天才型、芸術家型の作家である阿部公房、中上健二、大江健三郎は新人賞システムではデビュー出来なかったかもしれない。みな独特の癖のある文章を書くコネデビュー組だ。
新人賞はこじんまりと型にはまった作品が受賞している。
天才、鬼才型の作家は今の新人賞システムでは埋もれる可能性がある。なんでそういう人はコネとか持ち込みを積極的にしないと、こじらせて発狂していくのではないかと思う。