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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![76] [無断転載禁止]©2ch.net

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0001ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/07/14(金) 06:34:59.16ID:5yMhn4Yd
オリジナルの文章を随時募集中!

点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!

ここまでの最高得点は74点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![75]
https://mevius.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1496874307/
0551この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 10:00:08.09ID:fjp8GM/7
感想くれ。
0553この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 10:39:56.46ID:fjp8GM/7
名無しだ。
0557この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 11:38:45.04ID:fjp8GM/7
何者ぞ。
0558ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/07/31(月) 11:51:33.51ID:XgsyO1El
>>550
渇きの王は地球上最強の生物らしい!
味古乃国は二百年を費やして退治した!

とどのつまり、味古乃国が最強!
他国を寄せ付けない強さを有していた!
渇きの王と云う設定自体、不要に思えた!

渇きの王は何がしたかったのだろうか!(`・ω・´)
0559この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 12:09:39.31ID:fjp8GM/7
評価ありがと。
0560この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 12:21:23.27ID:WWWvenjP
>>550
最初の五行、惹きつけられました。
0561この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 13:45:45.15ID:fjp8GM/7
>>560
おお!!!
ありがとうです。
0562この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 15:28:12.50ID:FN3/VZBO
>渇きの王は何がしたかったのだろうか!(`・ω・´)

王「喉が渇いただけに決まってますやん」
0563この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 15:56:08.65ID:8ovk+Wjw
>王「喉が渇いただけに決まってますやん

塩水でっせ
よけい喉が渇きますやん
0564この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 16:12:18.40ID:Vl0r1V5S
あらすじですがよろしくお願いします
どこまで書いていいのかがわかりません。あらすじで書いたら駄目なものってありますか?


ごく普通の高校生、真壁悦司はある日バイク事故により命を落とし、異世界へ転生する。
空想世界の産物としか思っていなかった魔法とモンスターが存在する世界、マジカリアで生き抜くため、悦司は魔法学校へ入学する。
ある日魔法学校で体術の講義中、熟練の講師を組み伏せてしまい体術の才に目覚める。
悦司は魔法至上主義であるマジカリアで体術を生かし成り上がろうと決意するのであった。
0566この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 17:22:43.67ID:8ovk+Wjw
>>565
そらあかん
そない飲んだら爆発してしまいますがな
えっ、もう吹き飛びなはった
そら気の毒になあ
今度から気いつけなはれや
過ぎたるはなんとやらやで
0567ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/07/31(月) 18:07:11.08ID:XgsyO1El
>>564
粗筋は全てを書く!
転生の経緯が書かれているだけなので、
粗筋と云うよりは冒頭の説明に思える!

公募の粗筋も同じ!
勿体ぶった言い回しを排除して全てを書く!(`・ω・´)
0568この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 18:15:20.24ID:pmnpu1ZS
>>566
王「復活したやで。そもそもわしは最強生物やからなぁ、こんなことでは死ねへん。
だいたい、なんでわし渇いているのか、それをまず聞くのがスジやないのか?」
0569この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 18:51:08.82ID:Vl0r1V5S
>>567
ありがとうございます!全て記載し直しました!
ちなみにこのあらすじでなろう、カクヨム、アルファポリス、エブリスタに同時投稿するつもりです


あらすじ


ごく普通の高校生、真壁悦司はある日バイク事故により命を落とし、異世界へ転生する。

空想世界の産物としか思っていなかった魔法とモンスターが存在する世界、マジカリアで生き抜くため、悦司は魔法学校へ入学する。
しかし悦司は元地球人のため魔力の才がほとんど無く、劣等生のレッテルを貼られてしまう。
しかしある日、魔法学校で体術の講義中、熟練の講師を組み伏せてしまう。
悦司はこのことを研究、考察しマジカリアに住む生物は地球人より貧者な身体能力であることを突きとめる。
そこで悦司は魔法至上主義であるマジカリアで体術を生かし、魔法学校卒業後に魔法耐性のあるモンスター専門のハンターとして不動の地位を確立する。

一方で、強大な魔法耐性を持つモンスターの合成研究を秘密裏に行なう反社会組織「アマルガム」がマジカリア崩壊を狙い、合成幻獣「レギオン」を世に放つ。
最大級魔法攻撃や魔法兵器に無傷であるレギオンに悦司は単身立ち向かうも力負けし返り討ちにされる。
死にゆく悦司は最後の力を振り絞り、時間差爆裂魔法を悦司自身にかけさせ、レギオンを魔法耐性の薄い内部から破壊し相打ちする。

マジカリアは悦司の決死の活躍により崩壊の危機から脱し、後にマジカリアは悦司の名を取り、マーベッジと変わる。
0570この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 18:59:25.15ID:o6Hr5CYB
今度は固有名詞がちょっと多くなっちゃったかなという印象
でもさっきよりは断然面白そうに見える
0571この名無しがすごい!
垢版 |
2017/07/31(月) 19:36:00.05ID:FN3/VZBO
前のより断然良くなった
でもなあ、なろうとかの「あらすじ」は、言葉通りの「粗筋」ではなくて「紹介文」だからなあ
結末までは書かなくていいのではなかろうか

あと、細かい所だけど
>空想世界の産物
'世界'はいらない
0572この名無しがすごい!
垢版 |
2017/07/31(月) 19:36:14.14ID:fjp8GM/7
久しぶりに十六個連想法をやってみよう。

始めに思いついた十六個。
絵、絵画、描かない、ノーパソ、暗い、きつい、扇風機、熱い、
泳ぐ、夏、愛、二度目、ハードディスク、壊れる、上、終わる

この十六個の前から二個ずつから連想した八個。
住人B、黒ペン、天井、加熱、プール、恋愛、黒、天国

この八個の前から二個ずつから連想した四個。
いない、火事、裸、サタン

この四個の前から二個ずつから連想した二個。
死、女

この二個から連想した単語。
綾波レイ

ということで、記憶喪失した男の深層心理は、「死、女、綾波レイ」でした。

かなり恥ずかしい結果になったな。
なぜ、綾波レイなどを連想してしまったのか、
やけに印象深いキャラなのは確かだ。

みんなもやってみよう。ちょっとした心理ゲームだよ。
0575この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 21:23:24.89ID:+EBwTdTu
なろうだと結末書いてるのなんかないしな
というか4つのサイトに同時投稿って良かったっけ?
0577この名無しがすごい!
垢版 |
2017/07/31(月) 22:33:00.21ID:LScWRBY6
>>568
気軽に飲んで暇やさけ気軽に酸素と水素に分けてましたんやけどな
その方が体積減って収まりよおまっさかい
しかしまあ火ぃ入れられたらワヤですわ
0580この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 22:49:36.70ID:LScWRBY6
>>577
乾いてはるから乾きの王なんでっしゃろ?
多分最初はラムセス2世か棒鱈たいな感じちゃいますの
0583この名無しがすごい!
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2017/07/31(月) 23:35:43.34ID:Jfp980CH
>>574
店主の巧妙な説得シーンを描かなきゃストーリーにならないかと
0585この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 02:54:15.49ID:3N6gt5VH
>>583
その通りですね。うん。その通りだ。そこにもっと力を入れなければなりませんでした。ありがとうございます。
0586ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/01(火) 07:43:19.85ID:0c7/Dtdv
>>574
>しかし温暖化が加速する今、食料減は深刻な問題であります。
(温暖化が加速して食糧減になるのか! 温暖化が加速することで食料源の見直しが必要と云う意味なのか!
 「げん」の漢字によって意味が異なる! 変換ミスなのか、そうではないのか! 微妙なところである!)

>なんだこの黒いーー」
(クワガタの残骸なのだろうか! N氏は腹を満たしているので料理を平らげているように思える!
 その中にはトッピングで頼んだクワガタも含まれている! ネタバレしたあとなので、
 もう少し黒い物体について書いてもいいのではないだろうか!)

父親は認知症に罹っていた! トッピングのクワガタは出鱈目であった!
しかし、N氏は腹を満たして機嫌よく店を出たことが書かれている!
そうなると父親はボケていないように思える! あとから入ってきた息子がボケているのだろうか!
クワガタを提供したあとのN氏の状態を書かない方が良かったように思う!

クワガタを食べたN氏の状態が落ちを不安定にしていた67点!(`・ω・´)
0587この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 08:45:50.58ID:3N6gt5VH
ありがとうございます!とても勉強になります!
0588ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/01(火) 09:59:00.34ID:0c7/Dtdv
>>584
その少女、鋼鉄につき
>少女はまんべんの笑みで「はい!」と言うと〜
(「まんべんの笑み」と云う表現はない!
 「満面の笑み」と書きたかったのだろうか!)

説明口調が過ぎる! あざとい上に隠そうともしない!
シリアスとギャグが混ざっていて中途半端な印象を受けた!
作品のカラーを伝える出だしとしてはあまり良くない!

私は誰 −Side Nana
>陸は箸を取り味噌を一口啜る、と同時に飲んだ味噌汁を勢いよく吹いた。
(重複を嫌ったせいで少しおかしな一文となった! 「吹いた」は「噴いた」の方がよい!)
ワイの場合
陸は箸を取り味噌汁を一口啜る、と同時に勢いよく噴き出した。

説明口調が少し緩和された!
異世界の話だと思うのだが、例えがこちらの世界だと少し違和感を覚える!
前の章では男の身なりをローマ時代の兵士と例えていた!
この章では白い建物をサーフボードと云う表現を使っていた!

ここまでは読んだ!(`・ω・´) 時間が無くなった!
0589シャルノス ◆4GyPDwM6vc
垢版 |
2017/08/01(火) 11:48:09.29ID:yUzHcz0I
すみません添削お願いします!主人公は異世界転移で漆黒の異世界に飛んだという描写です……
もし駄目なら、どこが駄目か、もしくはどんな文章にすればみんなが読んでくれるのかの例文をよろしくお願いします!(o*。_。)o



「ん……夜か?ここは異世界か?」

俺は確かトラックに轢かれて死んだはずだった。なのに気がついたらまわりは真っ暗で何も見えない。

「ととりあえず落ち着け……素数を数えるんだ!1、2、3、5、7、11……」

「……よし、俺の名前は織田亜伎斗、高校1年生、服装は学ランみたいだ。よし記憶は大丈夫だな」

亜伎斗は身体を起こし周りを見渡す。周りは真っ暗だ。しかしよく見ると木や湖があるのがわかった。地面は舗装された道路でひんやりと冷たい。

亜伎斗は冷静に分析した後、立ち上がり、歩き出したーー
0590シャルノス ◆4GyPDwM6vc
垢版 |
2017/08/01(火) 11:55:57.78ID:yUzHcz0I
ちな、亜伎斗が素数を数え間違いているのは後々に伏線になる場所です
よろしくお願いします!
0591この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 15:01:02.89ID:7dYgybUD
>>589
これだけの文章で添削せよと、しかも例文まで所望とは。
ワイさんはAIじゃないぞ
0595591
垢版 |
2017/08/01(火) 15:35:41.93ID:kdhQQNdW
>>592
根拠はない
俺のゴーストがそう囁くんだよ
AIちゃうわ、とな
0597この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 15:43:56.55ID:M90orPf8
>>589
流石にこれはなぁ
全部削除して1から暗闇の描写を頑張るほうが
0598ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/01(火) 16:04:18.53ID:0c7/Dtdv
>>589
>「ん……夜か?ここは異世界か?」
>俺は確かトラックに轢かれて死んだはずだった。
(出だしから引っ掛かる! トラックに轢かれたとしても死を自覚できるのだろうか!
 トラックに轢かれて気絶! 目を覚ますと夜になっていた、と云うパターンは一切、頭に過らないのか!)

>亜伎斗は身体を起こし周りを見渡す。周りは真っ暗だ。しかしよく見ると木や湖があるのがわかった。
(俺と書かれていたので一人称と思いきや、亜伎斗と三人称のような文体になっていた!
 周りは真っ暗と書きながら、よく見ると木や湖を視認できた!
 漆黒なのか、薄暗いのか、仄明るいのか、よくわからない描写になっていた!)

トラックに轢かれた後、意識が戻ると辺りは暗かった!
道路にいて周囲には木や湖があった!
異世界の要素が感じられないので轢かれた現場にいるように感じる!

全てを書き直した方がよい!(`・ω・´)
0599ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
垢版 |
2017/08/01(火) 16:45:51.24ID:0c7/Dtdv
>>589
 ひんやりとした冷たさを背中に感じる。引き剥がすようにして上体を起こした。
 俺は意図して瞬きを繰り返す。瞼はちゃんと機能していた。
「……暗いな」
 大きく目を見開いたが、何も見えない。闇が音を吸収しているのか。無音であった。
 片方の膝を立てて、その上に肘を突く。手の甲に顎を乗せた姿で闇と向き合った。
 視線の先が柔らかく渦を巻いているように感じる。連動するかのように周囲が悩ましげに蠢く。
「あれは……」
 闇から道が浮上した。周囲の暗闇の成分が薄まり、捩じれた樹やタールを流し込んだような湖が薄っすらと認識できた。
 俺は立ち上がった。深呼吸を試みる。頭の芯が程良く冷えた。
「……俺はトラックに轢かれたのか」
 適当に手足を動かした。痛みを伴うことはなかった。
 不思議に思いながらも俺は前を見据えて歩き出した。

ワイなりの冒頭!(`・ω・´) 執筆に戻る!
0600この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 19:55:28.85ID:ZYIcH5Kh
>>589

>「ん……夜か?ここは異世界か?」
地球では、ふつう死んだら天国か地獄か「ここはどこ?」と考えます
死んだら異世界という発想をするのは、なろう界という異世界の住人だけです

> 俺は確かトラックに轢かれて死んだはずだった。なのに気がついたらまわりは真っ暗で何も見えない。
「なのに真っ暗」の意味がわからない。「死んだら異世界のはずなのに」という意味なのだろうか

> 「ととりあえず落ち着け……素数を数えるんだ!1、2、3、5、7、11……」
落ち着くまえに、慌てる必要もない。死んだ人間がなぜこんなにテンションが高いのだろう

> 「……よし、俺の名前は織田亜伎斗、高校1年生、服装は学ランみたいだ。よし記憶は大丈夫だな」
自分の着ている服を「学ランだ」ならともかく「みたいだ」というのは、記憶が大丈夫じゃないんではなかろうか

> 亜伎斗は身体を起こし周りを見渡す。周りは真っ暗だ。しかしよく見ると木や湖があるのがわかった。地面は舗装された道路でひんやりと冷たい。
一人称から急に三人称。
それにしても、よく見ないと木や湖も見えないというのは、星明りすらない本当に真っ暗な世界なんだね

> 亜伎斗は冷静に分析した後、立ち上がり、歩き出したーー
冷静すぎる気はするけど、まあいいでしょう。
「歩き出したーー 」と、なぜいきなり歌い出す?


以上を踏まえての、例文

「ん……」
 目を覚ました亜伎斗は、自分が真っ暗な世界にいることに気付いた。
「ああ…死後の世界って、やっぱりこんなものか。光も何もない…ただ意識だけがあるって感じだな」
 何も思い出せない。思い出す必要もない。ただ、自分は死んだのだということだけは、はっきりと覚えている。

 亜伎斗は、暫くそうしてぼんやりと考えていたが、次第に頭がはっきりしてくるにつれて、妙な違和感を感じるようになってきた。
 背中が…硬い?
 頬に…ほんのわずかだが、風を感じる?
 今まで、死後の世界だと思っていたこの場所が、いきなり現実感を漂わせてきた。

 まさか、まさか、まさか……。
 心臓が、バクバクと音を立て始める。
 心臓だと?!

 亜伎斗はガバッと起き上がった。
「ここはどこだ!……どこなんだ!」
 頭を振り、記憶を呼び覚ます。
 そうだ、俺は確かトラックに轢かれて死んだはずだった。なのに、どうしてこんな所にいる!

「ととりあえず落ち着け……。素数を数えるんだ。1、2、3、5、7、11……よし」
「俺の名前は織田亜伎斗、高校1年生。俺が着ているのは、学ランだ。よし、記憶は大丈夫だな」

 周りを見渡す。本当に真っ暗だ。
 しかし目を凝らしてよく見ると、木や湖があるのがわかった。地面は舗装された道路のようで、ひんやりと冷たい。

 とにかく、いつまでもここに寝ているわけにはいかない。
 冷静さを取り戻した亜伎斗は、ゆっくりと立ち上がり、歩き出した。


でもこれだと、全然なろうっぽくないかなあ
0601この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 20:15:02.05ID:xT2hXuzm
なろう下位文章からなろう上位文章になってるから大丈夫
0602この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 20:24:10.09ID:RGxOgCZg
ワイ杯マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
0603この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 20:24:59.19ID:ZYIcH5Kh
>>601
そうですかありがとう
持ち前の屁理屈っぽいクドさを消しきれてない気がしたんだけど、大丈夫でしたか
0604この名無しがすごい!
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2017/08/01(火) 21:30:06.01ID:g3EuLeef
すいません。
スランプ酷いんでアホな文章書きたいだけなんです。評価は結構です。無視して下さい。

「her」

彼女の目は潤んでいた。
茶色がかかった深い色は哀願の光を帯びていた。
もちろん俺は容赦しない。
四つん這いの肢体を、首根っこから押さえ付ける。

彼女は身をくねらせて、抵抗の意思を示した。
だが、俺は馬乗りになり、組伏せる。
「大人しくしろよ、痛くしないから」
そう、痛くするつもりはなかった。

彼女の咽から哀願が漏れた。
同情が胸を痛める。
美しいその姿を、ほぼ丸裸にされる屈辱。
「大丈夫だ。とにかく、大人しくするんだ」
俺だって手慣れてない。
初めてだからだ。

夏の日射しが白く、俺たちを照らす。
……迷ってるのは俺だ。
覚悟を決めろ。

……しかし、彼女は出血した。
薄紅色のそこから、鮮やかな赤を垂らし、傷みに悶え鳴く。

……無理だ。
俺はもう無理だ。

「かーさーん! 桃子、血ーでた! きっちゃったよー!」
母が俺を見にきた。
あらあら、という顔をしている。

彼女……桃子は5歳の、外飼いの雑種犬だ。
雑種なのに毛がとても長い。
うたた寝していると毛糸の塊に見えたりする。
冬はそれでいい。毛が温かいからだ。
だけど、夏になると、毛を切ってやらないと、
体調を崩す。
そして、切るときは漏れなく抵抗する。
毎年母がやるのだが、今年は何故か、俺がやれと言われた。

「もー、こーいうのは手早くやってあげないとねー」
迷いなく桃子の毛を刈り込む母の姿に、その鮮やかな鋏の動きに、俺は落ち込む。
すまん、桃子。
来年はちゃんと刈ってやるからな。
0606この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 21:53:05.36ID:3N6gt5VH
>>604
いや、案外面白かった。せっかくなら評価してもらったらいかが?
0607この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:01:11.78ID:g3EuLeef
>>606
ありがとう(*´ω`*)
じゃ、じゃあ文章だけ…おねしゃす…_(._.)_
>>604


しかしハードボイルドな連載書いててスランプな時に
アホな文章だけが浮かんでくるんですがのって、
どういう症状なんだろうね。
0608この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:02:09.52ID:3N6gt5VH
>>604
首根っこが、若干動物感でてるな。もっと女性感が欲しいな。あと、
「大人しくしろよ。さっさと済ませたいんだから」
にして、
そう。痛くするつもりはなかった。は無くす。
のほうが、ドキドキする。私個人の意見。
0609この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:07:51.26ID:3N6gt5VH
>>607
連載を頑張っている証拠なのでしょう。
0610この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:16:05.93ID:vNCZfBn5
「ん……夜か? これは……もしかして……!」

俺様は確かトラックに轢かれたはずだった。なのに気がついたらまわりは真っ暗で何も見えない。

「……やはり! いや、とりあえず落ち着け……お股の毛を数えるんだ! 1、2、3、5、7、11……」

「……うん、毛の本数なんて適当でよいのさ。俺様の名前は織田亜伎斗、高校1年生、今日の下着は金色刺繍の白ブリーフ……うん、記憶は大丈夫だな」

俺様こと亜伎斗――アヤポンと呼んでくれ――は身体を起こし周りを見渡す。周りは宵闇のような暗さだ。
しかしよく見ると人の形をした変な木や、水面から目まで出している女神が鼻から空気をプクプク吐き出しながらこちらを伺っているちっぽけな湖があるのがわかった。
地面はヒトデとかアンモナイトみたいなのが一緒に固められて舗装されたような道路でひんやりと冷たい。

俺様は冷静さを装いながら、立ち上がり、歩き出したーー。
歩きながら思いが込み上げてくる。
「キタ、これは間違いなくフラグ成立。これは俺様お気に入りの小説サイトでよく見かけるアレだ。俺様ってばこの異世界に転生したことによって何か特別な能力に目覚めるアレだな」
「そんでもってチートだな。うん、反則って言葉も空しく響くほどの超能力発動! 俺様はこの世界の勝ち組みだッ!」

それから五分も歩かないうちに、俺様は少女と出会った。
よくよく見ると若い頃のかあちゃんだった。
「アヤポン、今すぐわたしにディープキスをしないとあなたは現実に戻されますよ」
いきなりの二択。これを乗り切る超能力はよ。
0611この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:17:28.01ID:g3EuLeef
>>608
おおお!
どえす鬼畜描写になりますね!
小説ならではのミスリードが好きなのですが、
中々かくきかいが無いので楽しかったですw

>>609
ありがとう(。>д<)
0612600
垢版 |
2017/08/01(火) 22:21:00.05ID:cyRt0YnU
>>605
いや、俺もなろう底辺ですよ。テンプレが書けないし
でも、今日のこれのおかげで、もしかして俺にもテンプレ書けるかもとちょっとワクワクしてきた

>>607
>どういう症状なんだろうね。
極めて正常だと思います
0613この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:22:13.92ID:3N6gt5VH
>>610
これイケるw
0614この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/01(火) 22:37:34.57ID:cyRt0YnU
>>610
 ここで俺のチートスキル、現実逃避インフィニティが発動した。
[[まさか、お母さんがこんな場所にいるはずないじゃないですか。今あなたの目の前に立っているのは、学年一の美少女、匙原瑠乃さんですよ]]
 俺様は、彼女に飛びかかった。
0616この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 02:45:20.79ID:0zlDvW3Q
僕たちにはきっと、知らない方が幸せなことがもっとたくさん存在するんだと思う。
たとえば相手が自分のことをどう思っているのかとか、周りの人間に対してどんな感情を抱いているのか、とか。
一度でもそれを知ってしまえば、相手との関係を続けられなくなってしまう可能性がある。だから当人も、それを知られないように心の内側へ隠しこんでいる。

だけど僕には、親しくなった相手の心の声が聞こえてしまう。

それは僕がまだずっと幼い頃、交通事故によって死にかけた時に発症した力だった。まるで風邪のウイルスに感染したかのようにひっそりと、だけど治ることもせずに未だ僕の心をむしばみ続けている。
その声は、否応無しに頭の中へ響いてきた。一つの取捨選択もすることができずに、まるで会話の一部であるかのように。
ある人は、口では成功した相手のことを褒め称えていたのに、心の底ではその成功に深い嫉妬を向けていた。
またある人は、友達であるはずの人間を汚い言葉で見下していた。
知らなきゃよかったことなんて、手に余るほどにたくさんある。それを知りたくなかったから、僕は僕自身の耳を塞ごうとした。
誰とも親しくならないようにすることを心がけた。
だけど、それを決心することは出来なかった。
何度も親しい人を作り続けては、そのたびに後悔をし続けている。決心が出来なかったのはきっと、あの交通事故に遭った日に、そういう人もいるのだということを知ってしまったから。
それを知ったりしなければ、僕の心はもうとっくに打ちひしがれていた。
それはもしかすると、知らない方が幸せなことだったのかもしれない。何も知らずにいれば、傷つかずに一人で生きていくことが出来たんだから。
いつの間にか高校二年になっていた僕は、夏の長期休みを境に、家の都合でしばらく住んでいた土地を離れることになった。
元々住んでいた場所に、後悔や未練はない。むしろ一度人間関係をリセット出来るのを、いい気分転換だと思っていた。
もしかすると新たな地へ行けば、何かを変えられるかもしれないから。小さな出会いが、ふとしたところに偶然転がっているかもしれない。
そういう些細な願いが誰かに通じたのか、僕は新たな場所でとある女の子と出会った。
夏休み明けの気だるい雰囲気に満ちた教室。
柊春樹という名前が書かれた黒板の前に立って、簡単な自己紹介を終えた僕。
不意に、一番前の席に座っている女の子と目が合った。
彼女は僕から目をそらさず、驚いたように大きな瞳を丸めてただジッと見つめてくる。
髪の長い童顔の女の子。一見したら中学生と間違われそうな小柄な彼女は、しっかりとこの学校の白い制服を着ている。
彼女は椅子を引かずに音を鳴らさず、ただ静かに立ち上がった。僕の隣にいる担任は、その行動に一切の関心を示さず、同様に周りのクラスメイトたちも視線すらそちらへ向けない。
0618ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 07:25:14.63ID:ik+soh9j
>>584
暗中 −Side Nana
>奈々は足早に駆け寄るとドアノブを回して押した。
(足早に駆け寄ることはできない! 「歩く、走る」のどちらか一方を選んだ方がよい!)

>「気をつけてください。大抵のものは貫通するので」
(主人公は光線を放つ! 男は煙幕を張って逃げ延びた!
 逃げる手段で煙幕を使うのは構わない! しかし大抵の物を貫く光線をどのようにして防いだのか!)

文中に奈々が頻発する!
目に煩いので削った方がよい!

戦場に生きる少女 −Side Tsurugi
>斬り飛ばされた顔がじっとりとしたるような嫌な笑みを浮かべている。
(脱字なのだろうか!)

>剣城は鞘を拾うと刀を納め、真中学園に向かってゆっくりと歩いていった。
(剣城とは誰なのか! 刀を振るっていた人物の名前は守崎鶴祇である!)

相手の能力がよくわからない!
不死ではないように思える! 攻撃手段も無さそうなので登場の意味がわからない!
鶴祇は蓮武の行動で助けられた! それでいて足手纏いであると本人に伝える!
行動と言葉が噛み合っていないように見えた!

リセット −Side Nana
>驚きとも呆れとも表情で鶴祇が奈々を見る。
(言葉が足りないように見える!)

記憶を奪われると云う物体が奈々を掠めた!
場面が変わって朝の様子が描かれる!
時間が巻き戻ったような書き方になっていた!
0619ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 07:25:50.32ID:ik+soh9j
底辺 −Side Nana
話が混迷を深めてきた!
奈々の記憶を奪っただけであれば周囲に変化はないはず!
博士まで記憶を失った様子で奈々に通学を勧める!

透明少女 −Side Tsurugi
>鶴祇も抵抗はするが、既に疲弊しきった少女の手足には大人に抗えるだけの力は残っていない。
(男二人の銃弾を躱していたのだが! 行動と言葉の間にズレが生じている!)

>まんべんの笑みでパフェからクリームを掬った。
(二回目!)

>「……1層が消えてことですか?」
(会話文がぎこちない!)

>「おそらくほとんどの人々が記憶の改竄を受けている。
(記憶を奪われるだけではないのか! 改竄は後付けの設定なのか! よくわからない展開になってきた!)

>片方の男が冷やかすような表情で後ろを向いた瞬間に、鶴宮前は素早くナイフを横に振った。
(鶴宮前とは!)

>ものの数秒で男たちの顔色は俺たち窒息したように青ざめていく。
(日本語がおかしい!)

>宮前は二つ返事で返すと再びコップを手に取り、乾いた布で吹き始めた。
(拭き始めた!)

書かれていた全てを読んだ!
奈々の存在がわからない! 博士の目的もわからない!
個々の人物の行動原理もはっきりとしない!
組織に所属する者は誰かの指示で動いているのだろうが、
実際は個人が入り乱れて戦うバトルロイヤルに近い!
最後の喫茶店の件は東京○種を彷彿とさせる!
説明と行動が伴わない、矛盾して見えるところが多々ある!

回が進む程に謎が増えて読むことに辛さを覚える!
文章の量と登場人物の数が合っていないように思える!
圧倒的に人物が多い! 説明はあまりなく、早い展開で話が進む!
その過程で忘れられる人物も出てくることだろう!
もう少し人物の背景に光を当てて、行動を明確にした方が読み易いと思う!

ワイの感想!(`・ω・´)
0620ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 07:33:24.99ID:ik+soh9j
>>604
主人公の年齢が気になる!
内面の語りでは大人びていた!
母親を呼ぶ段では子供に思える!
どのような人物なのか、少し気になった!

それと鋏ではなくてバリカンで刈ればいいのでは?(`・ω・´)
0621ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 07:44:24.59ID:ik+soh9j
>>616
>知らなきゃよかったことなんて、手に余るほどにたくさんある。
(「手に余る」は「手に負えない」と云う意味なので数の多さを表す言葉ではない!)

>誰とも親しくならないようにすることを心がけた。
>だけど、それを決心することは出来なかった。
(要するに親しくならないように心掛けることをしなかったと云う意味なのか!)

>決心が出来なかったのはきっと、あの交通事故に遭った日に、そういう人もいるのだということを知ってしまったから。
(この一文は後々の伏線なのだろうか!)

話が途中で終わっていた!
サトリの亜種に思えるので目新しい設定ではない!

話の善し悪しは展開次第!(`・ω・´)
0622この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 08:06:48.58ID:zYk6puZI
>>620
ありがとうございます(*´ω`*)
中学生です。
俺の昔の体験を元に書いたんですが、
家が貧乏だったので、犬用バリカン買えません
でしたorz

そうか、バリカンという手があったのか笑
0623この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 08:52:47.81ID:0zlDvW3Q
>>621
『知らなきゃよかったことなんて、手に負えないほどたくさんある』という意味では通じないでしょうか!
最序盤の導入を指摘してもらいたくて投稿してみました。ありがとうございます!
0624ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 09:21:34.51ID:ik+soh9j
>知らなきゃよかったことなんて、手に余るほどにたくさんある。

改めて見てもやはり引っ掛かる!
手に余るは処理が困難なことを表している!
知らなくていいことはたくさんある、と云う意味に処理は含まれていない!
前後で微妙に意味が噛み合っていないせいで引っ掛かったと思われる!

今回の話では知りたくないのに知ってしまう、と云う意味になるので、
「知らなきゃよかったことは山ほどある」とした方がいいだろう!

ワイの考え!(`・ω・´)
0625この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 09:35:47.73ID:0zlDvW3Q
>>624
たしかに山ほどあるの方がいいかもしれません!ありがとうございます!
ちなみに点数化すると何点ぐらいですかね?
0626ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 10:32:18.34ID:ik+soh9j
>>616
一人称の文章! 口語体に近い状態で書かれている!
読み易い部分は加点になるが、それ以外で評価できる部分は少ない!
内容で読ませる話に思える! 現段階で点数を付けると67点前後になるだろう!

さて、書くか!(`・ω・´)
0627この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 14:34:18.80ID:+u9UXjXL
前回見てもらったものを書き直して、おおよそ3倍にしたんですが、再度見てもらうのって可能でしょうか?
0629ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE
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2017/08/02(水) 14:49:43.94ID:ik+soh9j
>>627
書かれた内容から考えると別物のような気がする!
>>1のルールに則っていればよい!

今は少し忙しいが!(`・ω・´)
0630この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 16:30:08.85ID:jDdpLXGW
>>629
ワイさんはいつ頃までお忙しいのですか?
0633この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 19:03:37.54ID:ySwRbA4e
どなたかあらすじについて手直しをよろしくお願いします。
記憶を取られた主人公が、金属が各場所に存在する世界で記憶を取り戻すため旅をする話です
俺的にあらすじが一番難しくて全くわかりません、本当に助けてください

――あらすじ

主人公山神圭一はいつも通りベットの上で目覚める。しかし周りは見たことがない異世界だった。

周りは見たことがない、金色に輝く湖に銅色の土だ。よく見たら本物の金と銅だ。それに雑草は翡翠だ。

なんで俺はこんな場所に……いや、そもそも俺は誰だ?

圭一は記憶喪失になっていた。記憶が剥ぎ取られたようなイメージだけはあるが、それだけしか手掛かりはない。

金属の配置が狂っている異世界で圭一は記憶を奪った人物を突き止めるべく、同じく転移してきた記憶喪失の仲間と旅に出るのであった……
0634この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 19:05:15.91ID:ySwRbA4e
ちなみになろうで書くつもりなのであらすじは結果とかの全てを書きません
0635この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 19:42:24.61ID:g78vJYmQ
――あらすじ
山神圭一はいつも通りいつものベットの上で普通に目覚める君と同じ年齢ぐらいの普通の男の子。
しかし今日は朝から普通じゃない。周りは見たことがない異世界が広がっていた。

普通ではお目に掛かれない、金色に輝く湖、銅色の土。よく見たら本物の金と銅だ。それに雑草は翡翠。

「なんで俺はこんな場所に……いや、そもそも俺は誰だ?
たぶん俺はとんでもない金持ちか、とてつもない田舎者だろう。
いつも通り目覚めたら一番に湖とか土とか雑草が見えて、すぐに確認に行けるからな」

圭一は記憶喪失になっていた。記憶が剥ぎ取られたようなイメージだけはあるが、それだけしか手掛かりはない。

金属の配置が狂っている異世界で圭一は記憶を奪った人物を突き止めるべく、同じく転移してきた記憶喪失の仲間、犬男、猿彦、キジムニャアと一緒に旅に出るのであった……。


ガチでは
k1君が目覚めると、あたりは金属ばかりで構成された異様な世界だった。
k1は何故そんなことになってしまったのかを思い出そうとするが、どうやら一切の記憶を失っているらしい。
唯一の手がかりは、何者かに記憶を剥ぎ取られたというかすかな「記憶」←
k1はその異様な世界の中で、同じように記憶を剥ぎ取られたという境遇の「仲間」と出会う。
失われた記憶と、この異世界の謎を追い求める旅が始まった……。
全部で24話あります。

頑張ってください。
0636この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 20:00:13.99ID:/zZnks3v
普通ではお目に掛かれない、硝酸に輝く腋、完結の丘。よく見たら退会の武士の道だ。それに三木が感想返し。
0637この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 20:39:35.98ID:zYk6puZI
本気で気になさらず。感想も評価も、こんな話書いて恥ずかしいので結構です。
あらすじ見てたら浮かびました。
「ケーキ」
俺はコルベットのボンネットで目が覚めた。
コルベットはお気に入りだ。
しかしここまでの記憶は無い。辺りを見回して、「異世界かよ?」
と呟きたくなるほどの光景に眉をひそめる。
俺の前には、金色に輝く丘があった。
奇妙なほど完全な半球体。いや、これは丘じゃねえ。巨大なスフレチーズケーキだ。
近づいて、恐る恐るちぎり、口に含む。
甘い。しかし焼き加減も甘い。
これは塩入れるのも忘れてるな。甘さがぼやけている。
妻の焼くケーキみてえだ。
しかしなんで俺はこんな場所に……いや、そもそも俺は何で結婚なんかしたんだ?
ただで飯作って洗濯とかしてくれる女が欲しかったのか?
確かに俺には幻想があった。
女っつうのは砂糖みたいなもんで出来ていて、週末にはうっまいケーキ焼いてくれるもんだとばっかり思っていた。
若かったあの頃は虫歯しか恐くなかった。
どうやら俺は記憶喪失になっているらしい。
俺の名前記も、妻の顔も思い出せん。
いや、思い出したくねえのか?
例えば、劣化しまくったから記憶から消したい、とかか?
しかし俺だって妻のことは言えないかもしれん。
何となく頭を掻いたら、毛がたくさん抜けた。
頭皮に限界が来ている。
そんな現実から逃避したくて、俺はこんなとこに来たのか?くっそ。思い出せねえ。
うんうん唸り続けて、やっと思い出したのは、妻の歯並びだ。整っていた。顔はわかんねえ。
それから、ご無沙汰な夫婦生活に業を煮やした妻に、
パジャマを剥ぎ取られたこっわい記憶とかも甦る。
俺もムスコも生まれたての小鹿みてえに震えちまってた。顔はやっぱり、暗くて見えなかったなあ。
並びが良い歯だけが光ってた。
……くっだらねえことは覚えてんだよなあ。
記憶の配置が本当に狂ってやがる。
とりあえず、もっと回りを探検せねば、と思ったら、コルベットのボンネットが、どかん!  と開いた。
俺はたまげて尻餅を着いた。天使が現れる。
おでこに前髪がくるん、とまかさってる、くりくりお目目の天使だ。
安っぽい羽根がパタパタして、仮装大会みてえだぜ。
「貴方は死にました。このままですと、天国行きです」
「まじかよ、照れるな」
俺は頭を掻いた。また髪が抜ける。天使は踊った。
「ですが、戻れます。生き返れます。今ならね」
俺はあぐらをかく。
「戻っても、どーせつまんねーんだろ」
「奥様が喜ぶだけですね。今泣いてます」
……。
「帰るわ。戻してくれ」
俺は立ち上がり、薄い頭髪を、手櫛で整えた。
やっぱり髪が抜けた。
「それは愛って奴ですか」
首を傾げやがった天使の言葉を、全力で否定する。
「ちげーよ。ケーキ焼く時は塩入れろ! てな。言い足りなかった。それを思い出しただけだ」
天使はワケが分からない、て顔をしたが、関係ねえ。
これは、俺と妻のバトルだ。俺らのことを知らねえやつは、黙ってろよ、すっとこどっこい!
てか、待ってろよ、妻。
俺が手本でケーキ焼いてやる。おめえが真似したくなるよーな、うっまいヤツをな……!!
0638この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:03:37.14ID:4GWjt8JE
>>637
ごめん。面白いわ。ほんと。
すげーな。さらっと思いつくもんなんかな。
いや、君のはなし読んでると、自分が書く意味が無くなってしまう。
これを読めれば俺は幸せやて。
自分が書かないかん理由が全て吹っ飛んでしまうw
軽く嫉妬
0639この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:11:26.28ID:zYk6puZI
>>638
ありがとう(*´ω`*)
でも違うのです。
これはスランプの逃避なのです。
抜けれない、抜けれないんだよお……!!
スランプがorz

てことで、あまり気になさらず(*´ω`*)b
0640この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:16:26.21ID:jDdpLXGW
>>638
諦めてはいけないよ。諦めたらそこで夢は終わるんだ。
夢が終わるって事は、やりがいがなくなるって事なんだ。
それって、なんて言うか悲しいって事なんだ。
つまりは、虚しいって事なんだ。
想像してごらん。
虚しいってさ、悲しくないかな。
やりがい、欲しくない?
あ、今頷いたよね。
もう言わなくてもわかるよね。
夢、追いかけようよ。
僕らといっしょにさ!
0641この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:17:01.70ID:Xjo6fL5O
 日差しの厳しい中、美世はきょろきょろしながら歩道を歩いてきて立ち止まり、手でひさしを作って太陽の方向と近い位置にある看板を見上げた。吉田ジムと書かれているのを確認して
スモークガラスに顔を近づけ、両手で視界を囲んだ。動き回るボクサーと、パンパンという篭った音が聞こえる。玄関に回ると、自動ドアが開いてミットやサンドバックの打撃音が鮮明になり、靴の軋む音が聞こえた。
 2ヶ月ここに通っていた泰蔵が基礎をある程度覚えて今日から軽いスパーリングをしてもらえると自慢げに言っていたので様子を見に来たのだ。朝はいくつかのメニューをこなして昼飯前にやると言っていたのでその時刻に合わせた。

「ええか泰蔵、商売人はどこかの地点で武力を持たなあかん、商売人は儲ける、儲けたらそれ狙うやつがおる、なのに武力を持たんかったらタダの太ったブタや、日本には警察がおる
これが大衆における武力やな、警察おらん所でぼろ儲けしとったら飢えた狼が群がってくるんや、商売の種類によっては警察を頼れんでアウトローを雇う、あるいはそのものが商売する
武力は信用や、もしやで? 日本みたいな世界有数の商売人が武力持ってなかったとしてみ? アメリカ軍引き上げました、自衛隊廃止しました、これでは日本の信用はあっというまに失墜して
誰も相手にせんようになる、じきに中国とロシアに食われてまうからな、まあその話は置いといて、お前は一般人よりはそこそこ稼いでる正に太ったブタや、うちと玲一がおればええけどいつもはおらんし
暴漢に襲われて刃物や右ストレートが飛んできたら命中する前に警察来てくれたらええけど、そんな小回り君はおらんわな、基本的に自己完結で護身術を体得しとくのが一番確実や」

 そこで通い始めたのがこのジムだった。美世がフクロウのように首を上下左右に動かして泰蔵の姿を探していると、横のカウンターから女性の声がした。
「新規入会の方ですか?」
 美世は顔を向ける事なく興味の無い声色で言った。
「いやぁ、弟がここに通ってんねんけどな、今日スパーするって聞いて」
「龍造寺君のお姉さんですか!」
 受付の女には関西弁であっさりと泰蔵との関係がばれたようだ。スポーツブラと五分丈のパンツを穿いた女がカウンターから飛び出してきた。
「あ、こっちです、今から始まりますよ、あっ、私小峰と言います、よろしくお願いします」
 並んで歩きながら深くお辞儀をする女に美世は辟易としてつぶやいた。
「アンタもか……」
「えっ」
「いやなんもない」
「あっと、お姉さまもお綺麗ですけどあまり龍造寺君とは似てないですね」
「そらそうや、血ぃ繋がってへんもん」
「えっ」
 驚く女に美世は立ち止まって向き直った。
「血の繋がりより強い姉弟の盃を交わしてん」
 美世がずいっと覆いかぶさると、凍りついた笑顔で女の頬が痙攣した。これでよしと女を置いて歩き出した。
 奥のリングまで辿りつくと選手が二人立っていて、ジャージ姿で首にタオルをかけた小太りの男性が何か二人に説明していた。青いヘッドギアの方が泰蔵のようだ。
「八田君はなかなかのハードパンチャーだから龍造寺君は足使って右に回ってジャブを中心にね、龍造寺君はフットワークが軽くてディフェンスが上手いから八田君はボディ打ちで足を止めて」
 男性が下がると二人は体をゆらゆらと揺らせ始めた。男性が二人の間に向けた手を素早く振って「ファイッ」と言った。迷い無く前に出て行く八田と軽快に跳ねながら回る泰蔵の構図で試合が始まった。
 積極的に手を出していく八田のパンチを上半身を優雅に回転させながらかわす泰蔵。美世は少し感心した。
「ほう」
 しかし八田の隙を見てはジャブを出すが、全てグローブに弾き返される軽いパンチだ。しばらくその構図が続いたが、八田の左のガードが下がったのを発見した泰蔵が踏み込んだ。その瞬間パンッと音がして泰蔵が止まった。
 そして背中を丸めて2,3歩歩いて倒れこんだ。罠だった。強烈な左のレバーブローがカウンター気味に入って泰蔵は悶絶した。
「ちょっとちょっと八田君、軽くだよ軽く、本気になっちゃだめ、龍造寺君始めてなんだからー」
 そう言いながら駆け寄って泰蔵を覗き込んでいるが、亀のように丸まって震えている。八田が美世の頭越しに何かへ視線をやった。美世が振り返ると受付の小峰が立っていた。
 美世はバカバカしくなってリングに背を向けた。
0642この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:17:55.09ID:OXhLhzRt
自称芸人や自称ミュージシャンの両親の前で同じことをもう一度言って見てほしい



諦めも肝心やで
0643この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:20:54.42ID:jDdpLXGW
何度でも言うよ!夢は希望!希望は光なんだ!
0644この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:21:59.07ID:Xjo6fL5O
 それから一週間たって場所は雛子が通う道場。面を脇に抱えて小走りに、壁際に立つ美世と泰蔵の下に雛子が来た、汗がぐっしょりで少し息が弾んでいる。周りでは試合スペースを囲むように打ち合いや素振りをする剣士がいる。
「どうしたの泰蔵君、急に剣道やりたいなんて、ボクシングやってたんじゃなかったの?」
 泰蔵はばつ悪そうに後頭部を撫でた。
「いやぁ、あんまり向いてへんかったみたいで」
「こないだ始めたぐらいでそんなのわかんないよ、最初に誰でも経験する部分で諦めちゃだめ」
 その時、雛子の後ろを通りかかった背の高い高校生ぐらいの好青年が声をかけた。
「諏訪園先生、はやくやりましょう」
「うん、先に行ってて」
 青年が去ると美世が目で見送りながら言った。
「違うねん姉さん、こいつ強烈なボディ喰らって心が折れたんや、笑うてやってくれ、ほんで体鍛えて体武器にするより最初から武器持ってたら簡単やし、防具あるから痛くないやろってここ来たんや」
 雛子は一瞬無表情になったが、再びにっこり笑った。
「そう、今ちょっと昇段試験で3段になった子に立会い申し込まれてるから待っててね」
 雛子は普段ここで主に小中学生に教えた後、有段者同士で稽古をしていた。高校生以上にはたまにアドバイスをする程度で、彼らの担当は梶原6段だった。何れもインターハイや玉竜旗を狙いに行く強豪ばかりだ。
 雛子が試合場に向かうと面を装備して正座していた先程の青年が立った。垂れには大山と刺繍されている。二人が赤線内に入ると梶原六段が主審の位置に立った。練習していた者達が動きを止めて注目する。
 1歩2歩と進み出て向かい合った2人が礼をするとさらに進み出て同時に抜刀しながら蹲踞して剣先を向かい合わせた。「はじめ」の指示が出ると同時に立ち上がったが、2人の構えを見て場内がざわついた。
 雛子はオーソドックスに中段に構えたが、大山は左足を出して片手上段に構えた。美世達の近くのグループが思わず漏らした。
「あのバカ」
「調子に乗ってんな」
 大山は約180p、対する雛子は163cm、小さいとは言え格上のはずなのに舐めきってるようにしか見えない。
 雛子は一度肩を大きく上下に揺らしたようだが、少し間合いを取ってぴたりと止まった、そして次の瞬間凄まじい速さで前へ瞬間移動した。予想外の踏み込みに焦った大山が横っ飛びしながら竹刀を振り下ろしたが、強烈な切り上げで弾かれた。
 片手持ちの腕が空中を漂っている間に雛子の頭が懐に潜り込んだ。ほんの一瞬だが雛子の面が、大山を見上げてその奥の目が光った。
「トォオオオオオ!」
 見事な飛び込み抜き胴が決まって旗が上がったが、雛子は残心をしない。
 勢いそのままに柄で大山をふっ飛ばすと離れ際に横面を入れた。しかしこれは水平に近くて有効打突にはならず、単に痛いだけだ。梶原は試合を止めるかどうか迷った。雛子の意図を感じ取ったからだ。
 ざわつき始めた場内で雛子は素早く下がり、大山から間を取ってピタリと中段に構えた。
 雛子の足を警戒した大山は両手で柄を持ち
頭上で横にして剣先を下げ、面、篭手、胴を守った。すると雛子は八相の構え、つまり野球のバッターのように構え直した。
「きぇええええええ」
 やはりロケットのように突っ込んできた雛子は竹刀を担ぐように構えを変えたが、突きでもない、どこに来るか解らない構えに大山はさらに焦った。慌てて下がるが雛子の方が速い。そして射程圏内に入った瞬間担がれた竹刀が消えた。
「どぉおおおお!」
 大山は凄まじい打突音と衝撃に予想した何処でもない所に打ち込まれた事を知った。踏み込みと同時に左脇腹、つまり飛び込み逆胴だ。帯刀していればあるはずの鞘ごと叩き折り、胴を真っ二つにする勢いだった。
 雛子側の旗が上ったが、雛子はそのままの勢いで竹刀を立て、柄ごと大山の左脇をかち上げた。体制を崩してたたらを踏む大山を一瞬観察した雛子の竹刀が再度の踏み込みと同時に残像を残した。
「てぇええええ」
 左篭手を決められた大山が一瞬手を胸に引きつけた後、左腕をぶら下げるようにして悶絶した。
「尺骨茎状突起や」
「なんやそれ、姉ちゃん」
「自分の手首見てみい、突起あるやろ、そこピンポイント攻撃や」
 泰蔵が歯を剥いて顔を顰めながら手首をさすった。
 いまさらながらに中段に構え直した大山が追撃を緩めない雛子の竹刀をなんとか防ごうと剣先で揉み合うが、ほんの僅かのスキを突いてたちまち踏み込んでくる。
 また柄に吹っ飛ばされた大山は尋常じゃない雛子の『質量』を感じていた。実際に体重があるわけではない。体制を見極め下から突き上げて重心を浮かせ、意図的に人体が動けない方向に押しているのだ。
0645この名無しがすごい!
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2017/08/02(水) 21:31:08.41ID:Xjo6fL5O
 結果大山の足はもつれた。医学的知識を格闘に応用しても、成功するにはセンスが必要だった。雛子はそのセンスを持っていた。
 また離れ際にコテが入った。明らかに一本が入っても攻撃をやめず、残心も無い雛子に梶原は呆れたが、半分は仕方ないといった表情で自分の存在意義が薄れた試合場を出た。
 大山の動きが止まり左手の平を突き出した。
「ちょっと待った!」
 正当な訴えだ。技は決まっているのに試合を止めないばかりか反則ギリギリの行為を繰り返しているのは雛子の方だ。しかし雛子は言い放った。
「どうした、稽古をつけてもらってさらなる高みを目指したいと、私と肩を並べる5段になりたいと言ったのは貴様だぞ」
 大声で放たれたその声を聞いた美世は口の中の飴をコロリと転がすと鼻の下をポルポリと掻きながら半目で言った
「あ、姉さんが魔王化しとる」
 泰蔵がガバッと美世を見た。
「何それ!」
「ん? 何かスイッチ入ったんやろなぁ、生贄見つけたんちゃうか、あいつ死んだな」
 雛子の師匠は示現流で、競技剣道をやっているとはいえ基礎は実戦剣術だった。梶原が止めなかった以上、これは認められた剣道ルール上での死闘だった。雛子が猿叫を上げる。
「きぇええええええ!」
 ビクっと構えた大山の竹刀を、踏み込んだ雛子の竹刀が円を描く様に絡め取ると天に向かって突き上げた。
 大山の竹刀は弾け飛び、安物の天井材に突き刺さった。呆然とする暇もなく魔王は襲いかかった。
 斜め45度からの面が左左右左と襲いかかる。本来の大山の実力からすれば絶対に決まらないような攻撃が面白いように決まった。戦意を喪失しているのだ。試合場を徐々に後ずさり
美世達から数メートル横の壁に追い詰められた大山が背中をぶつけて前によろめいた。その瞬間放たれた突きが
大山をえぐる。両肘がピンと伸びきる瞬間の雛子の全体重が大山の喉に刺さった。
 大山はドタリと倒れると、死にかけている虫の様に力なくもがいた。口からはヒューヒューという息が漏れている。
 雛子がもがく大山に切っ先を向けたまま、どれぐらいの静寂があっただろうか。大山がゆっくり起き上がろうとしたが、雛子が剣先で胸を抑えた。格子の物見よりも下から睥睨する雛子に大山は震え上がったが、雛子は気の抜けたように静かに言った。
「今……どんな顔をしている」
 大山は背後に両手をついた体制で顔を伏せた。雛子は片膝をつくと大山の面の後ろを掴んで顔を上げさせ、ガチャリと面をぶつけた。大山は口をへの字に曲げて眉を下げ、涙ぐんでいた。雛子は再び怒気を帯びた。
「情けない、敗北した相手でも、隙あらば喉元を食いちぎってやろうという気概はないのか」
 美世が小声で泰造の肩口に囁いた。
「な、お前姉さんがマッチョ系って、意味わからんて言うてたやろ、見たかこれ」
 呆然と二人を見つめていた泰蔵が、がばっと美世に振り返ったが言葉は出ない。
 雛子が立ち上がって大山に冷たく言い放った。
「やり直し」
 大山はゆっくり立ち上がって歩きだしたが、足を止めて天井に刺さった竹刀を見た。しかし再び顔を伏せるとトボトボと去っていった。
 美世が雛子に駆け寄って話しかけた。
「何何? 舐めくさって生意気やからシメたん? 仲良さそうやったのに」
 何か思うところあるようだった雛子は竹刀をぶら下げたまま俯いて、辛そうに言った。
「違うのよ、あの子才能があるのに時々慢心するの、相手が下と見るや態度が変わる、私なんかよりずっと強くなる可能性あるのに、立ち止まって才能が埋もれたらもったいなさすぎる」
「まあなんにせよ舐めとるやつの性根を叩き直すのは得意っちゅう事やな、舐めとる泰蔵置いていくさかい煮るなり焼くなり畳んで直すなり好きにとくんなはれ」
 それを聞いた泰蔵はゴクリと唾を飲んだ。美世と向かい合う雛子の横顔がゆっくりとこちらに向き始めた。泰蔵の脳内では悪魔崇拝的な男女の悲痛な合唱曲が流れ始めた。
徐々に雛子の面が泰蔵に向いたが、正対する前に止まった。物見の奥で2つの目が光っている。
「最初から武器を持てば簡単だし防具あるから痛くないんだっけ」
 合唱曲がより甲高く断末魔の絶叫のように響いた。
0646この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 21:33:15.80ID:OXhLhzRt
>>643
有りもしない蜃気楼のオアシスを追って何の意味がある?
現実から目を背けてるだけの逃避行小僧が
大層ご立派な御託を並べて悦に浸ってんじゃねーよ
その綺麗な言葉にどれ程の重みがあるのやら
責任を感じない聴衆側からなら何とでも言えるわな
0648この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 22:19:28.47ID:jDdpLXGW
>>646
すみませんでした
0649この名無しがすごい!
垢版 |
2017/08/02(水) 22:40:37.66ID:g78vJYmQ
「他人事」

諦めてはいけないよ。諦めたらそこで夢は終わるんだ。
夢が終わるって事は、やりがいがなくなるって事なんだ。
それって、なんて言うか悲しいって事なんだ。
つまりは、虚しいって事なんだ。
想像してごらん。
虚しいってさ、悲しくないかな。
やりがい、欲しくない?
あ、今頷いたよね。
もう言わなくてもわかるよね。
夢、追いかけようよ。
僕らといっしょにさ!
何度でも言うよ!夢は希望!希望は光なんだ!
すみませんでした(十回繰り返す)
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