>>193
残念ながら事態は全然逆です
佐々木敦のような広告塔ライターがなんでここまでのし上がったのかというと、
彼は何でも要領よく読んで「ちょっとこれは相当に凄い小説」「文章の強度がケタ違い」とか、
何でも褒めるから、商売に都合がいいんです
だから文芸誌はむしろ経済を度外視して、苦しくてもダメな作品にはダメと書ける環境でなくてはいけない

>佐々木敦のような権力の方向ばかりを向いて批評能力のない批評家を排除できるようになる
>作品が売れて業界のパイが大きくなればそれが可能になりますよ

したがってこれはまったく論理の飛躍があるし、業界のパイが大きくなったからこそ、
「美しい顔100万部突破!」という欲をかいた夢想をして講談社があそこまでトチ狂ってしまったわけです

ま、さんざんあなたの論理の欠陥は指摘したけど、別に問題意識はあなたとそんなに違わない
そのソリューションがあなたの提示してる方法では間違ってると言いたいわけですよ

むしろ「保守派!古臭い!」(古臭いとは思えんのだが 笑)という理想に立ち戻ることが、
案外純文学の世界に人を呼び寄せるんだと思いますぜ


で、何より
>作品がつまらないから「美人」「イケメン」「芸能人」という作者の属性で売るしかなくなっているわけですよ

この認識は間違ってます。芸能人でも美人でも(失礼)ない作者による「コンビニ人間」や「おらおらで〜」が、
50万部突破の大ヒットを記録したんだから、あなたの思ってる以上に大衆は健全なんです
むしろあなたの方が上から目線で特権意識を持っている。そのことは認識しておいた方がいいです