>>767
差のつけ方というのが何についてなのかイマイチわからないけど、文章に関しての話なら、
神は細部に宿ると言うけど、個性も細部に宿るものだから、そういうところかな。
・どういう言葉を使うか、使わないか、
・何を描写して何を省くか
…など、言葉、事象、心理とか情景とかの描写の種類の取捨選択の集合体だ。
「赤い花」を書くときに、とにかく赤い花を細かく書く人と、赤い花以外をとことん描いて赤い花を際立たせる人と、
プロのやり方でも、いろいろあるわけよ。(高村薫と誰かのことだった気がするけど、うろ覚え)
ただ、あなたの場合はまだ、取捨選択といっても捨てられるほど書き込む体力がないようだから、
まずは、1本の長編を最後まで書き終わるとか、もしくは100のお題とかで短編を毎日書き続けるとか、
やりやすい方法で、とにかく文章を書くことに慣れるといいと思う。

内容に関しての話であれば、たとえばこの話なら「夢(正夢)」というガジェットで話を書く予定のようだけど、
それ1つだけだと通り一遍のどこかで見たような話になってしまうので、
そこに何か、夢に縁のなさそうなものを無理やり混ぜると、一風変わったものが出来ると思う。
アイディアの例を挙げてしまうと、あなたの発想の足枷になりかねないから、例は避けるね。

とか書いてみたけど、まあとりあえず、今のあなたの場合、上手に書くことよりも、
まずは自分が楽しく書いて、書く習慣と体力を身に付けるターンだと思うので、
いいんじゃないかな、好きな話を好きなように書いたら。
まずは、この話を完成させてみると、いろいろ自分なりの方法も見つかると思うよ。