夏に読みたい小説

**吾輩は名無しである** · 2020/07/04(土) 21:32:12.83

https://youtu.be/aZc-jy9cHac

亀吉 · 2020/08/19(水) 23:33:27.20

ケルアックの路上を買ってきた
何とか夏のあいだに読み切りたいものだ

亀吉 · 2020/08/22(土) 12:07:06.03

ヒッチハイクって
当時のアメリカではこんなに簡単にできたんだ
いまはどうなんだろ？

**吾輩は名無しである** · 2020/08/30(日) 10:36:08.88

イワンデニソヴィッチの一日

亀吉 · 2020/09/01(火) 00:07:11.13

↑
読んだら感想聞かせてね

ケルアックの路上、第二部はかなり面白い
引き続き読むなり

**学術＠死神騎士** · 2020/09/01(火) 09:52:09.23

サマーウオーズとかでいいじゃんみたい。

**吾輩は名無しである** · 2020/09/02(水) 08:06:27.50

夏の花

亀吉 · 2020/09/02(水) 20:23:10.45

路上、ようやく読み終わった
まあ、わからないではないが
不良自慢以外の何ものでもないといわれたら
それもそうだね、というしかないな

気がつけばもう九月か
夏の本はこれくらいにして
また本屋に行って何か探してよもっと

**吾輩は名無しである** · 2023/06/16(金) 01:34:12.53

イーグルトンの『文学とか何か』を読む
2007年03月28日
３構造主義と記号論（その１、フライ）

「新批評」のテクストを重視するという個別性を保持しながらも、
それに体系的で科学的な何かを加えようとしたものが、
フライの『批評の解剖』（1957）である。

文学の根底には四つの「物語文学の範疇」が存在する
ａ）喜劇ー＜春＞
ｂ）ロマンスー＜夏＞
ｃ）悲劇ー＜秋＞
ｄ）アイロニーー＜冬＞

以上のような確認のうえ、文学の全体は循環論を形成すべく、
文学史という「回帰運動」へとかえられると述べる。

①文学は神話から出発しアイロニーへといたる
②再びアイロニーから神話へと回帰する
③1957年現在は神話への回帰が間近に迫っている徴候が
見出されるアイロニーの段階にある

確かに喜劇からアイロニーを季節に対応させている所などは、
循環のイメージが現われているところではある。
（イーグルトンはこれを「産業社会成立以前の歴史に向けられた
ノスタルジー」と切り捨てている）

**吾輩は名無しである** · 2023/06/27(火) 02:12:10.85

Saven Satowのblog
2016年11月03日
諷刺の復権（4）（2010）

散文フィクションは近代を迎えるにつれ、詩に代わって、文学のメインストリームへと躍り出る。
それは、ノースロップ・フライの『批評の解剖』によると、
「小説(Novel)」・「ロマンス(Romance)」・「告白(Confession)」・「アナトミー(Anatomy)」の四つに大別される。

第一の近代小説はこの四ジャンルの中で最も新しい。「市民の文学」であり、近代社会を再現する。
第二のロマンスは「貴族の文学」であり、もう一つの世界を舞台とする。
第三の告白は「僧侶の文学」であり、「私」や「私というもの」を語る。
最後のアナトミーは「医者の文学」であり、社会を諷刺する。ただし、それは再現ではなく、記号化した表象である。

これら四つのジャンルは、夏目漱石の作品を例にとるとイメージしやすい。
小説は『明暗』、ロマンスは『虞美人草』、告白は『こころ』、アナトミーは『吾輩は猫である』であり、
短編形式も、スケッチは『文鳥』、テイルは『漾虚集』、エッセイは『硝子戸の中』、座談は『二百十日』がそれぞれ相当する。

亀吉 · 2023/07/03(月) 19:56:42.17

今年の新潮文庫の100冊のなかから
ポツポツ読んでこうかな
なんかおすすめあったら教えて
一週間に一冊くらいのペースで読めたらいいかな

**吾輩は名無しである** · 2023/07/04(火) 01:37:21.23

恋する本
あしながおじさん (新潮文庫) ジーンウェブスター 261
思い出トランプ (新潮文庫) 向田邦子 225
オルタネート (新潮文庫) 加藤シゲアキ 496
か「」く「」し「」ご「」と「 (新潮文庫) 住野よる 336
幽世の薬剤師 (新潮文庫) 紺野天龍 288
キッチン (新潮文庫) 吉本ばなな 197
きみはポラリス (新潮文庫) 三浦しをん 394
錦繍 (新潮文庫) 宮本輝 270
こころ (新潮文庫) 夏目漱石 378
狐笛のかなた (新潮文庫) 上橋菜穂子 392
刺青・秘密 (新潮文庫) 谷崎潤一郎 273
自転しながら公転する (新潮文庫) 山本文緒 672
白いしるし (新潮文庫) 西加奈子 198
ティファニーで朝食を (新潮文庫) トルーマン・カポーティ 282
ぬるい眠り (新潮文庫) 江國香織 317
ボクたちはみんな大人になれなかった (新潮文庫) 燃え殻 189
ぼくは勉強ができない (新潮文庫) 山田詠美 249
雪国 (新潮文庫) 川端康成 208
夜空に泳ぐチョコレートグラミー (新潮文庫) 町田そのこ 336
吾輩も猫である (新潮文庫) 赤川次郎新井素子石田衣良荻原浩恩田陸原田マハ村山由佳山内マリコ 211

**吾輩は名無しである** · 2023/07/04(火) 01:39:06.52

シビレル本
天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex) 知念実希人 286
エヌ氏の遊園地 (新潮文庫) 星新一 320
クジラアタマの王様 (新潮文庫) 伊坂幸太郎 464
さくらえび (新潮文庫) さくらももこ 249
ざんねんなスパイ (新潮文庫) 一條次郎 384
死にゆく者の祈り (新潮文庫) 中山七里 416
シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫) コナンドイル 472
十五少年漂流記 (新潮文庫) ジュール・ヴェルヌ 285
常設展示室 (新潮文庫) 原田マハ 240
深夜特急1—香港・マカオ—文字拡大増補新版 (新潮文庫) 沢木耕太郎 272
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド（上）新装版 (新潮文庫) 村上春樹 480
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド（下）新装版 (新潮文庫) 村上春樹 416
チュベローズで待ってる AGE22 (新潮文庫) 加藤シゲアキ 208
チュベローズで待ってる AGE32 (新潮文庫) 加藤シゲアキ 336
ナイン・ストーリーズ (新潮文庫) サリンジャー 302
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫) 米澤穂信 329
マクベス (新潮文庫) シェイクスピア 162
魔術はささやく (新潮文庫) 宮部みゆき 476
魔性の子―十二国記(新潮文庫お37-51十二国記) 小野不由美 491
ミッキーマウスの憂鬱 (新潮文庫) 松岡圭祐 276

**吾輩は名無しである** · 2023/07/04(火) 01:41:12.52

考える本
ある奴隷少女に起こった出来事 (新潮文庫) ハリエット・アン・ジェイコブズ 343
一汁一菜でよいという提案 (新潮文庫) 土井善晴 240
おくることば (新潮文庫) 重松清 336
蜘蛛の糸・杜子春 (新潮文庫) 芥川龍之介 128
黒い雨 (新潮文庫) 井伏鱒二 403
こころの処方箋 (新潮文庫) 河合隼雄 241
塩狩峠 (新潮文庫) 三浦綾子 459
車輪の下 (新潮文庫) ヘルマンヘッセ 246
受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫) 池谷裕二 264
センス・オブ・ワンダー (新潮文庫) レイチェル・カーソン 144
それでも、日本人は「戦争」を選んだ加藤陽子 512
沈黙 (新潮文庫) 遠藤周作 320
罪と罰〈上〉 (新潮文庫) ドストエフスキー 585
罪と罰〈下〉 (新潮文庫) ドストエフスキー 601
とわの庭 (新潮文庫) 小川糸 304
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫) 森下典子 252
人間の建設 (新潮文庫) 小林秀雄・岡潔 192
ひとり暮らし (新潮文庫) 谷川俊太郎 237
暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) 國分功一郎 512
フェルマーの最終定理 (新潮文庫) サイモンシン 495
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー (新潮文庫) ブレイディみかこ 336

**吾輩は名無しである** · 2023/07/04(火) 01:43:32.71

ヤバイ本
蟻の棲み家 (新潮文庫) 望月諒子 480
異邦人 (新潮文庫) カミュ 143
江戸川乱歩名作選 (新潮文庫) 江戸川乱歩 384
狂気の山脈にてクトゥルー神話傑作選 (新潮文庫) H・P・ラヴクラフト 448
金閣寺 (新潮文庫) 三島由紀夫 400
この気持ちもいつか忘れる (新潮文庫) 住野よる 544
最後の秘境東京藝大: 天才たちのカオスな日常 (新潮文庫) 二宮敦人 355
砂の女 (新潮文庫) 安部公房 276
鳥類学者無謀にも恐竜を語る (新潮文庫) 川上和人 427
月と六ペンス (新潮文庫) サマセットモーム 378
何者 (新潮文庫) 朝井リョウ 346
人間失格 (新潮文庫) 太宰治 185
BUTTER (新潮文庫ゆ 14-3) 柚木麻子 592
火のないところに煙は (新潮文庫) 芦沢央 288
向日葵の咲かない夏 (新潮文庫) 道尾秀介 470
梟の城 (新潮文庫) 司馬遼太郎 672
変身 (新潮文庫) フランツ・カフカ 121
豆の上で眠る (新潮文庫) 湊かなえ 367
ルビンの壺が割れた (新潮文庫) 宿野かほる 176
檸檬 (新潮文庫) 梶井基次郎 350

**吾輩は名無しである** · 2023/07/04(火) 01:45:37.85

泣ける本
あつあつを召し上がれ (新潮文庫) 小川糸 159
カーテンコール! (新潮文庫) 加納朋子 352
君が夏を走らせる (新潮文庫) 瀬尾まいこ 368
ぎょらん (新潮文庫) 町田そのこ 528
新編銀河鉄道の夜 (新潮文庫) 宮沢賢治 357
くちぶえ番長 (新潮文庫) 重松清 236
今夜、もし僕が死ななければ (新潮文庫) 浅原ナオト 336
さがしもの (新潮文庫) 角田光代 236
樽とタタン (新潮文庫) 中島京子 256
月まで三キロ (新潮文庫) 伊与原新 368
ツナグ (新潮文庫) 辻村深月 441
手のひらの京 (新潮文庫) 綿矢りさ 248
夏の庭―The Friends (新潮文庫) 湯本香樹実 218
西の魔女が死んだ (新潮文庫) 梨木香歩 226
博士の愛した数式 (新潮文庫) 小川洋子 291
星の王子さま (新潮文庫) サン=テグジュペリ 160
マリコ、うまくいくよ (新潮文庫) 益田ミリ 224
夜のピクニック (新潮文庫) 恩田陸 455
老人と海 (新潮文庫) ヘミングウェイ 192

亀吉 · 2023/07/05(水) 04:53:20.77

>>12-16
おお、こりゃありがたい
一覧あると便利だもんね
ほんじゃ一番最後の老人と海から読もうかな

**吾輩は名無しである** · 2023/07/05(水) 07:51:46.66

夏といったら海
海を舞台にした恋愛牧歌『潮騒』がいいよね

亀吉 · 2023/07/10(月) 17:17:22.47

老人と海、読み終わった
思っていた以上に面白かった
次は受験脳の作り方を読んでみよっと

**吾輩は名無しである** · 2023/07/24(月) 03:09:34.74

泉鏡花part2

889 ：吾輩は名無しである：2010/04/07(水) 23:23:23
今の季節は春昼後刻が似合う季節ですよね
他の季節で似合う話はありますか？

890 ：吾輩は名無しである：2010/04/08(木) 00:52:49
高野聖　冬
日本橋　春
歌行燈　秋
葛飾砂子　夏

**吾輩は名無しである** · 2023/08/14(月) 09:34:10.61

夏への扉

**吾輩は名無しである** · 2023/08/14(月) 09:51:58.74

夏物語
翻訳されてアメリカでも評判がいいらしい

**吾輩は名無しである** · 2023/08/28(月) 18:16:27.45

辻邦生「夏の砦」
小学館から電子書籍も出てるし

**吾輩は名無しである** · 2023/10/17(火) 13:27:30.32

あのレストラン、行ってみたいんだよね