ウィリアム・フォークナー 5
おい!ポータブルフォークナーの邦訳はどうなってんだ!どうすんだ!おい! 富山房のって
表紙の土色のがベタベタしない?
なんか臭いし 世田谷の図書館に合ったわ
借りてみる
全集にしかない作品でおすすめある? 全集しかない作品だとスノープス(Snopes)三部作じゃないかな
フォークナー作品のコアみたいなもんだし
短編や土にまみれた旗あたりも、この辺を読んでるか読んでないかで話が変わる おお、ありがとうw
人生ではじめて2ちゃんねるにまともなスレがw ヨクナパトーファサーガで言えば標識塔も全集でしか読めないはず
標識塔といいスノープス三部作といい、新訳される気配も文庫になる気配もないし
読者の間で話題になってるのも見た記憶がない スノープス三部作読んでみたいんよなぁ
土にまみれた旗のバイロンが強烈なキャラだったな >>314
俺が持っている1959年刊行の筑摩世界文学大系61巻には、
死の床に横たわりて、パイロン(標識塔)、ミシシッピーが収録されている 死の床に横たわりて、良いよなあ、短いのにフォークナーっぽさが満ちてる
話を聞くと読みたくなるわ スノープス三部作は村・町・館の三冊だね
村が高価で入手難だけど一番、面白い >>317
読みたくなったら、万難を排して読むべし >>316
それは知らなかった
適当な事言ってごめん おお、全集の「村」探して読んでみるわありがとう。
こういうためになる読書スレはなかなかないから本当に参考になる 「土にまみれた旗」、Amazonで届いた。早速読んでるけど面白そう
ここで進めてくれたものは割と信用できそう
面白い良質スレだわ 土にまみれた旗が面白ければ村やスノープス三部作はお勧め
後期は、土にまみれた旗の頃のフォークナーに回帰したような印象を受けるくらい
前期三部作は、かなり陰鬱な世界が一面に広がるから好みがどう出るか フォークナー全集、なんと近所の図書館に閉架書庫に全部あったw
書庫にないから全く気づかんかったわ
おすすめなの全部教えて 全部借りてみるわ 反則だけどスノープスは館・町・村の順で読むのもありかなと思ったな
まあ普通に村から読めというのが一般論 革張りはコスト面からも現実的ではないだろうが
土にまみれた旗と同じ表面しっとりカバーの装丁とデザイン揃えてくれたものが新訳で出ると嬉しいかも ってか再販はさすがに無理でも、pd booksみたいな感じで電子化してくれればいいのにね
スキャンしたらすぐにkindle化できるだろ >>333
そう簡単には電子化できない
どこも手作業で入力している 仮に精度高くデジタル化出来ても校正は必要だから、実際には手作業に近くなるわな フォークナー全集早速借りてきたけど、いいねぇ
「熊」も図書館で読んだけど予想以上に良かった こういう優しい短編いいな
ここ良スレだわw スノープス三部作めっちゃ面白いやんw
これが図書館でしか手に入らないのはさすがにやばすぎるでしょ まじで、頼むよなぁ
文庫でもいいし、馬鹿高級装丁でもいいから もう望みは光文社古典新訳しかないでしょうな
ドストエフスキーや「トロツキー」まで訳す暇あるなら
古典の王道であるフォークナー訳せよ、とw 「村(HAMLET)」読んだ。
まじでめちゃくちゃ面白いやないか
「館」は現代THE MANSIONなんだね。
「村・タウン・マンション」は本当に再発すべきでは? 富山房っていうと辞書の出版社ってイメージだったが
今はもう児童書メインなんだな
いずれ潰れる会社だろうし、「フォークナー・デジタル全集」本当に悪くないと思うんだけどね 村を読んだやつなんか出てきたんだ
有名な「長い夏」のアイザック夫婦の描写、良かっただろ >>342
本当に全集欲しければ、10万以上奮発して、セットの古本を買えばいいんだよ アホかw
誰がこの時代にわざわざ家庭空間に紙ゴミ増やすかw
データがほしいんだよ >>345
時代は関係ないね
お前が貧乏で狭い家に住んでいるだけだ
一生データ欲しいとわめいていろよ 『八月の光』を読んだがヘミングウェイと比べるといまいちだな
本当にノーベル文学賞受賞作家? まずノーベル賞作家というこだわりはやめた方がいい
この賞をもらわなかった偉大な作家は多いから
次にフォークナーはアメリカ文学においてメルヴィルと並ぶ両横綱といえる
『八月の光』は各社の文庫から翻訳がいくつも出ているが、
これを最高傑作という人はほとんどいない
『響きと怒り』『アブサロム、アブサロム!』を読まないと
この作家のすごさは味わえない いや、広い一軒家住まいなんだけど・・・w
文学オタの古い考え方は本当に世間とズレちゃってるんだな
そういうところがフォークナー人気を衰退させちゃった文学部脳なんだぞ
普通にキンドルで読めるようにせいよw 宇佐美りんは中上健次好きで、当然フォークナー好きそうなので
彼女が古典としておすすめ紹介すれば伸びそうだけどね >>350
だから一生データほしいと駄々っ子のようにわめいていればいい
冨山房は相手にしないけどな で、絶版になって出版社ごと倒産するとw
文学紙ゴミ生産消費マンのおかげで
フォークナーが無事オワコンになって何よりでございます 全集勧めてくれたこのスレには感謝してるけど
「紙ゴミ限定で出版せよマン」には一切感謝しないし
あと50年ぐらい、生きてる間に永遠にずっとフルボッコし続けたいなw
10年後とかになっても「紙がいい!電子なんかクソだ!」論陣を
永久に貼り続けて欲しい
音楽産業はデジタルになってむしろいろんなアーティスト出てきて
結果オーライだったんだけどね ってことで紙オタマンと別れて
本題に戻ると、やっぱりフォークナーは「村(hamlet)」がいいな
あと「棕櫚」もちょっとだけ読んだけど、棕櫚も結構おすすめできる
コンテンツパクってそのまま現代作家がキンドルやNetflixで出せば
最高なんだけどね こいつ、「村(hamlet)」なんて読んでないだろ
「いいな」とか言いながら>>343みたいな話はスルーじゃん
読まずにレスを重ねても化けの皮が剝がれるだけ >>278
二つの物語を語っていく手法はディケンズの『荒涼館』もそうだな
『アブサロム、アブサロム!』の
ローザは『大いなる遺産』のミス・ハヴィシャムに舞台や人物設定が似てると >>13 のブログにあるけど、フォークナーがディケンズからどれほど影響を受けたかも気になる
フォークナー自身は『ドン・キホーテ』を毎年欠かさず読んでたらしいが 音楽こそデジタル化されて今や大衆に愛される歌が出てこない荒野なのに
コイツは何を見ているのか
YouTubeで20世紀の歌謡曲について今の若者が羨ましがるコメントが多い
今はろくな歌がないと デジタル化すれば読めた気になる情報が増えるからね
本人の読解力も理解力も思考力も深まってないのに気分だけは一人前というやつ
どんな名作でも紙しかないと何も読んでないことが見え見えになって引くよ
誰かの受け売りを仕込んではしたり顔で滔々と語るタイプ
昭和のオヤジが飲み屋で語るのとまるっきり同じメンタリティだわな
むしろ時代錯誤の感覚であることが理解出来ないのかね? そんなに電子書籍化して欲しいならその書き込んでる機械から冨山房のHPにアクセスしてリクエストの一つでも送れば
http://fuzambo.net/phone/index.html 5年前、クロード・シモンのスレで新訳新本を出版しろとわがままを言って
年配者たちからたしなめられた若造がいたが、同一人物かもね
文体が似ていたから思い出したんだが、わがままなヤツには
何を言っても懲りないな とにかく遅れまくってるポータブルフォークナーがちゃんと出ればもうそれでいいよ >>363
えっ、冨山房でいいんじゃないの?
‘富’山房じゃないでしょ >>359
ディケンズは『我らが共通の友』でも二つの物語を交互に語り、
最後は一つに融合するという展開を見せている
フォークナーがディケンズの手法を継承したことは大いに考えられる
今月新訳が刊行されたドストエフスキーの『未成年』も
金と愛をめぐる話で、敬愛したディケンズに近づいた傑作だ
大江健三郎の小説も明らかにそうだが、小説は先行文学から
何らかの影響を受けながら書かれるものだ サンクチュアリのあの犯された女って軽い知的障害の類?
意味不明で要領の悪い行動が多いけど ポール・セローの本を読んでたら
フォークナーをこう形容している
the master of decorous obliquity in a whole long shelf of books
飾り立てた曖昧さというのは褒めているのかけなしているのか 八月の光のやつなんだけどさ、なんか文学部の教授がいっぱい出てきたけど、
そもそも白人至上主義ってか、レイシストのフォークナーのすごさってなんですか?
おまえらもうすぐ捕まるだろ。 漱石の弟子の弟子がフォークナーのなんかだろ?
夏目国学って漱石スレに書いたけど、漱石良くねえよ。 頭のおかしな嵐は華麗に無視して、
フォークナーの大傑作『響きと怒り』を堪能するかな 「響きと怒り」岩波上下のやつで買った
年末に読む。ささやかな楽しみw ハムレット、タウン、マンション読み終えた。
やっぱり、つくづくフォークナー、電子化すべきですね
ハムレットは読みにくくて、厳しいけど、館(マンション)は
光文社古典新訳で出したらいいのに、と思った >>376
フォークナー好きは電子化など望まない
お前、ウザい 「自称・フォークナー好き」のアホ読者のせいで忘れ去られるオワコン文学
自動車業界でも、いつの時代でも人類はこの種のオワコン保守のせいで
殺されてきた
一生紙と印刷された文字で生活してろw 俺は「古典の本好きたち」のオワコン貧乏貧困層感・永遠に新しいものを拒否する感が
もっと嫌いw
紙の出版市場がなくなってもずっと「紙の本がいい」と叫んでてくださいw
永遠にこのスレ内でオワコンマンは攻撃し続けるよ フォークナーは本当に素晴らしい作家だけど
フォークナー読者はもはや老害のゴミしかいないってことかな
宗教かよw 前澤は必死こいて宇宙飛行士訓練受けて、宇宙に行ったのに
「フォークナー読者」ときたら紙ゴミ集めて目ん玉動かして
浸ってるだけだもんなw
人生がんばれ >>380
上手いこと言うなぁ
新訳文庫は確かにちょっとそんな感じするわ
誤訳が多いと言われているしな
なんとなく避けてる でもその誤訳が多いと指摘してるのが原語が分からない人間だったりするんだよ
既訳の日本語と違う!といって騒いでたり。亀山訳の罪と罰を既訳と読み比べたけどおかしなところがあるとは思わなかったな 遂に来年ポータブル・フォークナーが河出から出るそうな 土にまみれた旗の帯にでかでかと書いた以上まあ出るとは思ってたが、予定に変更がなさそうで一安心なのかな
しかし、あれを読んでフォークナーをもっと読みたいって読者が思っても
河出だと土にまみれた旗のほかは文学全集のアブサロムしかないんだよな
マジで他所が手を付けてないスノープス三部作の文庫化なり新訳とかした方がいいんじゃないだろうか
後ろ2つがポータブルフォークナーがフォローしてる範囲外にはなるが >>388
別に読者は河出のフォークナーにこだわるわけがない
アホか、お前 誰だ? 俺をフォークナーの生まれ変わりだと言っているのは? NHK BS1で1920年代と1930年代のアメリカのアーカイヴ映像の番組を視た
この年代に書かれた作品の当時の社会生活の感じがまた少し実感出来たよ フォークナーの小説の意味ってなんだ?
なんかフォークナー使って、日本を怖いところにしてるような気がするんだよ。東大か? 谷崎、どっかにフォークナー読んでるって書いてなかったっけ?瘋癲老人日記?
村上春樹も、ノルウェイの森かどっかに、フォークナーの小説出してたな。
なんかどっちもそうすることで、ヤバいところにしようとする意志を感じる 「フォークナーはすべての野心的な作家が読むようにいわれる作家だが、彼の複雑で喋り口調の散文は
若い作家にとって最悪のモデルである」
ポールセロー「DEEP SOUTh」より 「大学の英文学部門の外でフォークナーを楽しみに読む人をたくさん見つけるのは困難だが、フォークナーの南部のいくらかは
今でも存在してる。それは土地としてではなく人種的記憶としてだが。」
ポール・セロー「DEEP SOUTH」より 私は、南部の深部に向かう次のドライブの準備をしながら、フォークナーを再読した。
私は彼の人生を熟考した、それはパラドックス、一定量の思わせぶりな言動、そして多くの秘密の一種である。
彼は疑いなく天才作家であるが、また戯言デタラメな作家でもあり、成功したハリウッドのシナリオライターでもあった。
彼の受けた教育は怪しげなものだったが、独学者の歪んだ、選り好みした方法で、大変な知識も持っていた。」
ポール・セロー 「DEEP SOUTH」 フォークナーのパラドックス もっと曖昧にすること、メッセージを埋没させること、誇張法により曇らせること、話者を曖昧にすること、読者に謎を解かせること。
この種類の不正は英文学研究の世界では愛されるが、その外(ハリウッド)では受け入れられない。
ポール・セロー 「DEEP SOUTH」 フォークナーのパラドックス 「メランコリックデザイン-フォークナー初期作品の構想」だったか
「小説における作者のふるまい-フォークナー的方法の研究」だったかで
平石貴樹は、饅頭だったらいくらでも食える、というようなことを書いてた 高橋和久は、「響きと怒り」を傑作小説だ、と授業中に言っていた
その高橋和久は授業中、イラク戦争の時に
「いまから問題発言していい?イラクに行ったやつら、殺されるべきだったんだよ」
と言った。イラク日本人人質事件のこと フォークナーがなぜあんな小説を書いたのか研究するのは面白いのはわかる
南部小説というのはオコナーとかもおかしな小説を書いているけどフォークナーもその系譜だという説明を
ポール・セローもやっていてなるほどなと思った
南部を特別な世界だと思わせたいという違った世界だと思わせたいという衝動があるらしい 当時の南部感はさぞや濃厚なもんだったろうな
90年代のルイジアナしか知らないな生活してた身からしたら
それでも北部とか全く別物だったけど ポール・セローの書いている「フォークナーのパラドックス」というのは
フォークナーの小説の作法はハリウッド的ではまったくない、一部の内輪受けでしかないやり方だ
しかしフォークナーはハリウッドでも脚本家としても成功した
これはなぜなのかという文章だった 単に能力が高かったというだけでは
要するになんでもできるみたいな