三島由紀夫Part56
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>>547
偉そうなやつは『潮騒』とか『金閣寺』とか『仮面の告白』とかだけど、初めて読むなら『肉体の学校』なんかから読み始めたらいいと思う。
>>548
頭が悪そう >>553
著作権継承者が電子化絶対反対なんだそうだ。
三島は装丁にまで拘ってたからなのかな? >>554
でももうすぐ死んで50年じゃん。
著作権が伸びるとかなんとかって話も小耳にするけど。 >>554
そうなんですか?
文芸誌の新潮も全然対応してないんですよね
気持ちは分かる気もしますが。。 >>557
装丁云々は勝手な想像だけど、本というものにこだわりがあるのはたしかだろうな。
もしかしたら、自炊反対の流行作家たちと同じように、実入りが減る恐れを心配してるのかもしれない。 三島の時代はあくまで紙の時代だから、著作権があるうちはそれと別の媒体で
公刊したくないってのは遺族の気持ちとしては分かるな。
なんでも電子で、電子でつうほうがわがままだと思うぜ。今のところ。 >>559
あまり本を読まない人や、大きな書庫を持ってる人はそれでもいいんだろうな。
たくさんの本を読む貧乏人は、本を置く場所がないんだよ。 たくさん本を読むんだけど置く場所がないから電子化してほしいって意見は
まだ少数派だし声も小さいだろう。
今まで貧乏人でも本だけでも買えるならその人は普通に本に囲まれて生活してただろうから。
まあもう少し待ちなさい。あと2年だ。 >>561
著作権は70年に伸びたんだよ。
あと22年だ。
家族がいなければ本に埋もれて、という生活もできるかもしれないけどねw てか大抵の図書館にも全集があるものを、電子化してないから読まない、読めないじゃ
別に大して読みたい気持ちも持ってないってことなのだろうから、どっちでもええじゃんって感じ。 まあどうしてもなら今でも自炊できるしな
英訳はkindle出てるがw >>563
読みたい本はたくさんあるよ。
三島の本もそれなりに文庫や図書館で読んだけど、三島の読み返すためだけに図書館に行くのも時間がもったいない。
文庫も含めて、大半の本は売ったり捨てたりしてる。
三島だからって、偉そうにふんぞり返る理由がわからない。 >>564
自炊にも初期投資が必要だからね。
その金で本や電子本を買ってしまう。
kindleは安いからすぐ元が取れたが、自炊は二重投資。 自炊代行なら一冊100円だから簡単
投資ってほどじゃない >>565
ふんぞり返るも何も著作権保有者は個人であり、また三島の身内なんだから
それについて彼自身の見解と権利を行使する自由がある。
それが不満なら著作権は作者自身の死で終わりにしろと大声出すしかない。 >>568
著作権が死後数十年継承されるのは、作者が死ぬのを待ってから出版するといった被害を防ぐためだった。
そんなことはすでに意味をなさなくなっていて、ディズニーなどの権利継承者の利益を守るためだけに、著作権適用期間が伸び続けているのは周知のとおり。
声を出したところで、ディズニーやJASRACなどの巨大な利権企業、団体に勝てるわけもないw >>570
黙って待つ必要はないなw
文句言いながら時代(政権)が替わるのを待つ。 出版当時の三島由紀夫の著作ってベストセラーになったりしたのかな? 三島は、雑誌連載→単行本だからな、アベやオオエや、またムラカミの様に書き下ろしでないから、衝撃度が低い、ムラカミのように、新作が新聞ネタになることはない そりゃ無理だよ。当時は今と比べ物にならないくらい読み物雑誌は大隆盛の時代だぜ。
それでも結構書き下ろしてるけどな。
仮面の告白、愛の渇き、潮騒、鏡子の家、獣の戯れ、午後の曳航。 へぇー、結構書き下ろしやってるんだな、
でも、アベなんかが書き下ろしでなければ
書けないと言っていたのとは、明らかに
タイプが違うな、 まあ三島の約束墨守は有名だし、書く気が向いたときに書くのではなく毎日書くタイプ
だったので雑誌連載は大して苦にならなかったんじゃないかな。
原稿の締め切りなんて約束できる種類のものではないがってお笑い狙いで
軽いエッセイに書いてはいたけど。 三島由紀夫がいいのではなく登場人物に目を向けないと、読む意味がない。 まったくそのとーり!
しかし三島のキャラは作り物度が過ぎて、ちょっと共感呼びにくい感じ。
ここらで小説としての魅力には欠けている感じがあるかと思う。 三島の作品で魅力あるキャラつうたらおばちゃん系だと思うわ。
『禁色』の鏑木夫人(ただし悠一を助けたときの)
『鹿鳴館』の朝子
『宴のあと』のかづ
『豊饒の海』特に『天人五衰』での久松慶子
男を書くのはヘタだね。 >>574
>ムラカミのように、新作が新聞ネタになることはない
「美徳のよろめき」の「よろめき」は流行語にもなり映画化もされた
いわゆる「昼ドロ」のはしりとも言うべき作品で
ああいう女性心理に目をつけた三島の嗅覚は優れている
三島自身は益荒男ぶりを意識していたようだが
じっさいは女性的なものの見方の出来る人で
そちらのほうで頑張った方が良かったとおもう 「永すぎた春」も以前は流行語だった、今なら流行語大賞だろう、
しかし平成では死語になった、出会えば春を飛ばしてすぐ出来ちゃう、
自然の推移と同じだ >>582
女は浮気をしてはいけないという時代背景に支えられてたね。
明治以降、昭和までの短い期間だったが日本は事実上の一夫多妻制だった。
その時代以外は、ほぼ乱婚に近いのが日本だね。 そのくせ三島センセ自身は妻を閉じ込めておくタイプの古い日本人。
ストークス氏に「夫人にわれわれにしゃべりかけることさえ許さないとは何たる日本式!」
って呆れられてる。 >>584
う、羨ましい!!そんな時代に生まれたかった
>>585
それでこそ日本男児、われらが三島センセ― 肉体にはコンプレックスが強かったんだろう、
しかしそれを逆手に取った意志力はすごい >>584
>女は浮気をしてはいけないという時代背景に支えられてたね。
それもあるけど
その当時としては新興階層だった
都市部有閑マダム層の深層心理を上手く仕分けして提示した
この大衆化・廉価版が日活ロマンポルノの団地妻とかであって
いまとなってはこの種の頽落は珍しくない
というのは明治からの戦前にかけて成立していた道徳律が
おもに経済的事由であっさりと瓦解したので
この流れは田中康夫的快楽の世界に継承されるわけだけど
そこでは物語や批評性が成立しないわけだね
そういう意味では三島は基本的に道徳の人なんだよ >そこでは物語や批評性が成立しないわけだね
>そういう意味では三島は基本的に道徳の人なんだよ
ここがよう分からんのだが >>590
明治以降でも表面的には姦通罪などで貞操を守らせていたけど、実際には緩かった。
日本人は、男女とも、そういう意味での貞操観念などないから。
浮気や遊びに、「よろめき」という小洒落た言葉を使って見せたのが三島の功績。 やっとここも文学スレらしくなってきたな、もっとやれ、やれ 今日はクリスマスイブだったんで、
三上悠亜ちゃんとVRSEXしてきた
しかし、凄い時代になったもんだ
あんなに可愛くてスタイル良い子と、
タダ同然の値段でヤレるんだからな
そりゃ、少子化も進むわ >>592
>日本人は、男女とも、そういう意味での貞操観念などない
自分また家族友人がフシダラだからといって
世間の人がみなそうだと考えてはいけない >>596
日本人はまじめで貞操観念が強い。
南京虐殺もなかったし、慰安婦もいなかった。
三島の小説も絵空事、だよな。
そう思ってるのかな? 寂聴訳 谷崎訳 もあるが 外語訳のリアクションとって多言語異言語で
完本なしでやれば?音韻とか 物語の古典シートとか。カラシ二光人 源氏は読んでるかな、谷崎や川端ほど影響はないのは確か 『潮騒』読みました。
ハラハラしましたが、ハッピーエンドで安心しました。 三島最後の晩餐、新橋「末げん」鳥鍋に舌鼓を打つ
帰り際、玄関に見送りに出た。
「靴の紐を結んでいた先生にお声をかけましたら、えっと見上げられて、また来いって言われてもなあ、こんな綺麗な女将がいるなら、あの世からでも来るか!と」 世界一のユーチューバーのPewdiepieが三島をめちゃ推してるのがなんか面白い。 女はよろめかず(中央公論1957年9月)宇野千代との対談 東大って同質のコミュニティーで張って出会いの難度や度胸がないのがガセじゃないの? >>613
古本を買って自炊。
まあ、kindleでは字が小さくなりすぎるとは思うが、10インチのPDF専用端末とかもあるから。 >>615
著作権継承者のダブスタ?
それとも、翻訳出版時に英語版の版権を完全に売渡したのかな? 契約の技術的な問題だろうな
audibleも英語の方が充実というw
笑える ノー賞、名前が出てるだけで有力候補でもなんでもなかったんだね(読売)、
誰だ、そういうでたらめな噂を広めたのは、すっかり本人も周りもその気なっていたらしい、
滑稽とゆうか悲惨とゆうか、伊藤整の推薦が川端受賞の決定打になったらしい、
三人の対談があるが、すべてを知っていて知らん顔して伊藤整は役者やのう >>620
伊藤整は、ノーベル賞の選考委員だったの? 正確には分からんが、スウエーデンの委員会から、川端について日本の文学者に意見を求めたんだろう、伊藤整はたしかペンの会長もしてたんじゃない?
ノーベル賞の選考委員だったのとは違う。 当時、日本人作家のノーベル賞選考に最も強い影響力を持っていたのは、ドナルド・キーン氏じゃないのかな?
もともと米軍の戦略としての日本文学研究者だった。
キーン氏自身も、三島に英訳を急かされたが取り合わなかった旨の述懐をしている。
ノーベル賞にアメリカ政府の意向が強く働くのは、経済学賞だけではないだろう。 三島はノーベル賞とるには若すぎたよ。
そして三島が老年になる前に死ぬのも今から見たら必然だった。
ゆえに三島受賞は結局なかっただろう。 まあ今後も読み継がれるからいいだろう
everyman’s libraryにも入っているし
大江は読まれなさすぎ 大江文学はハイ・ブロウ向き、英語の引用など多い、その点三島は半分婦女子向き、知性を必要としない、その差だ 大江は「個人的な体験」や「芽むしり仔撃ち」ならスラスラ読めるし
英語の引用など多くとも文脈で大意をつかめるかと >>629
>その点三島は半分婦女子向き、知性を必要としない、その差だ
そんな事は無いよ
設定が「婦女子」向けでも
基本的に小理屈こきだから
狂人の破壊衝動も理知で分析してしまおうというのが三島であって 三島も難しい単語とかよく使うし、観念的な言い回しが多いけど、
大江に比べたらずっと「多くの人に読まれたい」感が充満してると思う。 三島は夏子の冒険や潮騒などといった読みやすい小説も書いてるからね 大江も「夜よゆるやかに歩め」という
ハーレクインロマンス風の作品を書いてるよ >>634
へーためになりました
ありがとうございます >>631
「婦女子」は理屈が嫌い、というのは錯覚ですよ。 >>636
じゃあ三島先生の女性一般の分析は錯覚だらけだね >>636
観念的で知的な女は女の化け物なのだ、と言っているよ
ただ女性誌に連載した小説でも
読者は基本的に馬鹿だから細かいところまで書いて説明しないといけない
という信念のもとにある程度は丁寧に書かれている
金儲けが主目的の帆待ち仕事だったとはいえ、
そこら辺はプロであり律儀なんだよ 遠藤周作とか昔の作家の女性論は
そういう人も居たんだなあって読まないと >>639
三島は女のことがわからなかった。
それは作品を見ればすぐにわかること。 女のことがわかるわからない
という論点がマヌケだなあ 昔から女の書けない小説家は一流と認められなかった、
三島は愛の渇き、美徳のよろめき、宴の後、等々において
様々なタイプの女を描き分けているので大したもんだ、 今のアニメは女しか居ないアニメばかりだから、アニメ脚本家の方が三島より凄いんだな >>645
女は理屈嫌いなんじゃないよ。
男の理屈が嫌いなんだ。 >>646
女を理解できれば、もう少し女を掘り下げることができたのにね。 まあ三島の性格は女性的だよ
これは昔から言われてる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています