それよか、主人公が努力もしないで、魅力もあるんだかないんだかの人間なのに、ファストフード食べるみたいにパクパクと女の子やおばさんとセックスしまくれることが、やはり見過ごせない。
金払って風俗行くならいざ知らず、女ってこんなに簡単にセックスやらせてくれるもんなの?

同じ問題は、ミラン・クンデラにも当てはまる。
「存在の耐えられない軽さ」とか、政治亡命してる主人公が、ほぼ日替わりでセックスしまくる話。バイト先のご婦人といきなりセックス始めて、手探りで触った肛門の感触をリアルに描写されても、それがノーベル文学賞作家の小説になります、ってことにはならないだろ!