(最後です)

ラノベにおいて、このテーマを浮き立たせるなら、こうなります

ラノベに超憧れる主人公がいる(これは既に描けているとしましょう)

ラノベ的なシチュエーションに出会う
(この作品におけるピラミッドとモンスター、さらにダブルヒロインとの出会いですよね)

主人公っぽくヒロインを助けようと戦いに身を投じる

ここで、この世界はラノベじゃなくて、厳しい現実世界なんだと思い知る
強いアイテムは手にするけど
モンスターに殴られたら死ぬほど痛いし、わずかでも傷つけられたら血が出る、
きっと腕がちぎれたらもう治らない(回復役なんていない)
運動不足なラノベ少年は刀を5回も振ればもうヘトヘト
そういう現実を知った時点でもう戦う気力なんてない、自分の命を守ることしか思いつかない
大切な人も目の前で死ぬけど、それより自分、自分、自分
なんだったら幼馴染みがいきなり殺されちゃったりして
阿鼻叫喚の中、助けてくれたのは警察とか自衛隊とか
無力感と罪悪感に主人公どん底

このどん底からどう立ち上がるのか、主人公!!

こう来るべきなんですよ
この後はツンデレなんていない、女の子に嫌われたら最後までキモイ奴扱いだとか
ラッキースケベもあるけどボコられて警察呼ばれるとか
ただしこれが面白いかどうかは知らない、きっとそこは作者さんの腕次第。

現状はただ異世界転生のアンチテーゼで「異世界がこっちに転生して来る話」をやりたいだけじゃねえかって思ったりします。

参考になれば幸いです。