>>75
ドストエフスキーはプーシキンが好きで、そのプーシキンはドン・キホーテが好きだった
ドン・キホーテのような理想像とは曰くこう述べられている
善良で美しい人とは「滑稽である」
滑稽な人とは、社会との調和ができない人であり、結果、破滅しなければならない
なぜなら自己を守るためには他人に無関心になる能力も必要だからだ
その機能が欠如するとは社会性の欠如でもある

もう一つとして、ドストエフスキーにとって最大に美しい人とはキリストに他ならないが、キリストのように他者の苦悩に心血をそそぐような人物を書いて見たかったのかもしれない
自分の場合はそんな感じで白痴は捉えてるかな