>>112

ジェイムス・ボールドウィンにはアレックス・ヘイリーが書いたマルコムXについての小説をシナリオ化したOne day when I was lostがあり映画企画が一旦頓挫した後に書籍化された。アイダホ州立大学のブライアン・ノーマン准教授がこれについて論文を書き、タイトルにcloset screenplayというフレーズを使った。レーゼドラマがcloset dramaだから、まさにレーゼシナリオのことだ。
『摩天楼を夢みて(グレンギャリーグレンロス)』で有名なデヴィッド・マメットなどが脚色を試みた後に、スパイク・リー監督、デンゼル・ワシントン主演の『マルコムX』に結実した。遺族の希望によりボールドウィンの名はクレジットされなかった。

これ豆知識な。
安堂ホセ・ファンなら知っといた方がいいかも。