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【街とその】村上春樹【不確かな壁】Part2

0671吾輩は名無しである
垢版 |
2024/06/29(土) 17:56:21.97ID:6TNq7syA
三島由紀夫が予言した戦後の空っぽな日本を描いたんだろ
何も読めてねーなお前ら
0672吾輩は名無しである
垢版 |
2024/06/29(土) 18:25:57.57ID:Nr80YLxN
「街とその不確かな壁」

村上春樹氏の作品と出会ってから、はや30年近くが経ちます。今回手にしたこの作品は、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』の書き直し、あるいは続編のような位置づけとなるのでしょうか。

村上作品に貫かれる主題は不変のものを感じますが、表現は作品ごとに洗練され、少ない言葉で深い意味を伝える、削ぎ落とされた必要なものだけが残り澄んでいるような印象を受けました。かつては読みやすいポップな文体が特徴だと感じていましたが、近年は少し印象が変わってきたように思います。
既視感があるのは当然のことですが、過去の作品と比べて洗練され、老練さを増した言葉遣いを一つ一つ味わいながら、同時に『ハードボイルドワンダーランド』を読んでいた懐かしい過去を思い出しました。

何よりも、一人の作家が作品と共に歩み、変化していく姿をリアルタイムで体感できる喜びを噛み締めています。
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