ウィリアム・フォークナー 5
世間はちょっとしたフォークナーブームのやうな風が吹いているのにここは過疎。 最近フォークナーの古い文庫店頭に並び始めてるのブームだからなのか
何きっかけなんだろ 「駒さばき」原書で半分まで読了
「昨日」でブックライトが殺したソープってのはジャクソンフェントリイの子供だったってことなの?
分かる人がいたら教えて!
2回読んでだいぶわかってきたがまだ細部が不明確だ 「野生の棕櫚」は映画「パーフェクトデイズ」で役所広司が読んでる本の一冊として出てきたのも影響してそう 最初に読むといい本はどれ?できれば長すぎないもので >>792
新潮文庫と中公文庫の短編集
もしくは岩波文庫「熊」 『死の床に横たわりて』が適度な長さでフォークナーの手法と内容を堪能できる逸品 ふつうに「アブサロム、アブサロム!」を読めばいいだろ
一番読みやすいから、あっという間に読了できる 4人も違うこと言ってるのは草
ありがとう
そのあたり全部買うかなー アブサロムは最高傑作との定評があるが読みやすくはない。訳はいくつかあるなかで、ここでもよく河出書房の篠田訳が良いと言われているよ。けど分厚くて物理的に読みにくい。岩波は手に入りやすいし上下巻の分冊でそういう意味では読みやすいかな。訳も悪くない。 フォークナーってちょっと天然さんみたいなところある? 『八月の光』と『響きと怒り』が良かった。
『死の床に横たわりて』の良さが分からないんだが、好きな人は何処に魅力を感じているのだろう。
あと、『アブサロム、アブサロム!』も藤平訳で読んでいたが、あまりにも退屈で上巻の途中で挫折してしまった。篠田訳だったら読めたりするのかな。 八月さん、ついに『響きと怒り』だけは頑張って読んだの? 八月さんってなんでフォークナーにこだわんの?
インテリっぽいから? フォークナーは中卒の大衆小説家でしょ
別にインテリっぽい作風でもない
だからこそ偉大なんだよ。中卒の星
大河小説みたいなもんだ。司馬遼太郎だ
ジョイスみたいなインテリが面白がって読む小説は退屈 宮川が『響きと怒り』なんか読んでたらSNSで吹聴しまくるけれどもw 池澤の全集のアブサロム、アブサロム!アマゾンレビューで翻訳重大な間違いがあるって酷評されてるけど具体的にどの部分だろう
ただのいいがかりかな 長編で間違いのない翻訳など多分ないと思う
見つければ指摘してあげるのはいいけど、そこから一事が万事みたいな言い方をしてるとしたら
その時点でその批評自体がろくでもないやつが書いてるのは間違いない
しかも具体的な部分を引用して、正しい訳を提示することすらしてないとしたら、もはや論外の外(害) フォークナーが『ライ麦畑でつかまえて』を高く評価していたと最近知った。 >>801
死の床に横たわりてって内容の割に評価高すぎる気がするわ
同じことをウルフやジョイスがやってるし文体なんか壊滅的だし
ただアブサロム、アブサロム!はババアとコンプソン父が語った話をクエンティンとシュリーブが語り直すんだけどそこにクエンティンの意識が入ってきてズレていくのがすごい好き
サトペンからその息子2人の話になってその片っ方に露骨にクエンティンが感情移入しているとか死にかけのサトペン息子を見ているっていうのが語り直しのベースになっているのを考えるとあれはすごく練られた小説だなって思う
個人的にはアメリカ文学最高傑作 >>818
ああごめん、途中までしか読んでないのか
ネタバレして申し訳ないです...... >>13
八月の光なんかはドストエフスキーとディケンズの影響が露骨に出ててなんかなあって思った
ジョークリスマスはラスコーリニコフとオリヴァーツイストそのままなのがなあ
リーナはすごくいいと思いました フォークナーは、個々の作品よりサーガ全体がいいって感じだよね。
個々の作品が登場人物で結びつくって発想はバルザックから来たけど、
それをアメリカ南部の虚構の村でやったことが当たった。 そこらのフォークナー論から引っ張ってきたようなこと言われてもねえ 響きと怒りの岩波文庫の冒頭ってなんで「くるくるした花たちの隙間から」なのか分かる人いる?
原文だとthrough the fenceから始まるんだけど
なんかこういうのきにしちゃう なんなら八月の光と死の床に横たわりてに共通する妊婦と火事なんかはドストエフスキーの悪霊だからね
ほんとにドストエフスキー好きだったんだなって思うわね フォークナーの最高傑作は『響きと怒り』か『アブサロム、アブサロム!』かで、意見が分かれるのは当然のことだと思います。どちらが優れていると断定する必要もありません。それぞれの作品が持つ魅力を理解し、自分にとっての「ベスト」を見つけることが重要でしょう。
私は個人的には『響きと怒り』の方が好きです。様々な視点から語られる物語の構成や、登場人物たちの複雑な心理描写が非常に魅力的だと感じました。