0841この名無しがすごい!
2017/09/29(金) 12:38:32.79ID:d+xJmwLo<<「大丈夫だ。俺のスキルがあれば」
そう言って自信満々に矢崎は飛び出し、丘を駆け下っていく。五人が遅れて後に続いた。
「うぉおお! 包囲殲滅陣!」
「包囲してから言えよ!」
矢崎が剣を掲げ、吠えながら魔物の群れに突っ込んでいく。
そこからの戦いは一方的なものだった。
将軍が剣を振るえばその一撃で数十体が吹き飛ぶ。
ニンジャの投げるクナイは魔物を一直線に貫通していき、サムライの刀は何体もの魔物をまとめて両断した。
死神に見られたものはバタバタと倒れていき、ガンスリンガーの二丁拳銃は魔物共を次々に蜂の巣にし、聖女の拳に触れた魔物は光となって消滅していく。
ほんの少しの間に、五千体はいた魔物たちはあっさりと全滅していた。