ゲオ様を正規ヒロインとして物語を書くと
ヒギンズの鷲は舞い降りたとか脱出航路みたいな
有能なつわものたちが壮大な作戦に打って出てその力量であと一歩まで成功に迫るが
不運により破滅に直面しそれでも最善を尽くしつつ命を散らしていく冒険物になるかもしれんね
それらの主人公同様、成功できてもそれが虚しいことまで内心理解してる描写もあれば完璧

地雷さんという特大の不運によって
出先の工作員を潰され奇襲を看破され足元を崩され排除した敵将が復活した上に
大領地の援軍まで引き入れられて主要戦力をことごとく撃破されたけど
入念な影武者の準備や慎重な現地行動によって待ち受けていた守備陣をかいくぐり
礎にこもるアウブに即死毒を投げ入れる奇襲をかけるところまで成功したんだよな
やっぱりゲオの立案能力実行力は有能以外の何物でもなかっただろ