感想ありがとうございます。説明不足な点などが多数あったようで顔から火が出そうです。
ちょっと細かくなりますが疑問等に応えていきたいと思います。


>>444

>>全体的によく纏まってるとは思うんだけど、何かこう…ご都合主義が多いように感じられる。
 改めて読み直すと「う〜ん?」となったところがありました。もっと練り込みが必要ですね。

>>人探しで質問しに来て喧嘩売る主人公は馬鹿なのか?と素で思ったし、
 このシーンはいわゆるお互い様でして、ニマルもディアもお互いに嫌い合っています。
 省略していますが、嫌っている相手(種族)から嫌悪の感情を向けられたので、ディアの感情が爆発したのが発端です。
 このシーンでは「人間とニマルの仲が悪い」というのを印象付けたかったのと、ラストのシーンに繋げるのが目的でした。

>>族長になろうかというのに人間との確執も知らんペルシャの物知らずもポカーンとなった。
 ニマルは人間とは積極的にかかわる種族ではないので、基本的に人間に関しては無知です。
 
>>ヴォルはどうやって真相を知ったの?
 ルナがやたらと塔を気にかけていたので「化け物みたいに強い師匠がそこまで気にかけるなんて何かある」と考え、
 世界中を回って調べている内に知ったという設定です。なぜ知ったのかまでは本筋に絡まないので描写はしませんでした。

>>ルナはともかく、人間はどうして使えない危険な塔を解体せず残したの?
「もしかしたら人間もルナと同じ気持ちだったのかもしれない」
「あるいはまだ何か利用できると思って残したのかもしれない」
 などなど、人間側の気持ちについては読者様の想像に任せました。

>>ルナは何で死にかねない術を、独りよがりの理由で主人公にかけたのか。
 ヴォルに挑んでも100%殺されるだけなので、ならば偽りでも幸せの中で死んだ方がいい、という独善的なものです。
 弟子の暴走はルナも責任を感じていまして、これが彼女なりにディアへの償いでした。
 ちなみにルナはディアが術を破るだけの心はない(見込みがない)と考えてかけています。

>>ていうか、世界そのものを意のままに操るようなものを、あんなに堂々と聳え立つ塔として建設して、
>>その上で世界が半分滅ぶような大事故、どれだけ隠そうとしてもバレるんじゃないだろうか…?
>>国家規模でやったことだろうし、希望のある内容は国民に広く知らせるだろうし、
 密かに行われたので無人の地域に建設されました。荒廃化した後、そこへ人々が集まって都市になったという状態です。
「大地が荒廃していく! なんで!?」→「女神さまの怒りに触れたからだ! お前らもっと信仰しろ!(ウソ)」
 こんな感じで広まりましたが、信じない者や疑う者もいました。そういう人たちを処刑するために天警隊が創られました。

>>復讐心がなくなったから強いってのは…どうなんだろうな。
 少し違います「強くなった」のではなく「戦い方が変わった」という状態です。
 省略してありますが、頑強な皮膚を持つ(強化できる)ヴォルには斬撃は通用しないのでディアは勝てませんでした。
 活人剣のスタイルは関節部など「繋ぎ目」の弱い部分を狙って撃つので、ヴォルにもダメージが通ったという状態です。
 本来は手足の骨や関節を攻撃したり、臓器などに衝撃を打ち込んで相手を無力化させるのがディアのスタイルです。
 ヴォルの身体を切れたのは、男塾が好きなので精神論的な物と思ってください。

>>また、この宗教団体の人は、勝手にべらべらしゃべった挙句、目立った活躍もなく死んで、
 ヴォルの死を飾るためになります。
 ペルの母が死んだのと同じシチュでペルが殺されそうになったので、姪を守って復讐の果てに死にました、と。
 ただダグラスに関してはまだ練り込みが必要な段階だと私も思います。天警隊=悪って印象を持たせるため他の場面でも出したかったのですが、まだ考え中です。

>>ストーリーは、非常にオーソドックスで、これといって破綻も目新しさもないという印象。
 ありがとうございます。破綻がないと評されただけでも十分です。
 見どころは読者サービスと種族を超えた絆とか感動狙いなので、文章の方で頑張って表現してみます。


>>445
>>女主人公ものは〜
私もあちこちでそう聞きまして、書き始めていいものかと二の足を踏んでいる状態でした。
閃乱カグラとかバレットガールズとか、女の子たちが活躍する作品もあるのであのあたりを見習ってメインキャラ全員女の子にした感じです。