>>377
冒頭で主人公の声による説明が入る! 誰に向かって説明をしているのか!
もちろん、読者である! よく見られる手法ではあるが故に安易にも思える!
本編で説明が必要になる場面を作って物語を進めれば安っぽさは薄れることだろう!

会社でデスクワークに励んでいた主人公は約束の時間が近づいてきたので席を立つ!
人手の足りない昨今、しがないサラリーマンは何役もこなさなければいけない!
インド料理店に向かう途中、ふと最初に手掛けた店であることを思い出す!
ここで自社の役割と店について胸中で語る! 自然な流れは露骨な説明に見えなくなる!

店での遣り取りはよい! 店主に味がある! 小道具を使って店の雰囲気を醸し出す!
最後の落ちにも小道具が一役買っていた! キーワードを無理なく入れた点も評価できる!
ワイスレの使い方が特に目を引いた! 最初の作品でもあり、中々の速筆と云える!

>>384
キーワードの不足をワイに指摘されて挿入した作品なので、
他とはスタート地点が違うとだけ仄めかしておく!

冒頭の一行目から小難しい内容をさらりとぶち込む!
然も当然と云わんばかりの理論を展開する件は巧みである!
ン・マーリの遺跡群でキーワードの見せ方を提示! 怒涛の進撃が始まる!
主人公の容姿にも話が及ぶ! 手塚漫画の「三つ○がとおる」をネタにしているのか!
新世紀エヴ○ンゲリオンも混ざっているように見える!

得意分野を突っ走り、自作までネタに盛り込む! 壮大でいて陳腐な作りの落差がそこはかとない笑いを誘う!
最後にワイが思ったのは「自作が出版されて印税をたくさん貰えたらいいね」と云うことであった!

>>387
まさに内輪ネタ! 捻りは何もない! 当然、ン・マーリの遺跡群は出て来ないがリーマンはいた!
口語体の軽い調子で話が進む! 技巧に走るどころか、それらしい片鱗も見えない!
キーワードで誰もが思い付くネタを地雷原と考えず、笑顔で踏み込んだ勇気は認める!

>>398
冬の情景に合わせた静かな物語であった!
キーワードの入れ方に少し強引なところが見られた!
笑える作りになっていないので「ワーイスーレ公園」は悪目立ちした!
これは作品の内容に関わる話ではないのだが人称に微かな揺れを覚える!
主人公の心の声を地の文が代弁しているので彼女寄りの視点と云える!
公園にいる理由も彼女の心情に合わせて語られていた!
それ故にトンネルの件に引っ掛かった! 彼女の心はいいのだが、サラリーマンの彼の心まで書いていた!
二人の願いの手前に改行を入れる! 地の文が切り替われば違和感もなくなるだろう!

>>424
リーマンAは女子高生であると云う、これもまた内輪ネタ!
ただし単独の話として読める! ワイスレに関わっていなくとも内容はわかる!
文章の上手さに助けられていた! 女子高生にしては地の文が硬いように見えるが、
リーマンAの設定のおかげで不自然さは微塵もない! ただし、どこの地域の話なのかは気になる!

主人公は学校の校則を知っていた! 冬の定番の光景なので防寒対策に怠りがあるとは思い難い!
誰かのネタではないがストッキングの代わりにオーバーニーソックスやサイハイソックスを履けばいいのでは!
落ちはあるようでない! 話の流れは自然ですんなりと読める! 果たして結果は如何に!