突然流れぶった切ってアレなんだが、異世界の空、夜空の話をさせてくれ

異世界に月が二つ、それで異世界だとすぐに分かった/感じた/理解したというシチュがある
しかしその一方で、夜空を眺めるというシチュは少なくなり、
星座を探したというケースとなるとこれは皆無に近い

ここについて語りたい。当然、その作品のテーマによるんだけどさ

というのも、アレだ。何故異世界の夜空について触れない作品が多いのかといえば、
『異世界の夜空なのだから、月の数も違えば星の配置も違い、星座も異なるだろう』
ということが、おそらくは薄々とながら前提になっているのではなかろうか
そしてそんな異世界の夜空や星座まで世界設定を考えるのは作者の負担になるし、
作品の進行上特に意味がないから触れる必要も無い、と


しかし、だ。もしもこれが地球と全く同じ配置で、
星座に詳しくない主人公でも三連星からオリオン座が簡単に見つけられた場合、どうだろう

オリオン座すら知らない奴、見つけられない奴はそうそういないだろうし、
星の配置が同じだけで、今いる異世界が何かおかしいぞ、ということに気付くことが出来る

主人公の冒険がやがて世界の謎に迫るような物語を作る場合は、
夜空、星座というのは一つのアプローチに成り得ると考える次第だ