ちょいとストーリーに関して意見をくだされ。
人間が世界の大半を支配していて、異種族が差別されながら細々と暮らしているって設定で、主要キャラがこんな関係。

主人公:人間。ラスボスに故郷を滅ぼされ、妹も殺された。復讐するために世界中を旅している。
ヒロイン:異種族。ラスボスの身内。人間に対して好意的で興味津々。里を出て一番最初に会った人間が主人公。
主人公の妹:人間。異種族でも差別しない優しい女の子。主人公を守るためにラスボスに立ちはだかり殺された。
ラスボス:異種族。人間に恋人を殺されたことで復讐鬼と化し、世界中を回って手当たり次第に人間を殺し続けている。
騎士団長:ラスボスがいた里を襲い恋人を殺した男。

で、ストーリーはこんな感じ。


主人公とヒロインの出会い。異種族に妹を殺された怨みからヒロインに差別的な態度を取る。逆にヒロインは初めて会った人間が主人公なので友達になりたいと思っている。
ラスボスと対峙するも圧倒され殺されかけたところをヒロインに救われる。以降は亡き妹の姿をヒロインに重ねるようになり態度を改める。


ヒロインの正体がラスボスの身内だと知り苦悩する主人公。ヒロインはラスボスと主人公の争いを止めたいと思っている。
過去と向き合った結果、主人公は復讐のためではなくヒロインのためにラスボスを止めることを誓う。


主人公&ヒロインのタッグでラスボスに勝利。主人公は復讐を果たさず「友達の家族は殺せない。だから自分が我慢する」とラスボスに告げる。
漁夫の利を狙った騎士団長が現れ、ラスボスごと主人公たちを殺そうとする。省略してるけど主人公たちに都合の悪い秘密を知られたので口封じも兼ねてる。
ラスボスは最後の力を使って騎士団長を道連れにし、主人公たちを救った。


ヒロインは人間が絶対的に優しい存在ではないと知った上で、ラスボスのような境遇がなくなるようにと人と異種族が仲良くできる世界を志すようになる。
主人公はそんなヒロインをこれからも守り続けると誓いを立て、二人で旅立つところでEND。

と、こういう終わり方なんだけど1巻完結のラノベとしてはアリだろうか。「俺たちの戦いは(ry」って見られたりはしないかちょち不安……
ストーリーが主人公とラスボスの復讐劇の結末だからここで終わってしまうんだがだいじょぶだろうか?