★日本の私小説を読む★
日本近代文学伝統の私小説ー明治・大正・昭和・平成・令和ー
五つの時代を経てきた今、このジャンルから何を読みうるのか、語りましょう
有名ではないが、とても良かった作品を披瀝し合うのも一興です >>1
すまんが初心者のために「私小説」の定義から教えてくれ。 悪いが、ここは初心者が来るスレではない
近代文学を読みこんだ玄人のためのスレ >>9
あなたのように近代文学を読み込んでいる玄人が少ないようだな。 >>15
>>11だが気長に10年待ってくれ。とりあえず蓮實の『私小説を読む』を読む。 私小説を読むは批評で扱われている作品を読んでなきゃ何の面白みもないよ >>17
順番逆かもしれないがいま蓮實を色々読んでいるところなんで。 ただ、その本で批評されている志賀直哉の『暗夜行路』は私小説ではない
『和解』は私小説だけど >>19
確かにそうだな。藤枝は一冊も読んでいないので楽しみにしている。 >>20
マジで読んでないと何もおもんないと思うよ
素直に読むのとは違った驚きを与えてくれるのがあの本なんで
評論の方だけを素直に読んでもあっそうなんだで終わる 今月、安岡章太郎の短篇集が岩波文庫から出たね
『ガラスの靴』は村上春樹が書いたと言われても、信じてしまう可愛い短篇
「あなた、熊がお魚かついで歩いてるの、見たことある?」 最近読んだのだったら車谷長吉の人生相談は面白かったな
西村賢太もこういうのやって欲しかったな まあ電気グルーブやYMOは童貞ではない。JRAPもどうかな。 何かこのスレ文物が残りますか。こういうものを文学書籍という。 私小説て文学じゃないんじゃないの 小1。 私書簡集とか私文書とかカルテ療法とかが
こんな文学なのに。 これは和歌物語文学として世界で有数です。評価高いのに。 日本文学における私小説は、ドイツ音楽における交響曲の位置にある
ハイドン=田山花袋
モーツァルト=川端康成
ベートーヴェン=太宰治
異論募集中 >>57
508吾輩は名無しである2023/03/18(土) 14:24:14.26ID:OO3SjK7e
>>507
ま〜だ言ってんのか(呆
何のために21 世紀の出版社スタッフが罰ゲームみたいな入力作業するんだよ?
素人ボランティアの青空文庫と間違えてんのか?
楽しい? >>56
この作品は個人全集を当たらないと読めないね
渋いのを選ぶなあ >>55
この作品は賞を取っているのに、講談社文芸文庫にはなぜか入っていない 西村賢太『やまいだれの歌』
この作家の代表作の一つである >>59
電子書籍はいちいち入力して作ってると思ってた馬鹿かwww
また蒸し返されたいのか? >>49
失笑を禁じ得ない
頭大丈夫ですかあ
>ま〜だ言ってんのか(呆
何のために21 世紀の出版社スタッフが罰ゲームみたいな入力作業するんだよ?
素人ボランティアの青空文庫と間違えてんのか?
>>65
一週間前の書き込みに顔真っ赤www
自分の悪行を批判する奴は皆同一人に見える病気のクズ
自分の文章見て吐き気してこない? 徳田秋声『仮装人物』
現在、文庫が古本しかないので、どこか増刷してほしい
岩波文庫版を新字新かなにして、新解説を現代女性作家に書いてもらいたい >>66
悔しくて顔真っ赤だぞw
文字入力お馬鹿さんwww ゴミどもがうるせーな、よそのスレにまでくだらん諍い持ち込むな
誰が見ても手入力とかぬかした無知蒙昧のアホジジイの一人負けだよ
はいこれで終わりな、解散しとけよ 映画の話ばかりが横行して蓮實の文芸論も語りたいらしいよ、私小説論とかも 蓮實の私小説論はフィクション論だからこことは相容れないと思われる フィクション論といえば蓮實の『赤の誘惑』半分も分からなかったな 瀧井孝作『無限抱擁』
私小説にして恋愛小説の最高峰
これを読まずして近代日本文学を語る資格なし 最近、瀧井孝作をいろいろ読んでいるが、
ゴツゴツした荒削りの文体だな 白江幸司
SNSでの発話やいろんな「生の断片」が開示される秩序は、
ストーリーテリングというよりは、生の発露をすれば文学に
なることができる&人が同一化し共感する&自分の行動履歴
を史料として残す、という企図の総体を担っていると見てい
るんだけど、それらは私小説秩序の現在形であると思われる
し(批評同人誌の何割かもその衝動が大きそう)、その種の
問いは『ストーリーが世界を滅ぼす』のようなマーケティン
グ論とSNS脅威のオピニオンでは処理しきれないと感じてい
る。
Mar 3, 2024 >>79
こんなのいまさらすぎねーか?本気で言ってるなら気づくの遅すぎるじゃね 映画.com
文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原
案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換
えて映画化した。
仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファ
ンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結
ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を
抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに
充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。
監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を
手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷
百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。
2024年製作/95分/R15+/日本
配給:BBB
劇場公開日:2024年5月11日 >>81
山嵜ってなんか見たけど全然面白くなかったんだよな。これは期待していいのか? 小倉不逞日乗
2015.05.23 Saturday
author : 老岡田純良
久々の気になる本――まとまり無し。
「宿敵関係にあった江藤淳と大江健三郎――。二人の文学者の履歴が同時並行的に進む」
「『同年、江藤は……』『その頃、大江は……』といった具合にシャッフルしながら」
「それだけではない。著者自身の履歴や読書史も随時混入されてゆく」
「一般的な伝記のスタンスとはだいぶ異なる。インタレストの対象に『私』も含まれる」
小谷野敦の自己撞着には日本人の私小説らしさがある。谷崎潤一郎や川端康成の評伝を綴
りつつ、その中に拭い難い執拗さで自分自身を塗り込めて行く。好悪などは別にして、やは
りそれが面白い。
面白いのは評者に加わった大澤聡(1978-)。その目線は、こちらと合う。楽しみな人だ。
大澤聡は、ここで小谷野敦の本篇だけでなく、その活動の総体を含めての新しい私小説創作
と言っている。これはその通りだと想う。
先日当地に降臨ましまして「相手を間違えた下らん妄言」を書き残した小谷野敦センセイ。
その内、自著には俺の悪口でも書いて呉れると嬉しいのだけれど。鳥井賀句センセイのよう
に。
コメント
自己撞着って自家撞着のことか? 返事もできないキチガイが。
| 小谷野敦 | 2015/05/26