【ばふりばふり】蓮實重彦 X+3【120度】
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>>794
いいじゃない!(ニコッ)
その役ぜひやりたいね
宮崎勤(だっけか)の特番で父親役を演じきり絶賛された俺に任せてほしい ドラッグやるのも知識を得るのも「笑い」の探求の邪魔になるとして敬遠していた松本人志だが
めちゃくちゃな父親について書かれたフィクションにはやたら前のめりになって評価する。
血と骨(原作)しかり、ファザーファッカー(原作)しかり。
血と骨もダンカン主演だったら、あんなドラマスペシャルみたいな物にならずに済んだのかも… タカに殴られ続けるうちに発音が在日っぽくなってゆくベンガルの演技は、「演技しない演技」が持て囃されたたけし映画における技巧派俳優の面目躍如な見せ場だったが
ヤクザ事務所への殴り込み場面において泣き腫らしたような顔でパイナップルを振るうダンカンも素晴らしかった。 人生というゲームは厳しい
芸人の世界のゲームは更に厳しい
ヤクザの世界より厳しいんだから極悪な虐めがあって当然
それを「ダンカンは鬼畜!」と抜かす奴ら(弟弟子)は甘い、甘すぎる
負けた奴(=自殺した奴)は負けた自分が悪い
俺が殿から学んだことの一つやね ろくに寝ないで活動してた頃のたけしは警察から覚醒剤をやってるとマークされていた。
しかしその辺だけは潔癖で、「あれで長生きできたのは由利さんぐらい」「先輩芸人たちがボロボロになってくのをずっと見てきたからオイラはやらない」と語る。
違法薬物を遠ざけるのは、チック症もあったし、何もしてなくても疑い持たれる事を警戒してたせいもあるだろう。
軍団(特に東国原と浅草キッド)をボロカスに叩くキドカラーも、軍団は最低だけどクスリにだけは手を出さなかったと語る。 正直水島元メンバーはバック(水島新司)にチクられて殿に怒られるのが怖かったからあんまり虐めなかった
あとガンビーノもお礼参りが怖かったから手ごころを加えてた
「虐めの天才」たる俺も日和ることはある まあODBが出てないだけで、裏ではいろいろとね
これ以上はタカちゃんと社長(枝豆)に怒られるから言えない とにかく、うち(弟子連中)でいちばんえらいのはタカちゃんだから
ハゲ(一番弟子)とかは、なんの権力もない 伴内(二番弟子)もザコ
殿は「あいつは俺よりさんまをリスペクトしてる!」って嫌ってる タカなんて漫画「ゴリラーマン」基準で言えばゴリラーマンを認めた奴ぐらいの者でしかない。
あいつ(リーゼントの)が尊敬する鈴木ヒロミツの方が偉い。
ついでに言えば森勝の方が義太夫より偉い。 いつでも虐めた奴かその家族に刺される覚悟、地獄に堕ちる覚悟を持って虐めている
芸人の道は修羅の道よ
殿が昭和の世に復活させ、敷衍した「芸人」という概念とはそういうもの
松本が殿から剽窃し、幼稚化したお友達同士のままごと遊びのような「芸人」とは次元が違う 「ダンカン」は終わらない、「たけし軍団」は終わらない
終わるわけがないし、終わらせない Can't Stop the Dankan
Takeshigundan 4eva 蓮實重彦
竹馬に乗った志賀直哉の写真と、ビートたけしの対比。
「饒舌な二塁手はビートたけしひとりでたくさんである」
「ビートたけしというのはなかなか面白い人物ではあるけれど、それは彼が言っている事が正しいと思う事を意味しません」
「ビートたけしという人は面白い人ではありますが、さぁ今夜は早く家に帰って彼の番組を見ようと思った事は一度もありません」
「…ですが彼が映画を撮ったと聞くと一刻も早く観たい。僕にとって彼は映画を撮らなければただの人です」
ビートたけし
「東大の教授が褒めたっていうけど、許されざる者なんてただの西部劇じゃないか」
「(蓮實重彦に)試写会の時に黙って出て行ってしまったので、ダメなんじゃないかと思ってずっと不安だったんですよ」
「俺の映画を最初に認めてくれたのは海外。日本の評論家では淀川長治さんだけ」 >>813
まあいろいろアンビヴァレントな関係だけど殿はハスミンに評価されなかったら映画を18本も撮る気にならなかっただろうね
それだけは確実に言える 何年か前に殿にご相伴させてもらった時に殿がつぶやくように漏らした言葉
「オレ黒沢さん苦手なんだよね。ああいう本物はさ。オレはニセモノだから」 タランティーノが金入れてくれるんだけどそっち方面の交渉に強いのが今いない状況だったりもするし国内でもてんやわんや
やっぱり森さんは仕事できたから 松本はさ、テレビで「映画監督やってた時に」みたいに言ってるのを見たんだよね
ああ、コイツはもう自分の中では「元映画監督」なんだなと勢い勇んで天才ヅラして殿に挑戦状を叩きつけたのにケツをまくって撤退したのかカッコワルイ奴だなと思ったね 松本はさ、テレビで「映画監督やってた時に」みたいに言ってるのを見たんだよね
ああ、コイツはもう自分の中では「元映画監督」なんだなと
勢い勇んで天才ヅラして殿に挑戦状を叩きつけたのにケツをまくって撤退したのかカッコワルイ奴だなと思ったね 仮にたけし映画が最初からゴミだったとしても
「蓮實重彦っていったっけ?あんなの、ぜんぶフランスの映画評論家とかゴダールなんかの受け売りなんだろ?外人が偉いと思ってる田舎モン相手にして大口叩いてるだけでしょう?こんなやつ世間は誰も知らねぇっての!
東大の先生?…がそんなに偉いんだ?まぁ偉いんだろうな。そんなに偉そうに言うなら、だったらよぉお前が自分で撮ってみやがれっての!自分で出来もしない事に口出しするんじゃないよ。
映画なんてものはだね結局、お客が入れば勝ちだって。
評論家が褒めれば客が入るってのならまだわかるけど、あいつらが褒めたってぜんぜんダメじゃない。
おすぎとか金貰ってつまんねぇ映画褒めてるけどさ」
…とか言われて面倒に巻き込まれないように、無視するなり言葉に気をつけるなりして対処するのが蓮實重彦。 ハゲはさ、長男(一番弟子)としての務めを全然果たしてないんだよね
売れたのに別事務所で本家(オフィス北野)に上納金納めてないとかなんなんだよ この国の芸能界、否、社会で全てを成し遂げたと言っていい殿だけども、唯一つ手に入れられなかったのが「大河ドラマ主演俳優」の称号
NHKさん、今からでも遅くないですよ
殿もジジイになったんで今からですと「水戸黄門」なんかどうですかね
助格のどちらかで使ってください >>781
自伝五部作では「ダンカンのダンカンによるダンカンにたいする脱構築」を試みてる
乞う、ご期待! なに、この内輪受けだけのつまらないたけしダンカン話 >>825
俺の屍を超えて逝け
>>殿
涅槃で待つ エディマーフィーがルディレイムーア演じたように、たけしの半生をダンカンが演じる6時間ぐらい(完璧版は12時間超)の長編を作ってほしい。 ペドロ・コスタかワン・ビンに白黒で撮らせますか
で、昔あった、正月に7チャンが12時間の時代劇を放送してた枠を復活させて流してほしい
来年の正月だな 真に革命的な作品はデレビで流さなければならない
これが俺が時代に突きつけたテーゼです ちびっ子集まれ海賊船のエピソードはスティーブンスピルバーグに担当させる。
山田隆夫とガッツ石松の「スピルバーグ組」もここで復活。 故宅八郎との「オタクを撲殺するために必要な3本の木製バットについて」と題された未公開の対談が来月号の「Quick Japan」誌に載るんでヨロシク >>788
プラス
元板前とか野球が上手い双子(元メンバー)とか ガスヴァンサント版「サイコ」のように、戦メリをダンカン主演でテレビリメイクすれば良い。 ヨノイ役で?
相手役(?)のセリアズ役は時代風潮を考慮して黒人俳優希望
チャドウィック・ボーズマンがよかったんだけど亡くなってしまった やりましょう
相手役はチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァーでいいですよ ただ、World War IIの時点で黒人が少佐になれたかだよね
時代考証なんか無視してもいいけど NHKから今年の紅白の出場依頼がきたんだけども、義太夫のアコギ1本をバックにピンク・フロイドの「デブでよろよろの太陽」を歌ってほしいとのことだった
二つ返事でOKした 大島渚は梅垣の顔を見て「まだこんな顔が残っていてくれたとは…」と一方的に感激していた。 蓮實がオールタイムベスト10に入れてたイワン雷帝って日本で見れないの? 蓮實重彦のオールタイムベスト10
『ラルジャン』(ロベール・ブレッソン、82)
『捜索者』(ジョン・フォード、56)
『エル』(ブニュエル、52)
『ヴァニナ・ヴァニーニ』(ロッセリーニ、61)
『黄金の馬車』(ルノワール、52)
『イワン雷帝』(エイゼンシュテイン、44)
『東京物語』(小津、53)
『飾窓の女』(ラング、44)
『めまい』(ヒッチコック、58)
『西鶴一代女』(溝口、52) ジル・ドゥルーズ(1925年1月18日 - 1995年11月4日)
ビートたけし(1947年1月18日 - )
昭和天皇(1901年4月29日 - 1989年1月7日)
蓮實重彥(1936年4月29日 - ) リリー某がプロデュースする予定だったみつまジャパンのデビューシングル「俺の女になれよ」の企画が頓挫した理由が知りたい。
ダンカンの持論「どんなブス相手でも、オナニーするよりはマシ」 本当にアテにしていた存在(きよし、幹子)は矮小化して笑いのネタにし、まるで彼(彼女)らがたけしに全て依存している強欲なお荷物のように世間(あとは高田文夫や軍団クズレ)に思わせ
人格にクセがあっても世渡り上でペコペコしなけりゃならなかった(それもたけしが気弱だから)存在(コーシン、ポール、巨泉、小林信彦、ヤクザなど)は用済みになったら切り捨て、まるで自分が被害者であるかのように悪口を言い広める。
念願だったロック歌うにも野球やるにも素人なので自分より場慣れしてない無能(わざわざ醜い捨て犬拾って人格者を気取れる)を掻き集めた軍団だって、潰しが効かなくなる年齢までほったらかしにしてから棄てた。
他人の嫌な事を面白半分でバラすくせに、愛人のプライバシーやら隠し子の存在については「歯に衣着せぬ」どころか未だにダンマリ。 >>848
講談社フライデー襲撃事件なんて弟子を強制的に巻き込んでるのが最低だよな。たけしのせいで前科がついちゃった弟子が可哀想。
たけしは当時、軍団の人気が予想外に出てきたことを妬んでたという噂があるが。 当時は接待モードだったにせよ蓮實がかっこ悪かったのは
ソナチネ特集での不手際?(座談会の内容についてたけしが根に持ってるだけ)でオフィス北野から関係を切られた「映画芸術」誌に対してインタビューで
「あなたのところは信用してないと言われたんでしょう?(その通りですと言われ)それはわかります。
黒澤明じゃあるまいし映画監督ひとり捕まえられないでどうするんですか?そんな編集者は坊主になれっていうの」
大きなお世話だよ。
ついでに「(石井聰亙について)もう映画を撮るのはやめてプロデューサーに徹した方がいいと思う」なんて(俺も石井岳龍は苦手な監督だが)これも大きなお世話だ。 たけし映画をチクチク批判してる(周防と同様にギャグが物欲しげで野暮ったいなど、言ってる事は当たってる)金井美恵子(相米の映画も嫌い)だが
村上龍の小説について「北野武作品を参考にした方がいいんじゃない?」と言ってた事はある。 金井美恵子って73歳なんだ
驚き
おばあちゃんやん
(俺の中では)永遠の毒舌ねーちゃんのイメージだからなあ たけしも1947年生まれ。
ツービート時代のプロフィールでは1949年生まれになっていた。当時の芸人としては売れた時に歳をくい過ぎていたので事務所が配慮したのだろうが
「島田洋七、あいつは歳ごまかしてんだぜ?」 ちなみにたけしと横山のやっさんは歳が4つしか違わない ハスミンも町山が台頭してから影響力失ったよな
特にマス向けには ポン・ジュノって単なるエンタメ映画作者でしょ
画創(えづく)り的にはまったく見るべきところはないと思うけどなあ
チンカスでしょ ストーリーテリング的な部分で受けてるんだろうけど、そっち方面もまったく面白くない
強い既視感のある話ばっか 映画研究塾でもポンジュノはフルボッコだったな
俺もグエムルとか最初の襲撃シークエンス以外おもろいとは思わない 映画観る才能ないよ。君らは
世界で評価されてる監督なんだが
世界の映画評論家と素人の自分、どちらが正しいかわかるよね? ポンが才能ないなら
山田洋次なんてアマチュアだろ? >>861
「世界で評価されてる」
「世界の映画評論家」
とかどうでもいいべ
自分の考えを持てよ
評論家なんて洋の東西を問わずカス >>862
アマチュア以下
(頭皮から発生する)フケ エンタメに特化することに開き直った図々しさが臭すぎる映画秘宝系には特に何も言うことはないなあ
「芸術としての映画」にしか興味のない反動を生きてるんで >>862
才能がないとは言ってない
才能はあるよ
まったく面白くないだけで ハスミンはリアルだね
それ以外は飛んで火に入るワック評論家に過ぎない ハスミンは文芸批評家としてはそうではないかもしれないが映画批評家としてはBest Critic Alive >>851
>ギャグが物欲しげで野暮ったい
これはポン・ジュノをも当て嵌まるな たけしメモの内容はダンカンが書いたもの。
たけしがひたすらダメ出しして何度も書き直させたという。
たけしキャッスルやスポーツ大将の企画はたけし発だと言うし、本人もそれを強調する(色川武大が指摘したように、たけしは手柄を独り占めする傾向が強い)が
いろんな人たちが関わって現実性やバランスを与えて初めて成立したのだろう。
全てはたけしの挑戦状と紙一重なのだ。
番組プロデューサーも「たけしさんの考えたコントはそのままだとなんとも微妙で、正直言って面白くない」と
それまでの通説(放送作家の書いたつまらないコントをたけしがその場でパッと手直しして笑えるものにした)とは反対の証言をしている。 たけしのコントに僅かでも刺激があったとすれば、本人に不審者性と先行きの読めなさがあったからに過ぎない。
それを差し引いてしまうと全く見るに耐えない。
しかしそれならまだマシな方で、大物タレントとしてすっかり定着した頃のコントとなると
わざわざ古めかしい事をやってのけながら照れ笑いでグダグタにするのが当たり前で
「この俺がこんな事しちゃって!」「オイラ本当に下らない事が好きなんだよなぁ」という自己愛が丸出しになっただけの弛緩した時空間しか提供出来なかった。
それに共鳴したり微笑ましく思ったりする視聴者が大勢いたにせよ、これが笑えるかどうか問われたら彼らも口を濁しただろう。 殿にコントの才能がないのは北野ファンクラブでやってたのを見れば明らかでしょう
あの番組の頃は事故前でギリギリ衰えてなかったからね
ひょうきんは殿がグダグダなのを周囲がアドリブで支えてたから(特にさんま師匠)成立してたんだよね
殿がアドリブで、どころではない
逆
殿の本領はコントではなくフリートーク
これは北野FCの頃ですら面白かった 客に直接向き合うのではなく馴染みの相手に聞かせる(ような形で客に聞かせる)スタイルでないとひとり喋りも苦手。
所謂「やりとり」もヘタ。
いいとも!の司会のオファーを蹴ったのも当然で、好きでもない有名人たちの相手を満遍なくこなすなんて出来そうもなく
サンマのように「生意気な子役」「調子こいた素人(半素人)の若い女」などを毎週相手にするなんてとても無理。
しかしそれをカモフラージュするのには長けていた。
偽善?的なあったかファミリー路線を裏返しにしただけで、あれほど叩いていた萩本欽一から密かにごっそり借用した手法で「ラジオはともかく、テレビのたけしは座持ちせず精彩に欠ける」と言われた欠点を克服。
座持ちしないというのはやや疑問があり、つまらん番組でもオカマバーの店員並みの気配りと反射神経はあったが、単純な笑いに結びつかないわりに消耗するのでラクしたくなったのだろうか? 不審者性というのは同意だけど、そういう像とは別に今思うとニコニコしてて普通にカッコイイイケメンオジサンみたいな感じの場面も多々あったなと
社交性がないわけではなかった
最近はほとんどテレビ見ないんだけどたまにチラッと見かけると(まる見え?とか?)いつもムスッとつまらなそうな顔してるんだよね
あれはかつての自分の悪い意味での自己模倣にしか見えんなあ
今はむしろニコニコしとくのが“風”な気がするんだけどな
たけしみたいなビッグな(なかば神話上の)人にニコニコされたら若い芸能人の子は喜ぶと思うんだけど
威厳を保つためにムスッとしてるたけしが正しくてこっちが“風”を読み違えてるのかもしれないけど ツービート期の首グルングルンやカクカクも異様だったが
刑事ヨロシク最終回で陰茎露出を強いられる辺りの表情や
TVタックル日本映画特集で面と向かって自分を批判する田山力哉に対して臨戦態勢になった時の表情など
本人がみっともなく吹聴している「いったんキレたらヤバい」人というのとはまた別種のヤバさを感じさせた。
ニカウと共演した時や松村にしつこく物真似されるのに不慣れだった頃のなんとも言えないソワソワした表情も特筆すべきだ。
たけしの生態を語る時にここら辺は必ずスルーされるが、気づいてないのか配慮しているのか?
三島のぎこちない滑稽さではなく、深沢のようなものを感じる。 >>865
でも町山も宇多丸も元蓮實信者なんだよな
物体Xとスカーフェイスを蓮實が貶してから離反した スカーフェイスは映画ってよりPVのような間延びした映像って感じした
ゴットファザーにもウットリしたシーンあるんだけど間延びしてる感はないんだよな
ナルシシズムとどう向き合うのか問題かな
ニューシネマが共感されながらも呆れられるのは自己愛が幼く見えるからだよな
『続・激突』がギリギリ普遍性を持ってる感じで、その他の多くは好きな人は好きな映画って感じ
『ミーンストリート』『レイジングブル』『タクシードライバー』は好きだけどね 物体Xは黒沢清ら教え子たちも当時から蓮實重彦とは違った感想を抱いていたが、誰も「離反」などしていない。
町山は権威に逆らうやんちゃ息子(実は目立ちたがりの甘えん坊)みたく振る舞いたいからわざわざこんなエピソードを語る。 阿部和重が『アイズワイドシャット』評で
実際のハリウッドスター夫婦が映画内でリッチ夫婦として出演するから
どうしてもスクリーンに映った情報以外を前提に撮られた映画だと言ってたな
予告編はトムとニコールのセックスを連想させておいて、本編ではあっさりと裏切る演出を
キューブリックは意図的にやってると wikiによると田山氏もキッズリターン絶賛となってるから、役者たけしがダメだったのかもね
周りにいる武映画だとdollsだけは好きって人は、役者たけしが、顔が苦手と言ってた 田山はもともとたけしをかなり評価していた(「日本映画俳優全史・現代篇」での扱いと文章を見よ)。
監督始めた頃から数年のたけしはカメラマン(佐々木原)、脚本家(野沢)らと揉めた際もそうだが
スタッフや評論家らの悪口ばかり(たけし側にかなり問題がある)で気弱でクソな本来の人格が露呈(あるいは暴露され)していた。 >>874
自己レス
今の松本人志とさんま師匠なんてさして面白くもない場面でずっとニコニコしてて(松本にもはや人を笑わせる面白さはない)やたらと自分の番組に若い芸能人の子を呼ぶ(というか彼らの番組がヴァラエティ系若手芸能人の登龍門になっている)という二点で延命してるだけだもんなあ 遊星からはどうでもいいとして、スカーフェイスなんて、アメリカの黒人ラッパーが偏愛するような映画だから
アメリカのラッパーは絶対トリュフォーとかゴダールとかロメールとかエリセとか見ないでしょ
見ても「……」となる
つまりはそういうこと
あれはヒップ・ホップ的観点からは面白い作品かもしれないがそれ以上でも以下でもない スカーフェイスとカリートの道って(アメリカの)ラッパーが自分の曲に引用する映画1位2位だから
宇多丸としては譲っちゃうとヒップ・ホッパーの看板降さなくちゃいけなくなるもの 今も毎週金曜日になるとどこかのラッパーが「トニー・モンタナがどうたら〜」「コカイン・ディールがどうたら〜」「The World Is Yoursがどうたら〜」とか歌ってる大量の曲がドロップされる 黒澤明とかゴッドファーザーとかも同じだわな
あれはDQNが好む映画
というかDQN「でも」解る映画 まあ映画秘宝系はDQN「でも」解る映画に特化してるわけでハスミンと比較してどうこうというものじゃない
上下とか優劣ではなくあらかじめ取ってる戦略が違う
田山さんて雑魚だと思ってあんま意識したことないや
おれが意識しなくちゃいけないようなそんな凄い人だったのか
不勉強ですまん むろん(アメリカの)ラッパー、ヒップ・ホップはリスペクトしてて大好きだけど、スカーフェイスはそんなでもないかな
あれは画(え)の色調が汚いし、パチーノの髪型がノエル・ギャラガーみたいなマッシュルームカットでとてもギャングに見えなくてダサい
カリートはけっこう好き
あれは絵面(えづら)が綺麗だわ 田山は大した評論家ではない。
推測だが、来日したトリュフォーの前で役に立たない若い通訳を罵倒して自分が直接フランス語でインタビューしたらそれを察したトリュフォーから
「お前のフランス語はまったくわからない」と言われた映画批評家というのは田山ではないかと思う。 エリセの『エル・スール』は普遍性ありそうだけどね
幼き娘と父で踊ったときの音楽が、思春期を迎えた娘と父で食事をするテーブルの隣室から聞こえてきて
あの時の音楽だと思い出すときにフワッとクレーン・カメラが上がっていくシーン
一本道を自転車で往復するだけで成熟を描いてしまう長回し
「映画的」としか言いようのない表現があるから
ラッパーたちもグッとくるだろうよ 遊星からはあのクリーチャーが変形(?)する造形は確かに凄い
どうやって撮ってるのかねと思う
だからといってそんな入れ込むほどの作品かとも思う 映画秘宝系は要するに「映画はお芸術だけじゃないですよ〜こんな楽しみかた(茶化しかた)もありますよ〜」ということでしょ
あらかじめハスミンのテクストさえまともに読めない層──あるいはハスミン的映画観からちょっと息抜きしたい時──に的を絞ってるんであって、それは大西巨人/絓秀実的に言うと「俗情との結託」以外の何物でもないよね
あらかじめ読者のリテラシーの低さをアテにした戦略なんだから
まともに映画に向き合ってるとは到底言えない かといって別にハスミンが日本に「(真の意味での)お芸術としての映画を確立した」だとか「芸術至上主義者」であるだとか言いたいわけではない
どちらもある面ではそうなのだが ゴダの「勝手に」を1月21日にBSプレミアムでやるらしいが、ゴメン、さすがにもう飽きた!
それより「はなればなれに」とか「ウィークエンド」とかやってくれよ。おまえはイルカか、なごり雪ばっかりか? みんなはネット配信映画はダメ?
ザ・シネマはここの人たち好きそうだけどね 勝手に、は10年くらい前に早稲田松竹で、1回くらいはスクリーンで見ておくかと行ったら
青山監督がいて驚いた ゴダールでいまだに美味しいのは商業映画に復帰して以降、つまり『勝手に逃げろ/人生』(80)〜『ヌーヴェルヴァーグ』(90)あたりまでのソニマージュ期の作品かな
あそこらへんはまだ理論的にも実作的にも汲み尽くされていないし超克されていない
また見てもいいかなと思う
60年代と70年代の作品はさすがに後続に焼き直しされ過ぎて新鮮味がなく見るのかったるい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています