>>102
昔は複数の出版社を跨いで、同一の世界観の中で別の小説を書いても良かったんだけれど、最近は良い顔をしないどころか、ハッキリ契約で禁止するケースが多いそうだよ。
例外があるとすれば、例えばクトゥルフ神話など使い古されたシェアワールドを利用し、A社でミスカトニック大学を舞台に、B社では日本の江戸時代を舞台に伝奇小説を書くような場合。

と言うのも、例えば川原礫が書いたSAOのスピンオフとして、時雨沢恵一がソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインを書くようなケースが増えたため。
売れ筋が出来たら、他社に設定を使わせるよりも、自社の中で他の作者に仕事を割り振り、スピンオフを書かせて、出来るだけ書かせた方が商売になるからね。漫画もそうだろ?