>>142
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冒頭を読んで違和感を覚えた! 以下に理由を挙げる!

朝まだきは夜が明けていないことを指している!
辺りは藍のように暗く、濃い霧が発生していた!
橋は都でも指折りの大きさと書かれていた!
文体は三人称! 主人公の周りに限定されたカメラ視点で時に一人称が混ざる!
これらの条件下、少なくとも橋の渡り始めではないところに立っている人物を視認できるのだろうか!
ワイならば夜が明けて間もない頃を舞台にして朝靄くらいにとどめる! 気象用語では靄の方が霧よりも薄い!

>ただ、腰から提げた二本の剣が〜
(サムライ風の男の得物は刀ではなくて剣なのか!)

>〜童は、まだ少しためらってあとで答えた。
(「ためらった」ではないだろうか!)

>その時、佐平次は銀髪の男の姿がどこにもないことに気づいた。霧に溶けて消えてしまったのか。
>――あの男はどこへ?
(修正前には銀髪の男がいた! 修正後にはいなかった! 設定の消し忘れなのだろう!)

http://slib.net/77012
>はいってくる風のやわらかさが心地よかった。風のはいって来る方を見ると〜
(同じ言葉の繰り返しは拙く見える! 最初に天井が見えるので仰向けの姿勢なのだろう!)
ワイの場合
 横手からやわらかい風を受ける。心地よさに顔を傾けて見ると〜
(このように書けば重複表現を避けられる!)

>目を開けると、また、あの目が見ていた。
(目の重複なので行頭の目を瞼にしてもよい!)

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主人公のここまでの経緯を聞いた二人の反応がほとんどなかった!
剣を盗み、夜回りの小頭を斬殺した! 驚かなかった理由が二人にはあるのだろうか!

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特に引っ掛かるところはなかった!

今回の話で主人公のイメージが少し変わった!
修正前の話では、どこの家にも召し抱えられていない素浪人が食い扶持を求めて彷徨っているイメージがあった!
修正後では若党と云う奉公人を務めていて我欲に負けて剣を盗み、人まで殺めて逃げる悪人として描かれていた!
そうなると橋にいた童に構っている暇などない! 欲しい物を手に入れる為に人を殺めた設定に齟齬が生じるように思える!
事態は逼迫していてその剣をどうしても盗まなければいけない、と云う状況を事前に作り出しておく必要がある!
小頭を殺める場面も、自ら剣を振るって斬殺するのではなく、そうしなければいけない状況を用意した方がよい!
主人公の行動は褒められたものではないが心根は優しい、と読者にわかるように書かれていれば後の行動にも説得力が生まれることだろう!

ここまでのワイの感想!(`・ω・´)