり良くなる」と話した。
講演は仲井真弘多前知事らが呼び掛けた。1550人(主催者発表)が来場した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180423-00241305-okinawat-oki >>492
それは君がものしらんだけ
そもそも芥川に格式なんてない
一番有名で受賞者も多いから、目に触れる回数がおおいだけ ようは一橋より早慶の方が高学歴と思ってるみたいな状態
まーそう言うやつよくみかけるけどな wwww 国がやってる割には知名度があまりになさすぎなんじゃないか
谷崎賞とかと一緒のイメージだ 他の賞が年に一作なのに芥川賞は半年に一作も受賞させてるんだからそりゃ質は下がるだろうよ >>493
文学それ自体に格式などない
それでも無理に文学や芸術に格式なるものを求めるなら国がやっている時点で価値がない
業界内での序列であれば谷崎賞あたりがくるんだろうけど今や芥川賞受賞者が順番待ちしてるだけの賞
(創設当初の時点で審査委員が候補に入って受賞するという微妙な賞であるが)
文学賞なんて外向きにやってるわけで名前が知られていなかったら意味がない
芥川賞はまさに有名だからこそ作品の内容が外から云々されるし選考への批判もある
有名だからかろうじて価値があるんだよ
その他の賞は仲間内のお手盛りにしか過ぎず価値などない >>498
賞に格式なんてあるに決まってんだろ
その論理だったら、マクドナルドとコカ・コーラが一番売れてんだから
一番いいくいもんでのみもんっていう有名なあれと同じじゃハゲ 格式はあるっちゃあるけどいまの文学界を鑑みれば知名度がすべてのところはあるだろ
本屋大賞とか新しいし大して格式もないが知名度があるからちょっとした権威付にはもってこい ワタシはサンデー・ピープル最近では一番の傑作だと思います。 >>500
まず格式っていう言葉のチョイスがおかしいんだよ
どっちかというと「権威」だね
しかし残念ながら2018年現在、文学賞に権威なんてないの
純文学系の文学賞は基本的に(例外ももちろんあるよ、しかし基本的に)芥川賞を取った人間のうち業界で評価された顔の広い人間が順番で取っていくだけに過ぎないから
新人賞なんて芥川賞以外意味ない
業界的に期待してるから腐らず芥川賞取れるまで頑張ってねという意味しかない
「芥川賞に格式がない」そうだけど、だったら谷崎賞に格式があるの?野間賞に格式があるの?読売文学賞に格式があるの?格式って言葉辞書で一回ひいてみたらいいんじゃない?
格式かどうかはともかく、2018年現在芥川賞以外に権威なんてないんだよ
なぜなら賞の権威というのは、受賞作が決めるわけで、誰も知らない誰も読んでない賞に権威などが生まれるわけはない >>純文学系の文学賞は基本的に(例外ももちろんあるよ、しかし基本的に)芥川賞を取った人間のうち業界で評価された顔の広い人間が順番で取っていくだけに過ぎない
お前の気のせい、戦前から存在し年二回開催の賞だから受賞者が比較的多いだけ
>>なぜなら賞の権威というのは、受賞作が決めるわけで、誰も知らない誰も読んでない賞に権威などが生まれるわけはない
谷崎賞も野間賞も十分に知られているし読まれている。もし純文学界隈ではなく一般大衆からの知名度を言っているなら本屋大賞やラノベの賞の方が権威とやらはあるだろうな >>505
谷崎賞も野間賞も芥川賞と比べたら知名度なんてないに等しい
一般社会においても、文学界隈においてもそれは変わらん
逆に言えば改革の余地があるってことだが >>506
>一般社会においても、文学界隈においてもそれは変わらん
んなわけあるか ww
文学界隈でその辺の賞知らない人なんていないよ
完全に論理破綻してる 村上春樹、津島佑子、黒井千次、金井美恵子、高橋源一郎、島田雅彦、吉本ばなな、佐伯一麦、星野智幸
芥川賞を取らなかった作家、思いつくだけでもこれだけいる
調べればもっと出てくるだろう 谷崎賞ここ五年の受賞作
第49回(2013年) - 川上未映子 『愛の夢とか』
第50回(2014年) - 奥泉光 『東京自叙伝』
第51回(2015年) - 江國香織 『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』
第52回(2016年) - 絲山秋子 『薄情』、長嶋有 『三の隣は五号室』
第53回(2017年) - 松浦寿輝 『名誉と恍惚』
野間賞ここ五年の受賞作
第66回(2013年) 保坂和志 『未明の闘争』
第67回(2014年) 笙野頼子 『未闘病記――膠原病、『混合性結合組織病』の』
第68回(2015年) 長野まゆみ 『冥途あり』
第69回(2016年) 堀江敏幸 『その姿の消し方』
第70回(2017年) 高村薫 『土の記』
これを見てさすが谷崎賞野間賞と思うか、なんだこれ何の影響力もない作品だらけだなと思うかで「権威」があるかないかという判断は変わる
ただ文学賞に「格式(笑)」はないよ >>507
知らない人けっこういるし、気にしてない人もかなりいる 297 名前:優しい名無しさん :2018/04/24(火) 18:11:00.41 ID:hHTzrS7Y
この板で知り合ってスカイプした男まじキモかった
統合失調症の陰性らしいけど
ネットの中だと「ワロタwww」とか草生やしたりしたり偉そうなこと言ったりしてるのに
いざスカイプしたら
うじうじうじうじ暗いオーラに包まれてる感じ
じめーねちょねちょみたいな
鬱はうつるって言うけどこっちまで嫌な気分になったわギャップがすごいよね
大丈夫ですか?暗いですね。何かありましたか?って
「統合失調症の陰性で鬱なんですー」
しらねえよ!鬱の割におまえ普段
「ギャハハワロタwwww」とか言ってるくせに
何だネット弁慶かよキモいなって思った
もろ陰キャだよねダッセェキモいわ
332 名前:優しい名無しさん :2018/04/24(火) 18:18:40.32 ID:hHTzrS7Y
でそいつが黙りこくってるからさ
私がお仕事は何なされてるんですか?休みの日は何して過ごしてるんですか?って聞いたら
「ネット…普段。ネット収入。ボソボソ」って
あのーもっとおっきな声でお願いします!いくら統合失調症の陰性だからって言ってそんなボソボソ言われたら何言ってるかわからないんですよ
あなた失礼ですよって言ったら
「働いてません!ネット使って株やアフィしてるけど良くて数万しか収入ないです普段はゲームしてます」って言い出して統合失調症の陰性で鬱なのに
ゲームやパソコンはできるんだなって呆れたわ
382 名前:優しい名無しさん [sage] :2018/04/24(火) 18:26:41.29 ID:hHTzrS7Y
だからイライラして
「へえ統合失調症の陰性で辛いのにゲームやネットはできるんですか?一人暮らしされてるんですか?
てかそんな暗そうに話してるけど楽しいですか?何でスカイプしたんですか?」ってそしたら
「実家暮らし…ごにょごにょ…家賃払うまで稼ぎはない…ごにょごにょ」だから私言ってやったの
「こっちは鬱だけど働いて一人暮らししてるんです!あなたそれ仕事とはいいませんよ。そんな程度のネット収入は高校生のお小遣いと変わらないですよ
ちゃんと考えた方がいいんじゃないですか
働けニート」 スカイプァー?サイファ世代は 日本酒に貝柱でもいいのになあ。カニの腱とか。 芥川賞中毒者が狂ったか 笑
知名度はさておき、芥川賞が一番ゆるい賞でなんなら、野間新以下である事実は変わらん 16年12月の新潮に掲載された『息子と狩猟に』はどの賞の候補にもならなかったのに書籍化された途端に三島賞
これは併録作が優秀なのかな 文學界2018年6月号 雑誌 – 2018/5/7発売(尼より)
商品の説明
内容紹介
▼新作長編一挙掲載
平野啓一郎「ある男」(550枚)
▼カラーグラビア&インタビュー
ディーン・フジオカ「日本とインドネシアの絆=v
▼新連載
石川九楊「河東碧梧桐――表現の永続革命」
▼インタビュー
熊野純彦「いま、なぜマルクスか?」 文春のサイトに「飛ぶ孔雀」特設サイトがオープンしてる
文藝春秋は本気で売り出すつもりじゃないかな >>328
もう亡くなってしまったけど、群像の評論のほうの賞取った田中弥生もこの先生の生徒だったらしい。
小説家志望だったのかな。 【産経新聞文芸時評】5月号 早稲田大学教授・石原千秋 「二重思考」の果てに
http://www.sankei.com/life/news/180429/lif1804290028-n3.html
下北沢の本多劇場で、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出『百年の秘密』(キューブ)の再演を観た。
ケラさん(我が家ではこう呼んでいる)十八番(おはこ)の、文脈を外した発話で笑わせる「文脈外し」の小技もなく、
珍しく人情もの(?)である。初演も観ているが、ロラン・バルトが「文学は再読しなければならない」という
趣旨のことを言っているように、芝居も初演、再演と観るとまた味わい深い。
ベイカー家の娘・ティルダの夫が妻の親友・コナと犯したまちがいを、100年の時を行きつ戻りつしながら
明かしていく少し複雑な趣向だから、再演を観てはじめてわかることもあった。ティルダを演じる犬山イヌコは、
幼女から老女までをみごとに演じ分けて、初演の時からあんなにうまかったかしらと感嘆もした。
こんなことを書くのは、「受賞作なし」に終わった文学界新人賞の選評を読んだからだ。
あらかじめ候補作を発表する芥川賞であれば、「受賞作なし」は失礼だし、歴史の記録としても受賞作を出すべきだと思うが、
新人を世に送り出す新人賞は、深手を負わせない配慮からときにはこういうことがあってもいい。
候補作を読んでいないからその当否はわからないが、選評は厳しいものばかりだ。もっとも厳しいのは東浩紀。
5編の候補作すべてが、読者が苦労して読むのが当たり前と言わんばかりの「傲慢」な姿勢で書かれていると言うのである。
この指摘はよくわかる。僕は、無名の大学院生が「『三四郎』論」などというタイトルで論文を発表したなら、
それは謙虚なのではなく傲慢だと書いたことがあるからだ。『百年の秘密』の、時を行きつ戻りつする構成を楽しむのは、
それがケラさんの芝居だからでもある。 (続き)
「ナルシシズムを一顧だにしない鈍さに脱力する」と書くのは川上未映子である。
「ナルシシズムに一顧だにしない」でなければおかしい。前にも書いたが、川上未映子はこのほかに新潮新人賞の選考委員。
かつての吉行淳之介のように「文壇の人事部長」になってほしくはない。
いくつもの文学賞が同じ人物の選考基準で計られるのは文学にとって不幸である。そのことをよく考えてほしい。
もう一つ芝居の話。新国立劇場でジョージ・オーウェルの有名な小説『1984』の舞台を観た(演出・小川絵梨子)。
「ビッグブラザー」の支配する党が徹底した監視社会を作り、処刑や拷問によって言論や思想を統制する。
党の手先・オブライエンを演じる神農直隆の艶があって通る声とスッと伸びた背筋が無機質感を漂わせて、美しい処刑人のようだった。
原作は1949年に刊行されているが、いまもこういう国はあるようだし、処刑や拷問による支配という手法は、
芸術としても陳腐化している。この作品のキモは、言葉の意味のブレを最小限に切り詰める「ニュースピーク」という言語統制にある。
「ニュースピーク」では「ふたつの相矛盾する信念を心に同時に抱」(高橋和久訳『一九八四年』ハヤカワepi文庫)
かせる「二重思考」によって、その一方を消し去る心理操作を行う。こうして記憶と歴史を改変するのである。
村田沙耶香「地球星人」(新潮)は、人間の生殖行為を異化し続けてきた村田文学の索引のような趣がある。
自分をポハピピンポポピア星人だと信じる貴世(きせ)と従兄弟(いとこ)の由宇(ゆう)(宇宙という字を連想させる)と、
セックスをしないことを知って結婚した貴世の夫・智臣の3人が主な登場人物。
人類は、子供を産む思想に取り憑(つ)かれて「人間工場」を営む「地球星人」にまで異化され、
最後には3人はそれぞれを食べる共食いを始める。それほどできのいい作品ではないが、
これはまるで「宇宙人と地球星人」を「二重思考」のように対比させ、
「地球星人」の存在意義を消し去る手法だと言っていい。村田文学のテーマと手法までも明かした索引と呼ぶゆえんである。 川上はたしかにどちらかを辞めるべき
多様性がないと面白くなくなる 毎日新聞文芸時評
4月 私のおすすめ 大澤聡(批評家)
会員限定有料記事 毎日新聞2018年4月25日 東京夕刊
(1)川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』(新潮社)
(2)横田創『落としもの』(書肆汽水域)
(3)小谷野敦『東十条の女』(幻戯書房) ウィステリアって面白いのかな?
尼のレビューで酷評だらけだが >>545
新潮掲載時に読んだが、特別おもしろくはない。
まあまあ。普通。 千秋がそれほど出来は良くないとした作品を傑作ともちあげる褒め屋佐々木
毎日の書評は今月もアベガーアベガー 誰が見ても川上さんは「文壇の人事部長」になれるもんならなってやるっていう人だと思うのだけど だからそれが最悪って話
権力を誰かが持つのは仕方がないにしても
それならば極力分散させなければならない
なぜなら、文学の多様性の確保とそれを構築維持できる体制を整えなければならないから
こうした前提を無視して「論壇の人事部長」なる権力を志向するとしたら川上が嫌う家父長制の権化であるところの石原あたりとなんら変わらん 最後の4、5作品から選ぶ選考委員を変えても
応募作の数%までしぼる一次の下読みがかぶりまくってるっていうんだから
現行の新人賞に多様性なんて期待できないでしょ 一次選考は作品として成り立ってたら通す
傑作が一次で落ちるのはまずありえないと
下読み担当経験者は異口同音で言ってるが 一次に作品として成り立ってないものが多数あるってこと 例えば円城塔の作品を石原みたいな下読みが読んだとしたら絶対に一次で落とされるよ
そもそも一次で落ちたその次の作品で新人賞取った作家がいる時点でねぇ >>556
だから多様性が必要なんだよね
一次だろうが最終だろうがそれは同じなのだから ダンボールで一箱分の原稿用紙の山
真面目に読んでたら正直一ヶ月で終わる気しない
なんせ本来の自分の仕事が終わったあとのバイトだからな
掛け持ちしてたら月に二箱、三箱とかくるわけだ
真面目にやってる人はすごいよ真面目にやってる人は
最終の選考委員との格差はんぱねえw 小説の体を成してるものを書くのもセンスなんだろうが、
せっかく受賞して一本〜数本で消えた新人はなんだったんだろう。
ふと思うんだが、新人賞受賞作って本人のピークに持ってきた奇跡の一作だったって人が多いのか?
だとしたら公募制度の在り方を考えないと。
奇跡の一作で芥川賞とったら後が苦しいのではないか? >>559
そりゃ名前出して「私は不真面目にやってます」という人間はいないからね
面倒くさいけど出版社との義理のために仕方なくやってる安いバイト
しかも手を抜いても誰にも分からない
俺なんかには到底真面目にできないね
もしくは初めの数ページ見て好みじゃなかったら「これはひどい」ということにして次に移るw 新人賞のwiki見ると歴代受賞者ほとんど消えてて笑う
別に純文学に限った話でもないけど 崔実さんも消えてしまうのかな
二作目遅すぎじゃね? >>561
自慢にならないことを自慢するのは
良い心掛けではないね
文芸誌もビジネスであり商売であるんだから威張れることじゃない
そういうところで商業主義を否定するのは構わんけど
プロ作家とは根本的に相容れない それ思った
文学への愛とは言わんが、>>561からプロフェッショナリズムはまったく感じないね すばる2018年6月号 尼より
【新連載】
島田雅彦「君が異端だった頃」
谷崎由依「遠(とお)の眠りの」
【小説】
春見朔子「転写か翻訳」
【特集「歩く」】
青木淳悟「池袋東口側特集‼ ひよこ狩りの午後――池袋、PM2:00+PM1:00」
岩城けい「海岸にて――オーストラリア、シップレック・コースト、PM5:00」
しまおまほ「ばんちゃん、歩く――世田谷・弦巻、PM6:30」
瀬川深「「多様性」の中庭から――コネチカット、PM3:00」
藤野可織「「イエス、イエス」と迷子の日――アイオワシティ、PM6:00」
山内マリコ「見えないバトン――渋谷、PM7:00」
山下澄人「14778――奥多摩、AM11:30」
【講演】
水村美苗「「世界文学」と「日本近代文学」」
【対談】
佐川光晴+成田龍一「ファミリーヒストリーが浮かび上がらせる近代日本史」
【文芸漫談】
奥泉光+いとうせいこう「島尾敏雄『死の棘』を読む」
【すばる海外作家シリーズ】
マドレン・ティエン「錬金術」(訳+解説 佐藤アヤ子) 新潮とすばる、文學界はTwitterに新号の表紙載せてるけど、群像はそれはしないのね。
あくまでも当日発表にこだわってる? すばるの特集歩くのラインナップで短編がつまってればな
中堅作家どもは創作するパワーがないのか 源一郎が話題になるっていってた新人賞、全然話題になってないんだが 芥川賞は5月末までの作品だったかな
食べおそあたりがそろそろ取るかね えぇ…
全然話題になってないじゃん
いつもの焼畑農業より質が悪いよこれじゃ 群像新人文学賞の野崎歓の論評を読むにコネ臭のパターンがするのだよね
朝吹のときと同じで ゴロウデラックスに例の小説教室の先生が出るんやな。 ゴロウデラックスって完全にジジババ向けゲストしか呼ばないよな 【文芸月評】剥ぎ取られる文明 日常の本質があらわに : 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20180424-OYT8T50022.html?from=tw …
村田沙耶香「地球星人」(新潮)
水原涼「干潮」(すばる)
水原涼「少年たち」(文芸)
澤西祐典「雨とカラス」(たべるのがおそい)
高橋弘希「送り火」(文学界)
新庄耕「サーラレーオ」(群像)
「地球星人」の特質として人形、針金の指輪、迎え火など、子どもを取り巻く情景を魅力的に描くこともつけ加えたい。
子ども時代には、単に無垢むくという意味ではなく、社会に馴化じゅんかされる以前の人間の生な感覚や世界がある。
多くの作家が人間の本質を探る時、立ち返るのはこのためだ。
気鋭の水原涼さん(28)が「すばる」に短編「干潮」を、「文芸夏号」に中編「少年たち」を発表した。
自らの出身地である鳥取が出てくる両作では、より幼い時代の記憶をにじませた前者にひかれた。
祖母の通夜に出た<私>が、7歳の頃に死んだ祖父や祖母の記憶などを、潮が満ち引きするように思い出す。
病床につく祖父の家に泊まりに行く場面がいい。寝たきりの祖父の姿を見て、思わずプレゼントされたランドセルを抱きしめる。
宿泊用の着替えの下着を入れたそれは、妙に軽かったという。思い出すとは、愛することだと感じさせた。 (続き)
澤西祐典さわにしゆうてんさん(31)の「雨とカラス」(たべるのがおそい5号)は、南の島で切腹を図った若者が発見され、
しかも彼が旧日本軍の残兵と従軍看護婦の孫だったという話。彼の人生に何があったのか。美しい自然と海、
家族に囲まれた輝かしい幼年時代とそれらが反転するまでを振り返る。明澄な文章で、途方もなく哀切なほら話を書き上げた。
一方、思春期の中学生を主人公にした「送り火」(文学界)を執筆したのは、高橋弘希さん(38)だ。
青森の田舎で暗い情熱を持て余す少年たちの心と体の動きを細密画のように刻む。思春期の男子は、
1年で急激に背が伸びるように異様な生命力がみなぎる。
彼らの内にまだ未消化のまま残る、子どもの飼いならされていない欲望や衝動が、過剰なエネルギーにより歪ゆがめられ、
暴発する瞬間に触れた。
新庄耕さん(34)の「サーラレーオ」(群像)は、バンコクで麻薬の売人となった男を描くハードボイルド風の一編。
一線を踏み外した人間の思考の支離滅裂さも捉えられている。(文化部 待田晋哉) >>571
読んでみた。またもや震災ネタの小説だった。
悪くはないが、絶賛てほどでもない。文章がエンタメ向きのような気がする。
作者の書きたいことをうまく震災にからめて書いたっていう感じ。
これから受賞目指すワナビは読んで参考にするのもいいかも。
震災、東北ネタブームはまだまだ続くようだ…。 読売の記者が書く文芸時評は何の意味も無い
一頃の大げさでバカっぽい表現はましになったかな
突っ込みがいのボケをかますという点でまだ佐々木敦のほうがまし 文学が震災を描かずしてどうするという使命感は分かるが、こうも新人が震災ものばかり書くとそれはもう震災頼りになっているだけではないだろうか てか震災を利用して自分の書きたいことを書くってのはどうなのかと >>590
戦時中の経験を利用した作品も世に溢れているんだから似たようなものじゃないか? >>591
戦争はもう半世紀以上の時が経過しているが震災は直近すぎる
傷の癒えていない当事者もまだたくさん存在していて倫理的な配慮が必要なことは言うまでもない
『想像ラジオ』はその倫理的な葛藤を押し出していたし、その他の作品も震災自体がメインであって
自分の言いたいことを言うために震災を利用する類の作品はほとんどなかった
今回の作品は安易に震災を利用してしまった感じは少し受ける
見るー見られる関係の図式は古典的で震災を使わずとも表現できただろう 見るー見られる
所有するー所有される
著者本人がモデルという職業をしている以上、イメージ論、表象文化論、メディア論の文脈では基本とされる感覚を普段から感じていたことは明らかだろう
ジェンダー論とも密接に絡みあってはいるがこれをわざわざ文学でやる意味はあったのだろうか そして、その「所有」の倫理性がひっかかりとなる
仮にこのモデルの人が被災地出身だとしたらそこには何の問題もなかっただろう 不幸の種類はいくらでも転がっている
その中から震災が選ばれてこぞってネタにされている
スルーされてる不幸はいくらでもある
本当に作家どもは3.11が好きだねえ
震災の被害者が書いてくれよ 戦争が半世紀前の出来事じゃないわけじゃないの?
日本は遠征好きの人が多いし、交戦中の方が中途半端や低ランいないと思う。
震災の最中こそ、戦争じゃない時であって、後は延々とやってくれればいい。
内戦という問題に取り組んだ世代もいるし、ま、平和の高さからして
まだ届かずかな。人が殺されることより、傷つくことが平和の意味なんです。 日本語が不自由すぎる
ここでいう戦争とは太平洋戦争や朝鮮戦争であって、内戦その他諸々は遠い地域での話だ
例えば、その太平洋戦争や朝鮮戦争が在日コリアンの"いま"に繋がっているというのなら話はわかる
しかしこれは全国民的な経験であって、皆が当事者といえるもの
東日本大震災、特に被災地での経験というのは全国民的なものとは言えない
それはホロコーストが世界的な経験ではあっても、その実態を語りうる者が当事者しかいないということに似ている 文学でやる必要のあるものとやる必要のないものの違いを教えてくれや 本当にホロコーストの実態を語りうる者が当事者しかいなかったなら、
世界的な経験にはなっていなかったでしょう 話は違うけど、川端賞は保坂だってよ。どうでもいいようだな
あと、今月号の文学界の巻末予告にあったけど、
来月号は春樹の新作小説3本掲載だって ホロコーストは他人でも語れるだろうけどそれはあくまでも伝聞のペラペラなものでしかないと思う >>602
そんな情報とっくに話題に上がっただろと思って遡ってみたけど誰も触れてなかった
やっぱり終わってるなこのスレ >>603
ケルテース・イムレの「Holocaust as culture」(英訳版)は非常に示唆に富む
彼は「当事者であっても語れなさ」を見据えて、映画版「運命ではなく」への関与について語ったのだった >>604
情報にあげるまでもないと思った。
俺的には興味ない。
興味あるひといる?春樹、保坂好きなひとこのスレにいるのかな。 >>606
保坂と春樹には興味ないけど、川端・野間・三島の三賞を誰がとったかは興味ある 神戸に住んだこともありジョギングが好きなイギリス人に村上春樹がボロクソに批判されているな。
1 ムラカミの世界では奇妙なことが起こるが重要な意味はない。奇妙なことが起こること自体を価値だと思わない
2 ファンの集まりでムラカミの魅力を聞いても「雰囲気がすき」など漠然としたものばかりで誰もその価値を説明できない
3 1Q84はオーウェルの1984の6倍長いがそんな価値があるとは思えない
4 カフカ的という言葉は世界で使われるがムラカミ的という言葉は絶対に使われることはないだろう
5 無駄に長い。長さに見合った価値があるだろうか?
村上春樹の小説を僕が苦手な理由−一読者としての私的作家論
◆ コリン・ジョイス/村上春樹、著書「1Q84」
ニューズウィーク(2018/05/15), 頁:24
『ニューズウィーク日本版』 2018.5.15号(5/ 8発売)
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/212722.php
特集:「日本すごい」に異議あり!
文学 村上春樹の小説を僕が苦手な理由
Edge of Europeコリン・ジョイス
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/ なかなかの短評だが、不思議な世界を不思議に感じなくあるまであったらしいな。
不思議には無縁です。テクストが放つなにがしかがいいから、とってみるだけでも
よいのでは。読了するのも勧めたいけど。 このスレはワナビが多いから中堅、ベテラン作家より新人作家の話題の方が重要 ワナビ多いのかな
中堅作家以上は話題に乏しいから話されないだけなんじゃ 新人のうちは興味あるけど育つと興味なくなるのでもある
たとえば、最初はタナシンの創作好きだったけど、芥川賞とって群像で連載始めた頃からついていけなくなった
指の骨の人や水原涼や今村夏子あたりも飽きてきた 新人賞の方が独立個人の感性が残っていていいものでしょうが、
他人にまみれた訳の分からないものも
、読んでみると価値が高いでしょう。 まあ純文学は他の小説ジャンルと比べて圧倒的にワナビの比率が多いと思うよ
ミステリの江戸川乱歩賞や鮎川哲也賞、SFのハヤカワコンテスト、創元賞、ホラーの日本ホラー小説大賞、いずれも応募総数500にも届いていない現状なのに
純文学はこれら人気ジャンルを大差で突き放して1000〜2000だもの
売れてないのにねw >>608
野間新と三島賞は気になるけど、川端賞や谷崎賞なんかはわりと決まった作家が順番で
もらっている感じなので面白味がない。 >>580
小説教室って高齢者ばっかりなんだな。若いワナビはなろうとかでやってる感じなのか。
15年も通ってるとか、なんかずげーとか思ってしまった。
それにしてもこの番組、つまらないね。 >>615
>いずれも応募総数500にも届いていない現状なのに
>純文学はこれら人気ジャンルを大差で突き放して1000〜2000だもの
>売れてないのにねw
であるのなら競争率の低いエンタメ系新人賞に応募すればよさそうなものだけど
そういえば松浦寿輝が選考委員を務めていた時の文學界新人賞の応募作品には
ヌーボーロマンやSF作品が多く、それもSF誌では通過しないようなレベルだったそうで
おそらく純文学系の新人賞は舐められているんだろうね ラノベの新人賞で一番人気の電撃小説大賞はおよそ4,000から5,000作だってさ
応募数が多いほど舐められてるというなら、純文学はラノベの次にチョロい賞だと思われてるのかもな エンタメは難しい
オ○ニーは誰にでもできる(文芸に昇華できるかは別) 純文学やラノベは間口が広いからね
ただ、舐められているというかなんでもありを履き違えている人はいそうだ
例えばSFだろうが異世界だろうが純文学なら受け入れられる
それが掲載可能なレベルならだけど
松浦の言っているのはSFに求められているガチガチな理論武装ができず中途半端になったものを
もったいないからと純文学賞に送りつけているような輩だろう
そういう輩はいずれにせよ落ちるから関係ないが SFといえば、文學界新人賞は東浩紀と円城塔が審査員になって、SFっぽさを前面に出してきた感があるね
東浩紀はゲンロンSF講座を自社で開いているが、その辺の倫理はしっかりしていると思いたい
講座受講者から受賞者を出したら疑われて炎上するだろうし、そういうことはしないと思うが 太宰賞は50歳の女性が受賞。
中二病の話っぽい。読む気しない。 >>626
東氏の今回の文學界新人賞のコメント(受賞作なし)を読む限りは
SFの賞に応募してくる人より文章やら言葉の使い方や話が文學界新人賞応募者は雑らしいよ。 >>630
それは東浩紀氏の印象だから何ともいえない。
しかし、そういう発言をすることで予防線を張っている可能性まで考慮するのが普通だろう。
彼はいくら零細でも営利企業の社長。
仮に自社のSF講座の受講生を受賞させれば、講座の宣伝になるし、ワナビーが講座に集まって金儲けができると考えたくなるはず。
そして、その利益とコネ受賞呼ばわりされて炎上するリスクを天秤にかけるだろう。
個人的な見解を言わせてもらえば、確かに東浩紀的な感性はいまの純文学には必要かもしれないと思う。
だが、最近の彼の批評再生講座のやりとりを見ていると炎上上等でコネ受賞させる可能性を否定できない。
もちろん、他の審査員もいるし、ひとりで暴走するわけにもいかないだろうから、慎重にことを運ぶと思うが。 文學界新人賞の選考委員ってなんか文學界って感じしないな
群像っぽい 群像新人文学賞の人は、色んな賞に応募していて、
純文学の賞だから、震災使っとくか、ぐらいじゃないの?
だって、R-18文学賞で、
「あなたが合コンへ行く件について」 北条裕子
だし(笑)
被災者でもないし、まぁ、そんなもんよ
女による女のためのR-18文学賞
http://www.shinchosha.co.jp/r18/first.html >>633
傾向と対策の人なんだろうね。
それはそれで受賞するためには必要なのかも。
今回は前回も候補になった応募者ふたりを越しての受賞だったから、
ある意味戦略勝ちだったのかもしれない。 明日は三島賞の発表か。
息子と狩猟に、が取るかな。 群像新人の受賞作を読んだが、選考委員が絶賛する理由はわからないままだった
文章もそれほど上手いわけでもなく「震災利用」という指摘も確かにそうかもと思ってしまったし
>>633を見てエンタメ志向なら納得できるところはあるなと >>634
賞を取るにはありかもね
作品からは透けて見えるけど
>>637
文章は下手だと思う
純文学に思い入れもないかと
なんというか、「美しい顔」は訴えてる感じはあるんだけど、
小説を読んでるんじゃなくて、はてなの匿名ダイアリーを読んでる感じがする
まぁ、賞を取ったのは凄いと思うけどね 文章が上手い下手も読む人間によってかなり違うからな
ちなみに東は自分の小説の文章どう思ってるんだろう
むかーし猪瀬が東が書いた小説の書き出しをツイッターで絶賛してるのをRTしてたけど
正直東は他人の文章の上手下手を云々できるような感性を持っているとは思えない スレが終わってるんじゃなくて
業界が終わってる
文芸誌の目次見て「誰が読むんだ?」という疑問が真っ先に浮かぶようなのばかり 円城も東も文章下手だし、SFはSFマガジンにまかせておけよ
こいつらがまさに純文学の皮を被ったSFモドキだろ >>631
他の選考委員も同じようなこと言ってたよ。
奨励賞(佳作)すら出せなかったようなひどい候補作しかなかったらしい。 文藝に掲載されてる古栗作品はつまらないのばかり。
小すばの連載は面白かったのに。 >>643
それは「変わったこと」を示すための見え見えのパフォーマンスだよ
問題はコネ受賞が増えるかどうか >>645
いつまでも受賞できないワナビ必死だなw >>646
京都コネシスターズ騒動でうわぁってことがあってからコネ受賞だけは嫌になった
だって、多くの応募者たちの努力を踏みにじる行為じゃないか >>633
コーラちゃんも文藝賞受賞前にR-18の途中まで候補に残っていた。
源ちゃん推しなとこも含めてこのふたり似てるね。
エンタメ向きの文章だし。まあ顔は正反対だけど。 文學界新人賞の選考は注視しておいたほうがいい
京都コネシスターズも文學界が疑惑の対象だっただろ
最近の東浩紀は完全に経営者目線。そもそも文学講座を開いている時点で利害関係があるので
いわゆる彼の身内からコネ受賞が出ないとも限らない
東浩紀を選考委員に据えたやつらにも問題がある
>>639
『美しい顔』は誰が読んでも文章の上手さを感じないレベルだと思う ワナビの執念が怖い。
そのパワーを、作品にむけるなり、社会に役立てるなりしたほうがいいよ。 ワナビーだと決めつけるのもいかがなものかと
コネ受賞を問題にしているのはワナビーであってほしいとあなたが考えていることはわかる
しかし、実際のところ、ワナビーだけが問題視しているわけではない
事実、私はワナビーではないただの純文学フォロワーだ 東浩紀が予防線を張ったように、コネ受賞者を出さないようにこちらも厳しく見ていく 新庄耕の群像に載ってる新作『サーラレーオ』を数頁読んで飽きた
エンタメ作家としてデビューしたからにはエンタメ的勢いを期待するのだがそうでもなかった コネでも別にいいんじゃない。
就職でも普通にコネ採用とかあるし。
働いたことないの? 三島賞決まったね。
この人の作品、読んだことないや。 まーコネだろうが面白ければいいかな。読む側からしたら 俺は嫌だな
気持ちよく読めなくなる
朝吹レベルのコネなら仕方ないと思えるけど平野啓一郎は今も嫌い
そういえば平野啓一郎も京都だったな コネ擁護がことごとく単発ってのもな…
飛行機ビュンビュンしてるのか… 山本賞の小川氏の作品はオススメ
『ユートロニカのこちら側』も『ゲームの王国』もよかった 作家が大学で教えたり編集者のやってる文章教室はそれなりにある。ゲンロン講座は東だけでなく円城や賞を主催する版元の編集者も講師として出てくる。奴らがいいと思う作品を書くには通うのが近道になるがそれはコネなんだろうか それだとすべての講座が無意味にならないか?
完全に版元や作家とのつながりのない独立した講座じゃないとNGなら
現役で小説に携わってない奴ら同士の集まりになっちまう 京都コネか
藤野可織きらいではないけどな
でもこの人ので面白いのは『爪と眼』と『おはなししてこちゃん』くらい?
ちょろちょろ短編書いててたまに読むが、最近は連続で面白くない
落ち目になってきてる
一般を押しのけてコネで取ったのなら、新人賞経由の人より面白いのを期待してしまう
普通かそれ以下の出来だとガッカリ感が大きい >>663
無意味にはならない
コネなしの別な賞に送ればいい話だから
むしろそれくらいの矜持は持ちあわせてもらいたいし
教師側も自分が関わっている賞には送るなくらいのことは示しておくべきだろう クダンの山本賞だかの小川某もゲンロンの講師だもんなあ 小川哲は東浩紀と大学院まで同じだったような
だが、ゲンロンと関わったのはデビュー後ではないかな ちなみにゲンロンSF講座のサイトにいけば受講者たちの作品が読めるから読んでみるといい
東浩紀のいう文章のレベルを判断できる
講座の特性上、ほとんどがエンタメ寄りの作品だが 昔、純文じゃないけどプロ作家の人が「コネはあったら使え」とネットで言っててワナビの人とちょい揉めてたのを見たことがある
プロ作家の人の言い分だと、投稿作品に見所があったら賞に選ばれなくても編集が連絡をくれたりして自然にコネができるからだそうだ 選考委員でなければコネはなし程度の純粋無垢な価値観であればそれでもいいんだろうけどな。
講師になるレヴェルの編集者と選考委員レヴェルの作家は育てた育てられたぐらいの縁はあると憶測できるがそれをコネと言い出したらきりがないってことだ。 >>669
そのレベルに達しているなら理解できる
一度コネなしの状態から投稿して実力があると認められているのであれば
問題は講座に参加とか口利きみたいな入り口部分でのコネ >>670
純粋無垢というか、俺のコネがある賞には送るなくらいの示しをつけられない
そういうハリボテすら立てられないというのはいかがなものかと
貧すれば鈍するというがいまの出版社はまさにこれだ 表向きに関わっている賞とそうではない賞では選考における人間関係の粒度が異なる
最終選考委員間の人間関係も加わってカオスになるので、そちらのほうが公平性を担保できるんだよ こんな過疎スレで一人で13レスもするな
問題提起したいならもっと大勢が見るツイッターでボヤいてろよ >>675
面白いからいいじゃないかw
過疎ってるからこそだ
どこぞのスレなんてたった3〜4人が連投して一か月で消化している
おれは東が自身の受講生をコネ受賞させたくても無理もあるだろうと思うから気にしないけど、言われてみれば、まったく可能性がないわけでもないからな
選考委員のもと嫁受賞もふつうにある世の中だ
だってエンタメ作家でわけわからん批評も書いてる東が純文学作家を育てるのは無理だろう >>660
SFだよね。SF苦手なんだよな、最近流行ってるけど。
昨日のインタビューの受け答えが感じよかったので読んでみようかな。
普通のお父さんって感じだよね。ふむ。 このスレ、中の人たちが監視してる。
ソースは言えないけど。
都合の悪いレスをする人は「受賞できないワナビ認定」、スレ自体は「こんな過疎スレ」と侮辱して黙らせようとする。
言論弾圧だな。
言いたいことがあったら黙ってはいかんよ。 いやまあ、珍しく伸びてんなあと思ったら、、
スレタイ読めやとしか。
三島賞とった女性号の話ならまだわかるが 唯一生き残った純文学スレもワナビの愚痴スレになる運命か なんでもかんでもワナビのせいにしておけば楽だよね。
そういう風に世界を単純に理解していれば傷つかなくて済むからね。
もともとこのスレはAが自演して維持していたもの。
彼が消えたあとは緩慢な死を迎えるだけ。 >>684
なんでもかんでもAのせいかよ(苦笑)
都合よすぎ。 >>687
読解力がなさすぎる
ここはAの創造した場所だったということ 想像ではなく、実際にある場所。
君の妄想につきあってる暇はない。 即レス怖いw
一日中監視してんのか。
そんな時間あったら本を読んだほうが有意義だぞ、かまってちゃん。 美しい顔面白かった
そして面白いだけじゃなく読みやすい。これが大きい、この本なら芥川賞の力なんか借りずに売れるだろう
なのでノミネートさせないでくれ、ノミネートさせたらどうせ受賞する。新人賞作品ばっかり受賞という流れはちょっと不安を感じる 俺もジニのパズルを思い出したんだよな
ジニのパズルは面白く文章も上手かった
今回の美しい顔はその劣化版という印象 島田雅彦が張り切ってるw
大学で小説習ってる学生って結構いるのな。 ジニのパズルと比べると美しい顔の方が文章は上手かったな どちらも低レベルで結論が出ている。
でも、ジニのパズルは当事者感があって切実さを感じられた。
美しい顔はこのスレにも意見としてあったように、
震災を出汁にした否めないので人によっては不快感を感じると思う。 ジニに書かれてるようなことは大嘘だからな
そもそも街宣右翼の連中が在日だから >>703
結論ってw
お前がそう思うのは勝手だけど、よくもそんな恥ずかしい物言いができるもんだ 三島賞の人、ぜんぜん知らない人だ
文芸誌でかいたことあったかな?
これでは盛り上がりようがない
知ってる人でも盛り上がらないか >>707
書き込みを見ると下手くそって書いてる人が多数だよ。私も下手くそだと思った。 名前と顔出して選考委員やってるプロの作家や批評家の意見をもっと見てやれよw そんなやつらより匿名掲示板の方がよほど正直だって
それくらいわかるだろ
意見が通らなかった選考委員がここで貶してるのかもしれんぞ みんなまだ群像新人賞に期待してるんだ
今は新潮の時代だってば 群像はダブル村上を輩出したとは思えないレベルで没落したよね >>711
この前の2ch個人情報流事件でどこぞの編集や作家が他所の作品のネガキャンをID変えながらやってたのが判明しましたね
匿名掲示板の方が正直?確かに欲望に正直だったね マスゴミよりネットの方が信用できる時代だからね、そりゃ皆5chの意見を重視するよ SNSに氾濫している本の感想は甘い
馴れ合いの場だからな
匿名掲示板は正直だ
人の本性がむき出しになって批判的すぎるところはあるが ツイッターを見ると著者や出版社にRTされることが目的みたいな美辞麗句を並べただけの空虚な感想ばかりだもんね
本の感想を読んで心底気持ち悪いと思ったはじめての経験だった 群像の乗代雄介の中編読んだけど、すっかりエンタメになっていてがっかりだった。
本物の読書家みたいなツウ好みな作品だからよかったのに。 SNSは反論されるリスクがある
だからここに書き込むほうがリスクが少ないとも言える
単純に甘いというわけではない 文學界の小説月評でトリッパーに掲載された高山羽根子のオブジェクタムが絶賛されてる
芥川賞候補来るかな 『美しい顔』を読んだが、受賞者のことばの「弁明」がすべてだと思った。
震災とモデルをしていた本人の心情を混ぜて、物語を構築している。
作品全体からある種のエネルギーは感じる。文章に疾走感はある。この辺は『ジニのパズル』と同じだ。
主人公サナエと弟ヒロノリの関係も見ていて微笑ましいが、全体として会話の雰囲気や物語の流れ、そしてメッセージはどこかエンタメチックなものだ。
この物語に疾走感をもたらしているのは確かに文体だ。だが、そこに陥穽がある。
東北の沿岸部は東北のなかでも訛りが強い場所で、そうした訛りを用いられないところに違和感があった。著者の想像力の限界もそこにあったのだろう。
こういう厄災を描きたいのなら石牟礼道子の『苦界浄土』のように徹底的に地元の言葉でやる覚悟が必要だった。
そこを徹底させることができなかったから、主人公サナエの思考が「被災地とは別な場所のもの」に留まっている。
著者自身が作品に登場してしまうといってもいいかもしれない。
そこを著者も自覚できているからなのか、被災地の描写がいちいち過剰になる。過剰さでリアリティの欠如を覆い隠そうとしている。
この過剰さに選考委員たちは気づかないはずがないのだが、
被災地など知らない「インテリで都会的な」選考委員たちしかいないので、仕方がないのかもしれない。 野崎歓はこれを絶賛しているが、それはいかに野崎歓が震災から遠い場所にいるのかという証左のようなものだ。
「言葉」の小説であると言明する前に、確認すべきことがあったのではないかと思う。 フィリップ・ロスが亡くなったそうだ。
R.I.P. >>732
登場人物の名前をカタカナにするの嫌いだな
訛りないんだ
それが流行りなのにな >>732
確かに、訛りがなく東北感がないね、あれ。
被災地のセットを組んで撮影したドラマを書いているような気がしたのも、
その辺りの欠落からだろうね。 文芸誌の連載って読むたびに過去の内容忘れちゃうから辛いわ
毎号連載しないのとかあるしな >>732
>こういう厄災を描きたいのなら石牟礼道子の『苦界浄土』のように
>徹底的に地元の言葉でやる覚悟が必要だった。
たとえば現地在住の作者が震災前後の日常を書いた
「影裏」で方言はそんなに使われていたかな? >>740
影裏ではほとんど震災は後景にあって舞台もほぼ訛りの強い沿岸ではな岩手県内陸の話
沼田は実際に東北に住んでいるからこういうことがわかる 訛りの強い沿岸ではなく、それほど訛りがない岩手県内陸地方の話、ね 美しい顔の著者は震災を利用したことに自覚的であるのはわかる。
それは受賞者の言葉の弁明でも最初のカメラマンのシーンでも明らか。
だが、利用したことに自覚的であるから倫理的な負荷に耐えられるか、倫理的な問いが免除されるかといえばそうでもない。
悲惨な死体の描写や主人公の呪詛などは一見強烈なので力のある小説に見えなくもないが、
そこで展開されるドラマの内容はとても空虚でリアリティがない。
それはやはりそこで使われている言葉のせいなのだと思う。
リアリティがないから、そうした悲惨な描写、あるいは震災という舞台装置を利用して重みをつけようとしているのだなとすぐにわかってしまう。
>>738さんが書いているように、被災地にセットを組んでドラマを撮影したような気がした。
あるいは、最近はやりのCGなどのエフェクトをふんだんに使った物語ではなく、ビジュアル重視のハリウッド映画。 北條さんが書きたかったことは震災を利用せずとも書けただろう。
受賞のことばと作品を読んで、もしかしたら北條さんがこの作品でデビューしてしまったのは不幸なことなのかもしれないと思った。 >>744
不幸だと思うよ。
だって、ジニのパズルの二の舞なのが目に見えてるから。 いやジニのパズルとは全く違うでしょ
ジニはむしろ真逆の要因で次作が書けないだろうと言われていた 読んできたよ
で、感想なんだが、受賞者にも選考者にもちょっと厳しいことを書く
サナエの内面告白やオバハンと感情をぶつけあう場面でなまってないって批判はたしかにクリティカルだなと
なまりを書けていれば勢いがあっていい小説かもと思ったけど書けてない
なまりがないところから作品がめっちゃほつれて虚構性があらわになる
例えば震災を扱った『想像ラジオ』もなまりはないけどリアリティラインがファンタジーだからあれなら納得できるんだよ
でも今回は胸をかきむしって苦しんで死んだ死体とか人の形をしていない死体とか人によっては(特に被災地の人にとっては)不快感を抱くであろう生々しい描写が頻出する
源ちゃん評で「ドキュメンタリーみたい」ってあったけどそんな感じね
で、そういうリアリティラインをめちゃくちゃ現実にひきつけておいたのに、地元の人のなまりがまったくないサラサラした共通語だからあれれと納得できなくなるし作為を感じてしまうわけ
サナエを諭すオバハンなんかサングラスをかけて表参道を颯爽と歩いていそうな雰囲気を醸し出しているし
村上春樹の小説に登場しても違和感ないよ この「美しい顔」の何が最悪かといえば、この作為に気づきやすいのが他ならぬ被災地の読者ってこと
たぶんこの物語を読んだ被災者のなかには自分たちの物語を盗まれたって感じる人もいると思う
仮にこの作品が流通したとする。流通すればするほど被災地の人のリアリティとは何か違ったものが流れるわけだ
読んだ人にはこれが被災地のリアリティだと勘違いする人もいるだろう
インパクトのある小説だったことはたしかだし震災ものだからね
そしてそれが被災地にとって心地のよくない体験になるであろうことは火を見るよりも明らかだ
たぶん編集や本人もそれには気づいているだろうね
でなきゃわざわざ受賞者挨拶でひたすら被災地に向けての言い訳なんてしない 創作者たらんとするもの震災ひとつ利用できずどうする!みたいな考え方をする編集者や選考者もいるっちゃいる
でもそれって被災者の前で言えるか?少なくとも俺は言えねえわ
利用するなら被災者も納得できる作品にするのが筋ってもんだが
今回の作品はその審級をパスできていない気がするんだよな
で、この辺の事情を見抜いていたはずなのに新人賞に推した選考者の責任はでかいなと 下読みや編集者は苦労知らずのエリート連中だから、そういうデリカシーがないのだよ エリートこそデリカシーがあるもんなんじゃないの
てか、この受賞がコネかなんかで最初から決まっていたなら話は別だが
これを読んだ選考者がこんな簡単なことに気づけなかったとは思えんのだが
気づけなかったとしたらもはや選考者をやる資格がないとしか言いようがないわ >>748
>たぶんこの物語を読んだ被災者のなかには
>自分たちの物語を盗まれたって感じる人もいると思う
その人が作家志望のワナビーならそう感じるかも知れないけど
そういう問題なのかな?
丸山健二のルポだっていろんなエピソードが紹介されているけど
あれはいちおう現地で被災者相手に取材した結果のものだから
「盗まれた」わけでもない
別に被災者でなくとも綿密な取材と配慮があれば良いとおもうけどね >>750
下読みってフリーでろくに収入もなさそうな文芸評論家だろ
どこがエリートなんだよ
まあお前みたいなワナビーにとってはエリートなのかもしれんが またワナビーのせいにするんだ
ほんとこんなんだから純文学って読まれなくなったんだろうな
ボンクラばかりだわ >>755
なんでもワナビのせいにするのは頭が悪いというか人格に問題があるよな
こういう奴ばかりだから純文学に失望してきている 全く不必要な繊細さとは言わないが、それにしても過剰
被災者への侮蔑や差別が顕著ならばともかく、その領域の話はそれこそ被災者のものだろう どのみち芥川賞の候補になったとしてもあの選考委員のメンツでは受賞は無理。 >>756
>ルポと一緒にしちゃいかんでしょ…
小説でも現実の事故や事件を題材とする場合
きちんと取材した上で書かないと駄目ですよ
立松和平が連合赤軍事件を無断引用と想像だけで組み立てて書いて問題になったけど
その際のいいわけが「材料が少ないんですよ」という事だったけど
当然のことながらそんなことは許されない
小説(創作)だから何してもいいという訳じゃないんだよ
とくにいとうせいこうの様なファンタジーならともかく
リアリズムで行く場合はそれなりに事実を積み上げていかないと ホラ吹いてそれがおもしろいってんなら良いけど
大抵の場合事実のほうが上行っておもしろいから難しいだろうな 太宰賞受賞作は今年も話題にならずに消えて行くんだろうな。
今村夏子で話題になっても、次が続かないとだめだね。 高橋弘希 送り火(文学界)
北条裕子 美しい顔(群像)
谷崎由依 藁の王(新潮)
芥川賞候補にこの三本くるかな? 源ちゃんが推してるひとって芥川賞取れないじゃん。
コーラとかビニ傘とか。 話題に出てるから栗りんと小谷野のツイッター見てきた。
小谷野、やまなし文学賞が欲しいだって。
どうしたんだろう。
そういえばこの人、賞には恵まれてないから、何でもいいから欲しいのかな。
まあ、おらおらを押してこのスレでは嫌われた経緯があるけど、そろそろ許してあげようよ。 5月いっぱいまで
ただ月末発売っていう文芸誌は少ないから
もうコマは揃ってる感じではないかね ここで名前が出ていない作品もひとつふたつ候補に入れてきそう。 美しい〜とか〜の王ってタイトル多いね。
似たようなタイトルばかりで印象が薄い。 藁の王、途中までは面白かったけど最後がちょっとアレだったな。
去年出した囚われの島のほうが面白かった。
この人はエンタメいったら大化けしそう。
特別ファンてわけでもないけど、文學界新人賞の生き残り、同時受賞の円城塔が意味不明の出世をして
いるからなんか応援したくなるんだよね。
努力が必ずしも報われるわけではないとか書いていて切なくなった。
候補になって受賞するといいな。 >>774ナオコーラ、「美しい距離」書いて候補になって落ちたな
「美しい顔」が取ったら浮かばれないね
>>775
「火花」も途中まで良くて最後が残念だったのでありうるかもな >>775
ほんと、円城塔ってなんで出世してるんだろうね…。謎。
>>776
ほんとそれ。モデルさんだし受賞したら余計気の毒。エッセイで顔のこと言われてなんたらとか書いてたの
思い出してしまったよ。まあでもジニも美人だったけど、もらえなかったしなあ。
美しい顔はジニのパズルよりは面白味がなかった気がする。震災ものは飽食気味。 円城塔さんはポスドクで苦労してなんとか生活確立したわけで
文壇人となってうまくやっていきたいと考えるのももっともで許せるな
波風立てないのもそのためでしょう
谷崎さんは翻訳家として成功しているでしょう十分 もしも円城の経歴が高卒無職とかだったらあの作風は絶対相手にされてないわ
円城の作品が悪いと言ってるわけじゃなくて選考委員の質が悪い 俺は円城好きだぞ
勝手に相手にされないなんていうな
芥川賞は谷崎由依に取ってほしい
藁の王よかったよ 芥川賞あげて文壇入りしたことが円城にとって必ずしも良いことだったとはいえないだろうな。
本人は嫌でも意識するだろうし、SFファンでもなんでもないけどSF作家としてもっと上を狙えたのかもしれないとは思うね 芥川賞候補予想
〈有力〉
今村夏子「ある夜の思い出」たべるのがおそいvol.5
高橋弘希「送り火」文學界5月号
町屋良平「しき」文藝夏号
古谷田奈月「風下の朱」早稲田文学初夏号
高山羽根子「オブジェクタム」小説トリッパー春号
谷崎由依「藁の王」 新潮6月号
北条裕子「美しい顔」群像6月
〈斜め上枠〉
松尾スズキ「もう「はい」としか言えない」文學界3月号
小谷野敦「とちおとめのババロア」文學界3月号
木村紅美「羽衣子」すばる3月号
小山内恵美子「あなたの声わたしの声」すばる4月号
樺山三英「団地妻B」すばる4月号
古市憲寿「彼は本当は優しい」文學界4月号
水原涼「少年たち」文藝夏号 この候補ならやっぱり藁の王かなあ
美しい顔はこのスレに出ていたように訛りなしなのが致命的だったし送り火は題材がなあ
個人的には高橋弘希好きなんだけどいつもいつも題材が暗すぎる
高橋はこのままだと芥川賞は厳しい 実は藁の王そこまでとも思わなかったんだよな‥
面白くは読んだんだけどそんなに良かったかな
読みこめてないのか、もう一度読むか。 >>782
斜め上枠は頑張ってるけど残念な人の集まりだね
小谷野は芥川賞卒業したといってたけどどうしたのだろう
>>784
サーラレーオそんなによかったか?
おれは駄目だった 町屋さんのしきは面白くなかった。
水原さんのはまあまあ。この人せめて候補にくらいして単行本を出してあげてほしい。 松尾スズキの「もう「はい」としか言えない」は6月末に単行本が発売予定で文春が最高傑作だと推しているから候補入りの可能性は高い 松尾スズキはもう芥川賞の対象にはならない雰囲気あるけどなあ
最初にノミネートされたの2005年だぞ 円城はSFでも売れなかっただろ
芥川賞受賞後という絶好のタイミングで伊藤に乗っかってもメジャー作家にはなれなかった
受賞会見で、あと何回か候補になるだろうと思っていたという意味のことを言ってただろ
つまり芥川賞を狙って書いていたということで賞が取れたから食っていけるようになった サーラレーオ俺もだめだった
何がよかったのか教えてくれ 円城さんは売上では成功しているとは言えないだろうね
だから文壇での出世という道を選んだんじゃないかな
あの作風では「評論家うけ」「内輪受け」から抜け出せてない >>794
ほんとだ。講談社から出るね。
講談社ははぶりがいいな。
>>795
見てないけど、たべおそ掲載では短そう。 今村夏子と高橋弘希はいい作家だから無駄に候補にあげないでほしい。
受賞できるならいいが、他にいないからって候補回数の消費はいかん。 >>794
ほんとだ。ボラン懐かしいな。
書いてないな〜と思ってた時期は早稲田の大学院に行ってたんだな。
時期も時期だし、また芥川賞の候補にならないかな。
木村紅美とかも久しぶりで候補になってたし、最近の作品も悪くないと思うけど。 今村は短いほうがキレがあっていい作品だと思うけどね。
食べおそはそういう作品が多い気はする
テイスト的に >>800
まああの雑誌自体が短編しか載せられないというのはあるからな。
あみ子が一番の傑作だけど、あひるの単行本に入ってた森のシリーズ2作もなかなか
よかった。短編から中編くらいがあの空気を出すのにちょうどいいのかもしれない。 漫画雑誌が続々休刊になっているが
文芸誌はそんなに読んでる人いなさそうなのになかなか休刊にならないね。
小説現代は一年半くらい休刊してリニューアルするみたいだけど。
図書館で買ってくれるからある程度部数として確保できてるのかな。 それは最初から赤字だし
漫画の収益で文芸部門をフォローしてるようなところがあるね 漫画で大きな収益だせるのって講談社と集英社じゃん
文学界、新潮、文藝には当て嵌まらないんでは? 最近、某老舗月刊漫画誌が休刊になったってヤフートップニュースになってたな
部数は5万部だったそうだ
文芸誌なんて、群像やすばるは6000〜7000部と同人誌なみで図書館しか買わないのに潰れない 文芸春秋で役員人事大もめ 現社長は退任へ
5/31(木) 7:55配信 このスレも平和になって来たな
やっと大畑とその取り巻きが荒らすのをやめたかな 石原千秋が「美しい顔」を絶賛
なぜ絶賛しているかはよく分からん
作者が美人だって言いたいのは分かる スケベジジイどもが美しい顔を絶賛するのはわかる
美しい顔って上の指摘にあるように文化的盗用に近いと思うが
シスジェンダーの作家がLGBTQの文学を書くみたいな話
↓が参考になる
誰がクィアの物語を書くべきか?
https://i-d.vice.com/jp/article/8xeg4b/does-it-matter-who-writes-queer-stories 確かにスケベじじいっぽいな
【産経新聞文芸時評】6月号 早稲田大学教授・石原千秋 被災描くフェミニズム小説
「群像」は、作者紹介も選評も受賞作のあとに置いている。まず作品をという姿勢が、
受賞作へのリスペクトを示している。そこで、読後にパラテクスト(テクストをめぐるテクスト)として
「受賞のことば」を読むと、北条裕子は被災者ではなく、ボランティアとして被災地に赴いたことさえないという。
つまり、北条裕子はただこの大災害を見ていたのだ。だから書けたのだとわかった。
そして、北条裕子のポートレートを見てわかった。「美しい顔」なのだ。
かつて、平野謙という文芸批評家が新人作家について不用意に美人だと書いて批判を浴びたことがある。
いま、僕は北条裕子のポートレートをパラテクストとして見ている。だからわかることがある。
これは極めつけのフェミニズム小説なのだ。「北条裕子」は、何を言っても何をやってもその
「美しい顔」によって意味づけられてきたにちがいない。たとえば、悪意さえも。「北条裕子」は、
それを「美しい顔」の内側からずっと見てきた。これが、震災報道に関して言う
「なにか得体の知れない不快なもの」の正体にちがいない。これは本人さえも知らないことだろう。
それでいて、「北条裕子」のポートレートは「私を買ってください」と言ってはいないだろうか。
一人称とはそういうものだし、作家とはそういうものだ。 選考委員が褒めていたらそれに乗っかる
その程度の人間だよ石原千秋は
村上春樹が評判だと思えば「謎解きムラカミ春樹」を出す
春樹が酷評されるようになると動揺する
それが石原千秋
自分の見識などない >>つまり、北条裕子はただこの大災害を見ていたのだ。だから書けたのだとわかった。
これについて同意だわ
このスレで方言を使えだの言ってるアホには絶対に書けない小説 >>816
方言を使わないといかん小説やろ
石原のスケベ批評は意味わからんからおいとくけど
ただ見ていたことを表現したいのなら舞台を被災地にする必要全くなしやで そうじゃなくてさ、
作品のテーマが震災ではなくて、
美しい顔なんだよ www 石原は、美しい顔こそがテーマであった
と喝破した! この作品における美しい顔とは、
マスコミの求めに応じてお涙頂戴でもなんでも得意げに語る
自分の顔のことだ。
そしてそれこそが、この作品の核心部分なんだ。
そして、作者の顔写真!
そのことを、作者自身も気づいてないと。石原はそう言ってる。
見事だ! エロオヤジ! この美しい顔という作品は、
震災を語ったものじゃなく、自分を語ったものだ。
そして、この作者の人生はいつもその顔によって、
意味を与えられてきた。
その顔ですと、写真が掲げられている。
そういう作品だ。 >>822
それ全然低劣ちゃうぞ
いまの時代やとむしろ最先端や >>823
つまり上の書き込みにあったとおり完全なる震災利用やんけ 作中で主人公サナエは、
震災取材のマスコミをあたかもヒロインとしてさんざん利用してるじゃないか。
それは作者自身のスタンスだ。
震災に群がってきたものに自分を売る。
作者はサナエそのものだ。 なにも分かってないなあ。
震災文学なんかではないんだよ。
美しい顔に運命づけられた
自分の人生について語ってるんだ。 どうでもいいんだ、そんなもの。
震災は関係ない。材料だから。 必要だったのは、
群がるマスコミを利用して、
運命を切り開くそのシチュエーション。 モデルでも美しくない顔の人ってめちゃくちゃたくさんいるんだよ
モデルや芸能人事務所のウェブサイトを覗いてみるといい
それで、北条さんは悪いけど、そのなかではそれほど美しい顔ってわけではないと思う
売れていなかったのだから、そういうことなんだよ
スケベジジイは舞い上がっているみたいだけど >>831
せやからその震災利用は倫理的にどうなのかって話やで
ほんまに頭悪いな だから、この作者の本当のテーマは、
運命を狂わせる女みたいな感じなんだろ。
マレーネ・ディートリッヒみたいな感じかな。 個人的には北条さんより未映子の方が美しい顔だと思うが
あとモデルに必要なのは美しい顔ではなく美しいスタイルと個性的な顔だよ 倫理がなんだよ。
お前の書いてるのは道徳の教科書なのか? >>835
その題材は震災なくても書けたんちゃうって話やで
震災利用に倫理的な問いが発生するのは必然や 芸術はさ、まあ、文学も芸術とおもうけど、少なくとも純文は、
なんらかの美を見つけだして提示することだと思うんだよ。
そこに善悪は関係ない。
なにを美しいと考えるか。
君の話は意味がない。
少なくともアートとしてはね。 そのようなアートが免罪符になる見方は確かに古臭いですよ。
アートの名において人を傷つけまくる事件が続発してアートが何をやってもいいというわけではなくなった。
海猫沢めろんもそういう話をラジオでしていた。
純文学には倫理的な規範やポリティカルコレクトネスをインストールできない人たちがいるともいっていた。 >>824
なにが最先端なんだか
なら批判も被災者じゃなけりゃ意味ないさ
もちろん俺は作者にも批判者にもそんなものは求めないが 当事者性の軽視もさすが絶賛衰退中の時代遅れ国家日本という趣がある。 当事者であるというだけで意味をなさなくなる批判に価値があるとは思えない
何も俺は ID:6DE/FIf8のように芸術が倫理的道徳的なものの軽視を許す免罪符になるとは思っていない。いないがこの作品に対するその手の批判は過剰
これを許さないという人間は娯楽芸術問わず世の創作物の殆どが憎いだろう この美しい顔という作品に関しては、
そもそも震災文学なんぞではないんだって。
シチュエーションを借りた、
自分語りの物語。
美しい顔、それがテーマなんだ。 ID:HfO83y25 の意見には同意だけど、口が悪すぎるわ >>847
過剰?何が?
具体的に何が過剰なのか言えるか? ちなみに作者が被災者だったらなおさら訛りがないから奇妙だなとなるだけだ
被災地にセットを組んで下手なドラマを撮影しましたって喩えが本当にしっくりくる 整形ブスだろ
こういうのを美しいと言ってるようでは
審美眼がないよ 「想像ラジオ」は実際に被災者に読ませて面白いかアンケートをとった
面白いという意見が多かった
美しい顔もアンケートをとると良い
講談社が河出のような営業のフットワークがあるか分からないが まあこんだけ盛り上がるってことは話題になる作品なのかね
それも含めた狙いというのもあるだろう >>855
まあ源ちゃんが盛り上がるだろうって予測してたからねえ。
関係者もまじってるのかも。
文學界新人賞が受賞作なしだし、太宰賞は中二っぽくて話題にもなってないから
結局これしか話すことがないんじゃない。 >>855
コネ受賞なんだろう
朝吹のときとそっくり コネ連呼とワナビ連呼が消えればもうちょっとマシなスレになるのに コネクションズワールド か 世界〜 〜存在 か。戦線富国か命の投機か。 悪いけどそこまで美人かな?
みえこさんとかジニの人とかのが美人だと思う。 みえこさんは文句なしの美人だもんな
阿部和重が羨ましい
そういえば阿部和重の名前を最近聞かないな
何をやってるんだ彼は 【毎日新聞文芸時評】
5月 震災後の表現 小説の可能性示す=田中和生
マイッタ。
第六十一回群像新人賞を受賞した、北条裕子の長篇(ちょうへん)「美しい顔」(『群像』)を読んだ感想だ。
新人賞受賞作であることを忘れ、気がつくと作品に強く引き込まれて、激しく感情を揺さぶられた。
ついに二〇一一年に起きた東日本大震災を「表現」する作品が登場したと言っていい。
もちろん震災時の出来事を取り上げたり、震災後の現実を描いたりしている作品は、震災直後からいくつも書かれてきた。
しかしそれらは震災が起きたという事実を「反映」しているだけで、本質的なところで表現しているとは言えなかった。
そう感じさせる作品である。
作者自身が「受賞のことば」で「被災者ではない私が震災を題材にし、それも一人称で書いた」と証言しているが、
語り手の「私」は東日本大震災で被災した、十七歳の女子高校生である。七歳の弟「ヒロノリ」を連れて高台まで逃げた「私」は、
津波に飲み込まれる故郷を目の当たりにし、被災者となって看護師だった母の行方を探す。
いささか「私」に変わったところがあるとすれば、周囲の期待に応えるようにテレビの取材を受け、
支援物資が届かない被災地で母親との再会を信じて待つ少女という役を演じるようになることだ。
実際その役は避難所の状況を変える力をもち、だから「私」はマスコミを利用するつもりで役を演じつづける。
同時にそれは、母の行方と直面しないことを意味する。(つづく) (つづき)
十七歳の「私」なら、いかにもありそうなその自意識の劇の背後で、まだ自意識などなく母の行方を探す「ヒロノリ」、
行方不明者の捜索を手伝う母の友人などがいて、ふとしたことでその劇は破壊される。そこからはじまるのは、
震災後の被災地では幾万回とくり返されたであろう、被災者が肉親の死と直面するという過酷な劇である。
被災者ではないわたしも、その劇が過酷だとりかいしていたつもりだが、しかしそれは実感ではなかったと思い知らされた。
フィクションこそ現実にかぎりなく接近できる、という小説の起源以来の逆説を証明しているがゆえに、
震災後における小説の可能性を示す作品になっている。
マスコミがわかりやすく編集していく現実とその現実に生きる「私」の齟齬(そご)を可視化する、なにより文体が素晴らしい。 >>866
美人美人っていうからどんな美人かと思ったらほんとにタレント級の美人だな 今、評論家書評家って褒める人しかいないでしょ。
きちんとした評論できる人っているの?
同じ業界人を褒めちぎって終わり、みたいな人しかいなくない? 全然売れないから書評家が褒めるやつしかいなくなって
いまおそらく批評の質も映画批評やアニメ批評以下 >>866
これは、モデルをやってる去年のだろうけど、群像授賞式の近影とイメージが違うな。
モデルから作家のイメージに変えていっているのだろう。
https://goo.gl/images/Z61bsw 何人いるのか知らんけど、ここで必死こいて叩いてる奴らが面白いから是非とも芥川賞を取って欲しいもんだ たべおその今村夏子の短編面白かった。
やっぱり上手いね、この人。 >>875
炎上商法だったり、やたら褒めまくったり。
とにかく話題になるためには手段を選ばないんだと思うよ。
太宰賞、三島賞なんて空気になってるし、文學界新人賞は受賞作なしだし、
絶好のチャンスだと思ってるんだろう。 そんなに推してるなら芥川賞発表前に単行本化されるかな。
ジニの時みたいに。 水原涼ってもしかして候補入り濃厚なのかな。
7月末に単行本発売なんだけど。
独舞なんか全然話題にならなかったけど、本出てるし、講談社も河出みたいな感じで自転車操業的にガンガン本出す
方向に変わったのかな。まあ新人さんにとってはいいことかもしれないね。 サーラレーオ読んだけど、イマイチだったな。
どこかで読んだようなストーリー…。
この人はアンダーグラウンドっぽい作品よりお仕事小説のほうが向いてると思う。 >>889
おそらくお仕事小説ばかりで引き出しが少ないから他ジャンルに挑戦したんだと思う
失敗した感じだけど次はどうなるか >>537
石原千秋、登場人物名まちがえてる。
>村田沙耶香「地球星人」(新潮)は、人間の生殖行為を異化し続けてきた村田文学の
>索引のような趣がある。
>自分をポハピピンポポピア星人だと信じる貴世(きせ)
自分をポハピピンポポピア星人だと信じているのは奈月(なつき)。
貴世は、奈月の姉の名。ヤリマン俗物地球星人
石原千秋先生、しっかりしてちょ 【東京新聞 文芸時評】北条裕子「美しい顔」 乗代雄介「生き方の問題」 佐々木敦
群像新人賞受賞作の北条裕子「美しい顔」(『群像』6月号)は、大変な力作だ。
「選考委員激賞」とあるのを横目で見つつ、どれどれお手並み拝見といった気分で読み始めて、
すぐさま瞠目(どうもく)した。そのまま熱に浮かされるようにして一気に読み終えてしまった。
これはちょっと相当に凄(すご)い小説である。力作と書いたが、まさに言葉に宿る「力」が尋常ではない。
この小説で描かれるのは、二〇一一年三月十一日の出来事、あの日から始まった出来事である。
語り手の「私」は十七歳の女子高生で、重篤な被害を負った地域に住んでいた。巨大な津波によって自宅は流されてしまったが、
十歳年下の幼い弟とともに九死に一生を得て、現在は避難所にいる。父親は五年前に亡くなっている。
看護師の母親とは連絡が取れない。当初は水や食糧も枯渇する状況だったが、東京のテレビ局が取材に来たことをきっかけに、
避難所にはさまざまな支援が寄せられるようになる。そんな中で「私」は被災地に住むけなげな少女を、
内心は底知れぬ忿怒(ふんぬ)を抱えながらも上手に演じて、そのことによって余計に胸の奥にどす黒いものを貯(た)め込んでゆく。
この小説はそんな「私」の独白である。
とにかく「私」の、まるで吐き散らすような脳内の饒舌(じょうぜつ)、言葉の奔流が凄(すさ)まじい。
彼女はとにかく怒っている。ありとあらゆること、ありとあらゆるものに、心中で牙を剥(む)く。
だが表面的には彼女は「可哀相(かわいそう)な少女」を見事に装っている。そして自分の演技に騙(だま)
されて本心に気づかない周囲や世間に対して、凍り付くように冷笑的な侮蔑を隠し持っている。
しかし彼女が怒りを感じているのは、ほんとうは自分自身になのだ。そのことにやがて彼女は、
ひとりの年上の女性によって直面せざるを得なくなる。この小説は「私」が如何(いか)にして
暗い穴の底から出てくるかを描いている。(つづく) 荒削りな作品ではある。モノローグの勢いが強過ぎて、その速度に書き手が酔っているように
思えるところもなくはない。だが、細かな弱点を全て勘案したとしても、これは本物の小説である。
むしろ生半可な小細工や技術には目もくれず、ただひたすら真正面からあの出来事に向き合っているさまに
感動を覚える。作者は一歩も後ずさりをしようとはせず、逃げていない。こういうことはめったに出来ることではない。
しかも、作者は実は被災者ではないのだ。北条裕子は東京都在住であり、あの日も、あの日からも東京に居て、
これまで被災地に行ったことさえないのだという。しかし、それでも彼女はこの小説を書いたのだし、
書けたのだ。書く必要があったのだ。このことはよくよく考えてみるにたることだと思う。これは才能の問題ではない。
なぜ書くのか、何を書くのか、というのっぴきならない問題なのだ。小説を書くことの必然性の問題なのだ。(つづく) 同じ雑誌に、やはり群像新人賞出身の乗代(のりしろ)雄介「生き方の問題」が載っている。
デビュー作『十七八より』以来、私としては、文学や哲学思想にかんする豊饒な衒学(げんがく)趣味に彩られた、
凝りに凝った語りの戦略に感心させられつつも、いつもどこか策士策に溺れる的な弱さや甘えを感じなくもなかった。
だが、今回は素晴らしい。
全編は、二十四歳の「僕」が「貴方(あなた)」こと二歳年上の従姉(いとこ)に書き送る一通の長い手紙
という体を取っている。ほんの幼い頃から「僕」は「貴方」を思慕してきた。
十代になるとそれは欲情の形を取ることになった。しかし大人になってからは顔を合わせることもなくなり、
やがて二人の子供を抱えて離婚したという話だけが伝わってきた。手紙が送られる一年前、突然に「貴方」から連絡があり、
二人は久しぶりに再会した。手紙は、その日の一部始終を極めて詳細に綴(つづ)ってゆく。
これまでの乗代作品と同様に、高速回転しながら迷走する自意識がそのまま転写されたかのような文体で、
「僕」は「貴方」への想(おも)いを饒舌に語り続ける。つまりこれは恋文である。恋文は多くの場合、
具体的な目的を持っている。「僕」の手紙も例外ではない。このことが、この小説の重要な要素になっている。
と同時に、ひとは常に我が身に起こっている出来事を、その後になってからしか語ることが出来ないという、
当たり前のようだが厄介で切実な問題にも、この小説は果敢に挑んでいる。そして、この手紙=小説は、
最後の一文を目にした瞬間に頬が緩み涙腺も緩むような鮮やかな幕切れを持っている。
「世にも珍しいエピグラフ付きの手紙」と称される冒頭のキルケゴールの引用も、最後まで読み終えてから戻ってみると、
深い含蓄がある。率直に言って、今回はすべてが上手(うま)くいっていると思う。しかもこれは明らかに、
この作家にしか書けない作品である。 >>890
高橋弘希は掲載後すぐ単行本が出る。やっぱり人気なんだろうな。 佐々木敦っていまの褒めるだけ批評の先鞭をつけた批評家だよな 村上春樹さん、肉声聴ける機会…初のラジオDJ 6/5(火) 6:09配信 読売新聞
日本を代表する人気作家の村上春樹さん(69)が、初めてラジオのディスクジョッキー(DJ)を務めることになった。
TOKYO FM(全国38局ネット)で8月5日に放送される番組「村上RADIO(レディオ)」で、「RUN&SONGS」をテーマに自ら選曲も行い、
くつろいだ雰囲気で話す。村上さんはこれまで国内のテレビやラジオに出演したことがないといい、肉声が聴ける貴重な機会として注目を集めそうだ。
放送は午後7時からの55分間(一部地域で時間帯が異なる)。村上さんはラジオに愛着を持っており、若い頃にはジャズ喫茶を経営するなど、
音楽への造詣も深い。一方でランニング歴も長く、フルマラソンを何度も完走するほど。 >>898
栗さんが批判的なこと言ってるのって
芥川賞のニコ生のときだけ? >>900
何年か前、栗ちゃん月評担当してたよな
駄目なものは駄目と辛口だった
文芸批評家の中では厳しい方だろうよ 新潮7月号 古川真人「窓」200枚
芥川賞狙って来てるな すばる、新潮、文學界の表紙が出てるけど、群像は相変わらずぎりぎりまで出さないね。
そういう戦略なのかね。 栗ちゃんは最近褒めるだけだよ
好き嫌いは言うけど批評はしなくなった 褒める批評家でないと干されるんだろうね
褒める批評家ほど仕事が多い
佐々木敦みてるとそんな感じだ >>906
文芸誌の仕事来なくなったってニコ生で言ってたよ。
批判してたら干されたのかも。
ちょっとかわいそう。どんな作品だって
読む人によって感じ方も違う。読まずに悪口言ってるとかならともかく、批評家としてきちんと意見言うのは
別にいいと思うけどね。 逆張りではないが、褒める書評はそれはそれで時代の反映だと見るがな
叩いたり貶したりの批評は逆に考えると、確固とした判断基準があるということの裏返し。
叩く批評が減ったのは、かつて信じられていた価値判断の基準が揺らいだ、信じられなくなっていった、という
ことの反映である
のかもしれない。今思いついて適当なことを書いてるだけ
だが >>911
批評理論的には今も昔も確固たる基準はあるよ
ただ、褒めるだけの批評はあなたの言うように時代の反映ではあると思う
何が変わったのかといえば、純文学の権威が失墜して読者が減少したこと
批評が果たしている機能はたくさんあるけどその中に、良い作品を比べて選び出すというものがある
読者はその批評を読んで作品の良し悪しを判断し、面白そうなものを選んで購入するわけだ
しかし、誰も純文学を読まなくなったいま、そういう批評は必要なくなっている
いかに作品が素晴らしいかを力説して読者に興味を抱かせることが第一になってしまった
もはやこれは批評ではなくて広告なんだよね
ちなみに、純文学よりも映画やアニメの批評は機能している
純文学よりはまだマシな状況だからだと思う この褒めるだけの批評は当然のことながら悪影響を及ぼす
作家へのフィードバックがなくなるし、よく小説を読む人にとっては読む価値のない駄文となる
広告のような批評ばかりしていたら批評家の権威も失墜してしまうだろう
批評家が内向きになると業界に緊張感がなくなるし
結果として小説の可能性を引き出せずに作品の質が落ちていく
作品が売れないと出版社も作家も批評家も食えなくなることは、彼らの考え方を推測する上でおさえておきたい
批評家も仕事でやっているから仕方がないのだ
だからこそ、こういうスレッドやアマゾンレビューで小説愛好者たちが、それこそ本来であれば批評家がやるべき仕事をするのは意味あることだと思う 「小説愛好家」か(笑)
我々は舞台で繰り広げられるはずの小説やその批評を楽しむいわば観客だった。
舞台に上がりつつあるということか。
小林秀雄は褒める批評家だよね。
だから褒めるだめの批評もありだと思う。
けれど、逆の辛口批評の醍醐味を知った今となっては、すたれてしまうのは寂しい。
両者共存で行って欲しいところだ。
それが文化繁栄に寄与することじゃないか?
ただ、褒めるだけの批評があってもいいとはいえ、各批評家の自分ワールドが全開なだけで、質が悪い。
特に陣野なんかが文学界で連載していた「文学へのロングパス」は、
各作家へのラブレターなだけで気持ち悪かった。 文芸誌は、とにかく小林秀雄や現代作家たちを褒め殺ししとけっていう連載批評ばかりだな。
あと、村上春樹。
それが支配的空気になっている。
すばるのいとうせいこうがやってる文芸漫談は死んだ文豪の作品に毒づいて気付きを与えるので許されている。
忘れてはならないのは、群像の創作合評で、新人作家たちの長所も短所も議論されている。
最後の砦かもしれない。
(が、しびれるものはない。)
新人と批評する側だけ行き来している閉じた空間で、読者を巻き込んで読み続けさせたくなる威力に欠ける。 柄谷とか中上がいた頃の文壇は面白かったけどな
今は見る影もない
アホしかいない 今回の北条裕子さんへの批評は明らかにスター新人に仕立て上げようとする意図が透けて見えてしらけてしまうね
編集側の売ろうって魂胆が丸見えで批評は見事に読むにたえないなかみのないものしかない
コピペされている批評家たちの評を読めばすぐにわかる おらおらや百年泥の人、ジニとかも含めて二作目が発表されないし、
その場しのぎで新人推しして売ってもあとが続かないじゃん。
候補にもならないような人のほうが続けて書いているよ。
春見とか乗代とか。 小谷野氏が対談してるあの新聞は結構好きだよ、わりと言いたい放題言っていて。
まああの新聞自体、一般人の目には触れないから出版社側もどうでもいいのかもしれないけどw すばる迷走してんな。
編集長変わるまで買うことなさそう。 若竹と石井はまだ半年しか経ってないしもう少し待ってあげようよw
純文学が売れない時代だから批評も広告にならざるを得ない、っていうのはすごい分かる
文学賞の選評くらいしか一方的な批判て見かけないもんな ここなんかだと、批評としての面白さに着目するけど
批評家の本来の重要な仕事は作家を見出すとか、代表作を書いたら評価するとか、そちらの方面ではないかと思う。
それが一番大事かどうかは意見が分かれるところだが
かつての辛口批評家と言われた人達はそれができていたか?
できていないのなら、その批評家はトータルでは文学世界に寄与していなかったのかもしれない 辛口なだけでここだと褒められるけど、小谷野の書評が優れているとは到底思えない。佐々木の方がよっぽどマシ
栗原は俺も好きだけど >>924
もう少し待つってのは同意だけど
半年前は芥川賞でその数ヶ月前に新人賞受賞その半年前には締め切りがあったんだから
前作書いてから1年以上は経ってるでしょ >>914
嘘言うなよw
価値判断の確固とした基準を示すことができる批評理論ってなに?
あるなら具体的に教えてくれ
今も昔も根拠を示してAよりBがいくらいくら優れているなんて批評は成立してない 小谷野は確固とした判断基準はあるんだと思う
普遍性があるかは知らない >>929
フェミニズム批評やマルクス主義批評はある程度判断基準は確定してると思うぞ >>931
それはフェミニズム批評やマルクス主義批評が「文学理論」とは無関係な「文芸批評」としてまともに成り立ってないものだからでしょうが
単に「政治」や「主義思想」を物差しにて作品にあてるだけのものを「批評理論」とは呼べない
君の言ってる判断基準は政治的、思想的判断基準であって「批評」とは別物
古今東西、価値判断の基準を示すことの出来た「批評理論」など存在しない
もし存在すれば、誰もがその「ものさし」をあてて作品の点数を知ることができるわけで「批評家」とか「評論家」という職業も前向きな意味で死滅し完全に過去のものとなる >>932
うーん
あなたの主張よりフェミニズム批評やマルクス主義批評を批評理論として扱っている文学理論書の方を信用したくなりますなあ てか、理論なんだからある程度確固たる軸があるんだよね
ものさしのように当てはめるとこぼれ落ちるものがあるから批評が複雑になるわけで 批評理論も更新されていくって主張ならそりゃそうだとしか言えないので、あなたの主張するとおりだけれども >>933
もっと分かりやすく言うよ
フェミニズム批評とマルクス主義批評は別物で、だから別の「理論」を主張してるわけでしょ
だから当然Aという作品を前者が高評価しても後者が低評価するという場合があるわけだ
○○主義批評というのはこの二つにとどまらないわけで、つまり自称「批評理論」の数だけ評価基準が存在することになるし、そもそも同じフェミニズム批評家であっても、作品の評価は定まらない
こういう評価は公平公正で信頼のおけるものとは言えないし、人が変わればおなじ○○主義批評なのに評価が変わる時点でまともな評価基準とはいえない
少なくとも小谷野は文芸作品を批評によって価値判断することは不可能だっていう立場にあることを何度も言明してて、彼の評価は個人的なものだと言ってる なんか問題意識がずれて解釈されそうだから付け加えるけど何が言いたいかっていうと
「批評は価値判断をなし得ない」という命題を主張してるんだよ俺は
別にフェミでもマルクスでもその批評が魅力的に思えるならそれを面白く読めばいいし
個々別々の批評が作品鑑賞や解釈に興味深い視点を与えてくれるっていうことまでをまさか否定しているわけでもない
ただし「批評それ自体は価値判断を含むことができない」ってだけ
価値判断それ自体はいつも個人的なものでしかないんだよ 文学界7月号 内容紹介
創作
村上春樹 最新短編3作同時掲載
「三つの短い話」
<石のまくらに>
<クリーム>
<チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ>
石原慎太郎「―ある奇妙な小説―老惨」
多和田葉子「胡蝶、カリフォルニアに舞う」
松浦寿輝/椎名誠/町屋良平ほか
対談
暦本純一×上田岳弘「AI(人工知能)とAR(拡張現実)時代の文学」
群像7月号 内容紹介
季・憶 伍 西村賢太・重松清・町田康 穂村弘×川上未映子特別対談
すばる7月号
【小説】
保坂和志「読書実録〔夢と芸術と現実〕」
椎名誠「ニワトリ鍋の夜」
二瓶哲也「宮水をめぐる便り」
【特集:日本映画の最前線】
インタビュー/濱口竜介、空族、三宅唱、小野さやか、小田香
対談/深田晃司+太賀「海を越える創作の梯(かけはし)」
10年代の観るべき日本映画/四方田犬彦、田中慎弥、李龍徳、ナイトウミノワ、木口健太
【対談】
中沢新一+朝吹真理子「路地裏に結ぶ古(いにしえ)の像――六本木アースダイバー」
【評論】
佐々木敦「反復と差異、あるいはホン・サンスのマルチバース」 >>928
せっかくの売り時なんだから二作目サクッと出したほうが一般人でも読んでくれる人も多いと
思うんだよね。又吉みたいな有名人はいつでも宣伝すればいいかもしれないけどさ。
普通の芥川賞作家って旬があるから。
小説教室数年通ってたなら作品もいくつかあるだろうし。
個人的には石井さんの文學界新人賞最終残ったっていう小説どんなか読んでみたいんだけど。 >>863
文學界で連載やってるんだけどね…。まったく話題になってないけど。
家計の8割くらいはみえこさんが稼いでいるんだろうな…。 先日ブクオフでたべおそ5(200円)と文學界6月号(50円)で売ってきた。
たべおそって意外と値段つくんだね。
今村夏子さんの小説、幻想的で面白かった。西崎さん好きそう。
あと月評にも取り上げられてたけど斎藤優さんて新人?の馬って短編個人的によかった。
また読みたいな。
大前粟生さん回転草の単行本、(紙のかな?)出るんだね、おめでとう。
初期の作品のほうが好きかも。今回のはイマイチでした。
月評でも美しい顔と藁の王が絶賛だったから、このふたつは候補入るかも。 春樹の短編はなんなんだろう
あれ全部作り話なのかな 話が噛み合ってないだけで>>936と>>937が考えてることはだいたい同じだと思うぞ >>942
同人誌に負ける文學界ってw
6月号の文學界は平野啓一郎の長編一挙掲載号だったな
平野のネームバリューなんてそんなもんなのか 2018年上半期
芥川賞とれるかもポイント
○芥川賞または直木賞候補経験者○新聞&週刊読書人の月評対象作(ただし公募新人賞作品は2分の1ポイント)
○群像合評対象作○文學界新人小説月評担当者2人の上半期ベスト5作品○文學界にて発表作
※除く、デビュー26年以上の作家、300枚以上の作品
■集計開始後、2017年上半期まで3点以下の作品の受賞はなかった。が前回「おらおらでひとりいぐも」(3.0点)と
「百年泥」(2.0点)の低ポイント作品がダブル受賞。はたして今回は?
点候朝読毎産東群週日倉文
数補日売日経京像刊比本學
9○○○○×○○○×○○高橋弘希「送り火」文學界5月号
7○×○○×○○○××○松尾スズキ「もう『はい』としか言えない」文學界3月号
5××○×○×○○××○古市憲寿「彼は本当は優しい」文學界4月号
5×△△△△△×△○○×北条裕子「美しい顔」群像6月号 公募作品
4××○×××○○○××谷崎由依「藁の王」新潮6月号
4○×○××××○○××岩城けい「Matt」すばる2月号
4××○×××○○○××小山内恵美子「あなたの声わたしの声」すばる4月号
4×○○×××○○×××岡本学「俺の部屋からは野球場が見える」群像4月号
4○×○○×××○×××水原涼「少年たち」文藝夏号 >>949
待ってました!
いつもありがとうございます!
高橋、そんなに評価高いのか。
今回の送り火は彼の出世作になりそうだし取るんじゃないかと思ってるところだ。
次スレのテンプレにさせていただきます。
次スレは980くらいになったら立てるよ。 高橋弘希の送り火。
舞台が青森でまた東北ネタか〜と思っていたら、彼に出身地だったw
谷崎由依と高橋弘希のW受賞、もしくはどちらか片方の受賞を希望する。
(ただし、高橋くんの候補の無駄使いだけはやめて。貴重な売れっ子作家なんだから) 水原涼をぜひとも候補に!
文學界新人賞出身なんだし、あちこちでよく書いてると思うよ。
木村紅美とか候補になるくらいなんだから別にいいのでは。 文藝 2018年秋季号
雑誌 A5 ● 550ページ
ISBN:978-4-309-97949-6 ● Cコード:
発売日:2018.07.10(予定)
予価1,404円(本体1,300円)
【長編一挙掲載】笙野頼子【小説】辻原登/松浦理英子/佐々木譲/ミヤギフトシ/藤代泉/藤田貴大/長野まゆみ/羽田圭介他【新連載】李龍徳
李さんの連載ちょっと楽しみ。金子薫さん読みたいなー。 これだけ新人の面倒見のいい文藝から干された桜井晴也ってよっぽどなんかあったんだろうなと推測。 桜井は初稿こそが最高という考えをしていて書き直しに応じなかったとか聞いたが 藤代泉、めっちゃ久しぶりじゃないか?
笙野の長編一挙掲載は嬉しい >>944
全然話題になってないね。
面白くないのかな。 春樹でも、長編一挙掲載でないと話題にならないのか
それとも文芸誌は基本、新人の戦場なのか 闇夜に紛れ、私は一人、わら人形を五寸釘で打ち付ける。
ノーベル文学賞委員会を襲う恐ろしい災厄。一人、ほくそ笑む。
鏡を見ると、私の口は裂けていた。
とか書いてくれると、大笑い出来たんだが www >>960
ラジオはYahooニュース
になってたけどな。
もうみんなそんなに興味ないんじゃない。
ドン・ファンとか小説より話題になる事件毎日のように起きてるし。 >>960
>それとも文芸誌は基本、新人の戦場なのか
元は書けなくなった老人たちを食わせるための場所でしょう
最近は大学に養ってもうラうケースが増えたので
無名の新人でも発表の機会が増えた
まあ、生存率はどんどん下がっているけど
編集者も忙しいだろうからいつまでも面倒は見てられないと思う ドン・ファンに限らず
気違いが新幹線内で鉈を振り回すとか
中年が自動車でスーパーに突っ込むとか
そんな事件ばかり
ある意味中上健次の世界だけど
現実の事件は中上作品ほどの背景は無くて
単に壊れた人間が暴走しているだけ
文学的解釈軸自体が美しい虚構に過ぎず
そんなものを信じる人はいなくなった 新幹線の狂った犯人の愛読書は、
罪と罰、ガリア戦記、マクベスだとよ。
もっといいもの読めよwww 罪と罰じゃなくカラーゾフなら
またハイデッガーじゃなくカントならどうだったかな >>963
島田雅彦があちこちの文芸誌で交代で連載しまくってるよね。 そういえば、文芸春愁の社長代わったんだってね?
いろいろ内紛があってゴタゴタしたらしいけど、文学界や芥川賞に変化あるかな? >>967
カラマ読んでたら、違ってたかもな。
あの他人事みたいなコメント出してる父親に向かっていけば
何も関係ないひとたちが傷つかずにすんだのに。 高橋の「送り火」読み終わった。
ラストがさんざんだな。
あの刃物沙汰の新幹線の事件直後だ。候補入りも難しくなった。
大江の「他人の足」で書いてるような偽善を長々と水増しして描写で色をつけたようだ。
文学界の編集は名物の印象がしてたけど、これ読んで何考えてるんだ?
何がしたいんだとしか。
これで読者が喜ぶと思ってるのか。
虐待とか、人が理不尽に刃物で切り付けられたリ、
災害で亡くなるような話などには人々はうんざりしてるだろう。
気持ち爽やかな作品が受賞するのを願う。 ジニの人、入院してたんだな。
元気になってまたいい作品書いてほしい。
二作目、楽しみに待ってますね。 【福島認知症、認定″】 12日、交差点(52) 11日、通学路(75) 10日、スーパー(55) 9日、線路(70?)
http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1528765728/l50 爽やかってなによ。
金閣寺、ラスト
放火した金閣が燃え上がる。
その美しい光景。
いまこそ金閣の美は、地上の呪縛を逃れ自由となった。
世界のあらゆる場所に、羽ばたき現れるだろう。
私は満足してタバコを吸う。
生きようと思った。
爽やか、かな? >>976
芥川の「蜜柑」とか太宰の「黄金風景」とか
まあほとんどの純文学作品は暗い話ばかり 悪や不条理や屈折した心理などを扱って芸術に昇華してる作品に爽やかさっつーか魅力を感じたら駄目かい?
純文を読む醍醐味の一つではないか? >>971
名物だったのはコケシだろ。
火花、コンビニ人間とヒット作連発させたんだから。
なんで異動させたんだろうね、もったいない。 >>981
コンビニ人間って火花の編集の人だったんだ
っていうか異動になったのか
そういう情報ってどこから仕入れてくるんだ ヒット作連発させて純文にはもったいないから異動になったんではないの 純文学の旗手は東大出版物と全く関係ない世界に生きた方が。 >>983
本人や作家のインタビューで読んだ。
大手出版社では異動はわりと頻繁にあるよ。 ここで「なんだ美しい顔おもしろいじゃん。このスレでは酷評されてるけど」
と殴り込みがあれば面白いのにな 実際面白いからね
ここでされてる批判()も作者が受賞の言葉で言っていることをおうむ返ししてるだけのお粗末なものだし
まあコピペ用の批評家の意見が全部絶賛だからそこから持ってくるしかなかったんだろう 受賞の言葉をオウム返ししていると理解しているなら理解力がなさすぎる
上の批判は受賞の言葉が「言い訳」になってしまったことを問題視しているわけじゃん 馬鹿が大好きな方言と震災を使っとけば褒められる風潮が嫌いだから、両方使わない地方小説書いてくれ 講談社編集なのか作者本人なのかわからんが必死すぎだろ 美しい顔を褒めたり、批判意見を叩くと毎回数分でレスが返って来て怖いわ
一言ずつ区切って無意味に連投してる特徴から察するにいつもの人なんだろうけど、一日中張り付いてるのかな このスレッドは1000を超えました。
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