アケキチさんが暴れてるので、文章が読みにくい理由も書いたほうがいいのかな。
全体的に
・描写がないので場所や時間が曖昧。
・視点の狂い(視点が曖昧)
・長文+倒置法(悪文の代表的なもの)
・言葉の使い方がおかしい

視点の狂いというのは、地の文章を誰が書いているのか曖昧ということ。
セリフを書くときには、誰のセリフかわかるように書くと思うけど
地の文もおなじなのよ。
これらによって、いつ、どこで、誰が、何をやっているのか。
が曖昧になる。だから読みにくく感じるわけね。

悪文の例だけど、まず冒頭ね。

>もう少しで息が切れる。(ナギサの内面)
>両足を必死に動かし、
>右手に持ったクラシックギターをバコバコと腿にぶつけながら全力疾走するナギサは、
>悟るように思った。(神様の説明文)

読み手としては、ナギサの内面からつづく文章であれば、
その後もナギサの心情なんだろうなと思って読むわけだけだ。
それが途中から神様の解説文に続くと「どこで語り手が変わったの?」という
違和感が生じるわけ。これが視点の狂いね。

文章は長文で、一つの文章の中に含まれる動詞が多い。
「動かす」、「ぶつける」、「疾走」、「悟る」。
こういう時には文章を分けた方がいい。
走る行為の重複は削れるだろうし。

一般には、運動などで、はぁはぁ言ってる状態のことを息が切れるというので
「もうすぐ」という使い方はしない(すでに息切れしているので)。
ギターを持って走っても、身体の脇にボディーがくるので、膝にはぶつからない。
とまぁ、冒頭だけでもかなりキズが目立つんだよね。

しかも倒置を使って「ナギサ」という主語を後ろに持っていってるので、
ナギサの何を強調したいのかが曖昧になっている。

「悟るように思った」内容が、「家に帰りたくない」では、悟ってないんじゃないかな?
ということで、冒頭は修正不可なくらいキズが大きい。