今どきの作家の語学力について
ぶっちゃけ村上春樹クラスはいない。だって海外文学の翻訳をあまり見ないじゃん? 文学板では「語彙力」ってワード認めてないのか
もう語彙力とか底辺しか憧れない古い思想だけどな 語彙力と語学力は違うだろ?
語学力は語学力で語ろうぜ 翻訳する人が少ないから語学力が少ないと?
そもそも翻訳者と作家は別では?
村上春樹みたいな両方同じくらいの分量やってる人は珍しいし よく考えてみ?
作家たるもの海外の文学を原書で読まないでどうすんの?
日本の言葉しかわからんやつなんか井の中の蛙やで! 作家でさえ読まないのなら誰が読むというんや
もはや文系の大学院生くらいしかおらんな 概して今どきの作家が海外の文学の事情に疎いことは間違いないだろ。 現代文学で翻訳も兼ねてるってことかな
とりあえず仏文なら堀江敏幸、小野正嗣あたりが
浮かぶが
>>1さんが知ってる春樹以外で比較的語学力高い作家いたら教えてほしい >>10
その二人は知ってるよ、当然ね。
で?何だっけ?
おまえは何人知ってるかってw
思い当たらないからスレ立てたんだよ。 池上夏樹とかは
「今どきの作家」じゃなく
おっさんだしな。
山田詠美も。 平野啓一郎がサロメの翻訳やってる
なかなか良い訳だった 松田青子とか谷崎由依はよく翻訳してんじゃん
多和田もドイツ語ロシア語英語できんじゃないの?どの程度までかは不明だが 多和田葉子ちゃんは作風からして語学力が高いと思うけど翻訳はしてないのかな? >>16
数年前にカフカの「変身」の新訳を群像に書いてたけどそれ以外は特になかったと思う >>10
現状の現代文学が翻訳文学の役割を果たせる訳無いだろう。
適当なことを言ってるんじゃないよ。 >>18
翻訳文学の役割を果たせるとか書いた覚えはないが?
適当なことを言ってるんじゃないよ。 >>19
>>現代文学で翻訳も兼ねてるってことかな もう俺の負けでいいよ
インテリですごいですね!尊敬しちゃう
これからもその博識を生かして頑張ってくださいね
さようなら! 最近知ったのだが、ヴェルレーヌの名訳で知られる上田敏はフランス語がほとんど出来なかったとか
英語は当時としては天才的にできたんだけど、フランス詩やドイツ詩などは英語からの重訳で、辞書を引き引きの翻訳だそうである
何が言いたいかというと、結局、上田敏は日本語の達人だったということ
わすれなぐさ
ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみづあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし
はた、ことごとく、わすれゆく >>1 >>4
798 名無しさん@英語勉強中 2021/04/20 15:50:13.65 ID:
ちょっと傾注で検索してみると語彙力ドットコムが相変わらずクソみたいなデタラメ書いてんな
>使う場面もにている「傾注」と「注力」ですが、
>この違いは「傾注」は「気持ちを一点に集中すること」
>「注力」は「ある物事に力を入れること」
>となります。
>ですから、「傾注する」ということは、一つのことに全ての精神や力を集中させて行うということになります。
>それに対し、「注力する」というのは、その物事に力を入れる意味ではありますが、かならずしも全部の力を尽くしているとは限りません。
「傾注」の意味と使い方!「注力」との違いは?【類義語・対義語】|語彙力.com
https://goiryoku.com/keichu/
ねーからそんな使い分けw
「傾注」は
「(容器を傾けて中身を注ぐように)力や精神をあることに向ける」
という比喩表現であって、まあ「注力する」をもうちょっとかっこよく言い換えたような物だ
何にでも意味の違いや使い分けがあると思ってる低能はホントしょうもないな
588 無名草子さん 2021/04/21 12:03:29.05 ID:
いわゆる「高級語彙」ってやつだね。
硬めの文を書くときに使う難かしげな言葉だけど、
実際のところ「別の言葉だから当然、意味も違う」っていうわけではない。
484 吾輩は名無しである 2021/04/21 21:00:59.47 ID:
Googleで検索して上位に来るキュレーションメディアは底辺のアルバイトライターが書いている当てにならないサイト、常識。 >>1 >>4
116 名無し物書き@推敲中? 2021/04/21 21:57:46.86 ID:
よく考えるとさ、傾注だけで全力を向ける意味になるとすると
辞書の例文で出てる「全力を傾注する」って馬から落馬してない?
120 名無し物書き@推敲中? 2021/04/21 22:47:45.12 ID:
まあ「注力」が全力じゃないって言うなら「傾注」だって厳密には全力だとは言ってないからね
553 名無しは無慈悲な夜の女王 2021/04/27 15:01:16.32 ID:
つーか「語彙力が高い」って普通いろいろ同じ意味の言葉を知っていて
同じことをいくつもの言い方で表現できる事だろ?
重箱の隅をつついて意味の違いがある事にして
無理矢理に使い分けたら語彙力は下がるじゃん…
この語彙力.comってサイト、語彙力の意味が間違っててコンセプトから根本的に崩壊してる >無理矢理に使い分けたら語彙力は下がるじゃん…
わかる 心理学に精通していないと、優れた小説は書けない
人間性への卓越した洞察力や観察力という意味だ
まさに神の領域に迫るような
日本の作家は、おしなべてこの洞察力に欠け、
思考そのものが幼稚かつお花畑でお粗末
書く小説は、ことごとく薄ペラで、人間がまるでえがけていない >>25
全力を注ぐでいいじゃん
傾注なんて言葉わざわざ使う意味がわからない >>23
上田敏がフランス語が出来なかったのは意外、てか驚いた。
ヴェルレーヌの詩はあの人の名訳で鑑賞した。
訳詩者としては一流中の一流ですわ 語学力以前に日本語力がない
例えば「憮然」を「ブスッとした不機嫌な様子」
で使うヤツが多すぎる
というか実際はもうそっちの意味になってるから
今さら文学作品中で元の意味で使われても紛らわしいけど 作家が「真逆(まぎゃく)」とあたかも当たり前に喋っているとガッカリする
そこは「正反対」と言って欲しいなぁ
「真逆」は‘まさか’と本来の使い方をして欲しい 5ch全体がオワコンなんだから
細かいこというなよ 細かいこと言うやつが細かいこと言われると反発する
これがオワコンの縮図です GetNavi web
2022/10/22
25以上の言語を学んだノンフィクション作家・高野秀行が語る「語学の
魅力と学ぶ面白さ」とは?
僕がエピローグで書いている「ブリコラージュ(あり合わせの道具材料を用いて自分でものを作ること)学習法」は、
それに近いことを提唱しています。語学を体系的に広く満遍なく学習するのではなく、目的に特化して覚えて使うこと
です。この方法なら、今必要としているところで役に立ちます。
高野 やはり大学時代にコンゴに行ったときですね。リンガラ語に出会ったことで、現地の言葉も覚
えようとしたら覚えられるというのも知りました。
その言語も、本には繰り返し書いてますが「情報を伝える言語」「親しくなるための言語」の2種類があります。これ
らも今回、頭の中を整理して、自分がそんな風に使い分けていることに気づいたんですけどね。
ーー今の話の続きで、この2種類の言語が使えれば最強である「語学の二刀流」となります。その事実を
知ったことを本書で「語学ビッグバン」と名付けているんですね。
高野 そうです。その語学宇宙が広がり、ほかの語学も学ぶようになったら、語学の天才からはどんどん遠ざかってい
くんです……。悲しい事態ですよ。
ーーどんな言語であれ、自分が発した言葉が相手に通じた時っていうのは、気持ちいいものですか?
高野 気持ちいいですね。脳内物質が出ると思います。スポーツでいい記録が出た、試合に勝ったとか、美味しい料理
ができた、楽器が弾けるようになったなどに似ているんじゃないですかね。
高野 今は、新しい言語を練習するとき、ネイティブの話者に例文を話してもらった音声をリピートしています。それ
をスタンダードにするまでにかなり時間がかかりました。必ずそれをやるようになったのは40歳ぐらいです。
昔に比べたら、外国語を覚えるのはしんどいですよ。56歳になって記憶力が落ちてるどころか、記憶力ゼロからいかに
して覚えるかです。次回はもう少し工夫して、自分でカッチリしたテキストを作ってやりたいなと思います。 原文にあたるのは研究者だけでいいよ。極論いえば作家に語学力は不要 文豪の翻訳力―近現代日本の作家翻訳 谷崎潤一郎から村上春樹まで
井上 健【著】
武田ランダムハウスジャパン(2011/08発売)
序論(一)作家翻訳をいかに問題とすべきか
1 作家の翻訳という場
2 翻訳文学を先導するものとしての作家翻訳――再読『洛中書問』
3 作家翻訳と創造性の問題
4 翻訳学の展開と翻訳文学研究の課題
序論(二)戦後翻訳史の転回点と作家=翻訳家村上春樹の出発――1972−1982
1 戦後翻訳文学史における六〇年代と七〇年代
2 村上春樹のフィッツジェラルド体験
第二章 大正作家の翻訳
1 外国語と母語との間で:大正作家の翻訳
2 谷崎潤一郎訳トマス・ハーディー
3 佐藤春夫訳エドガー・アラン・ポー
4 芥川龍之介訳テオフィール・ゴーティエ
第三章 翻訳者としての詩人たち
1 「方便」としての翻訳――三好達治の翻訳
2 逐語訳から本歌取りとしての翻訳へ――立原道造訳テーオドール・シュトルム
3 ファンタジーを訳すには――堀口大学の訳業
第四章 戦後作家は何を訳そうとしたのか
1 幻想の叙法――中村真一郎訳ジェラール・ド・ネルヴァル
2 悪夢を訳す――長谷川四郎訳フランツ・カフカ
3 瑞々しくもしたたかな語りを訳す――三浦朱門訳ウイリアム・サロイヤン
4 音楽の予感――古井由吉訳ローベルト・ムージル
5 短篇小説翻訳作法――吉行淳之介訳ヘンリー・ミラー
6 「声」の再生――富岡多恵子訳ガートルード・スタイン
7 字幕から翻訳へ――池澤夏樹と世界文学
8 アンチヒーローの系譜を訳す――小島信夫訳バーナード・マラマッド
9 人称代名詞の間に――野坂昭如訳トルーマン・カポーティ 東アジア人だから、多言語を読み書きできる人は少ないんじゃ?