しかし、あれだよな。
近代化のなかで西洋からノベルという概念が輸入され、小説と名付けられた。
それまでの勧善懲悪ものや人情ものなど、「物語」と明確に区別しようと、先人たちの模索が歴史としてある。
そんな風に考えると、「小説」は再び「物語」に帰っていったんだろうか。