三島由紀夫Part56
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>>160
>>161
三島は田舎者が嫌いらしく、太宰のことを「先づこの人の田舎者のハイカラ趣味が嫌ひだ」と書いていた。
でも三島のように心にもないことを平気で言ったりするのが洗練された都会人の態度という気もしないな。
『人間失格』もどこかウケねらいな感じもするし。 そう言えば聞いたことがあるな。
川端康成がノーベル賞取った後のTVの「川端氏の受賞を祝う座談会」といった番組に三島が出演した時のことを。
明らかにがっかりしているのが視ていてわかった、とか。「俺じゃないのかよ…」って。
ノーベル文学賞なんて俗なものを有難がるのもどうかと思うけど、顔に出しちゃダメだろ、そーゆー気持ちはw 三島の推薦文を、野坂が、死の接吻とかうまいこと言っていたな、 「宴のあと」読了。
大昔読んだのかなんとなく内容は知ってて、そんなに好きそうな感じは
無かったけど読んでみたらすごい纏まってる作品で良かった。
解説の西尾幹二も理想的だな。作品に関係ない個人的なこと書いてる
バカが多いからな。 川端はあまりにも内容無さすぎ。
漱石はなんだかんだで読ませるよ。
谷崎は個人的な好き嫌いであまり好きじゃないけど
川端は本当にこれ面白いと思ってるのいるのかってレベル。 雪国の最後に星空にすいこまれそうになる
シーンがあるんだけどそこの「英訳」は
めっちゃ感動した
川端で心酔するシーンてあれだけ 翻訳は大事だよなぁ。
ふつう漱石『こころ』など好きで読むアメリカ人はほとんどいないらしい。
が、母親が日本人の某外交官が訳したものを学生に読ませたら好評だったらしい。
「原書もこんなに良いのですか?」だと。
三島の翻訳はどうかは知らないし、読んでもオレには判断できそうもないけど。
村上春樹はもとから英語の翻訳みたいだから売れやすいのかも知れないw >>168
小説を読んだのはエライ、
本は読まないヤツが殆どだからな >>171
翻訳でもこころを読むのは、全アメリカで
多くて10人くらいだろう >>11
わかる。俺も不道徳教育講座から入ったわ。 やれやれ、「これらのことはすべて道徳的であり」と作中記された『憂国』から入ったのは俺だけか 百恵ちゃんの映画を見たことが三島作品を手に取るきっかけでした。あと川端康成も。 ところでプレイボーイの三島がお見合いであっさり結婚したのは
みんな疑問じゃないの?
当時三島の知り合いがみんな驚いたというのは読んだな。
派手好きな三島は女優に手は出さなかったのか?
奥さんはそんなに美人じゃないね。 百恵の化け物のように太過ぎる太ももは「潮騒」に登場するような良く泳いでる女性には有り得ない体型だ。
百恵は太ももの怪物。
あんなのは運動不足のホルモン異常以外の何物でもない。 >>184
女優じゃないけれど、美川憲一に迫っていたそうだけどね あッ、サユリなんて呼び捨てにするとバチがあたるな、サユリ様と呼ばなくては 年齢がばれていいならいくらでも呼び捨てにするがいい 「命売ります」って面白いけど三島のなかで一番適当な作品かな?
そもそも主人公が死にたい動機が説明されないのがねえ。 太陽がまぶしければ人を殺すし、月がかげったら自分を殺すんだろう。 岸田先生の言うように三島由紀夫の精神は最初から死んでいたということなのかな。 ナルシストの三島としては自分の肉体が衰えるのが我慢ならなかったんだろう >>184
根本的に女子には性欲がわかなかったんじゃないの
奥さんとやるときはオナニーみたいなつもりでやってさ
>>191
学習院首席 東大法 大蔵省官僚 文豪
とかが背景にあり、それに見合った理由を考えようとするからわからないだけで、
そうした経歴故に、幼稚さを保存してた人だと考えれば、
見たまんま、革命の首領みたいになって、失敗し切腹したかっただけのことでしょ。 >>197
最後の2行何が言いたいのか全然分からないんだが >>199
通りすがりだけど、なにが言いたいかはとても分かりやすいと思うんだが? 高校の頃に金閣寺を読んで何故か泣いちゃって以来大好きなんだけど
金閣寺の内容から勝手に三島由紀夫が死にたかった理由を考えてる。 > プレイボーイの三島
> あっさり結婚した
どっちも全く間違っている。
今三島を語るのに岩下尚史『ヒタメン』も読んでいないんじゃ話にならない。
それ以前に三島の丸顔好きすら知らないってお粗末過ぎ。 >>204
見合いのときに「丸顔でかわいい顔してること」って条件だしたってね。
『禁色』の美青年南悠一の恋人となった美少年稔も丸顔でかわいいってあるので、
この美少年は三島の好みの女の子が投影されていたのだと思う。
実際稔は悠一との関係では女役だし。 三島は家族がみんな面長なので丸顔好きになったらしい。
「そんなに顔長いか?」と思うけど、考えてみたら俺の父親も似たようなもんだった。
おかげでうちは母も妹も姪っ子まで丸顔で小柄で鬱陶しくて仕方がない。
俺は反動で背が高くて卵型の顔にしか惹かれなくなった。「親の因果が子に報い」。 尤も「可愛い」ったって、瑤子夫人は見かけによらず姉御肌な人だったらしい。
生前はこの人の意向で活字に出来ないことが多々あった。映画『憂国』も実際観た人はあまりいない。
まあ自分の旦那が男と心中めいた死に方したんじゃなぁ・・・ >>185
運動不足ってことはないな。貧乏育ちの苦労人だから筋肉がついていただけ。
中学生時代、桜田ずん子・森昌子とともに『明星』の体力測定企画に出てたことがある(もちろんブルマ着用でw)。
山口百恵の握力測定の結果が「高校3年の男子平均くらいあるって。恥ずかしーい」言うてた。 >>185
運動不足ってことはないな。貧乏育ちの苦労人だから筋肉がついていただけ。
中学生時代、桜田ずん子・森昌子とともに『明星』の体力測定企画に出てたことがある(もちろんブルマ着用でw)。
山口百恵の握力測定の結果が「高校3年の男子平均くらいあるって。恥ずかしーい」言うてた。 >>203
分かると思い込んでる
らしいのだけは分かる >>207
この奥さん確かになかなかすごい
三島が怪我させた人たちのとこに
事件後一人づつ謝りに行ったらしい
「うちの三島が大変なことをしでかし
誠に申し訳ありません」みたいな
バカ息子のお母さんみたいだ >>215
すごいというか、それが三島の妻としてのプライドだろう。 >>215
「うちの三島が」って何だよ。「うちの主人が」かせめて「三島が」だろ
>>216
「三島の妻のプライド」は関係ないだろう。人間としてだろう。 三島はタイトルがいいよな。
「肉体の学校」「美徳のよろめき」「愛の渇き」とか スケベっぽいタイトルを君が好きなだけではないのかw
「愛の渇き」は最初「緋色の獣」だったのだけど出版社からダメ出し食らって変えたらしいよ。
三島は「緋色の獣」が気に入っていたらしいけど「愛の渇き」で正解だと思う。 『美徳のよろめき』はベストセラーになった。
その後女性の不倫、浮気をモチーフにしたラジオドラマ、いわゆる "よろめきドラマ" が続々作られた。
さらにはフジTVが昼ドラを始めるきっかけにもなった。
"太陽族" その他なんてものは単なる流行語で終わったからこんな事は空前絶後。
やっぱり三島は偉大だ ... >>218
稲垣足穂は「禁色というのは勅許がないと着ることを許されない服の色だ」と正しい事を言っていた。
「禁じられた性愛なんて意味じゃない」って怒っていたなw > 『禁色』
三島は足穂を天才と呼んだけれど、足穂は三島を "興行師" なんて言ったりして概ね素気なかった。
丸山明宏のことも「オッサン」呼ばわりしてたし、(美)少年以外はどうでも良かったのだろう。 反貞女大学、レター教室、不道徳講座を読んだ、他に学校ものある? 影の薄い作品だけど「絹と明察」が好きだな。近江絹糸に少し関わりがあったから個人的に思い入れがある。
「金閣寺」や「仮面の告白」は何度読み返しても咀嚼できなかったけど、この作品や「午後の曳航」なんかは、自分でも読めた。
>>223「行動学入門」は前半の表題作&週刊誌エッセイと後半の陽明学の評論の温度差が激しいのが編集的にどうかと思った。
あとは「若きサムライのために」とか。 日本は文化なき経済大国になるようなこと言っていたが、経済大国ですらなくなってしまった。文化はなくても、せめてバブルの頃のワクワク感を同時代に感じたいよ。 >>217
三島は成人した大人だぞ?
それこそ自己責任での行動だ。
妻であろうと親であろうと、本人の行動を謝罪する権利などないのだ。 >>229
家族が謝罪するのが当たり前、みたいに思ってる人は、そもそも文学に向かない。 当たり前もクソも作家の妻が謝罪にまわる
というストーリーはなかなか面白い
糾弾は文学読むセンスがない >>231
糾弾?
なにかに毒されてるの?
芥川の手巾でも読んどきなよ。 人の代わりに謝るというのは面白いんだよ
藤村が小諸で教師している時に校長と
地元の医師会がトラブって無関係な藤村が
校長不在の医師の寄り合いで頭を下げる
っていう話がある
藤村を呼び出した警察署長にまあまあ
とにかく頭下げてくれって理不尽な要求される
で後日校長にその出来事を話したが知らんぷり >>233
まるで無関係な話だな。
もう、寝ろよ。 成人したら他人が謝らないという規範を
訳もわからずブンブンする方がアホくさい
いい大人のケツを拭くからドラマが生まれる 岩波文庫が2か月連続で頑張ってくれて嬉しいぞ。
まだ続くのか??
欲を言えばカミュとヴェイユもなんか出して。 再来年の没後50年を見込んでいるのかもシレーヌ、シモーヌ >>239
三島由紀夫と岩波文庫の取り合わせは何か違和感を感じる。 それ言っちゃ乱歩ともねw
もう出版不況で岩波もなりふり構わずって希ガス あと丸2年と少しで三島の著作権が切れて、青空文庫でも読めるようになる。
出版社も最後の追い込みなのかな?
まあ、全集揃いが1、2万で買えるときもあるし、これからさらに下がるだろう。
図書館からの無料放出も増えそうだ。 来月にTPP発効するから
三島も70年になるんじゃないの >>244
今回のTPPには、たしか著作権問題が入っていない。 新潮文庫の「アポロの杯」は廃版になったんだっけ?
そこを岩波が突っ込んできたのかな。 >>246
電子化を拒否してるから、品切れや廃版が起きる。
遺族もかたくなな姿勢をやめたらいいと思うんだが? >>247
そうか、ディズニー法だと思って勘違いしてた。
残念なことだな。 >>248
「アポロの杯」はギリシアのところで「少年愛なら私はもう知っている」って
書かれたのが遺族としては遺憾だったのかと思ったりもしたんだがやっぱその辺なんですかね 三島は,小説・評論・戯曲の全分野で天才を発揮したが、劇作にこそ本質が表れている。「若人よ蘇れ」「黒蜥蜴」「喜びの琴」収録。三島戯曲の多彩なる魅力が発散する 表紙に美輪明宏かよw
天下の岩波も落ちたもんだ
そのうちBL小説も出すんじゃないか >>251
自己評価は、批評、劇、小説、の順だたかな 今なら、ハルキが女子大と心中するくらいの衝撃はあったんだろうか? 事件後司法解剖したら三島の直腸から精液が出てきたのだそうじゃ。 まあ板坂剛が流したデマらしいけどw
板坂剛(故板坂元氏の甥)は「三島由紀夫研究家としても有名な」フラメンコダンサーにしてプロレス評論家。
しかも元全共闘にして創価大学副学長って・・・何だこの肩書? わけわからん。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています