「主人公は鈍感でなくてはならない」? まさかそんな。

それは強いて言うなら「ヒロインは美少女でなくてはならない」「主人公は学生または読者が共感可能な年齢でなくてはならない」とかの原則に当てはまることで、鈍感であることはもっと一部の、一時期のものだと思う

属性っていうのは頻出性で、流行っていうのも頻出率なのよ
「鈍感なシーン」が頻繁に現れる主人公は鈍感属性と言われ、それが市場に多く生まれると鈍感が流行してるってことになる
もちろんどの時代どの文学にも「気持ちのすれ違い」は描写されてきたけど、「鈍感系主人公」はもっと狭い範囲のステレオタイプを指す言葉だから