虹色簪はヴィルが贈った事になっていても、作ったのは保護者ズって事になっているので
きちんと表向きの話を聞いている場合、次のヴィルの相手がもらえなくても当然なんだよね
その話を理解していても同等な簪がもらえないとごねるのはD子並だと思う

その上で、ヴィルにしてみればあの簪は、マインへの劣等感にフェルへの感情を極限まで刺激する事だよね
俺らやマインにはその自覚は無いけど、ユルゲン貴族的に、他の男の魔力を込めた装飾品を
常に身につけているというのは、その男の魔力に常に抱きしめられているのに等しく

更に簪が対外的にヴィルから贈られた物にされた理由も、ヴィルの立場を考えてのことでは無く
婿に行くフェルの立場を考えて、ヴィルにマインがお願いした(婚約者に他の男の為に頼む行為)

ヴィルの婚約者という点に関しては、マインもヴィルに対してKYの限りを尽くしている
もっとも、マインにしてみればフェルですらある意味年下で、ヴィルを男として見るなんて不可能だろうけど

この世界の女は、魔力的に強制的に相手を男と自覚させられる現象もありそうだけど
魔力差が大きすぎてそんな感覚も覚えなさそうだし