エロ将軍をベスト1にしてた頃の蓮實重彦は良かった
なんて言う町山は本当によくわかってないのか意図的に「権威」蓮實にも過激?で非オシャレな時代があったと広めたいのか知らないが
あの作品がすごいのは快楽を与えるからではなく、ひたすら胸糞悪いものを知的遊戯や悪意なし(則文には常に俗なサービス精神やそれなりの反骨精神があるにせよ、ここでは何かがズレてしまった)に提供してることであり
批評家時代のトリュフォーが否定した露悪的文芸作品の数々や、パゾリーニ、ハネケ、フォン=トリアーらの作品のようなものに対して(則文はそんな事考えてない)ホンマモンに位置する。
再び観たいとはいえ思わない作品だが、貴重と言われれば貴重。
海外の俗悪ポルノ(俺はここら辺に詳しいわけではない)の寒々しさともまた違う。