>>540
主人公に目的をもたせるのはいいと思うんですが、その目的と、お話としての目的が乖離してしまっているのが残念です。
ただ、もったいねー!!とは思いました。

銀髪の美少女が教祖様でお母さんが連れ去られた悲しみよりもその美少女に魅入られたって、すごい魅力的じゃないですか!その美少女教祖が…。
それを読者が納得する筆力で描ききったらかなり魅力的になると思います。
他の方も言ってますが、面白いキャラとぶっこわれたキャラは違います。
甘いかもしれないですが、ぶっこわれたキャラじゃなくて面白いキャラにできると思います。
ただ、それだと主人公は教祖様になってしまいます。
それくらい教祖様強いです。動機に使うだけでは勿体無いです。読者の興味はどうしてもそっちに引っ張られます。いつ教祖様と対決するの?いつお母さんを取り返すの?となります。
そういえばお父さんは何をしているんだろう。
一人残されて、もしかしたら教団の魔手が伸ばされるかもしれないっていうのに。

でも、宗教ネタはNGなんですか…
ファンタジー世界にしちゃって、実際にその子は神様の生まれ変わりですくらいしてもいいくらいの魅力的な導入だとは思います。
それなら宗教ネタもよくならないかな?どうなんだろ。
ただ、それでも、主人公が教祖様に惚れたのにその宗教に入信しないのはおかしいですね。
偽の妹を作るよりは入信したほうが手っ取り早いと思うので。

あと思ったのですが、こういう魔法の本モノというのは、魔法の本のルールを探っていくのも一つの楽しみだと思います。
これはいいけど、これは駄目か、みたいな。
この話だと、本使った失敗がないんですよね。あ、これは駄目なんだ…というのも一つくらいはほしいです。

以上、元ネタとなったダイヤモンド・エイジが面白そうなので、面白そうな本を紹介してくれた感謝で書いてみました。とりとめなくて参考にならないかもしれないです。
厳しい意見が多いですが、それは書きたいと表明してるものと現れてるものが違うからです。
いちど、主人公と同じ立場になったら自分ならどうな気分になって、どう行動するか?自分がお父さんだったら、娘を、家族をどう守ろうとするか?
自分が敵役になったらどう動くか?目をつむって、ゆっくり考えてみてください。