いちおう、生得的な気質が、主人公の存在を規定しているので、
歳を重ねてもその人物の在り方は変わらない、というくらいの意味はあるだろう。
それがなんで、結果が原因で、原因が結果、だということなのかは、
意味不明である。
きっと、その手の言葉をつかうだけで、「そうなのか!」なんて
感心してくれる読者がいるのを経験上知っているのだろう。