ライトノベル作家志望者が集うスレ 228
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured >>668
でも主人公の年齢を16歳前後とかにしないとウケないっぽいしね……
ロクアカのグレンは19歳で教師だし。
現代モノで主人公の年齢が20代だと、ヒロインが学生の場合絡ませるのが難しくなりそう(学園を舞台にしにくい) >>669
アサシンズプライドみたいに家庭教師にするのがベストなんだろうな
現代モノで高校教師だと大卒必須の関係で22歳……
中学教師なら短大でもいいがそれでも20歳にはなってしまう
ファンタジーじゃないと色々きついな 少年漫画主人公は血統・天才ばっかと言われるが年齢上あんまりハッタリの効いた過去はつけられないから仕方ない部分もある 今サンデーでわりと人気な西部劇漫画は二十代後半だった気がする
ギャグならいけるんだろうな、漫画の場合外見年齢さえ若ければ問題ないし
七つの大罪とかも外見子供で中身わりと青年以上じゃなかったっけ 漫画は小説と別物だからなあ
毎話面白いを出さないといけないから、小説みたいな起承転結の流れを重視するより
その場その場で最大瞬間風速を意識しないといけないっていうか
まあ、なろう小説は少し近いかも
だから漫画原作やる時、ラノベ作家は最初にそこで躓くみたい
そして原作担当した漫画でヒットが少ないのはそういう要因があったりする >>670
アサプラはいいよねぇ。お嬢様の家庭教師。学園まで迎えに行ったり。
現代モノだと富士見繋がりで風の聖痕ってのがあるが、あれは主人公が22歳だったな。
学園はまったく舞台にならないけど、番外編とかだと退魔師の仕事で学園に訪れるってのは何度かあったと思う。 >>674
引きを作らないといけないんだよな
毎週のように最後のページで絶体絶命のピンチでどうなる?
って終わり方をしないといけない
漫画はこうだな
小説だとプロローグは最初の山場を持って来ればいいと思う
おそらく新人賞の投稿用なら三幕構成で三つの山場を作るはずだから
その最初の山場を持って来ればまず問題ないだろう >>674
これってわりと研究する価値があるテーマだと思うんだよね、いや学術的にとまでは言わないけど創作的に
禁書作者の座敷童は一巻の中に三個ないし四個の事件(≒連作短編)を詰めて最後の一つで全部とリンクさせる構成をやってた、
つまり一巻の中に三回か四回の起承転結がフラクタル構造みたいに入ってた
短編集的な盛り上がりの多さによるお得感と全体で纏まった作品である満足感の両方が味わえる形ですげーなと思ったから、いつか自分でも書いてみたいわ 三幕構成の話で言うと、>>678も広義では入るのかな?
視点になる主人公も違うしどの章もその章自体で独立して完結してはいたから、いわゆる「設定」「対立」「解決」とはまた別なんだろうけど そう考えるとなろう系以外のラノベ原作にはもともと引きがないからコミカライズ売るの大変そうだな インテリビレッジ、鎌池の中では一番完成度高いし完結してるけど評価されないよね ちと古いがルール4って映画は、島を舞台に3つの事件が起きていたっけ。
主人公、ヒロイン、警官の3人が主役で、それぞれが3つの事件と深く関わる。
最初は主人公が船で故郷に帰るところで殺人事件。
解決した後に、謎のピエロによる殺人事件。
次にまた殺人事件。
ヒロインが犯人の正体を暴く、警官が犯人を射殺するなど見せ場はあるんだけど、
主人公だけ深く関わる事件が最後の奴なんだよね。だから見せ場がないっていうのかな。
主人公は事件を追う立場なんだけど、活躍って程の活躍はないって感じ。
主人公以外のキャラが先に立っちゃってるから主人公の格が下がったっていうか。 >>681
完結してるのは良いし面白かったけど一番では……いや、完成度って視点だとそうなのかな
まぁ祝様とか病魔の使役者とか好きなキャラ自体は禁書の次に多いかもしれん、総合的にはHOが一番好きだけど続投するキャラ少ないし
>>683
まぁそもそも単発映画とシリーズ物とじゃ色々違うけど(特にキャラを掘り下げたまま次巻に持ち越せるのが大きい)、
インテリビレッジの座敷童は確か必ず3〜4章のうち最後+1つは主人公がメインで解決するから主人公の特別感はちゃんと維持できてたかな
もし書くなら確かにその辺のバランスは意識しないといけないかも >>672
その通り。主人公は活躍させる必要がある、勝たせる必要がある、
しかし少年=年若い人間である以上、重厚で多彩な人生な送らせるにも限度がある、
そして「何もない」奴が勝つってのは理不尽すぎる、となると
「親から受け継いだ才能」ってのが、なんだかんだで一番無難なんだよな。
「血統だけで勝ってる、ズルイ!」ってのは、
「血統も何もないのに勝ってる(=根拠なき主人公補正)、ズルイ!」よりは、
少しはマシなわけで。 スターウォーズでは平凡な両親から生まれたけどなぜか物凄い才能があるという斬新なことやってたな 別にそこは斬新ではないだろ、血統か才能か、のうち才能は必ずしも血統依存じゃないし
両親が最初から最後まで出てこないような漫画だって少なくないわけで 鉄血のミカみたいなタイプの主人公なら年若かろうと問題ないけどやっぱ邪道だしなあ 嘘喰いってギャンブル漫画の主人公は、過去設定がほとんど不明なのに切れ者でギャンブル強い設定だったな。
目的も信念も強さの理由も不明なのに人気出てた。 確か、何かの作者が書いてたが、小説は一般的なアニメの4話分ぐらいのボリュームがあるって事だよ。なのでヤマ場も四つあった方が良い。 ものっそい雑な意見だけど、部分的には同意できなくもないな……
山場っていうか、少なくとも惹きつける要素が分量換算1/4に渡って何もないとアウトなのは間違いないし 映画の場合は「映画には胸に刻み込まれるたった一つのシーンがあり、後の時間観客を不快にさせなければそれでいい」
とかって格言を残した映画監督がいたらしいな
不快にさせない=退屈させない、でもあるからよくよく考えるとめちゃくちゃ高いハードルではあるが >>691
あ、でも新人賞作品は加筆もあるから、応募段階だとページ数下がるんだよな
あんましボリューム上げちゃうと治まらないかも知れん >>691
4、と言ったらずばり起承転結だな。
第1話「主人公、ヒロイン、敵組織の登場、出会い、能力紹介」
第2話「キャラを馴染ませる日常回。好きなもの嫌いなものや主義主張などの紹介」
第3話「ヒロインの意外な過去、ラスボス撃破用アイテム入手などのイベント」
第4話「ラスボスとの総力戦、そしてエンディング」
大体こんなところで。
そしていつもいつも、この第2話が一番苦労する。
他の3つを描くのに使った時間全部と、第2話だけにかけた時間とが同じぐらい、
ヘタすりゃ前者のほうが短いなんてこともある。 そやね
大体アニメ化すると4話で原作1巻って感じだよね
なかなか参考になる話を聞いた 2クール作品は1冊を6話ぐらい使うけど違いはなんなんだろう
1クールのは言っちゃ悪いが使い捨て作品というか、作画も酷いし詰め込み過ぎだし、もう少し丁寧に作ってくれないものかね ラノベアニメ4話でって
六花の勇者とか魔法少女育成計画とかゼロ書なんかだと一巻で1クールだぞ
ロリ王なんかだと3話構成だし、4話から新キャラのアイがでてくる新展開だから今時のアニメは3話構成が多いと思うぞ ロクアカはナイツマとスマホの次に酷いラノベアニメだった
極端なテンポの速さのせいで重厚な世界観がブチ壊し
バトンシーンのあまりの短さに驚愕した
原作売上良かったのにどうして使い捨てにしたのか
あれでもそこそこ円盤売れててびっくりしたんだけどさ SHIROBAKOで描かれてることを真に受けると、
アニメはアニメで終わりの形を作らなくちゃいけない
限られた話数以内でその形を作るには原作のどこまで描くのが適切か、
それによって一冊何話構成くらいにするか、
綺麗に収めるためにどこのシーンを削るかとか決めている
自分の作品のアニメ化をもしも目指すなら、
1クールの場合、1冊6話構成にしたいなら2巻目で区切りを、
1冊4話構成にしたいなら3巻目で区切りをつけることを
意識したらいいんじゃないかな、とか グリムガルはどうなってんだろう
12話で原作1巻なのかな?
5話でマナトが死ぬんだが、4話まではゴブリン狩るだけの生活してるし山場もない
6話でマナトの代わりに新ヒロインが加わるんだが、そこから最終話にいたるまで転結らしい動きもない
そう考えるとアニメはアニメでラノベの構成とはあんま関係なさそう
構成ならアニメ映画一本を基準に考えた方がいいと思うよ
ねらわれた学園とか、あの作品は上手くやってるんじゃないかな 某アニメだと、
一話で原作82ページ。主人公の戦闘シーン
二話で133ページ。主人公対ライバル
三話で192ページ。ヒロインが拉致される、敵の正体が判明
四話で294ページ。ヒロイン救出ラストバトル
これで一巻分が終了。 http://you-zitsu.com/story/
よう実だと1クールで6話構成だな
原作2巻分かな多分
4話構成も3話構成も6話構成も1クール構成も均等みたいなものと思っておく方がいいな
ヤマグチノボルが指摘していたが、映画一本分がラノベ一冊分と言っていたからそれが正しいのだろう >>704
まあめちゃくちゃ売れてる作品ならどこかのSAOみたいにアリシゼーション一気にやるって方法もあるんだがなぁ
禁書、SAO、AW、ハルヒ辺りが1冊6話構成かな
まあハルヒとSAO1クール目は時系列がアレだけど >>707
映画一本分だと20×5か20×6ぐらいが適正か
このすばが1冊5話構成だったの思い出した スレチかもしれんが質問いいか?
ファンタジーものの小説でどっかの賞に応募してみようと思ってるんだが「ここだけはやめとけ」って言うような出版社ってあるか?
前提として作品が面白くないと駄目だとは分かっているが地雷は避けたい。 上でしてる話題もまぁスレチとまでは言わんがほぼほぼ雑談なので問題ないぜ
>>710
小説、ってのはライトノベルを意識した小説ってことでいいんだよな?
一部を除いてラノベと一般文芸はやっぱ書き口からして違うから、ラノベを書いて一般に送ったらカテエラになるのがまず一番大事
ラノベ系の出版社ならファンタジー要素はどこ行っても特に問題ないだろうな
出版社自体の地雷感としては、宝島社のこのラノ文庫だけはやめた方がいい、2作品しか息してなくて実質ラノベ部門は潰れかけだから
それ以外ならヒーローとかがなろう作品メインだったりはするけど、基本どこ送っても問題ないと思うよ
内情レベルをそこまで気にするなら自分で調べてもいいけど、どっちにしろ処女作はどんなに自信があっても基本落ちるから気負いすぎてもしゃーないし 出版社って聞かれたからつい出版社って返しちゃったけど、「文庫(レーベル)」と「出版社」の違いはググって調べといた方がいいかもね
一つの出版社が複数の文庫(レーベル)を持ってて新人賞もレーベルごとにあったりするし、元を辿ればカドカワ系列ってレーベルは山ほどあるし >>710
おおむね>>711>>712の言う通り。俺からはべつの見方から意見を
はじめて送るんだったら、講談社はやめとくべき。あそこは書評シートが辛辣すぎる。本気で筆折るレベルのがくるから 良く言われるのがファミ通文庫だな、確か新人賞の作者に、版権が無いんじゃなかったか?
そもそもここはゲームやアニメのノベライズが主流のレーベルで、当たり前だが、そうした作品の版権は、元ネタのゲーム会社などが握ってる。
新人賞にしても、新しいシリーズを立ち上げるためってより、下請け作家の発掘・育成が目的だから、力を入れてるとは言い難い。
まぁここに伝手があれば、売れなくなってもノベライズの仕事を廻してくれるから、そちらが目的なら良いんじゃないかな。 ここだけは駄目っていう出版社はないだろ
ただし、その出版社で出されてる作品を読んで、自分の書いた作品と違うなと感じたらやめておくべき チーズフライ文庫ライトノベル大賞への応募を考えている俺にはタイムリーな流れだな ラノベでもカテエラ気味だけど一般でもカテエラ気味の小説はどこに送ればいいんだろう
フォーチュンクエストみたいな異世界ものだから一応ラノベだとは思うんだが >>717
電撃。たぶんMW文庫のカテゴリーになると思う。あとは富士見ノベル大賞かな フォーチューンみたいにコテコテのファンタジーものは、富士見かスニーカーだろうな。実は電撃はストレートなファンタジーより、ひとひねりしたのを求めてるだろうし。
ただし、ラノベより一般よりだとしても、富士見やスニーカーは割りかし受け入れる度量があるよ。風の大陸や、されど罪人は龍と踊るなどもこれらレーベルから出てるんだ。 よーしなんとなくどこ送っても大丈夫な気がしてきたぞ〜
まず書き上げないと始まらんしとにかく書いてみるわ チーズフライ文庫って何だそりゃふざけた名前だなと思いながらも調べてみたらマジであんのかいっ! 新興レーベルに一般や児童書のラノベ参入と間口は広がってるし聞いたことないレーベルも増えてきてる
ハイファンタジー系をメインとするのはまだないっぽいけど >>725
一万字書かせて報酬は千円固定とかいう頭おかしい報酬設定でも「本が出せて嬉しい!」と大人気の電子書籍業者とかいるからな、小説じゃなくて新書系だけど
個人が出した電子書籍なんて基本二桁売れたらラッキーレベルなの考えると、7割くれて多少の宣伝になるなら良心的じゃねーの
どっちにしろ現状日本で電子書籍ならどこもそう変わらんし……アメリカとかだと山田雄介ばりにセルフ電子書籍がバズって億万長者になった人もいるらしいが >>726
英語だからかね
日本語の書籍とは市場規模が桁違いだからヒットすればそりゃ億万長者になれますわ >>727
いやぁ、電子書籍そのものの立ち位置が違うからでしょ
日本で電子書籍でだけで出版されてる小説なんて下手すりゃなろうより地位低いもん
なろうは少なくとも評価されて出版されてアニメ化、までの成功した場合の道筋が十分開拓されてるけど、
電子書籍で成功するなんて概念と前例自体が日本じゃまったく一般化してないから 電子書籍書くくらいならなろうに載せて書籍化狙うよ
やっぱり紙の本がいいし、新人作家が露出するには電子書籍じゃ無理すぎる これ、半分詐欺に近いだろ
実績ある会社とかならまだアレだけど
(個人出版自体は詐欺紛いの商法多いから要注意)
プロフィール欄の個人で月数万の売上で偉そうな顔されても、、、
個人としちゃ確かに頑張ってはいるけどさぁ >>721
>実は電撃はストレートなファンタジーより、ひとひねりしたのを求めてるだろうし
ひねってないファンタジーというのはロードスやスレイヤーズのことで、
明らかに現代・SFっぽいアイテムや社会制度が混ざってるフォーチュンクエストは、
立派に「ひとひねりしたファンタジー」だと思ってる俺は、やはり年寄りってことか。
すると今、俺が電撃に出してるのも「ひねってないファンタジー」ってことになるなぁ。
まあ、落ちたら落ちたでよそに使い回すさ。 >>731
まぁ電撃の場合三捻りぐらいは、とは思うけどもそれは大賞枠であって銀賞以下なら単にクオリティ次第だとは思う
とはいえ電撃はやっぱ現代〜SF系のが通りやすいような印象もあるけどね 確かに俺もメインのストーリーの他にもう一捻り欲しい
みたいな事電撃の評価シートに書かれたわ
その一捻りが思いつかないんだが… 捻りって言うなら科学と魔法が共存している禁書とか劣等生とか、
現実世界とVRと言うかたちで様々な世界が共存しているSAOとか、
あらゆるジャンルを一作に収めたホライゾンとか、そういうのが参考になるのでは? あとキャラにも一捻り加えるとかね。
例えば妹だけど血はつながっていなくて引きこもりでイラストレーター、ネットに出る時は人格が変わるとか、
外面は「僕」口調でおとなしいけど本性は「オレ」口調とか。 ひねりって色んな設定を盛り込むこととは違うような気もする 意外性ならそれこそ意外なものを組み合わせるとかそういう感じじゃねーの。物語にしろ設定にしろキャラにしろ アクセル・ワールドはVRと現実世界をうまく絡めてるし捻ってると言えそう >>738
魔法と科学を組み合わせてももはや意外性ないって話でしょ
ちゃんと新しい組み合わせなら「もう一捻り欲しい」とは言われないはず いや自分が挙げた例は含まないというか738は独立したレスとして考えてほしかったかなー、というか 科学と魔法が共存してる、からさらに一捻りを加えるべきじゃないかな
ラノベにおけるパイオニアである禁書でさえ「主人公はSF側でもファンタジー側でも専門家じゃないが特殊な立ち位置」って捻りがあるし、
劣等生は「主人公はSF側でもファンタジー側でも専門家で最強」っていう吹っ切れた設定に魔法をSF的に説明する理屈っぽさがハマったんだろうし なんというか一捻りって、「魔法」とか「科学」をその一言で済ませないところにあると思う
禁書で言うなら「超能力開発なんて○○を飲んで学習機械に入れれば簡単にできる」「魔方陣はコピー機を使って大量に用意したって効果を発揮する」
みたいな鎌知独特のリアルっていうのは適当なもんだろう、みたいな作風が一捻りに繋がってた
劣等生も作者自体ちょっと変わり者だけど、それを作風に全力で投影した結果独自性に繋がったんだよな?
まぁその辺はちょっと天才肌感が強いとすると、聖剣の刀鍛冶ってのは剣と魔法の世界であるようでいて
魔法に当たる部分はラスボスである魔神みたいなのを利用した「祈祷」か人間を材料にした悪魔の一形態である「魔剣」しかないって特殊性があったりしたしそれ以外も色々あった
「いわゆる一般的な科学、魔法、○○」であることを許さない、あらゆる要素に対して作者独自の作風を感じさせる、っていうのが「一捻り」なんじゃないか
一部分を切り取ってみてもああこれはあの作者っぽいな、って納得できるような特徴が常にあれば、それは十分捻ってるって言えると思う たとえば大賞取ったロクアカは、魔術に関して起動までのプロセスとか色々ずらりと並んでいるけど、
「詠唱」→「発動」とRPGの「魔法」と変わらんのよね。
オリジナルっていうのがあるけど、これは魔法っていうか道具を利用した異能って感じだし。
更にその異能の効果も「自分を含めて周囲の魔術を封じる」って奴で……百万回ほど使い古された内容ですし。
そこまで気を張って独自性とかにこだわらんでもいいんじゃないかな? ロクアカは、授業での詠唱の説明シーンとかが評価されたんだろな
マルドゥックのカジノシーン的な感じで
そこの説明とかはしっかり捻った面白さになってたと思うわ
別に捻るのは設定じゃなくてもいいしな
キャラでもストーリーでもなんか1つ固有のものがあれば評価される そこはまぁやり方の問題だわな
「独自性を出さずに何百人の同類とまったく同じ条件で戦う」か、「独自性を出して条件そのものを変える」か
どっちの戦略を選ぶかってことだから 例えば、古典的な中世風ファンタジーでも、剣と魔法ではなく、硬貨と為替を扱えば『狼と香辛料』になる。一捻りってのはそう言う意味だよ。
(因みに、香辛料は商船交易の商人が扱う、代表的な商品ではあるが、原作小説では殆ど出てこない)
魔法理論がどうたらこうたらとか、枝葉末節の描写や設定の問題ではない。 単にテーマを変えればそれでオッケー、なんていうインスタントな物でもないと思うな
それは一捻りじゃなく単に配置換えだから
狼と香辛料においては常に主人公の(そして作者の)商人としての立場と経済的な視点が挿入されてて、それが独自の世界観を生み出してた
作品全体を通して一貫した「独自の作風」がなくては、テーマだけ適当に選んでそれっぽくやっても片手落ちだと思うよ 突飛な設定を望んでるわけじゃないしな
その作者特有の面白さみたいなものが望まれてる
プロがそれ持ってるかはさておき 作家性ってやつなー
やっぱ10万字以上付き合うには、それなりに独自の面白さがないとな
複数ヒット飛ばしてる人にはある程度そういうのあると思う 文体でも設定でもキャラでも展開でもいいから
自分にしか出せないモノを出せってことだろ
ありきたりなものなら既存の作家で足りる、新しい人に受注するなら独自のものがないと
特に作家を見る電撃はその傾向にある 作家性ってプロ作家がたどり着いた境地って感じがする
新人が作家らしさなんてあるか?
もちろん面白さは大事だが >>文体でも設定でもキャラでも展開でもいいから
いや全部でしょう、作品の世界観を確立するのにどれか一つだけで他が普通だったら浮いちゃうし
>>747もそうだけど、描写や設定を枝葉末節と切り捨てていいわけがない
電撃大賞の「それだけでよかったんです」も「86」も文章から構成から設定から、全部であふれんばかりに作者の個性が出てた
何か一つ個性を出せば、あとは手を抜いていいなんてそれこそリスキーでしょ
作品の要素10のうち1が個性的で9が普通の人と9が個性的な人、どっちが目を惹くかなんて自明の理だ
「作品を一捻りしろ」って言われたのに「(作品の一部分でしかない)設定や文章だけを一捻りして終える」っていうのは労を惜しんでいるだけなのでは >>751
ありきたりなものなら既存の作家で足りるってよく目にするけど、それこそないだろ
既存の作家は自分の作品を書くだろ
それと独自性=面白いではない
電撃は例外と言ってるが、86や今回の大賞二作品はそんな感じではないけど なろう系を見ていると
独自性とか個性なんか要らなくね? って思えてきた 単発で良ければある程度はね
なろう勢も他と差別化図ろうと必死になってるとは思うが >>755
オルガとコラボされたいならそういう方向性でもいいんじゃないか
俺は嫌だけど >>752
なあ、ひょっとしてプロになってからプロ意識を持てばいいと思っているんじゃないか? >>754
俺は担当ついた時に打ち合わせで、売れ線書こうとしたら真っ先に反対、というか軽く拒絶されたな
王道とか流行り物書くと目立たなくて難しいってのもあるんだろうけど
作家としてやってくなら書きたいもの書いて本にする、君の書きたいものが読みたい。売れ線はベテランに任せて、もっと挑戦してこうよって言われてな
なんかじーんって涙腺緩んだよね
俺はこの人のために頑張ろうって思えたよ
その後、言葉通りに何度も挑戦して
全部ボツられて今では担当と冷戦状態だ
殺意しかない >>731
ロードスはともかく、スレイヤーズは、当時、一捻りしてあったから受賞したんだよ
一巻の解説を読めばわかる。いまでこそ、ああいうのが王道になってるけど、あの頃は違ったから >>759
へえ羨ましいな
こっちは逆に売れ線書くように強要されたけどな
口では「自分の個性を大事にしてね」って言ってたけど、いやアンタが書かせようとしてるの萌えのテンプレ作品だから!
配られたカード内で個性だそうとしたら反対してきたのはアンタだろー(泣)! >>761
変わらんよ
こっちもオリジナリティと言われても結局はテンプレに一抹のエッセンスふりかけてくれ、程度のもんだわ
プロット戻されるたびに、あーテンプレのありきたりな感じの欲しいのねって意見ばかり
ヒロイン造形すらも王道から外れるとすぐ御達しが来るしな
オリジナリティって哲学だよな…… >>759
そりゃあ、そうでしょ
売るない作品を作れない人は見向きもされない
いくらでも代わりはいるからな >>763
そこはどうでもよくて
ありきたり(メジャーなモノ、なろう系)とか流行り追ったモノを出版社が嫌ってるって話もあったんだぜって言いたかったんだ・・・ >>759
オチにワロタ
結局商業作品な以上売れてなんぼなんだし売れ線書くべきだよね >>767
まあレーベルにもよると思うけど
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