ちなみに、戦後の作家はどんどん小粒になっているという認識もおかしい。
戦前と戦後合わせて、世界に通用したといえる日本の純文作家は、まさに新人賞でデビューし、文壇から冷遇された村上春樹。
それから同人や戯曲などのコンクールで実力を示してからデビューした大江健三郎。
このふたりくらい。
どちらもコネデビューとは呼べないですよ。