三島由紀夫Part56
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>>664
小林秀雄の批評が作家の人物評論かねえ・・・? >>668
ドストエフスキーの「生活」、作家の「顔」、ゴッホの「手紙」、小林の関心が
作品より人物にあるのは明らか、作品より作者の方が面白いという感想もどこかにあった、批評の一つの流れは、白鳥に始まり、小林に流れ、江藤淳に終わる。
三島も作品より、人物論に流れるのは自然。 >>671
それが人物、かねえ・・・
生活の断片すら出てこない机上の人物像だよね?
江藤淳は、人物というより、その人の愛憎と生きた時代の風景だと思うけど。
三島には自然なんかどこにもないし、と君の意見の全否定になっちゃうな。 ちなみに、人物という意味では、書ききっているのは山岡荘八だとか吉川英治、現代人対象なら山崎豊子あたりじゃないのかな?
実像とまったく異なるとはしても。 >>673
スマン、山岡荘八、吉川英治、山崎豊子…読んだことがない 小説とは何か、で、小説をテレヴィに取って換わられるラジオの運命にたとえているでワロタ、
当時、最先端だったテレヴィもネットに押され気味、誰でも発信できる時代、今生きていたら、
なんて云うだろうか?電脳小説を書いてるだろうか?
来年歿後50年(大阪万博の年なんだな、95か、存命でも不思議でない) ストークスとかも見た目はもう
死んでるみたいなもんだしなw >電脳小説を書いてるだろうか?
書いてるわけないじゃん。年とったら新しいものへの敵になるつもりだって
言ってたのに。 全集で三島文学の背景っていう三好行雄との対談読んだ
・文士には会わない、自分も社会不適合者だったがそんな人が多すぎる
・三島は卒業証書をもらってない、郵送も不可だったのでもらうもんか
・鹿鳴館は対談した昭和42年には嫌いな作品、サド侯爵とわが友ヒットラーだけでいい
・自分の書いた過去の作品の話は嫌い、金閣寺も
・盾の会始めてから読者が減った
全集は対談とか面白いね、三島は他の作家よりメディアや雑誌にいっぱい出てるし >>679
新しいもの好きで好奇心旺盛だから、インスタやツイッターやりまっくてるかも >>684
作家のイメージなんか当てにならんよ、そんな単細胞じゃない
大江みたいに戦後民主主義者を頑固に守り続けるのは珍しい いま三島が生きてたら確実に政権批判してたと思うよ。単に右翼と言うだけじゃなくて三島の政治的関心がどこにあったのか考えてみればわかる。 >>687
三島というのはサービス精神の旺盛なモダニストだろうね。
ただし、自分が死ぬ口実を探し続けていたという、ロマンチックなモダニスト。 >>691
現代風の意味では、批判は非難、批評はおべんちゃら。 >>691
批評的な批判も批判的な批評もあるけど、批評=批判ではない。 >>694
三島の政治的関心がどこにあったのか知りたい >>698
お前みたいなふざけたコテの奴には教えねえ >>700
書き込んでて自分の事言ってるみたいと思わなかった? >>699
読んだ
でもこれを現実世界に照らし合わせるには難しすぎる >>704
ちょっとまったーーー
三島から政治を切り離したら、ただの三文文士だぞ? 単なる政治的な三文文士だったらビョークやデビッドボウイが感動したりしないぇしょ >>706
三文文士だからビョークやデビッドボウイが感動したんだろ?
大衆が感動するためには知性を失っていないといけない。 >>707
三文文士なのか三文文士じゃないのかあなたの意見は? >>709
三文文士だと思うな。
人間の洞察が浅い、大衆作家。 >>710
ビョークやデビッドボウイは「大衆」なのか? >>710
>人間の洞察が浅い、大衆作家
?
人間洞察が浅いと大衆受けするわけ?
大衆ほど自分たちの隣人のえげつない本性を
本能的に察知していると思うけどね
洞察力が低いのは知性の欠如という論立てはまあ良いとして
三島の場合は非知の部分を理知で割り切ろうとしたので
大衆の理知外の部分にはあえて目をつぶった
それゆえに例えば深沢七郎のような作家には脅威を感じる
ということは三島の理知は大衆の愚劣さにたいして盲目では無かったということで
単に倫理的なだけだったと思うけどね
それは賢さはもちろん育ちの良さもあるでしょう
それが文学的にいいかどうかは別としてね >>704
三島由紀夫のファンであって君のファンではないから行かないよ しかし失礼な言い方のレスの中に貼ってるリンクなんて行く奴いるの? まあ5ちゃんのレスなんて半分以上自慰だしい
三島がミスター自慰なのは文句なし
カメコクは自慰をテーマにした小説だし
結局実際の死に方も自慰だったと思う
他者つか「現実世界」があのときの市谷にはなかった。
野次られ倒されたことがそれを証明している 生存のために他者と共有する認識のことさ。
吉本隆明や岸田秀を出すまでもなく、それもまた幻想と言えばそうかもしれないが
三島事件などは楯の会の5人が共有しているだけのものにしかすぎなかった。
だから大勢には野次られた。「何言ってんだよおまえ」って。 そんなもん共有してる前提でなんか行ってるわけないじゃん
三島の見ている世界は豊饒の海の最後の場面のようなもんだろう >>714
>三島の理知は大衆の愚劣さにたいして盲目では無かった
檄文もそうだが、盾の会の行動そのものが大衆的な美意識による愛国心からできていた。
愚劣さを愛したのではなく、死の渇望によるニヒリズムの迷宮にとらわれていたといった方が近いだろう。
三島に倫理性はまったくなかった。 大衆の愚劣さ とか 大衆的 とかいう言い方でマウントとれる構造自体がいわば「大衆的」なことだよな
自分もその円環の中にいるのに、それと気付かないままに誰でもそういうことは言えてしまう
で、三島がいたのはその円環の外側だ >>724
大衆性とは生活のこと。
誰であれ生活はしている。
大衆の愚劣さとは、自身が生活から得た知識を知的水準の高いものだと思い込むこと。
芸人や企業の経営者などによくみられる。
三島は大衆の愚劣さの上澄みである大衆的な美意識の依拠し、それを天皇や国家に結び付けた。
たしかに円環の外側には違いない。 >大衆の愚劣さとは、自身が生活から得た知識を知的水準の高いものだと思い込むこと。 芸人や企業の経営者などによくみられる。
それはここの書き込みにもよくあるな、 生活から得た知恵を、そのゲーム内で有効なものとして語ることには何も問題を感じないというか、ほっといたらいいじゃんという感想しかないんですが
それにたいしてわざわざ愚劣だなんて呼び名を与えて自らそのパワーゲーム内に入って自らの優位性を誇示しようとするのは、飛んで火にいる夏の虫というか
いうなれば人間の愚劣さじゃないんでしょうかね 大衆の愚劣さとはたくさん読書をすれば
人は賢くなれると思うこと
高等教育から排除された労働者に多い >>732
学歴とは関係なく、読書をしても知識人になれるとは限らない。
学歴とは関係なく、読書をしなければ知識人にはなれない。
こういうことだよ。 一般に大衆とは愚かなものだ。
特に日本では、戦争期の例をあげるまでもなく、支配者の描いた構図通りに動く。
欧米では日本よりはいくらか賢いが、五十歩百歩程度だ。 大衆の愚劣さとは官僚や経営者を小馬鹿にして
フワフワと知識人に憧れること >>735
官僚や経営者もまた、愚劣な大衆の一員だよw 口だけマルクス主義に逃避しながら東京に家を買う
これが支配者の望む大衆
単なる生真面目な働き者だが自分では覚醒した人間のつもりw >>736
知識人もまたしかり
だから三島は大正教養主義流れ知識人の鼻を叩きわったとして、その部分では東大全共闘を評価していた >>737
逃避していると東京に家は買えないよw
資本主義社会の支配者は、マルクス主義を徹底的に消し去ろうとしてる。 愚劣な大衆とは半世紀マルクス主義者を自認して
ドイツ語を学ぶ気の起きなかった労働者
自分が知らないことがなんであるかを知らない人 思想に逃避しながら必死で
資本主義の歯車として兵隊になる
安全地帯の内面化の代償 >>738
その三島自身が、例えば全共闘の批判のターゲットでもあった丸山以下の知識性しかもっていなかった。
あったのは自身を消滅させたいというニヒリズムからくる大衆的美意識の鎧。
全共闘の学生たちも、もちろん丸山に遥かに及ばなかったが、それに彼らが気が付いたのは、吉本隆明が天皇礼賛、資本主義礼賛を明確にしだしてからだろう。 >>740
>>730のレスがその「ゲーム」の定義で通じると思うのか?
言語ゲームの概念を使いたいなら、ウィトゲンシュタインぐらいは読んでからにしてくれ。 ほとんどの大衆はそんな美意識関心ないよ
アホだなあ
お前の趣味がマルクス主義や近代文学なだけ
そういう勘違いするのが愚かな大衆 愚かな大衆とは「性」をつければなんでも
アタマ良さそうに見えると勘違いする高卒だよ 知識を積み重ねたピラミッドの頂点に立つものが世界を支配する
みたいな「大衆」的価値観の幻の中で私は生きてますみたいなことを言ってんのかな
そんなもんあなたが批判してる「愚劣な大衆」の経済やら何やらを知に置き換えただけの世界でしかないんだけど 愚かな大衆とは
マス大山最強説を信じている連中のこと
つまり共産主義同様、扇動されやすい 愚かな大衆の愚かな大衆についてのカキコを愚かな大衆が読んでいます、
愚かな大衆、バンザイ まあ「愚かな大衆」ていう言葉の裏には「賢い少数者」って概念があるわな。
すなわち「オレ」と。
しかし「愚かな大衆」なんて概念古草杉ね? 高卒がマルクス読むだけで知識人になった
気になれた幸せな時代の産物だね
経営者も官僚も憎い
でもこんなに頭のいい俺がなんで理解されないんだ
って何十年も不平を言いながら
日本株式会社の兵隊やってる
まさに自民党の好きな日本 >>756
でもその時代の人ってもう定年になってね? おそらくなってるね
元共産党員で吉本愛読
古典の教養ゼロ
美濃部都政絶賛
これ団塊だわな しかしマルクス主義はソ連の崩壊で共倒れになったって印象なんだけどね。
なのにネットじゃネトウヨが今だ「パヨク」だのご丁寧に名前を献上し続けてるのも妙な気がしますわ。
こちらもこちらで化石化してねえかとしか思えないのだが。 現代世界の批判としては今後も利用されるけど
仏教とかキリスト教とか
アナキズム、ヤマギシズムと同じで
変革の主体としては十分な成果を挙げて
そして終わったね
冷戦崩壊で幻想が壊れちゃった
で愚かな大衆はみんな西側に殺到ww
で原始マルクス主義を座学している院生が
団塊左翼にドイツ語訓詁をブツブツ言うだけ 読みもしないでマルクスを否定し資本主義政権を礼賛する。
そうして自分で自分の首を絞めて貧しくなり、社会福祉からも見放されていく。
三島にそんな愚かさはなかったのは確かだが・・・・ >>760
「現代世界の批判として今後も利用される」というよりは、なんだか自民党の主敵として
今も当の自民党によって持ち上げられているって印象なんだけどね。ネット見ていると。
そんなことをするのは、実は自民党の真の敵はマルクス主義にあるんじゃなくて
別のところにあり、その真の敵の存在を知らしめないようにするためもはや弱体化した共産を
あえて仇敵として標榜しまわっているのではないかという気がする。
それとも団塊世代の人にとっては、やっぱり保守の敵はマルクス主義ってのが
固定観念になっているのかな。それならもう隠居してくださいとしか言いようがない。
マルクス主義者のほうも隠居か形骸化してるんですから。 >>761
それでは中ソの社会福祉政策を見てみましょう しかし三島自身は反共を否定してなかったようだよ。
自分は日本のことしか言ってない。自衛隊は日本の軍隊に戻れ、それしか言ってないって。
しかし三島の政治傾倒も、日本についても晩年に言い出したことでどこまで本気だったかきわめて怪しい。
あの死に方からしたら、切腹自殺の理論武装として政治(と日本)を担ぎ出して来たとしか思えない。
『憂国』の将校のように切腹する理由がちゃんとあればいいけどさ。 マルクス主義を否定しないのは
仏教を否定しないのと同じことだよ
お爺ちゃん
現代社会での居場所はある >>763
ソ連の社会福祉は当時としては最高だったよw
中国は社会全体が貧しかったから、かなロ見劣りしていた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています